新蒲原駅
新蒲原駅 | |
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駅舎(2022年7月) | |
しんかんばら Shin-Kambara | |
◄CA09 富士川 (2.8 km) (2.4 km) 蒲原 CA11► | |
所在地 | 静岡市清水区蒲原942 |
駅番号 | CA 10 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 152.5 km(東京起点) |
電報略号 | シカ |
駅構造 | 高架駅(盛土上) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,103人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)10月1日 |
備考 |
新蒲原駅(しんかんばらえき)は、静岡県静岡市清水区蒲原にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅。静岡市最東端の駅である。駅番号はCA10。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
[編集]この付近の沿線開発が進んだ事によって設けられたが、東海道五十三次15番目の宿場である蒲原宿があったのはもともとこの付近であり、蒲原町内では人口がはじめから多い場所であった。結果、駅が設けられると隣の蒲原駅の乗降客数を凌ぐようになり、現在に至るまでそれは続いている。現在は、静岡市の東の玄関口の駅である。 上記の経緯から、蒲原駅に停車していた急行の一部は1980年代前半より当駅と蒲原駅との選択停車に変更されていたが、1996年3月のダイヤ改正により東海道区間を走る急行の廃止に伴い現在は再び普通列車のみの停車駅となっている。
年表
[編集]- 1968年(昭和43年)10月1日:国鉄東海道本線の岩淵(現・富士川) - 蒲原間に新設開業。旅客営業のみの旅客駅。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月1日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2017年(平成29年)3月18日:エレベーターの供用を開始[1]。
- 2025年(令和7年)6月ごろ:お客様サポートサービスを導入し、無人化(予定)[2]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。ホームは築堤上にあり、ホーム東端の地上部にコンクリート造り平屋建ての駅舎が建つ。なお、当駅のホームは有効長が15両と、周辺の駅と比べても長い。
JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、富士川駅が当駅を管理している。駅舎内にはJR全線きっぷうりば・自動券売機が設置されている。早朝・夜間は無人となる。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 東海道本線 | 下り | 静岡・浜松方面[注釈 1] |
2 | 上り | 沼津・熱海方面[注釈 1] |
(出典:JR東海:駅構内図)
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改札口(2022年7月)
-
ホーム(2022年3月)
利用状況
[編集]「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は1,103人である[* 1]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)2,719 | [* 2] |
1994年(平成 | 6年)2,492 | [* 3] |
1995年(平成 | 7年)2,410 | [* 4] |
1996年(平成 | 8年)2,427 | [* 5] |
1997年(平成 | 9年)2,313 | [* 6] |
1998年(平成10年) | 2,257 | [* 7] |
1999年(平成11年) | 2,208 | [* 8] |
2000年(平成12年) | 2,260 | [* 9] |
2001年(平成13年) | 2,289 | [* 10] |
2002年(平成14年) | 2,269 | [* 11] |
2003年(平成15年) | 2,085 | [* 12] |
2004年(平成16年) | 2,048 | [* 13] |
2005年(平成17年) | 1,987 | [* 14] |
2006年(平成18年) | 1,981 | [* 15] |
2007年(平成19年) | 1,896 | [* 16] |
2008年(平成20年) | 1,888 | [* 17] |
2009年(平成21年) | 1,781 | [* 18] |
2010年(平成22年) | 1,769 | [* 19] |
2011年(平成23年) | 1,687 | [* 20] |
2012年(平成24年) | 1,705 | [* 21] |
2013年(平成25年) | 1,557 | [* 22] |
2014年(平成26年) | 1,480 | [* 23] |
2015年(平成27年) | 1,511 | [* 24] |
2016年(平成28年) | 1,503 | [* 25] |
2017年(平成29年) | 1,511 | [* 26] |
2018年(平成30年) | 1,464 | [* 27] |
2019年(令和元年) | 1,424 | [* 28] |
2020年(令和 | 2年)1,166 | [* 1] |
2021年(令和 | 3年)1,103 |
駅周辺
[編集]整備された駅前広場には『東海道五十三次』のタイルなどが敷かれている。駅前広場には漁船の展示がある[注釈 2]。蒲原駅よりも蒲原の中心部に近い。
バス路線
[編集]「新蒲原駅」停留所にて、静岡市のコミュニティバス(運行は信興バスが委託)が発着する。
- 由比・蒲原病院線:由比駅 / 蒲原病院
2019年9月までは、蒲原病院から先、富士川駅、富士駅方面の富士急静岡バスの路線が運行されていた。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『東海道本線 新蒲原駅 エレベーター等の供用開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2017年3月10日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ 『【社長会見】東海道本線(沼津駅~興津駅間)へのお客様サポートサービスの導入について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2024年6月25日。オリジナルの2024年6月25日時点におけるアーカイブ 。2024年6月25日閲覧。
利用状況
[編集]- 静岡県統計年鑑
- ^ a b “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2018(平成30年). 静岡県 (2020年3月17日). 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月19日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2019(令和元年). 静岡県 (2021年3月23日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。