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日本メジフィジックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本メジフィジックス株式会社
Nihon Medi-Physics Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
136-0075
東京都江東区新砂3丁目4番10号
設立 1973年3月20日
業種 医薬品
法人番号 1010601035335 ウィキデータを編集
事業内容 放射性医薬品、診断薬等の開発・製造・販売
代表者 冨ケ原 祥隆(代表取締役社長)
資本金 31億4578万円
売上高 281億8,100万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 32億8,900万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 32億3,900万円
(2024年3月期)[1]
純利益 20億7,600万円
(2024年3月期)[1]
純資産 300億8,700万円
(2024年3月期)[1]
総資産 445億4,200万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 818名(2022年3月現在)
主要株主 住友化学GEヘルスケア(各50%)
外部リンク https://www.nmp.co.jp/
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日本メジフィジックス株式会社(にほんメジフィジックス、: Nihon Medi-Physics Co.,Ltd.)は、住友化学GEヘルスケア折半出資による製薬会社。

日本国内での放射性医薬品の大手メーカーで[2]東京都江東区に本社を置く。

主な製品

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日本の民間企業としては初めてサイクロトロンを自社所有し[3]核医学画像診断ポジトロン断層法(PET診断)、放射線療法に用いられる放射性医薬品の研究・開発や製造、販売を行う。

2005年(平成17年)にポジトロン断層法(PET診断)用の薬剤を国内で初めて販売した[2]

2010年11月には、ドイツのHeyl社が製造する放射性セシウム体内除去剤「ラディオガルダーゼ」の日本における販売承認を取得[4]2011年東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受け、Heyl社より緊急輸入した同剤を被災地に無償で提供する[5]。 また同薬は2012年にタリウム中毒への使用の適応が追加された

沿革

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  • 1973年昭和48年)3月 - アメリカのメジフィジックス社、住友化学工業(現住友化学)、住友商事の合弁により会社設立。
  • 1974年(昭和49年)5月 - 宝塚工場竣工。
  • 1975年(昭和50年)3月 - メジフィジックス社が資本撤退、代わって日本ロシュが資本参加。
  • 1983年(昭和58年)10月 - 千葉工場竣工。
  • 1990年平成2年)7月 - 兵庫工場竣工。
  • 1991年(平成3年)10月 - 創薬研究所竣工。
  • 1994年(平成6年)3月 - 日本ロシュが資本撤退、同年12月にイギリスのアマシャム社が資本参加。
  • 1996年(平成8年)10月 - 住友商事が資本撤退。
  • 2004年(平成16年)4月 - GEグループがアマシャムを買収した事により、住友化学とGEヘルスケアの2社の出資となる。
  • 2005年(平成17年) - ポジトロン断層法(PET診断)用の薬剤を国内で初めて販売[2]

主な事業所

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不祥事

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 日本メジフィジックス株式会社 第53期決算公告
  2. ^ a b c d e 矢島大輔 (2018年6月14日). “がん検査薬大手に立ち入り 新規参入妨害の疑い 公取委”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 34面 
  3. ^ 日本メジフィジックス 当社の日本初
  4. ^ 放射性セシウム体内除去剤「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」承認取得のお知らせ”. 日本メジフィジックスプレスリリース (2010年11月4日). 2011年6月5日閲覧。※医療関係者専用サイト
  5. ^ 日本メジフィジックス、放射性セシウム体内除去剤を無償提供”. 日刊薬業 (2011年3月14日). 2011年6月5日閲覧。

外部リンク

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