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杉原一雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

杉原 一雄(すぎはら かずお、1909年明治42年)8月26日[1][2] - 1985年昭和60年)3月3日[1][2][3])は、昭和期の労働運動家、教育者、政治家参議院議員(1期)。

経歴

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富山県で生まれる[1][2][3]。1929年(昭和4年)富山師範学校を卒業した[1][3]

富山県下の小学校中学校で教員を務めた[3]。その後、富山県教職員組合執行委員長、同県労働組合協議会議長、富山県労働金庫(現北陸労働金庫)理事長、同県労働者福祉事業協会理事長などを務めた[1][2][3]

1949年(昭和24年)1月の第24回衆議院議員総選挙富山県第2区から日本社会党公認で出馬して落選[4]。1959年(昭和34年)6月の第5回参議院議員通常選挙富山県地方区から出馬して落選[5]。以後、第6回第7回通常選挙に出馬したがいずれも落選[5]。1968年(昭和43年)7月の第8回通常選挙に出馬して当選し[1][2][5]、参議院議員を1期務めた[1][2][3]。この間、社会党富山県本部執行委員長などを務めた[2][3]。その後、第10回第11回通常選挙に立候補したがいずれも落選した[5]

1979年(昭和54年)秋の叙勲で勲三等旭日中綬章受章[6]

1985年、社会党富山県本部顧問となった[1][2]。同年3月3日死去、75歳。死没日をもって正五位に叙される[7]

著作

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  • 『日本海を平和な海に:国会と郷土を結んだ杉原一雄国会報告記』現代政治経済研究会、1974年。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『新訂 政治家人名事典』319頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』325頁。
  3. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』332頁。
  4. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』177頁。
  5. ^ a b c d 『国政選挙総覧 1947-2016』455頁。
  6. ^ 『官報』第15840号5頁 昭和54年11月6日号
  7. ^ 『官報』第17426号11-12頁 昭和60年3月13日号

参考文献

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  • 日外アソシエーツ編『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』日外アソシエーツ、1988年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。