東浪見駅
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東浪見駅 | |
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駅舎(2022年7月) | |
とらみ Torami | |
◄上総一ノ宮 (3.2 km) (3.1 km) 太東► | |
所在地 | 千葉県長生郡一宮町東浪見 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 46.2 km(千葉起点) |
電報略号 | トラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
81人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)12月15日[1] |
備考 | 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有) |
東浪見駅(とらみえき)は、千葉県長生郡一宮町東浪見にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
上総一ノ宮駅 - 当駅間は単線区間、当駅 - 長者町駅間は複線区間となる。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)12月15日:鉄道省の駅として開設[1]。旅客・貨物取扱[3]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1969年(昭和44年)12月20日:手荷物扱い廃止、小荷物扱いを到着小荷物(新聞紙及び雑誌)に変更[3]。
- 1972年(昭和47年)7月1日:到着小荷物扱い廃止[4]。無人駅化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[6]。東京近郊区間に組込まれる[6]。
- 2006年(平成18年):駅舎新築工事開始。旧駅舎が解体される。
- 2007年(平成19年)2月1日:駅舎新築工事終了。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。
茂原統括センター(茂原駅)管理の無人駅で、上総一ノ宮駅等から駅係員が出張で来ることがある。簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。かつて駅舎は貨車を改造したものであったが、2007年(平成19年)に改築された。
下り線ホームの安房鴨川寄りには「まむし注意」の看板もある(ホームは鬱蒼とした小山の麓にある)。
2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。
駅近くに駐車場はない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■外房線 | 下り | 大原・勝浦・安房鴨川方面 |
2 | 上り | 茂原・千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは11両編成までに対応する。
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改札口(2022年2月)
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待合所(2022年2月)
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駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員は81人である。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)150 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)144 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)144 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)146 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)143 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)153 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)150 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)131 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 128 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 127 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 125 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 124 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 115 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 91 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 90 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 89 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 81 | [* 17] |
駅周辺
[編集]駅前には住宅が点在し、国道128号(外房黒潮ライン)を越えると田園地帯が広がる。駅出入口の反対側は一の宮カントリー倶楽部があり、千葉県立九十九里自然公園の区域となる。釣ヶ崎海岸など近隣の海岸にいくつかあるサーフィンポイントでは、世界大会も行われている。千葉県道30号飯岡一宮線(九十九里ビーチライン)沿いにはサーフショップやカフェが点在する[7]。
- 一宮町立東浪見小学校
- 軍荼利山
- 軍荼利山植物群落
- 釣ヶ崎海岸
- 東浪見海岸 - 太平洋に面した海水浴場
- 一宮町憩いの森
- 雨竜湖(雨竜ダム)
- 農産物直売所なのはな東浪見店
- 味の里直売所
- 一の宮カントリー倶楽部
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ “無人駅に「名誉駅長」OBが美化活動など展開 JR千葉支社”. 千葉日報. (2012年4月14日). オリジナルの2020年10月25日時点におけるアーカイブ。 2020年10月25日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、615頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第124号”. 官報. (1972年7月1日)
- ^ “通報 ●房総東線東浪見駅及び房総西線九重駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 9. (1972年7月1日)
- ^ a b 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2019年7月29日閲覧。
- ^ “サーフタウン一宮町”. 一宮町. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
利用状況
[編集]- 千葉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(東浪見駅):JR東日本