松崎キミ代
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松崎 キミ代 |
『世界の選手に見る卓球の戦術・技術』(1967年)より
獲得メダル |
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松崎 キミ代(まつざき きみよ、1938年6月18日- )は、香川県三豊郡高瀬町(現三豊市)出身の元卓球選手。現姓・栗本。専修大学卒業。戦型はペン表ソフト前陣速攻型。日本卓球界の黄金時代を代表する女子選手のひとりであり、1997年にはその功績をたたえられ世界卓球殿堂入りを果たした。
略歴
[編集]酒屋の6人姉妹の長女[1]。憧れの卓球選手は江口冨士枝[2]。
小学校5年の時に卓球を始めた。1959年に行われた世界卓球選手権大会の女子シングルスで優勝、その後1963年の大会でも優勝し世界チャンピオンとなった。1961年の世界選手権の際に、周恩来からマオタイ酒をプレゼントされた[3]。2020年、渋谷区名誉区民に顕彰された[4]。
主な戦績
[編集]- 1959年 世界卓球選手権大会(ドルトムント)シングルス優勝、ダブルス2位、混合ダブルス2位、女子団体優勝
- 1961年 世界卓球選手権大会(北京)シングルスベスト4、ダブルスベスト8、混合ダブルス(荻村伊智朗とのペア)優勝、女子団体優勝
- 1963年 世界卓球選手権大会(プラハ)シングルス優勝、ダブルス優勝、団体優勝
発言
[編集]2010年4月17日の渋谷区体育協会のジュニア育成事業の合同開講式で『一番大事なのは気持の持ち方だ。すなおに、集中力をたかめ、一生懸命になることだ。』『長続きをするためには目標をもつことが大切です。』と述べた[6]。
脚注
[編集]- ^ “私の卓球人生、そして、中国との絆~松崎きみ代さん(上)”. 中国国際放送局 (2017年10月3日). 2017年10月3日閲覧。
- ^ “憧れの卓球選手 松崎キミ代”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2018年7月20日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “日本の元卓球選手、周恩来首相にもらった酒を中国側に返還”. サーチナ (2013年5月17日). 2013年5月29日閲覧。
- ^ “渋谷区名誉区民”. 渋谷区. 2022年7月13日閲覧。
- ^ 全日本卓球選手権大会一般の部 Archived 2011年6月20日, at the Wayback Machine.
- ^ “お元気ですか区長です 2010年5月1日号”. 渋谷区 (2010年5月1日). 2011年1月23日閲覧。 Archived 2013年4月12日, at the Wayback Machine.
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 松崎キミ代選手のラケット
- 松崎キミ代 ITTFデータベース