田勢美貴江
田㔟 美貴江 |
獲得メダル |
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田㔟 美貴江(たせい みきえ、旧姓は高橋 1980年1月17日- )は、福島県二本松市出身の卓球選手。福島県立安達高等学校卒業後、淑徳短期大学を経て、淑徳大学に進学[1]、大学卒業後、淑徳短期大学職員を経て2003年4月より十六銀行卓球部に所属している[2]。
2001年には北京ユニバーシアードに出場しシングルスでは張怡寧に敗れた[3]。2002年5月には梅村礼に次いでバタフライとアドバイサリー契約を結ぶ2人目の日本人女子選手となった[4]。釜山で開かれた2002年アジア競技大会[3]、2003年パリで行われた第47回世界卓球選手権個人戦ではシングルス2回戦でハンガリーのトートに敗れたが[5]梅村礼と組んだダブルスは準々決勝で王楠、張怡寧に敗れたもののベスト8入りした[6]。
2006年には日本卓球リーグ実業団連盟(JTTL)からスーパーゴールデンラケット賞を受賞した[7]。
2007年4月28日に同じ卓球選手である田勢邦史と東武ホテルレバント東京で結婚した[8]。交際のきっかけは2001年に中国に遠征した大会で美貴江と同室だった福原愛が熟睡して部屋の鍵をかけてしまったため邦史らとトランプをして夜を過ごしたことである[9]。
第50回世界卓球選手権個人戦の2次選考会で代表入りが内定し[10]、本大会では女子シングルスと混合ダブルス(夫の田勢邦史とのペア)で出場し、シングルスでは1回戦でコンゴ共和国のハン・シン[11]、2回戦で格上のポーランドのリー・チェンを破ったが3回戦で劉詩雯に敗れた[12]。また混合ダブルスでは1回戦でベラルーシペアを破ると[9][13][14]2回戦でもイタリアのボボチーカ・ステファノバ組を破った[15]。3回戦でクリスティアン・ズース、シャール組に敗れた[16]。
主な成績
[編集]- 全日本卓球選手権 - 女子ダブルス優勝[17](平成17年度)、混合ダブルス優勝(平成19年度[18]、20年度[19][20])
- 全日本社会人卓球選手権 - 女子シングルス優勝(平成19年度)
- 東京卓球選手権大会 - 女子シングルス優勝(2005年[21]、2008年[22])
- ITTFプロツアー - スウェーデンオープン女子シングルス3位(2001年)
脚注
[編集]- ^ 高橋美貴江・関東学生リーグ戦・全記録 関東学生卓球連盟
- ^ ドリームチャレンジ・カップ 日本卓球 2003年3月
- ^ a b 高橋美貴江対戦データ 日本卓球協会
- ^ ~日本人女子二人目のアドバイザリースタッフに~ バタフライ 2002年5月30日
- ^ 大会速報3日目 ニッタク
- ^ 大会速報4日目 ニッタク
- ^ 谷口祐二(シチズン時計)、田勢美貴江(十六銀行)がスーパーゴールデンラケット賞を受賞 JTTL 2006年11月21日
- ^ 田勢邦史選手と高橋美貴江選手ご結婚!! 唐橋卓球 2007年5月1日
- ^ a b 卓球:世界選手権 田勢組、2回戦へ--混合ダブルス 毎日新聞 2009年4月30日
- ^ 世界卓球2009横浜 女子日本代表2次選考会 世界卓球2009横浜 女子日本代表2次選考会 バタフライ 2008年12月27日
- ^ 福岡春菜、田勢美貴江も女子単1回戦を突破 ミズノ 2009年4月30日
- ^ 田勢美貴江、中国の若手・劉に完敗 ミズノ
- ^ 田勢夫妻、固い絆を武器にメダルを狙う! 卓球世界選手権 第2日 スポーツナビ 2009年4月30日
- ^ 田勢夫婦顔赤らめ2回戦進出/世界卓球 日刊スポーツ 2009年4月29日
- ^ 田勢夫婦が接戦制し3回戦へ/世界卓球 日刊スポーツ 2009年5月1日
- ^ 【世界卓球・4日目】混合ダブルス3回戦、同士討ちは水谷/平野が勝利! 卓球王国 2009年5月1日
- ^ 天皇杯・皇后杯 平成17年度全日本卓球選手権大会結果速報
- ^ 天皇杯・皇后杯 平成19年度全日本卓球選手権大会結果速報
- ^ 天皇杯・皇后杯 平成20年度全日本卓球選手権大会結果速報
- ^ 【卓球】昨日のトピックス:揺るがない強さを見せた田勢/田勢ペア 卓球王国 2009年1月17日
- ^ 女子シングルスは高橋美貴江が初優勝!!
- ^ 東京選手権 張一博と田勢美貴江が優勝 バタフライ 2008年3月17日