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村山駅 (山形県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
楯岡駅から転送)
村山駅[* 1]
東口(2024年3月)
むらやま
Murayama
地図
所在地 山形県村山市楯岡新町1丁目[1]
北緯38度28分37.5秒 東経140度23分10.7秒 / 北緯38.477083度 東経140.386306度 / 38.477083; 140.386306座標: 北緯38度28分37.5秒 東経140度23分10.7秒 / 北緯38.477083度 東経140.386306度 / 38.477083; 140.386306
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ムラ←タオ←タヲ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
730人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1901年明治34年)8月23日[1][2]
乗入路線 2 路線
所属路線 山形新幹線
キロ程 113.5 km(福島起点)
東京から386.3 km
(13.4 km) 大石田
所属路線 奥羽本線山形線
キロ程 113.5 km(福島起点)
東根 (2.9 km)
(8.0 km) 袖崎
備考
  1. ^ 1999年(平成11年)に楯岡駅から改称[報道 1]
テンプレートを表示
西口(2024年3月)

村山駅(むらやまえき)は、山形県村山市楯岡新町1丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線山形線)の

山形新幹線の停車駅である。

歴史

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駅名について

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この駅は旧楯岡町の中心部にあり楯岡と命名された。1954年昭和29年)の村山市が誕生後も駅名はそのままであったが、山形新幹線新庄延伸にあわせ、自治体側の要望によって、市名と同じ駅名に改称された[報道 1][報道 2]

駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅である。橋上駅舎を持つ。橋上駅舎は山形新幹線の開業にあわせて建て替えられたもので、内部には改札が1か所あり、出口は東口と西口がある。

改築前は木造の比較的大きな地上駅舎をもっていたが、東側にしか出口がなかった。駅舎を新築する際に東西に出口を設けることとなり、橋上駅舎となった。東口駐車場南側にあった村山警察署駅前交番が、2006年(平成18年)に駅舎東口の1階へ移転した。

以前は駅長助役配置の管理駅で、袖崎駅を管理していたほか、国内旅行商品を取り扱う「びゅう旅センター」が設置されていた。現在は山形駅管理のJR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅になっている。駅舎内部にはみどりの窓口自動券売機、山形新幹線用のSuicaえきねっとQチケ改札機および山形線用の簡易Suica改札機が設置されている。なお、えきねっとQチケを利用する場合は、山形新幹線では改札機にQRコードをかざす一方、山形線では改札窓口にいる係員へQRコードを提示する必要がある[1]。このほか、各ホームと東口・西口に合計4基のエレベーターが設けられている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 山形線 上り さくらんぼ東根天童南出羽羽前千歳山形方面[7] 当駅始発は3番線
2 山形新幹線 上り 山形・福島東京方面[7]  
下り 新庄方面[7]  
山形線 上り さくらんぼ東根・天童・南出羽・羽前千歳・山形方面[7] 一部列車
下り 大石田・新庄方面[7]  
3 山形新幹線 下り 新庄方面[7] 一部列車
山形線 下り 大石田・新庄方面[7]  
  • 2番線を本線とする一線スルー構造であり、1番線(上り1番線)は新庄方からの上り列車の発着のみ可能、2番線・3番線(下り1番線)は上下列車の発着・折返しが可能である。かつては山形駅からの最終電車が日付を跨いで当駅まで(旅客扱い終了後は回送)乗り入れていたが、のちに天童までに区間短縮されて消滅した。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員730人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     1,373 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     1,425 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     1,483 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     1,432 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     1,409 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     1,336 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     1,292 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     1,240 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     1,201 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     1,187 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     1,208 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     1,205 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 246 960 1,207 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 243 1,047 1,290 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 248 1,024 1,273 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 245 1,061 1,306 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 231 785 1,017 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 226 808 1,034 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 223 784 1,008 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 208 725 934 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 96 612 708 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 105 627 733 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 137 586 724 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 164 565 730 [利用客数 1]

駅周辺

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当駅は村山市街の南西部にある。駅付近には銀行や大規模な商店など一通りのものがそろっている。

バス路線

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西口ロータリーに村山駅バス停が、東口に村山駅前バス停が設置されており、以下の路線バス高速バスが運行されている。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
山形新幹線
さくらんぼ東根駅 - 村山駅 - 大石田駅
山形線(奥羽本線)
東根駅 - 村山駅 - *(金谷信号場) - 袖崎駅
*打消線は廃止信号場

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 2022年(令和4年)3月12日以降は、福島駅 - 新庄駅間で、特定特急券扱いを使って空いている普通車指定席を利用する場合に限る[報道 4][報道 5]

出典

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(村山駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、530-531頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 逓信省告示第三百三十四号. 官報. 1901年08月21日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 逓信省告示第409号. 官報. 1901年10月18日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 「鉄道院告示第五十四号」官報. 1909年10月12日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-121-X 
  7. ^ a b c d e f g JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(村山駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月17日閲覧。
  8. ^ 村山駅営業所マップ”. 駅レンタカー. 2023年4月24日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ a b c 山形新幹線「つばさ」の新庄開業等について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年7月30日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201113023405/https://www.jreast.co.jp/press/1999_1/19990801/index.html2020年11月13日閲覧 
  2. ^ a b 奥羽線「新駅設置」及び「駅名改称」について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年1月29日。オリジナルの2015年4月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150430120441/http://www.jreast.co.jp/press/1998_2/19990109/index.html2018年3月13日閲覧 
  3. ^ 「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道/北海道旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年2月4日。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200226110513/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200204_ho01.pdf2020年5月25日閲覧 
  4. ^ 山形新幹線の全車指定席化と山形・秋田新幹線の特急料金の改定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道秋田支社、2021年11月16日。オリジナルの2021年11月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211116050121/https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20211116_s01.pdf2024年7月31日閲覧 
  5. ^ 2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年12月17日。オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211217050228/https://www.jreast.co.jp/press/2021/20211217_ho01.pdf2021年12月17日閲覧 
  6. ^ タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201113025314/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho01.pdf2020年11月13日閲覧 
  7. ^ 山形県のSuica利用がますます便利になります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東北本部、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231215111902/https://www.jreast.co.jp/press/2023/sendai/20231215_s03.pdf2023年12月15日閲覧 
  8. ^ 山形県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年7月22日。オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220722082230/https://www.jreast.co.jp/press/2022/sendai/20220722_s01.pdf2022年7月22日閲覧 
  9. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年7月31日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 読売新聞 (読売新聞社). (1936年4月18日) 
  2. ^ 読売新聞 (読売新聞社). (1962年4月8日) 

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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