飛鳥駅
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(橘寺駅から転送)
飛鳥駅* | |
---|---|
駅舎 | |
あすか Asuka | |
◄F43 岡寺 (1.1 km) (1.7 km) 壺阪山 F45► | |
所在地 | 奈良県高市郡明日香村越560 |
駅番号 | F44 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | F 吉野線 |
キロ程 |
2.2km(橿原神宮前起点) 大阪阿部野橋から41.9 km |
電報略号 | アスカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,121人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)3月31日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] |
* 1970年に橘寺駅から改称 |
飛鳥駅(あすかえき)は、奈良県高市郡明日香村越にある、近畿日本鉄道(近鉄)吉野線の駅。駅番号はF44。
2022年現在、当駅は奈良県内ならびに大手私鉄の駅で唯一村にある駅である。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道と参宮急行電鉄の合併により、新発足した関西急行鉄道の駅となる[2]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道吉野線の駅となる[2]。
- 1962年(昭和37年)8月:行違い設備廃止。
- 1970年(昭和45年)8月1日:飛鳥駅に駅名変更[3]。
- 1973年(昭和48年)4月1日:ホーム移設。
- 1990年(平成2年)3月15日:近鉄特急の停車駅に昇格(壺阪山駅も同時に特急停車駅となる)。
- 1996年(平成8年)3月17日:行違い設備復活。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[4]。
- 2010年(平成22年)3月:自動改札機導入。
- 2021年(令和3年)1月6日:無人駅化[5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線の行違可能な地上駅。駅舎は下り(東)側にあり、上りホームとは地下道で連絡しており、地下道へはエレベーターも整備されている。
1962年(昭和37年)に行き違い設備が廃止されたが、1996年(平成8年)に復活。単線時代は線路の両側にホームがあった(西側のホームは立ち入りできず、花壇として使用)。
橿原神宮前駅管理の無人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。なお、特急券は自動券売機にて購入可能であるが[6]、定期券の購入は不可能となっている[7][8]。
16600系特急用車両と26000系特急用車両「さくらライナー」における到着前の車内放送チャイムは、アイルランド民謡の「春の日の花と輝く」。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | F 吉野線 | 下り | 吉野方面[9] |
2 | 上り | 大阪阿部野橋方面[9] |
利用状況
[編集]飛鳥駅の利用状況の変遷は下表の通り。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[10]。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | ||||
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通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 11月16日 | 1,531 | ||||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 11月8日 | 2,984 | ||||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 11月6日 | 3,990 | ||||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 11月12日 | 2,132 | ||||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 11月11日 | 2,731 | ||||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 11月10日 | 3,552 | ||||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 11月8日 | 4,125 | ||||
1989年(平成元年) | ←←←← | 11月14日 | 3,199 | ||||
1990年(平成2年) | ←←←← | 11月6日 | 5,229 | ||||
1991年(平成3年) | ←←←← | ||||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 11月10日 | 4,465 | ||||
1993年(平成5年) | ←←←← | ||||||
1994年(平成6年) | ←←←← | ||||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 12月5日 | 2,358 | ||||
1996年(平成8年) | ←←←← | ||||||
1997年(平成9年) | ←←←← | ||||||
1998年(平成10年) | ←←←← | ||||||
1999年(平成11年) | ←←←← | ||||||
2000年(平成12年) | ←←←← | ||||||
2001年(平成13年) | ←←←← | ||||||
2002年(平成14年) | ←←←← | ||||||
2003年(平成15年) | ←←←← | ||||||
2004年(平成16年) | ←←←← | ||||||
2005年(平成17年) | 346,020 | ←←←← | 134,864 | 480,884 | 11月8日 | 2,549 | |
2006年(平成18年) | 354,150 | ←←←← | 142,448 | 496,598 | |||
2007年(平成19年) | 346,530 | ←←←← | 148,207 | 494,737 | |||
2008年(平成20年) | 341,550 | ←←←← | 152,065 | 493,615 | 11月18日 | 2,504 | |
2009年(平成21年) | 331,650 | ←←←← | 145,715 | 477,365 | |||
2010年(平成22年) | 313,710 | ←←←← | 164,655 | 478,365 | 11月9日 | 2,391 | |
2011年(平成23年) | 307,470 | ←←←← | 138,143 | 445,613 | |||
2012年(平成24年) | 299,220 | ←←←← | 136,867 | 436,087 | 11月13日 | 2,150 | |
2013年(平成25年) | 307,140 | ←←←← | 136,248 | 443,388 | |||
2014年(平成26年) | 296,640 | ←←←← | 134,010 | 436,050 | |||
2015年(平成27年) | 291,660 | ←←←← | 136,700 | 428,360 | 11月10日 | 2,363 | |
2016年(平成28年) | 290,130 | ←←←← | 135,617 | 425,747 | |||
2017年(平成29年) | 292,860 | ←←←← | 134,201 | 427,061 | |||
2018年(平成30年) | 294,780 | ←←←← | 125,332 | 420,112 | 11月13日 | 2,112 | |
2019年(令和元年) | 285,660 | ←←←← | 124,660 | 410,320 | |||
2020年(令和2年) | ←←←← | ||||||
2021年(令和3年) | ←←←← | 11月9日 | 1,798 | ||||
2022年(平成4年) | ←←←← | 11月8日 | 1,939 | ||||
2023年(平成5年) | ←←←← | 11月7日 | 2,088 |
駅周辺
[編集]- タクシー乗り場(橿原タクシー用)
- 橿原警察署越駐在所
- 明日香平田郵便局
- 明日香総合案内所「あすかびとの館」【南都銀行ATM設置】
- 明日香レンタサイクル飛鳥駅前営業所
- レンタサイクル万葉
- 古都レンタサイクル
- 高松塚古墳(特別史跡)
- 鬼の爼・鬼の雪隠
- 野口王墓(天武天皇・持統天皇陵)
- 石舞台古墳(特別史跡)
- 梅山古墳(欽明天皇陵)
- 岩屋山古墳(国史跡)
- 飛鳥地区へハイキングコースの南の起点。
- 奈良県立高取国際高等学校
- 道の駅飛鳥
- 橘寺
バス路線
[編集]すべて奈良交通により運行されている。詳細は、奈良交通葛城営業所を参考にされたい。
- 駅前乗り場
- [15]明日香周遊バス(赤かめ):檜前行
- [16]明日香周遊バス(赤かめ):橿原神宮駅東口行
- [23]明日香周遊バス(赤かめ):橿原神宮駅東口行
- 明日香循環バス(金かめ):健康福祉センター行
- 明日香循環バス(金かめ):稲渕行
- 国道169号線沿乗り場
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “近鉄吉野線の4駅無人化 来月6日から、他駅の係員が巡回”. 毎日新聞社 (2020年12月22日). 2020年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
- ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、27頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月5日閲覧。
- ^ “近鉄吉野線の4駅無人化 来月6日から、他駅の係員が巡回”. 毎日新聞社 (2020年12月22日). 2020年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
- ^ “特急券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
- ^ “定期券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|飛鳥”. 近畿日本鉄道. 2021年6月21日閲覧。
- ^ 奈良県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報|飛鳥 - 近畿日本鉄道