水戸刑務所
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水戸刑務所(みとけいむしょ)は、法務省矯正局の東京矯正管区に属する刑務所。2008年(平成20年)3月までは「水戸少年刑務所」であったが、収容分類級の変更に伴い現在の名称に変更された。
下部機関として水戸拘置支所、土浦拘置支所、下妻拘置支所の3ヶ所の支所を持つ。
所在地
[編集]- JR常磐線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線水戸駅から茨城交通バス[34]勝田営業所行きまたは[35]東海駅行きで「水戸工場前」下車すぐ
- 常磐線・ひたちなか海浜鉄道湊線勝田駅西口から茨城交通バス[17]水戸駅行きで「水戸工場前」下車すぐ、あるいはタクシーで10分。
- →詳細は「茨城交通勝田営業所 § 一般路線」を参照
収容分類級
[編集]- B級
1946年(昭和21年)に水戸少年刑務所と改称した後は、18歳未満の再犯者および暴力団員のみを収容。収容分類級制定にあたってYB級とされ26歳まで扱うようになったが、2008年に26歳以上の再犯者を扱うB級に変更された。なお、従来のYB級受刑者は関東地方では川越・松本の両少年刑務所に移送されている。
→「松本少年刑務所 § 収容分類級」、および「収容分類級 § 現行の処遇指標」も参照
収容定員
[編集]- 564人
沿革
[編集]- 1871年(明治4年) 旧水戸藩の徒刑場を引き継ぐ。
- 1880年(明治13年)2月 「茨城県監獄本署」と称する。
- 1882年(明治15年)3月 茨城県監獄本署が全焼。水戸市北三の丸支署に併合する。
- 1882年(明治15年)4月 水戸市北三の丸支署を監獄本署と改称する。
- 1890年(明治23年)9月 「茨城監獄」と改称する。
- 1903年(明治36年)4月 「水戸監獄」と改称する。
- 1922年(大正11年)10月 「水戸刑務所」と改称する。
- 1945年(昭和20年)5月 現在地に移転する。
- 1946年(昭和21年)8月 「水戸少年刑務所」と改称する。
- 1985年(昭和60年)4月 全体改築工事着工
- 1988年(昭和63年)3月 改築工事竣工
- 2008年(平成20年)4月 収容区分変更に伴い「水戸刑務所」と改称する。
組織
[編集]所長の下に2部1課を持つ3部制施設である。
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇担当、企画担当)
- 医務課
- 水戸・土浦・下妻の各拘置支所は所長直属
特記事項
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯36度24分25.8秒 東経140度30分30.4秒 / 北緯36.407167度 東経140.508444度