池田勇太
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Yuta IKEDA | |
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基本情報 | |
名前 | 池田 勇太 |
生年月日 | 1985年12月22日(38歳) |
身長 | 176 cm (5 ft 9 in) |
体重 | 76 kg (168 lb) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県千葉市若葉区 |
経歴 | |
プロ転向 | 2007年11月26日 |
成績 | |
優勝回数 | 日本ツアー:21回 |
初優勝 | 日本プロ(2009年) |
賞金ランク最高位 | 日本ツアー1位:(2016年)[1] |
2019年6月2日現在 |
池田 勇太(いけだ ゆうた、1985年12月22日 - )は、千葉県千葉市出身のプロゴルファー[2]。
経歴
[編集]- 6歳のときにゴルフを始め、千葉学芸高校時代に日本ジュニア、世界ジュニアゴルフ選手権で優勝。
アマチュア時代
[編集]プロ戦績
[編集]- 2008年 - 実質プロ1年目で賞金ランキング52位、初シードを獲得。
- 2009年 - 「日本プロゴルフ選手権大会」でツアー初勝利。同大会を初出場での優勝は第1回大会の宮本留吉を除いて日本人選手初。プロ転向後16戦目での今大会制覇は1985年以降で最短。賞金ランキング2位、日本ツアー4勝は最多勝。
- 2010年 - 日清食品と所属契約を締結。これにより池田は日清食品の所属選手として「日清のどん兵衛」ロゴ入りのウェアーやサンバイザーなどを着用してプレーすることになった[3](2017年まで[4])。
- 2010年 - アメリカ合衆国ジョージア州で行われたマスターズ・トーナメントに初出場。
- この大会の初日で4バーディー、2ボギーの70で回り、首位と4打差の17位と好発進した。初出場の日本人の初日成績としては、過去最少ストローク記録を樹立する。結果は、決勝ラウンドに残るもトータル292(+2)の29位。
- 2010年 - 賞金ランキング4位、日本ツアー4勝で2年連続最多勝。
- 2011年 - 賞金ランキング11位、日本ツアー1勝。
- 2012年 - 10月のキヤノンオープン優勝にて、最年少でのツアー通算10勝目を挙げる(記録:26歳9か月)。敬愛する尾崎将司(記録:27歳8か月)を塗り替えたが、同年11月に石川遼によって塗り替え(21歳1か月)られた。
- 2012年 - 賞金ランキング4位、日本ツアー1勝。
- 2013年 - 日本ゴルフツアー選手会の会長を歴代最年少で就任[5]。
- 2013年 - 賞金ランキング9位、日本ツアー1勝。
- 2014年
- 「日本オープンゴルフ選手権競技」優勝で日本タイトル2冠を達成。「日本プロ」と「日本オープン」を20代で制するのは1974年の尾崎将司以来6人目。
- 賞金ランキング7位、日本ツアー1勝。
- この年から全日本空輸(ANA)とスポンサー契約を結ぶ(2019年現在も継続中)[6]。
- 2015年 - 賞金ランキング3位、日本ツアー1勝。
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 日清食品との所属契約終了に伴い、この年からフリーとして活動[4]。
- 9月に行われたダイヤモンドカップゴルフで史上11人目のツアー通算20勝目を達成。中嶋、尾崎将に次ぐ男子ツアー史上3番目の最年少記録となった[12]。結局優勝はこれのみで、賞金ランキング5位[13]。
- 2019年 - 6月に行われたミズノオープンで優勝し[14]、全英オープンへの出場権を獲得。しかし9オーバー139位タイで予選落ち[15]。また日本国内ツアーもミズノオープンの1勝に終わり賞金ランキングも17位と不本意なシーズンとなったが[16]、尾崎将司の15年連続に次いで青木功、片山晋呉と並ぶ2番目に長い11年連続で優勝を記録。
- 2020年 - 選手としては初めて選手会事務局長に就任しコロナ禍の苦境打開、新規大会立ち上げなどに尽力したが、ツアー優勝はなく連続年優勝が途切れる。
- 2023年 - 14シーズンにわたって守り続けたシードを失い、年末に参加した最終予選会も途中棄権で終了。
- 2024年
- 2022年から悩まされた「顎偏位症」の痛みを発端にした故障の根治を目指し手術を3月に受ける。
- 2021年にプライベートゴルフをともにしたmuta JAPAN(渋谷区)の山北耕三社長との縁から同社が展開するゴルフアパレル「ムータマリンゴルフ」とウェア契約[17]。
優勝歴
[編集]日本ツアー(21)
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プレーオフ記録(4-2)
[編集]No. | 年 | 大会 | 対戦相手 | 内容 |
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1 | 2009年 | VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント | 今野康晴 | 1ホール目、両者パー。2ホール目、今野が4オン。池田が3オン1パットのバーディー。池田の優勝。 |
2 | 2012年 | TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙 | 呉阿順 | 日没によりピンまで45ヤードからのプレーオフとなった4ホール目、池田2オン1パット。呉1オン1パット。 呉の優勝[29]。 |
3 | 2013年 | マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント | S・K・ホ | プレーオフ1ホール目、ホが4オン。池田が2オン2パットのバーディー。池田の優勝。 |
4 | 2016年 | 本間ツアーワールドカップ | 宋永漢 | 日没により2日間に渡るプレーオフの通算9ホール目、池田が2メートルのバーディーパットを決め優勝[30]。 |
5 | 2016年 | 平和PGM選手権 | 谷原秀人 | プレーオフ2ホール目、谷原バーディー、池田パー。谷原の優勝[31]。 |
6 | 2017年 | ANAオープンゴルフトーナメント | 時松隆光 今平周吾 |
1ホール目にパーの今平が脱落。2ホール目、時松が2打目と3打目をミスしてボギー。 2打目をしっかりグリーンに乗せ、バーディーを奪った池田の優勝[32]。 |
その他
[編集]- 3歳時に見たテレビドラマ『あぶない刑事』で主演俳優の柴田恭兵の大ファンとなり、プロゴルファーとなってからも海外遠征のたびに同作のDVDを持ち歩く[33]。2011年11月9日には同組でプロアマ戦に出場した柴田にアプローチを教えた[33]ほか、2016年1月24日にはテレビ番組『行列のできる法律相談所』で映画『さらば あぶない刑事』の柴田をはじめ主要俳優陣4人と共にゲスト出演し、前述の大ファンぶりが紹介されると共に4人との記念写真も撮影された[34]。
- 2011年現在、ゴルフ専門誌『週刊パーゴルフ』にコラムページ『主役はオレだ!』を連載している。
- 地元千葉の練習場『北谷津ゴルフガーデン』では、ジュニアの稲見萌寧 が居た。
脚注
[編集]- ^ a b 朴相賢が初V、2位池田勇太は2億超で初の賞金王 - 日刊スポーツ、2016年12月4日閲覧
- ^ TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. “池田 勇太選手 プロフィール”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2024年7月7日閲覧。
- ^ ただし、一部海外ツアーのみ「CUP NOODLE」ロゴのものを着用する。
- ^ a b 松山 タフなコース警戒「心が折れないように」 全英OP19日開幕 - スポーツニッポン新聞社、2018年7月19日配信、2018年7月20日閲覧
- ^ 特集・ジャパンゴルフツアー選手会長 池田勇太選手インタビュー - 日本ゴルフトーナメント振興協会
- ^ 池田勇太 地元千葉の台風15号の被害に心を痛め「今週は自分ができることをしっかりやりたい」 - スポーツニッポン新聞社、2019年9月11日配信、同日閲覧
- ^ 池田勇太 流れ作れず…無念21位「納得できない」 - スポーツニッポン新聞社、2016年8月14日掲載、2016年10月11日閲覧
- ^ a b カシオ・ワールドオープン最終成績 - スポーツニッポン新聞社、2016年11月27日閲覧
- ^ 国内男子 賞金ランキング(海外メジャーを含む) - サンケイスポーツ、2017年12月3日更新、2017年12月4日閲覧
- ^ a b 池田勇太がPO制し今季2勝目 史上最年少で生涯10億円突破 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年9月17日閲覧
- ^ "石川遼、史上最年少で生涯獲得賞金10億円突破!'19劇的V締め/国内男子". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 9 December 2019. p. 3. 2019年12月9日閲覧。
- ^ a b 池田勇太がツアー20勝目 史上3位の年少記録 - スポーツニッポン、2018年9月23日配信、同日閲覧
- ^ 2018年度 国内男子 賞金ランキング - ゴルフダイジェスト・オンライン、2018年12月2日配信、同日閲覧
- ^ "池田勇太が逃げ切り21勝目/国内男子". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2 June 2019. 2019年12月9日閲覧。
- ^ "松山英樹1年ぶり予選落ち シェーン・ローリーら首位". ゴルフダイジェスト・オンライン. 20 July 2019. 2019年12月9日閲覧。
- ^ "国内男子 賞金ランキング(海外メジャーを含む)". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 8 December 2019. 2019年12月9日閲覧。
- ^ “池田勇太は下部ツアー出場にも意欲 ムータマリンゴルフとウェア契約”. GDOニュース. 2024年7月7日閲覧。
- ^ a b パナソニックオープン最終成績 - スポーツニッポン新聞社、2016年4月24日掲載、2016年10月11日閲覧
- ^ a b 本間ツアーワールド杯最終成績 - スポーツニッポン新聞社、2016年10月10日掲載、2016年10月11日閲覧
- ^ カシオワールドオープン最終日は降雨中止 池田勇太が3勝目 - スポーツニッポン新聞社、2016年11月27日閲覧
- ^ RIZAP KBCオーガスタ最終成績 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年8月27日閲覧
- ^ 池田勇太が今季初V 2位上井邦裕、3位大堀裕次郎 - 日刊スポーツ、2017年8月27日閲覧
- ^ ANAオープンゴルフ最終成績 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年9月17日閲覧
- ^ 日本オープンゴルフ選手権競技最終成績 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年10月15日閲覧
- ^ 池田勇太が3年ぶり2度目V 金谷は2位 日本OP - 日刊スポーツ、2017年10月15日閲覧
- ^ “アマ世界一”金谷拓実、プロ転向 先輩・松山英樹と同じく大学4年で決断 - スポーツニッポン新聞社、2020年10月3日配信、2020年10月5日閲覧
- ^ 2018年 アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップゴルフ 最終日 スコア結果 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2018年9月23日配信、同日閲覧
- ^ a b 2019年 ~全英への道~ミズノオープン at ザ・ロイヤルGC 最終日 スコア結果 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2019年6月2日配信、同日閲覧
- ^ 池田“珍プレーオフ”で敗退…「見えません」 - スポーツニッポン新聞社、2012年9月10日掲載、2016年10月11日閲覧
- ^ 勇太81H目決着、一般営業日V 新キャディーと「新たなスタート」 - スポーツニッポン新聞社、2016年10月11日掲載、同日閲覧
- ^ 谷原秀人が今季3勝目、賞金トップ浮上 池田勇太とのPO制す - ゴルフダイジェスト・オンライン、2016年11月6日掲載、2017年9月13日閲覧
- ^ 勝負所でスーパーショット連発 池田勇太がプレーオフで貫禄勝ち - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年9月17日閲覧
- ^ a b 勇太「マジ!」活躍したら柴田恭兵と共演 - 国内男子ゴルフニュース : nikkansports.com
- ^ 『行列のできる法律相談所』(2016年1月24日放送回) - gooテレビ番組(関東版)