沖縄県指定文化財一覧
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(沖縄県指定天然記念物から転送)
沖縄県指定文化財一覧(おきなわけんしていぶんかざいいちらん)は、沖縄県文化財保護条例(1972年(昭和47年)5月15日沖縄県条例第25号)に基づき、沖縄県が指定、認定、選定又は選択した文化財の一覧である。
2018年5月1日現在、267件の文化財が指定されている[1]。
また、記録作成等の措置を講ずべき無形文化財として、3件が選択されている[1]。
有形文化財
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2018年5月1日現在、116件の有形文化財が指定されている[1][2]。
建造物
[編集]- 中城城跡〔中城村〕
- 末吉宮磴道〔那覇市〕
- 座喜味城跡〔読谷村〕
- 美崎御嶽〔石垣市〕
- 天后宮〔久米島町〕
- 小禄墓〔宜野湾市〕
- 龍淵橋〔那覇市〕
- ヒジ川橋および取付道路〔那覇市〕
- 大城按司の墓〔南城市〕
- 今帰仁城跡〔今帰仁村〕
- 知念城跡〔南城市〕
- 摩文仁家の墓〔南風原町〕
- 伊祖の高御墓〔浦添市〕
- 旧首里城守礼門〔那覇市〕
- 旧円覚寺総門〔那覇市〕
- 壺屋の荒焼のぼり窯附石牆〔那覇市〕
- 屋部の久護家、附ひんぷん、井戸、文書2点、福木囲い〔名護市〕
- 新盛家住宅、附石垣、宅地〔竹富町〕
無形文化財
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2018年5月1日現在、14件の無形文化財が指定されている[1][3]。
芸能
[編集]音楽、舞踊、演劇その他の芸能
- 沖縄伝統舞踊(沖縄伝統舞踊保存会員)
- 沖縄伝統音楽野村流(沖縄伝統音楽野村流保存会)
- 沖縄伝統音楽安冨祖流(沖縄伝統音楽安冨祖流保存会)
- 沖縄伝統音楽湛水流(沖縄伝統音楽湛水流保存会)
- 沖縄伝統音楽箏曲(沖縄伝統音楽箏曲保存会)
- 八重山古典民謡(八重山古典民謡保存会)
- 琉球歌劇(琉球歌劇保存会)
- 八重山伝統舞踊(八重山伝統舞踊保存会)
工芸美術
[編集]陶芸、染織、漆芸、金工その他の工芸技術
空手・古武術
[編集]民俗文化財
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2018年5月1日現在、25件の民俗文化財が指定されている[1][4]。
有形民俗文化財
[編集]等19件
無形民俗文化財
[編集]- 泡瀬の京太郎
- 宜野座の京太郎
- 伊集の打花鼓
- 屋部の八月踊り
- 湧川の道次楽
- 謝名のアヤーチ(操り)獅子
記念物
[編集]2018年5月1日現在、112件の記念物が指定されている[1][5]。
史跡
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2018年5月1日現在、54件の史跡が指定されている[1][6]。
- 龍潭及びその周辺
- 園比屋武御嶽
- 野国総官の墓
- ドイツ皇帝博愛記念碑
- 仲宗根豊見親の墓
- 上比屋山遺跡
- 野原岳の霊石
- 仲里間切蔵元跡
- 美崎御嶽
- 屋我地運天原サバヤ貝塚
- 野国貝塚群
- 崎樋川貝塚
- 平安名貝塚
- 米須貝塚
- 久米島大原貝塚
- 下田原貝塚
- 仲間第一貝塚
- 仲間第二貝塚
- 平西貝塚
- 伊江島鹿の化石
- 弁ケ嶽
- 伊是名玉御殿
- 伊是名城跡
- 尚円王生誕地屋敷内「みほそ所」
- 佐敷ようどれ
- 仲島大石
- 今帰仁村仲原馬場
- 西塘御嶽
- 蔵元跡
- 垣花城跡
- 伊祖城跡
- 伊波城跡
- 伊敷索城跡
- 首里金城町石畳道
- 改決羽地川碑記
- 那覇市山下町第一洞穴
- 浦添貝塚
- 古我知焼窯跡
- 浜崎貝塚
- ウティダ石
- 多良間島の土原豊見親のミャーカ
- 寺山の遺跡
- 浜元サチビン貝塚
- 山川港原遺跡
- 山川垣内権現洞穴遺跡
- スムリャーミャーカ
- ミントングスク
- 伊江島のゴヘズ洞穴遺跡
- 下地町の池田矼
- 平得アラスク村遺跡
- 久里原貝塚
- 桃里恩田遺跡
- 高腰城跡
- 国学・首里聖廟石垣
名勝
[編集]2018年5月1日現在、9件の名勝が指定されている[1][7]。
- 斎場御嶽 - 1955年(昭和30年)1月25日指定(南城市字久手堅サヤハ原)
- 中城城跡 - 1955年(昭和30年)1月25日指定(中城村字泊)
- 今帰仁城跡 - 1955年(昭和30年)1月25日指定(今帰仁村字今泊)
- 轟の滝 - 1956年(昭和31年)2月22日指定(名護市字数久田)
- 首里金城町石畳道 - 1964年(昭和39年)5月1日指定(那覇市首里金城町)
- 伊江村の城山 - 1967年(昭和42年)4月11日指定(伊江村字東江上グスク原)
- 宜野湾市森の川 - 1967年(昭和42年)4月11日指定、2000年(平成12年)5月19日追加指定(宜野湾市真志喜)
- 万座毛 - 1972年(昭和47年)5月12日指定(恩納村字恩納)
- サンニヌ台 - 1974年(昭和49年)4月25日指定(与那国町字阿佗尼花)
天然記念物
[編集]2019年6月11日現在、50件の天然記念物が指定されている[1][8]。
- フタオチョウ - 1969年(昭和44年)8月26日指定(所在地、地域を定めず指定)
- コノハチョウ - 1969年(昭和44年)8月26日指定(所在地、地域を定めず)
- アサヒナキマダラセセリ - 1978年(昭和53年)4月1日指定(石垣島、西表島)
- イボイモリ - 1978年(昭和53年)11月9日指定(所在地、地域を定めず指定)
- クロイワトカゲモドキ(マダラトカゲモドキも含む) - 1978年(昭和53年)11月9日指定(所在地、地域を定めず指定)
- ヨナグニサン - 1985年(昭和60年)3月29日指定(所在地、地域を定めず指定)
- キクザトサワヘビ - 1985年(昭和60年)3月29日指定(所在地、地域を定めず指定)
- ホルストガエル - 1985年(昭和60年)3月29日指定(所在地、地域を定めず指定)
- ナミエガエル - 1985年(昭和60年)3月29日指定(所在地、地域を定めず指定)
- イシカワガエル - 1985年(昭和60年)3月29日指定(所在地、地域を定めず指定)
- 与那国島宇良部岳ヨナグニサン生息地 - 1985年(昭和60年)3月29日指定(与那国町字与那国宇良部2983-1)
- 宮古馬 - 1991年(平成3年)1月16日指定(宮古島市平良字西里240-2)
- チャーン - 1991年(平成3年)1月16日指定(うるま市高江洲)
- アマミヤマシギ - 1994年(平成6年)2月4日指定(所在地、地域を定めず指定)
- クメジマボタル - 1994年(平成6年)2月4日指定(所在地、地域を定めず指定)
- 琉球犬 - 1995年(平成7年)12月22日指定(南風原町字与那覇)
- ミヤコサワガニ - 2010年(平成22年)9月28日指定(所在地、地域を定めず指定)
- ミヤコカナヘビ - 2019年(令和元年)6月11日指定(所在地、地域を定めず指定)[9]
- 天底のシマチスジノリ - 1955年(昭和30年)1月25日指定(今帰仁村字天底)
- 今泊のコバテイシ - 1956年(昭和31年)10月19日指定(今帰仁村字今泊)
- 田名のクバ山 - 1958年(昭和33年)1月17日指定(伊平屋村字田名)
- 伊是名城跡のイワヒバ群落 - 1958年(昭和33年)1月17日指定(伊平屋村字伊是名)
- 船浮のヤエヤマハマゴウ - 1959年(昭和34年)12月16日指定(竹富町字船浮)
- 宮鳥御嶽のリュウキュウチシャノキ - 1959年(昭和34年)12月16日指定(石垣市字石垣)
- 宇根の大ソテツ - 1959年(昭和34年)12月16日指定(久米島町字宇根)
- 安波のサキシマスオウノキ - 1959年(昭和34年)12月16日指定(国頭村字安波)
- 佐敷町冨祖崎海岸のハマジンチョウ群落 - 1961年(昭和36年)6月15日指定(南城市佐敷字冨祖崎)
- 真謝のチュラフクギ - 1970年(昭和45年)5月19日指定(久米島町字真謝)
- 万座毛石灰岩植物群落 - 1972年(昭和47年)5月12日指定(恩納村字恩納)
- 仲筋村ネバル御嶽の亜熱帯海岸林 - 1972年(昭和47年)5月12日指定(石垣市字川平ヒウッタ原)
- 宮里前の御嶽のハスノハギリ群落 - 1973年(昭和48年)3月29日指定(名護市字宮里兼久原)
- 名護番所跡のフクギ群 - 1974年(昭和49年)2月22日指定(名護市字名護)
- 大宜味御嶽のビロウ群落 - 1974年(昭和49年)2月22日指定(大宜味村字大宜味)
- 国仲御嶽の植物群落 - 1974年(昭和49年)2月22日指定(宮古島市伊良部字国仲)
- 塩川御嶽の植物群落並びにフクギ並木 - 1974年(昭和49年)10月3日指定(多良間村字塩川)
- 運城御嶽のフクギ群落 - 1974年(昭和49年)10月3日指定(多良間村字仲筋)
- 多良間島の土原御嶽の植物群落 - 1974年(昭和49年)12月26日指定(多良間村字仲筋)
- 多良間島の嶺原の植物群落 - 1974年(昭和49年)12月26日指定(多良間村字仲筋)
- 多良間島の抱護林 - 1974年(昭和49年)12月26日指定(多良間村字仲筋、字塩川)
- アカラ御嶽のウバメガシ及びリュウキュウマツ等の植物群落 - 1977年(昭和52年)5月9日指定(伊是名村字伊是名)
- 東平安名岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落 - 1980年(昭和55年)4月30日指定(宮古島市城辺字平安名)
- 粟国村字西の御願の植物群落 - 1980年(昭和55年)4月30日指定(粟国村字西土倉原)
- 比地の小玉森の植物群落 - 1991年(平成3年)4月2日指定(国頭村字比地)
- くまや洞窟 - 1958年(昭和33年)1月17日指定(伊平屋村字田名)
- 仲島大石 - 1958年(昭和33年)3月14日指定(那覇市泉崎)
- 喜如嘉板敷海岸の板干瀬 - 1974年(昭和49年)2月22日指定(大宜味村字喜如嘉)
- 本部町大石原のアンモナイト化石 - 1974年(昭和49年)12月26日指定(本部町字山川)
- 北大東村字中野の北泉洞 - 1985年(昭和60年)3月29日指定(北大東村字中野58、59)
選択文化財
[編集]2018年5月1日現在、3件の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財が選択されている[1][10]。
- 首里王府の路次楽 - 1978年(昭和53年)3月24日選択(沖縄民俗芸能保存会)
- 津堅島の唐踊 - 1978年(昭和53年)3月24日選択(津堅民俗芸能保存会)
- 池間島のミャークヅツ - 1981年(昭和56年)1月26日選択(池間島民謡保存会)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n 沖縄県教育庁文化財課(2018、78頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、90-95頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、95頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、96頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、97-100頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、97-98頁)
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、99頁)
- ^ a b c d e 沖縄県教育庁文化財課(2018、100-101頁)
- ^ “沖縄県公報 第4750号”. 沖縄県 (2019年6月11日). 2019年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月12日閲覧。
- ^ 沖縄県教育庁文化財課(2018、101頁)
参考文献
[編集]- 沖縄県教育庁文化財課編『平成30年度版 文化財課要覧』、沖縄県教育委員会、2018年11月(2019年6月12日閲覧)