コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

波野駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
波野駅
外観(2006年8月)
なみの
Namino
滝水 (4.9 km)
(10.7 km) 宮地
地図
所在地 熊本県阿蘇市波野大字波野[1]
北緯32度56分19.06秒 東経131度11分42.33秒 / 北緯32.9386278度 東経131.1950917度 / 32.9386278; 131.1950917座標: 北緯32度56分19.06秒 東経131度11分42.33秒 / 北緯32.9386278度 東経131.1950917度 / 32.9386278; 131.1950917
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 豊肥本線
キロ程 83.7 km(大分起点)
電報略号 ナミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
開業年月日 1928年昭和3年)12月2日[2][3]
備考 無人駅[1]
テンプレートを表示

波野駅(なみのえき)は、熊本県阿蘇市波野大字波野にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線である[1]

熊本方面から見て行くと当駅は線路が坂の上トンネル(2283m)を抜けてちょうど阿蘇山カルデラから出た場所にある。標高は754メートルと、九州の鉄道駅では最も高い[2]。また隣の滝水駅とともに、豊肥本線の中で列車停車本数が最も少ない駅である。

歴史

[編集]
開業当時の沿線の様子

駅構造

[編集]
駅名標(2007年3月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。互いのホームは構内踏切で連絡している。

無人駅である[2]。以前は開業時の木造駅舎が存在したが2000年平成12年)に焼失[2][6][注釈 1]。以後は駅舎が再建されず、下り線ホームに待合室のみ作られた[2]。ホームにはこの駅が九州で一番高い駅である事を示す標柱が立てられている[2]

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先 備考
1 豊肥本線 下り 豊後竹田方面  
2 上り 宮地方面  

駅周辺

[編集]

旧・波野村の名を冠するものの、中心部へは隣の滝水駅のほうが近く、周囲には森林とわずかな集落しか存在しない。駅前には県道・小地野永谷線があるが、幹線道路の国道主要地方道熊本県道41号高森波野線)からは遠く離れている。

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
豊肥本線
普通
宮地駅 - 波野駅 - 滝水駅

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 出火原因は漏電である可能性が考えられている[7]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、24頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、9,14-15頁。 
  3. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月、745頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第124号」『官報』17047号、1983年11月30日。 
  5. ^ 「通報 ●豊肥本線三里木駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1983年11月30日、3頁。 
  6. ^ a b 「九州最高地、波野駅が全焼 熊本の無人駅」『朝日新聞朝日新聞社、2000年8月17日、西部朝刊、31面。
  7. ^ 「出火原因は漏電か JR波野駅舎全焼」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、2000年8月18日、朝刊。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • 波野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道