コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

シャーマンキングの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。218.230.152.3 (会話) による 2008年4月11日 (金) 12:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (花組)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

シャーマンキング > シャーマンキングの登場人物

シャーマンキングの登場人物(-とうじょうじんぶつ)は、武井宏之による漫画、およびそれを原作にしたテレビアニメ『シャーマンキング』に登場する架空の人物の一覧。

表記は「登場人物名:キャスト

主要人物

麻倉 葉(あさくら よう):佐藤ゆうこ
1985年5月12日生まれ、牡牛座のA型 好物はカレーうどん。趣味は音楽鑑賞。頭のヘッドホン、首に掛けたのツメと木製の便所サンダルがトレードマーク。「楽に生きられる世界」を作る為シャーマンキングを目指すことを決意した。自他共に認める「ユルい」性格で口癖は「なんとかなる」。また、ハオの双子の弟で、宿敵のハオを救おうと考えるほどのお人よしでもある。物語中で、唯一本気で怒ったのはファウストとの対戦時のみ。
幼い頃からシャーマンキングになるためにと祖父・葉明から修業を受けていた。日本有数のシャーマン一家である麻倉家の世継たる葉は幼い頃町中からの子として忌み嫌われ、人間の友達がひとりもいなかったが、それでも「霊の見える奴に悪い奴はいない」と固く信じている。13歳で出雲から上京し、シャーマンファイトに参加する。
持霊は侍の霊・阿弥陀丸。また、多少式神を扱える。オーバーソウルは、もともと阿弥陀丸の愛刀春雨によるものだったが、後にフツノミタマノツルギ(刀の神の剣)を加えた二段媒介による「スピリット・オブ・ソード」を会得。さらに後に甲縛式オーバーソウル「スピリット・オブ・ソード白鵠(びゃっこう)」を開発している。もともとはオーバーソウルの存在を知らず憑依合体を主な戦闘手段としていたため、阿弥陀丸の真空仏陀切り(しんくうぶっだぎり)を始めとする数々の技が体に染み付いており、オーバーソウル会得後もこれらを得意技としている。持霊になる五大精霊はスピリット・オブ・アース(S・O・E)
余談だが葉の息子である花が登場した、最終巻に掲載された物語の最終話の最後のコマで葉と思われる人物がいた(その時に傍にアンナと思われる人物もいた)。
阿弥陀丸(あみだまる):小西克幸 幼少時代:斎賀みつき
1385年1月6日生まれ やぎ座のA型 好物は白ごはん。
葉の持霊。の霊で、名刀「春雨(はるさめ)」を持つ。六百年前に百人斬りという名を馳せた最強の侍であった。
仕えていた領主に親友の喪助を殺せと命令されたが、殺すことが出来ず逃げるよう言った。その際、最後に春雨を最強の名刀に仕上げて渡すと言う喪助の言葉に対し、春雨を彼に預けるも、それを盗み聞きした兵士に不意打ちを仕掛けられ死亡。霊になっても喪助との再会約束を果たすため現世にとどまり続け、それを果たしてくれた葉を認めて持霊となる。阿弥陀丸もまた、葉と共に戦いながら成長を遂げてゆく。年代から考えて春雨は太刀のはずだが、その形状は打刀に近く、また刃を上に向け腰の左右に佩いている。理由は不明。
ハオ:高山みなみ 500年前のハオ:緑川光
1985年5月12日生まれ おうし座 血液型はA型。趣味は作曲、好物はカレーパン。身長160cm。五行を表すセーマン五芒星)をシンボルとし、衣服のマークとして使用している。
葉と瓜二つの顔をしており、その正体は、かつてグレート・スピリッツを使って人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」を作ろうとした麻倉家始祖の大陰陽師・麻倉葉王である。陰陽道を究めたハオは死後も転生を続け、葉の双子の兄として現代に現れた。
人の心を読むことができる霊視能力を持つ。沢山のシャーマンの部下に敬われているが、彼にとっては自分の目的の為に利用しているだけに過ぎない。霊視能力のため人には最初から恐れられ、裏切られた感じなのだと本人は言う。また、マタムネは「優しさゆえ鬼に心を喰われた」と評している。
幾度と無く死と転生を繰り返した為、ハオの巫力値は125万と、他者を引き離して作中最強である。持霊はパッチから奪い取った炎の精霊、スピリット・オブ・ファイア(S.O.F.)。「炎」は一番分かりやすい「破壊の力」であるから選んだという。このS.O.F.と強力な陰陽術を使いこなし、究極のO.Sと云われる甲縛式O.S「S.O.F黒雛」を使いこなす。後にシャーマンキングになり、不要となったS.O.Fを手放してG.Sを持霊にすることとなった。
麻倉葉王であったときに、『超・占事略決』を著するが、平安時代陰陽師安倍晴明は、陰陽道の極意を記した『占事略決』を残している。
アニメ版では葉に敗北。阿弥陀丸と一体化した葉によって、S.O.Fとともに斬られた。
スピリット・オブ・ファイア
500年前からハオの持霊である五大精霊の一種(略称S・O・F)。O.Sに必要な巫力33万。空気中の酸素を媒介としている。S.O.F.本体の趣味は分散。性格は短気。
その体から放出されるは、肉体も魂も何もかもを燃やし尽くし無に還し、数々のシャーマンを殺害してきた。グレート・スピリッツから生まれたため、体は魂の集合体でできており、魂を食らうほど成長する。
ハオの陰陽術により、属性を木火土金水の五属性に変えることも可能。
恐山 アンナ(きょうやま アンナ):林原めぐみ
この物語のヒロインで、葉の許婚。趣味はキーホルダー集めとワイドショー鑑賞。好物は南部せんべい、好きな歌手はあわやりんご。キツイ性格で逆らう者には誰彼構わず暴力を振るい、皆に恐れられているが、優しい面もある。また、誰よりも葉を信頼し、愛している。
イタコで、死人の霊を自由に呼び寄せることができる。また、『超・占事略決』の封印を解いた際に前鬼と後鬼を持霊としている。
恐山に捨てられていたところを、葉の祖母である木乃に拾われ、育てられた。そのため苗字は“恐山”である。ハオと同じ他人の心が読める霊視能力を持っていたために人の醜さに苦しみ、人と自分を世間から隔絶させて生きていたが10歳の時に出会った葉に救われ、霊視能力も無くなったという(しかしアナホルの愚痴や萬純の言葉の真偽が見抜ける、ハオの霊視能力が効かなくなるなどあり、真偽不明)。莫大な巫力を持っているのにもかかわらずその巫力値もまた不明である。
超・占事略決をシルバに渡した時には既に超・占事略決を覚えていた為、物覚えが速い(超・占事略決の封を解いた時も、扱い方を超・占事略決を見ただけで看破している)。
よく相手(主に葉)に右手ビンタを食らわしている。なおハオに一度右手ビンタを止められたが、左手でビンタをした(後に葉にも左手ビンタを食らわしている)。そのため阿弥陀丸をはじめ、他の者達から『幻の左』と言われ恐れられた。
大抵の相手は右手のビンタでほぼ撃沈するため左手を使うことは滅多にない。それ故に『幻の左』と呼ばれる。
余談だが、アンナの息子である花が登場した、最終巻に掲載された物語の最終話の最後のコマでアンナと思われる人物がいた(その傍には葉と思われる人物もいた)。
元はストーリー自体は別物の読みきり作品『ITAKOのANNA』がデビュー作で、『仏ゾーン』にもスター・システム的に出演している。
前鬼(ぜんき)・後鬼(こうき/ごき)
昔ハオの式神であった2体の鬼。超・占事略決に長い間封印されていたが封印が解け、襲いかかってきた所をアンナの「1080」で封じられ、そのまま彼女の持霊となる。後にハオによって片方をS.O.Fに取り込まれた。媒介は紙人形。
小山田 まん太(おやまだ まんた):犬山犬子
1985年9月5日生まれ おとめ座 血液型はO型。趣味は勉強、好物はタンシチュー。実家は世界的に有名な電子機器メーカー・オヤマダを営む大富豪。万辞苑という辞書を常に携帯している。葉の初めての人間の友達で、葉に触発され霊を見ることができるようになるがオーバーソウルや憑依合体は出来ない。身長が80cmと異常に低く、その事に興味を持ったファウストVIII世に、背の低さを調べようと解剖されかけたことがある。遺伝的な成長障害を持つと考えられるが、周囲の人間はまるで気を使っていない。
アニメ版では阿弥陀丸の親友の刀鍛冶・喪助を持霊にシャーマンの能力を使った事がある。
グレート・スピリッツ(略称G.S)
S.Kだけが持霊にすることができる全知全能の精霊王。
地球上のあらゆる魂の源であり、還る場所でもある。見慣れないうちに直視すると気を失うこともある。原作ではS.Kとなったハオが持霊にすることとなるが、アニメではスピリット・オブ・ファイアに捕食される。

ふんばり温泉チーム

麻倉 葉(あさくら よう):佐藤ゆうこ
主要人物参照
梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)〔木刀の竜〕:田中正彦
葉を「旦那」といって慕っている。自称『ふんばり温泉板長』の男。時々通り名である『木刀の竜』と呼ばれることもある。
1980年12月24日生まれのやぎ座血液型はO型。趣味はベストプレイス探し。好物はアメリカンドッグ
大きなリーゼント頭がトレードマーク。リーゼントの形はメンタルによって変化する。特に精神的な強いショックを受けると、リーゼントはバッサリ落ち、単なるロン毛になってしまう(ただしリーゼントをセットすることで強制的に元気を出させることはできる)。己の安息の地“ベストプレイス”を探すのを人生の指針としているが、その“ベストプレイス”はTPOによって様々である。口癖は「メラ~(用例:メラ最高)」。
元々はふんばりが丘一帯を仕切る不良であったが、蜥蜴郎に取り憑かれたことにより、シャーマンとしての能力に目覚め、蜥蜴郎はそのまま竜の持ち霊となった。媒介は木刀。巫力8500(本戦参加時)、8万5000(ハオ追跡時)。オーバーソウルはヤマタノオロチ号(修行後)。後に甲縛式オーバーソウル「刺身包丁スサノロウ」を手にする。
蜥蜴郎(とかげろう):高木渉
元は阿弥陀丸に殺された盗賊の首領。霊になっても阿弥陀丸に復讐しようとしたが、葉の捨て身の行動によりその憎しみが薄れ、そのまま竜の持霊になる。
ファウストVIII世(ファウスト8せい):子安武人
1966年4月8日生まれのおひつじ座血液型はA型。趣味はエリザ、好物は栄養剤。ドイツ人、一度始めたことはやり通さねば気が済まない。
伝説のネクロマンサー「ファウスト」の子孫。強盗に最愛の妻・エリザを殺されたショックで正気を失い、彼女を蘇らせる為にシャーマンキングを目指していたが、アンナが術で呼び出し、目的が果たされ、恩返しと言う事でふんばり温泉チームの一員になる。
2次予選でまん太の小ささが気になるあまりにその場で解剖したり、葉の攻撃で脚を粉々にされたエリザに自分の脚を与えたりしたことがある。しかしそれはまん太によると、エリザに逢いたいという純粋な心のなれの果てであるという。
最後の戦いにおいては十祭司ラジムに殺されるが、後に蘇生。その後ふんばり温泉の医師として働いたが過酷な労働環境から過労死。蘇生を断ってエリザと共に成仏した(アニメでは最終回でふんばり温泉の医師として働いていた)。巫力9000(本戦参加時)、1万2500(ハオ追跡時)。地獄に落ちていないため、最も低かった。
オーバーソウルは、初期は愛しのエリザと、墓場の骨から作り出したカルシウムの巨人、修行後には「メフィスト.E」。後に甲縛式オーバーソウル「エリザ・オペリーレン」を手にする。
エリザ・ファウスト:小松由佳
ファウストの妻。1963年6月29日生まれのかに座、血液型はAB型。享年26歳とファウストより3歳ほど年上であった。生まれつき病気がちだったが、ファウストの手術により克服した。後に彼と結婚し、小さな診療所を開いたが、その日の夜に強盗に射殺された。シャーマンファイト本戦の直前にアンナの口寄せによって呼び出され、ファウストと再会。その後彼の持霊となる。それ以前の持霊であったエリザはファウストにより形態のみを整えられたものであり、記憶や魂は異なるものであった。形態媒介は彼女の遺骨。趣味は読書で、好物はフェダーヴァイサー。非常に優しい性格なのだが、ファウストの趣味を完全に理解し、心酔している。またファウストによると「ドジっ娘」だった。
フランケンシュタイニー
ファウストの持霊の犬。彼も生前はファウストと共に暮らしていた。S.F本選時以降はO.Sで彼の脚の代わりとなる。

チームTHE蓮

道蓮(タオ レン):朴璐美
1986年1月1日生まれのやぎ座血液型はAB型。趣味はストレス発散、好物は桃まん。最長の時には60センチも伸びる頭のトンガリは彼のトレードマーク。「チームTHE蓮」リーダー。
中国の歴史の陰で暗躍してきた道家の御曹司。初めは葉と敵対、ライバル視していたが幾度と戦い合うにつれ友情が芽生え、行動を共にするようになった。「我不迷」(われまよわず)は彼の唱える信念である。生まれつき復讐に生きる道家の思想に囚われ沢山の人間を殺めてきたが、葉と出会ったことにより人間の温かさを知り、憎しみの無い世界を作るためにシャーマンキングを目指すようになった。SF予選時に担当のクロムを殺害したことを悔いている。
持ち霊は馬孫(ばそん)。初期の媒介は馬孫刀であったがハオに燃やされたため、以後は父親より受け継がれた宝雷剣を媒介として使うようになった。その結果、オーバーソウル「武神」を作り出す事に成功。更にその後、雷の属性を持つ甲縛式オーバーソウル「武神魚翅」を完成させる事になる。
五人の戦士の一人に選ばれ、道教に基づくを操る力を持った。持霊になる五大精霊はスピリット・オブ・サンダー。
巫力値は5721(SF本戦出場時)だったが、何度かの死の経験、地獄での修行などによって5万5000(対チーム明王)、10万1(ハオ追跡時)にまで成長した。
馬孫(ばそん):辻親八
500年前から道家に仕え、生前は騎馬隊長をしていた武将。蓮には非常に甘い。
武器が青龍偃月刀(作中では馬孫刀)で希代の名馬を愛馬にしていた点は実在の武人である関羽と近い。
碓氷ホロケウ(うすいホロケウ)〔ホロホロ〕:上田祐司
1985年11月27日生まれのいて座血液型はO型。趣味はスノボ、好物はジンギスカン北海道から上京してきたアイヌのシャーマン。
広大なフキ畑を作るためにシャーマンキングを目指す。額にヘアバンドないしタオルを巻いている。五人の戦士の一人。持霊になる五大精霊はスピリット・オブ・レイン。女神との間に生まれたと言われる一族の末裔であり、その血筋から何かを背負い、隠している様子(完全版加筆分で明らかに)。本名の碓氷ホロケウの元の名はウフュイホロケウで、ウフュイは『炎』、ホロケウは『』を表している。対明王戦で甲縛式O.S「ニポポテクンペ(ニポポ手甲)」を手に入れる。巫力は2100(本戦参加時)、12万(ハオ追跡時)。
持ち霊はコロロ。初期の媒介はスノーボードで、本選以降は妹・ピリカ特製のイクパスイ
ときどき「イヤッホロウ」や「なるホロ」などと、独特の言葉を使う。未成年であるにもかかわらず、を飲む。好きな子がいるらしい(ハオは霊視により知っている)。
コロロ:水樹奈々
フキの下に住む大地の精霊・コロポックル。非常に可愛らしい姿をしている。霊力750。空気中の水分を氷結させる能力を持つ。また、モルフィンのかわいさに嫉妬していなくなってしまった事がある。
チョコラブ・マクダネル:くまいもとこ
1985年10月2日生まれのてんびん座血液型はO型、趣味はネタ出し、好物はドーナツ
世界に笑いの風を吹かせるためにシャーマンキングを目指しているが、実際のギャグは酷く寒い。
かつてのクリスマスの日に強盗に両親を殺され、孤児院を転々としたあげく、ニューヨークギャングにまで落ちぶれたが、あるクリスマスの日に出逢った年老いたインディオのシャーマン、オロナに救われた。O.SはミックとアバさんによるW.O.S「ジャガーマン」。五人の戦士の一人で、持霊になる五大精霊はスピリット・オブ・ウィンド。
持ち霊はミックとパスカル・アバフ。巫力1950(SF参加時)、19万7500(ハオ追跡時)。
ミック:上田祐司
ジャガーの霊。元はオロナの持霊だったが、チョコラブが貰い受ける。チョコラブを慕っている。趣味は水遊び、好物はカピバラ。名前の由来はミック・ジャガー
パスカル・アバフ
1000年前のシャーマンファイトで活躍したインディオの少年。豊富な知識を持っており、先生と呼ばれることも。通称アバさん。彼を殺害したのは当時のハオ。享年14。

X-LAWS

三大勢力の一つで、10の法を重んじ、正義を実現する為の組織。所属メンバーはハオ一派により被害を被った者達が殆どで、ハオを最大の悪と定め、抹殺する事を目的としている。ボスは神クラスの霊を持つアイアンメイデン・ジャンヌ、副長に天使隊隊長マルコを置き、他の団員も全員天使(エキゾチックカーの精霊)を所持している。また、天使達の媒介は銃弾である。 ハオ一派の一員・ラキストがかつてマルコと共に設立したもので、アイアンメイデン・ジャンヌも霊感以上の特別な力がある訳ではなく、思い込みが強く天涯孤独だった少女を、神クラスまで鍛え上げてボスに据えたもの。


X-I

メイデン、マルコ、リゼルグで構成される、X-LAWS最強のチーム。S.F二次トーナメントに進出できたチームの1つ。

アイアンメイデン・ジャンヌ:堀江由衣
1990年3月2日生まれのうお座血液型はAB型。趣味は年に3度くらいのおでかけ、好物はいちごケーキフランスモン・サン=ミシェル出身。
ハオ打倒及び世界平和の実現を目的とした組織「X-LAWS(エックス・ロウズ)」のボスであり、X-Iのリーダー。持霊はシャマシュ。世界平和を願う心優しき少女で、隊員達からは「聖・少・女」(単に「聖少女」ではない)と呼ばれ、崇拝されている。普段はアイアンメイデンと呼ばれる拷問器具の中に入っており、常に自分を瀕死の状態にまで追い込むことで自身の巫力を高めている。巫力は50万と高い。
アイアンメイデンの中ではほぼ全裸にかぼちゃパンツ。戦闘時はオーバーソウルのアイアン・ヘッドドレスを被りアイアンレオタードを装着、指締め器に指を締め付けアイアン・ジベットという靴底に大量の棘がついたブーツを履いている。その他船にいるときはアイアンメイデンの中に入り海の中で水責め拷問を受ける。
実際は聖女ではなくマルコとラキストが組織創設時に見つけてきた唯の孤児であった。
シャマシュ
古代バビロンで信仰されていた太陽と正義の神。人類最古の法であるハンムラビ法典を授けたとされている。アニメではS.O.Fに捕食される。高い霊力を持っており、シャマシュを捕食しただけでハオは葉を必要としなくなった。
※現在、人類最古の法と言われているのは「ウル・ナンム法典」。
マルコ:高瀬右光
1973年11月17日生まれのさそり座血液型はA型。趣味はスーパーカー、好物はマンマのパスタイタリア出身。かつては高級自動車専門の会社「スーパー・マルコ」の若社長。
X-LAWS天使隊隊長であり、X-Iの一員。アイアンメイデン・ジャンヌの側近的存在であるが、X-LAWSの真のリーダーで、自らが育った孤児院の孤児達を殺したハオに復讐をするべく、X-LAWSを結成した。性格は非常に頑固で厳しく、度々規則を破るリゼルグに容赦なく体罰を与えていた。
所有する銃はベレッタフルオート9。持霊は大天使ミカエルで、その正体は高級車のフェラ~リ テスタロッサ。巫力は葉より少し上程度だったが、アナホルに一度殺されたことにより上昇し、ラキストと相討ちをするほどまでになった。
幼い頃は背が低かった為、『チビマルコ』と呼ばれて、いじめられていた。
リゼルグ・ダイゼル:沢海陽子
1986年5月17日生まれのおうし座血液型はAB型。趣味は日記、好物はスコーンカレンズ。
英国出身のシャーマン。父親・リアムは著名な探偵だった。幼い頃ハオに両親を殺され、復讐のために旅をしていた。かわいい顔をしているためよく女の子と間違えられるが、男であることを証明するためにズボンをおろして「証拠」を見せるたことがある。竜に好かれている。最初は葉達と行動を共にしていたが、X-LAWSと出会い、彼らの思想に惹かれて葉達の元を去った。しかし、その後も葉達と協力した場面もあった。
ダウジングを得意とし、持霊はモルフィンと天使ゼルエル。巫力3500(S・F参加時)、17万(ハオ追跡時)。使用する銃はリゼルグデリンジャー。オーバーソウルはモルフィンとゼルエルの力を合わせ持つ複霊甲縛式オーバーソウル「マステマ・ドルキーム」。
五人の戦士の一人。持霊になる五大精霊はハオがグレート・スピリッツを手に入れた後に不要となったスピリット・オブ・ファイア。
イギリスの自宅の外装はアビー・ハウス(ベーカー街221B)、内装はシャーロック・ホームズ博物館がモデル[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
モルフィン
ケシの花の精霊。父親から譲り受けたもの。媒介はペンデュラム。アニメでは「エンジェル・アドベント」というオーバーソウルで天使達と合体する。

X-II

X=LAWSのチーム。チーム単体でハオを倒しに行き、逆にハオによって殺されてしまう。アニメではハオ一派のチーム『月組』に倒された。

ジョン・デンバット
1984年9月4日生まれのおとめ座血液型はA型、趣味はギター、好物はホットクロスバンズイギリス出身で元SAS。持霊は大天使ラファエル
同じく隊員であるミイネ・モンゴメリとは本人曰く「イイ仲」だった。ミイネを殺された怒りに駆られ、マルコに見切りをつけ、ラーキ・ポーフと共にハオの奇襲に向かいう。SDI“X”線レーザーまで用い、自らを照準に定め砲撃するも、激昂したハオのスピリットオブファイア黒雛によって、魂ごと跡形も無く焼き尽くされ、X-LAWSのメンバーで最後の犠牲者になる。
アニメでは、ゲート・オブ・バビロンの発動中ターバインのビームを受け死亡している。銃の名はデンバットグレネード。
ラーキ・ディラック:麻生智久
1971年10月13日生まれのてんびん座血液型はO型。好物はローストターキーアメリカ出身。元デルタフォース所属。持霊は大天使ウリエル
マルコに見切りをつけ、デンバット・ポーフと共にハオの奇襲に向かうが、その結果、ハオの怒りを買ってしまい、スピリットオブファイアによって焼き殺される。
アニメでは、ゲート・オブ・バビロンの発動中ビッグガイ・ビルのビッグタッチダウンを受け死亡。アニメでのX-LAWSのメンバーで最初の犠牲者である。使用する銃はラーキバズーカ。
ポーフ・グリフィス
1986年生まれ。血液型はO型。趣味はビリヤード、好物はコールスローアメリカ出身。ラーキ同様元デルタフォース。頭髪を綺麗に剃ってある。眉毛は斜上に吊り上がっている。持霊は大天使サリエル
マルコに見切りをつけ、デンバット・ラーキと共にハオの奇襲に向かうが、ハオが涙を流しているのを目撃してしまった結果、ハオの怒りを買ってしまい、一瞬にして胴体を貫かれた上に焼き殺される。
アニメでは、ゲート・オブ・バビロンの発動中ザンチンの黒いパンダの手を受け死亡。ポーフレミントンというライフル型の銃を使用する。

X-III

X-LAWSのチーム。S.F第一次トーナメントの対星組戦でハオに殺され、S.O.Fに魂を捕食されてしまう。アニメでは捕食されずに済み、モルフィンと彼らが持っていた八大天使が融合した姿により無事成仏することができた。

ミイネ・モンゴメリ:川上とも子
1981年1月26日生まれのみずがめ座血液型はA型。趣味はお祈り、好物はパンケーキカナダ出身。メイデンを除くX-LAWSのメンバーの中で唯一の女性。持霊は大天使ガブリエル。所持している銃はミイネルガー。
女性としての優しさも秘めており、リゼルグに過剰なまでの体罰を与えるマルコのやり方はあまり快く思っていない。
トーナメント時のハオとの対戦で死亡。X-LAWSのメンバーで最初の犠牲者となる。更にその後、魂はスピリットオブファイアによって捕食されてしまった。
アニメでは、X-LAWSのメンバーで最後の犠牲者となったが、捕食されず、モルフィンと八大天使が融合した姿によって成仏した。
クリス・ブンスター:佐々木誠二
1961年5月6日生まれのおうし座血液型はO型。趣味は爆弾作り、好物はチーズケーキアメリカ出身。湾岸戦争に出征中、シャーマン能力に目覚める。持霊は大天使メタトロン。持っている銃の名前はブンスターランチャー。
トーナメント時のハオとの対戦で身体を貫かれ死亡したに見えたが生き延び、直後にハオを巻き込み自爆する(しかしハオはこれを防ぐ)。更にその後、魂はスピリットオブファイアによって捕食されてしまった。アニメでも原作同様ハオを道連れにし、自爆するが捕食されず、モルフィンと八大天使が融合した姿によって成仏した。
ケビン・メンデル:高木渉
1971年9月18日生まれのおとめ座血液型はAB型。趣味は合唱、好物はザッハトルテオーストリア出身。持霊は大天使レミエル。所持している銃は指から弾が打てるケビンアームズ。
10年前、ハオに全身を焼かれ、その恨みを晴らすためにS.Fに参戦。トーナメント時のハオとの対戦で持霊の下敷きにされ、S.O.Fによって焼死する。更にその後、魂はスピリットオブファイアによって捕食されてしまった。アニメでも原作と同じように殺害されるが捕食されず、モルフィンと八大天使が融合した姿によって成仏した。

その他

ハンス・ライハイト
1970年3月13日生まれのうお座血液型はA型。趣味は排気口の清掃をすること、好物はヨルセライス。
元X-LAWS隊員。余りにも攻撃的な性格のために正式メンバーから外され、武器庫番をしていた。
持霊の堕天使アザゼルは巫力不足で3秒ほど(1秒あれば島一つを消し去る事が可能)しか使えないが、霊力だけなら47万というスピリットオブファイアを大きく上回る数値である。
メイデンに心酔しているが、聖少女ではなくなった彼女に見切りを付け、小山田カンパニーの雇用に乗り、ハオを狙うも一撃のもとに倒される。以後、天野照子に求婚。

ハオの信奉者

ハオが500年前(パッチ族に転生した頃)から集め始めたシャーマン達、またはその子孫。ハオを中心とした十数人のシャーマンで、本編で明確な勢力としての名前を持たず、俗称として「ハオ組」と呼ばれている。 ハオをシャーマンキングにする事が使命で、後にハオが建国するシャーマンキングダムの重要人物となる事が約束されている。その為「ハオの家臣」と呼ばれる事もあり、ハオから『超・占事略決』を教わっている為、その実力は高い。

星組

ハオ率いるチーム。ハオ一派の中でもハオのお気に入りのメンバーをチームメイトに入れている。S.F第二次トーナメントに出場できたチームの一つである。
ラキスト・ラッソ:小西克幸
1949年6月1日生まれのふたご座血液型はB型。趣味はダイビング、好物はバジルブルスケッタ
ハオの腹心の部下。イタリア出身のシャーマン。頭髪と顎鬚が特徴的。
その存在は謎に包まれていたが、実はX-LAWSの創始者であり、マルコの育ての親だった。
所有する銃はコンプハンターのリボルバー。持霊は堕天使ルシフェルで、その正体は高級車であるランボルギーニ カウンタックLP400。媒介は銃弾。
オパチョ:林原めぐみ
データはほぼ不明。明らかになっているのは年齢が約5歳ということ(2001年)と、オパチョの声優である林原めぐみが自身のラジオのなかで「オパチョは元気な男の子」と発言していることから性別は男性らしい。しかし、2007年に発売された林原めぐみの著書の、ハオ役高山みなみからのコメントで「女の子」と表記されているため、正確な性別は判明していない。
ハオの腹心の部下。いつもハオのそばにおり、並居る部下達の中で一番幼い。しかしその幼さ故に純粋な思考の持ち主で、唯一ハオが共にいて安らげる人物。葉がS.Fに復帰する辺りから、言語がすべて平仮名片仮名のみの表記になっている。
予知能力(または、霊視能力)があり、仲間内でも信頼は厚い。見た目と裏腹にかなり強く、木刀の竜に重傷を負わせたことがある。趣味は洗うこと、好物はとうもろこし
アフリカで孤児になっていたところをハオに拾われたため、「オパチョ」という名前はハオが付けたと推測される。由来はハオが麻倉葉王の頃に会った鬼の乙破千代からだと思われる。
アニメでは気性を荒げたハオに怯え、そのまま何処かへと逃亡した。
持霊はのMAMA(ママ)。媒介は自分の頭髪。巫力800。

花組

ハオ一派の女性ばかりを集めたチーム。3人とも魔女の末裔のため、昔は周りから卑劣な仕打ちを受けていたが、そこをハオに拾われた。ちなみに全員ヨーロッパ出身。S.F第一次トーナメントでは2回の勝利を収める。その他場外乱闘にも積極的に参加した。行動はいつも3人一緒である。後にペヨーテによってメンバーが全員死亡したが、葉の仲間によって蘇生される。
カンナ・ビスマルク:沢海陽子
1977年10月26日生まれのさそり座血液型はB型。好物はシュタインビルツのスープ
ハオの部下の一人。通称:カナ。チームメイトのマッチからは「カナちゃん」と呼ばれている。エクトプラズムの使い手。
ドイツ出身のシャーマンで魔女の末裔。魔女の血を引いているが故に周囲から蔑まれてきた辛い過去を持つ。
マリ、マッチも同じような人生を送ってきたせいか、彼女達は3人で一緒にいることが多い。リーダーシップに富んでおり、マリ・マッチの纏め役。ヘビースモーカーで趣味はバイク
後にペヨーテによって殺害されるが、葉らによって蘇生される。が、精神的に絶望している。
アニメでは、葉と戦い、敗北。生かされる事に。巫力7500。
アシュクロフト
1154年5月4日生まれのおうし座血液型はB型。趣味は武稽古、好物はミッシュブロート。
カンナの持霊。風格の漂う老騎士で、老人とは思えないほどの筋骨隆々な体と2mを越える長身を持つ。しかし下品な言動と騎士外れな変態であり、可愛い女の子には目がない。煙を媒介としているので鎧から抜け出す事が可能。その場合「アシュクロフトすっぱだかバージョン」と言う全裸の姿になる。また、アニメではあまりにも猥褻すぎるせいか規制に引っかかってしまい、外観だけの登場となり、中身は未登場となった。また、カンナ曰く「裸のオッサン」らしく変態なためカンナからは嫌われている。全裸になった時に分かるように体には無数の傷があるが生前は不明。享年61。上記を見ても分かるように作中に登するキャラクターの中でもかなり異質な個性を持っていた。(特に訳の分からないオーバな行動や、全裸で登場するなど)しかし、作品の打ち切り事もあって、旨くキャラクター性をまとめられなかったのは事実である。
マリオン・ファウナ:根谷美智子
1987年2月28日生まれのうお座血液型はAB型。趣味はポエム、好物は子羊のローストブルーチーズソース
ハオの部下の一人。通称:マリ。マッチからは「マリちゃん」と呼ばれ親しく接してくる。ドールマスター
イタリア出身のシャーマンでカンナ、マッチと同じく魔女の末裔。
普段は物静かであまり感情を顔に出さず寡黙だが、キレると残忍な性格に豹変してしまう恐ろしい少女。笑う時は口を押さえ顔を隠すシャイな一面も。
持霊は人形のチャック(チャイルド・プレイのチャッキーがモチーフ)。
後にペヨーテによって殺害されるが、葉らによって蘇生される。が、精神的に絶望している。
アニメでは、葉と戦い、敗北。生かされる事に。巫力8000。
マチルダ・マティス:半場友恵
1986年7月19日生まれのかに座血液型はA型。趣味はハーブガーデニング、好物はカボチャ
ハオの部下の一人。通称:マッチ。ウゥドゥ・マエル(女ドルイド僧)。
イギリス出身のシャーマンでカナ、マリと同じく魔女の末裔。
マリとは対照的に元気で活発な性格だが、時折3人が歩んできた暗い過去を思わせる、静かな表情を見せることも。「ワッチ」等独特の言葉を使う。
持霊はカボチャ人形のジャック。
後にペヨーテによって殺害されるが、葉らによって蘇生される。が、精神的に絶望している。
アニメでは、葉と戦い、敗北。生かされる事に。巫力7000。

土組

ペヨーテとボーズの善、良によるチーム。S.F第一次トーナメントでチーム「THE 蓮」に敗北。ちなみに全員が楽器を持っている。
ペヨーテ・ディアス:真殿光昭
1970年9月11日生まれのおとめ座血液型はA型。趣味は刺抜きと髭剃り、好物はタマーレス
メキシコ出身のシャーマン。カラベラ人形という独特の人形を操る。
シャーマン能力に目覚める前はマリアッチとして生きていた。不意打ちをする事が多いが、シャーマンとしての能力はハオの信者達の中でもかなり強力である。ハオを信奉するあまり、屈折した愛情を持っていたが、小山田カンパニーよりハオの隠された能力を教えられ、真実を知り絶望。後にザンチン、ビル、カンナ、マリ、マッチを次々と殺害、ブロッケンを瀕死に至らしめた後に自害した。他のメンバーがハオによって蘇生されたが、彼の場合は肉体損傷が酷過ぎる為、蘇生不可能であった。
持霊はかつてケンカで有名だったマリアッチ仲間の亡霊。媒介は主に骨を使う。例としてはカラベラ人形、時には他人の体を使ったりもする。そして一番強力なのは熱き5人のマリアッチ仲間の魂の集合体『グランデファンタスマ』。巫力3000。
7人のマリアッチ
ペヨーテの元仲間であり、持霊であるカルロスジョアンアントニオホセパンチョサパタミゲルの7人。
好戦的な性格で、生前はケンカばかりしていて有名だったという。しかし、全員ケンカにより死亡。
媒介は主にカラベラ人形を使われるが、カルロスとジョアンはボーズの2人の体にO.Sされたこともある。5人の魂が集まれば巨大O.S「グランデファンタスマ」にもなる。
S.F第一次トーナメントで「チームTHE蓮」と当たり、その時にチョコラブの技「エアーズロック」の二段ギャグに皆大爆笑していた。
BoZ(ボーズ)
善、良による仏教系ユニット。アニメでは権利関係の事情からかユニット名が「善良」になっていた(実は本人達も『パクリ』と認めた)。二人とも群馬県出身。愛車は「ワイルド・ゼロ」という名のアメ車ベースの霊柩車
持霊は魑魅魍魎で、特製のエレキ琵琶錫杖マイクを利用し、「JHO!仏~SANKIEMON~」「ちみ・ちみMORYO」「ちみ・ちみMORYO RE-MIX」などの技を使うが、巫力が高いシャーマンには全然効かない。ちなみに「JHO!仏」「ちみ・ちみMORYO」は実際にCD化されている。
S.F第一次トーナメントでチョコラブに敗れ気絶したところをペヨーテによってカルロスとジョアンをO.Sさせられる。
その後はハオ一派を離脱し、ユニットを「さわやか坊主系フォークデュオぼず」に改名宣言する。が、「今度はイロモノバンドじゃなくて実力で攻めたい」という二人の考えから、現在準備期間の模様。巫力は二人とも400と、ハオ一派の中では最弱であった。後にガンダーラへ。
余談だが、実は「JOH!仏」でオリコンチャート13位に入ったことがある。
米田 善(よねだ ぜん)…アニメでは聖 善(ひじり ぜん):檜山修之
BoZのメンバーの一人。
杉本 良(すぎもと りょう)…アニメでは神代 良(かみしろ りょう):小野坂昌也
BoZのメンバーの一人。善より2歳年上。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)
ボーズの持霊である、小鳥や昆虫の霊を小石にO.Sさせたもの。集団で威力を発揮する。

月組

ハオ一派の中でも場外乱闘などで他の選手の魂を狩ったり、妨害をすることが主旨だったチーム。アニメでは第一次トーナメントに参加できていたが、原作ではトーナメント出場前にペヨーテらによってチーム全員が殺害されたために開戦前に脱落となった。後に葉の仲間によってターバイン以外のメンバーが蘇生される。
モハメド・タバルスィー〔ターバイン〕:子安武人
1971年2月24日生まれのうお座血液型はB型。趣味はメール、好物はシシカバブ(初期)、ゴルメサブズイ(後期)。
中東出身のシャーマン。本人曰く照れ屋なため、顔面をターバンなどで覆い隠している。しかし素顔はなかなかの男前。
湾岸戦争の際に戦場でハオと出会い、仲間に加わる。
持霊はランプの魔人のジン
必殺技は手の平にある媒介ランプから発射される光線『ビーム』。持霊ジンには日に限られた回数だけ願い事をすることができる。アニメでは攻撃手段の殆どがビームであった。
後に真実を知ってしまったペヨーテが、仲間を殺害していく行為を止めようとするが、小山田カンパニーの田村崎に頭を拳銃で撃ち抜かれ殺される。頭部の損傷が激しく蘇生不可能であった。巫力6500。
范 斬陳(ハン ザンチン):上田祐司
1966年3月16日生まれのうお座血液型はO型。趣味はカラオケ、好物は東坡肉
中国出身のシャーマン。
持霊はパンダの凶凶(シオンシオン)。媒介はドラ。
ハオ一派の中でビッグガイ・ビルに次ぐ巨体を持ち、キャラ的にも存在感はかなりある。ハオ派の中で肥満度が一番高い。
昔はアイドルを目指していたが、体重計に乗った夜、諦めることにした。
後にペヨーテによって殺害されるが、葉らによって何とか蘇生される。が、精神的に絶望している。巫力7000。
ビル・バートン〔ビッグガイ・ビル〕:園部好徳
1967年4月5日生まれのおひつじ座血液型はO型。趣味は日曜大工、好物はバニラアイス
アメリカ出身のシャーマン。チーム『月組』。
アメフト選手。現役時代に事故で仲間を失い、今は彼ら『チームメイツ』を自分の持霊にしている。仲間のなかで一番タフな男。必殺技は仲間と共に敵に向かって突進していく大技『ビッグタッチダウン』。アニメでは敵を円状に囲み閉じ込める『スチールカーテン』という技も見せた。
SF2次予選の時にX-LAWSによって重傷を負っていたところを葉達に救出される。その恩として敵である彼らの手助けをしたことから義理堅い性格でもあると思われる。そのときに1500だった巫力が4万まで急上昇した。また、ホロホロに目をかけていてICEMENの魂狩りの際にもわざと気絶させないようにしていた。
ハオ一派の中で最も瀕死を経験し、先述の出来事も含め2~3回死にかけた。
後にペヨーテによってついに殺害されるが、葉らによって蘇生される。が、精神的に絶望している。
アニメでは、ハオに与えられた強大な巫力に扱いきれずに自滅した。

その他

どこのチームにも属していないハオ一派のメンバー。S.F二次予戦で殺害されたり、チーム決めなどで人数が溢れ出して脱落になった。その後は場外乱闘で活躍しているものもいる。
ボリス・ツェペシュ=ドラキュラ:石井康嗣
自称ヴァンパイアヴラド・ツェペシュの子孫。
持霊はヴァンパイアハンターのブラムロ(:小西克幸)及び蝙蝠の霊。媒介は血。
竜に敗北後、マルコのミカエルに剣で貫かれ死亡。巫力3000。
山田 光司(やまだ こうじ) [ダマヤジ]:坂口候一
ドラキュラの様な風貌の中年の男。北海道出身。ボリスとキャラが被っていたため、ボリスに殺される。
アニメでは神父に変装し、原作よりは活躍したが、やはりボリスに殺される。原作では持霊不明だったがアニメでは妖怪大百足の霊を使っていた。巫力2000。
ブロッケン・マイヤー
1959年8月30日生まれのおとめ座血液型はB型。趣味はブロック遊び、好物はクロックムッシュ
デンマーク出身のシャーマン。
葉の双子の兄として転生したハオの育ての親だが、何らかの原因で肉体を失い、媒介のブロックを己の体にすることでどうにか命を保っている。しかしそれによりかなりの巫力を手にすることができた。ビッグガイ・ビルの肩の上によく座っている。
持霊は無数のネズミの亡霊、ブロックス。
ペヨーテによって重傷を負っていた所を回収される。巫力16万。
アナホル
1968年8月4日生まれのしし座血液型はO型。趣味は予定表作り、好物はリンゴ
エジプト出身のシャーマン。
ナイルズのリーダーであるアナテルの弟で、外見はアナテルとほとんど同じだがアナテルの方が鼻が3cm高い。
兄を無残な形で死に追いやったメイデン及びX-LAWSを激しく憎み、その憎しみに目を付けたハオによって、力を貰うのを条件に彼の信奉者となり、メイデンへの復讐に向かう。
だが結局アンナに尻に敷かれており、復讐は諦めた。ハオへの忠誠心も他の信者達と比べて低いと言える。
ちなみにザンチンが彼の事を「鼻野郎」と呼んでいたことがある。
持霊は猫の霊で媒介はムチ。O.Sするとスフィンクスになる。
アシル:宮田幸季
アニメオリジナルの登場人物。
ハオに異常なまでの敬意をよせており、葉を敵視していた。
二次予選の際に葉の元にビッグガイ・ビルと共に向かうが、X-LAWSにより処刑され死亡。
おかっぱにフリルの付いた袖と少々変わったいでたちをしている。
持霊は雲外鏡・ジークフリート。なお、持霊の媒介は地面のため、土がある限り何度でもO.Sが行える。外見はゴーレムに似ているが詳細は明かされていない。

ガンダーラ

三大勢力の中のひとつで、仏教に属するシャーマンで構成されている。 チーム全員が仏教系の神クラスの霊を所持しており、全員が巫力無効化を行う事が出来る。ボスはサティで、ハオを倒す為に五大精霊を持霊とする「五人の戦士」を計画する。

サティ
1963年12月31日生まれのやぎ座血液型はA型。日本出身。
ガンダーラのリーダー。チーム「如来」。死者蘇生の能力を持つ。全員が神クラスの霊を保持しているというチームのリーダーということもあり、巫力は膨大である。2001年の本戦中で37歳だが、かなりの若作り。葉たちに可能性を感じ、打倒ハオのために五人の戦士という計画を実行し、葉たちを地獄で修行させた。葉を蘇生させる前にハオ一派のザンチンによって殺害されるが、ファウストの習得したエリザオペリーレンで蘇生される。その後にチーム「明王」と共にG.S内に五大精霊奪取へ向かった。
持霊は大日如来。ちなみに彼女の趣味は旅行である。
一部のファンからは同作者の仏ゾーンのサチの成長した姿だと言われている。本誌に掲載されたゲームの広告内でセンジュに対し、「随分たくましく成ったのね。」と発言している。
コメリ
1994年2月1日生まれのみずがめ座血液型はB型。インド出身。
チーム「如来」の一員。ガンダーラチームの中では最年少だが如来の霊を持っている。サティと同チームということもあり、かなりの実力を持つことが想像できる。趣味はビーズ細工、好きな食べ物はグラブジャムン。
大栄
1923年10月6日生まれのてんびん座血液型はO型。中国出身。
チーム「如来」の一員。チームメイトのコメリとは逆に、ガンダーラ最年長である。サティへの敬愛心はガンダーラチームの中でもかなり深いと考えられ、サティを姫と呼び慕う。葉が地獄で修行している間、ザンチン達により殺害されるが後に復活。持ち霊は如来
ヤイナゲ
チーム「明王」の一員。曰く「チームで一番弱い」らしい。褐色で痩身。持霊は軍荼利明王。後に地獄でS.O.Rを入手する。
カドゥ
チーム「明王」の一員。アロハシャツを着た、少し太めの陽気な男性。攻撃に携帯電話を用いる。持霊は愛染明王。後にメフィストを倒しS.O.Wを入手する。
寂尊(ジャクソン)
チーム「明王」のリーダー。持霊は不動明王。仲間のO.Sを叩き斬り、ヤイナゲを殴り飛ばすなど容赦のない性格。後に地獄でS.O.Tを入手する。
清鏡(セイキョウ)
チーム「天」の一員。
イオン・リー
チーム「天」の一員。
マミ
チーム「天」の一員。

麻倉家・ふんばり温泉関係者

麻倉 葉明(あさくら ようめい):青野武
葉の祖父で陰陽師。孫の葉を大事に鍛え育ててきた。現在の麻倉家当主。
式神を持ち霊として使役する。
麻倉 木乃(あさくら きの):京田尚子
葉の祖母でイタコ。青森に住んでおり、アンナをイタコとして育てた。
戦争で眼が見えなくなった後にイタコとなり、その能力を認められ麻倉へ嫁いだ。好物はホタテ。
麻倉 幹久(あさくら みきひさ):堀内賢雄
葉の父。修験者。ハオを取り逃したことを重く責任として感じ、修験者となる。チョモランマを酸素マスクなしで登頂したらしい。
昔ハオの転生を阻止せんと顔に火傷を負ったため常に顔を仮面で覆い隠している。
ミッキー麻倉の名でSFに参加。
持霊は護法山神である狐のイマリと狸のシガラキ。彼の本気のO.Sはバケモノの如く強いという(チョコラブ・ホロホロ談)。
ムコ養子で、元は売れないミュージシャン故に時折修験者らしからぬノリを見せる。物語後半ではパンツ一丁の姿でいたため、花組に変態扱いされていた。
番外編でたった一回の?により、朝倉家に巻き込まれたことが語られる。
麻倉 茎子(あさくら けいこ)
葉の母。パートで巫女の仕事をしている。東京へ飛び出した時はOLをしていた。趣味はママさんバレー、好物はウニ丼。
麻倉の使者として道家に出向くこともあり、とても責任感に富んだ女性。
一応、現在のハオの母にあたる。
麻倉 葉賢(あさくら ようけん)
500年前マタムネと共にハオを倒した修験者。死後はマタムネ同様にG.Sの地獄のコミューンにおり、子孫である葉と戦った。
マタムネ:田中秀幸
葉がアンナに会いに行く時、旅を共にしたの霊。1000年前にハオ(麻倉葉王)に拾われハオの愛猫として共に暮らし、死後も霊となって麻倉家に仕えていた。
実はハオが熊の爪を媒介に具現化した1000年続くオーバーソウルであり、普通に物に触る事ができ、自身の体を形作る巫力を消費して巨大な刀のオーバーソウル「鬼殺し」を作り出す事ができる。ハオに拾われ共に暮らしていた事から、ハオに対し尊敬と感謝の念を抱いており、500年前のS.Fにて自らの手でハオを討った事を悔やむなど、今もその気持ちは変わっていない。
恐山での戦いにおいて大鬼を倒すべく自身の巫力を全てを使って「鬼殺し」を作り、自らの身を葉に任せ、巫力が尽き魂となって成仏した。残されたマタムネの媒介である熊の爪の首飾りは、現在も葉が肌身離さず身に付けている。
魂になった後はグレート・スピリッツの地獄のコミューンにおり、リゼルグ・ホロホロ・蓮が地獄に来た際に道案内をしたという。
玉村 たまお(たまむら たまお):水樹奈々
幹久の弟子で修験者見習い。4歳の頃から麻倉家に仕え、日々修業に励んでいる努力家。好物はふろふき大根。
コックリさんを得意とするが、持霊達の悪戯のせいで的中率は微妙。
かなりの恥ずかしがり屋で人前に出るのが苦手なため、時折占いに使うスケッチブック(スケブ)を使って会話してしまうことも(この際、十円玉で文字をなぞるが、指の動きは尋常ではない)。
密かに葉に想いを寄せている。後に花の養母となり、ふんばり温泉を経営、花や竜を心底恐怖させるほどの人物となる。
持ち霊は精霊ポンチ(:堀内賢雄の精霊コンチ(:柏倉つとむ
麻倉 花(あさくら はな)
葉とアンナの息子。葉の“は”とアンナの“な”の2文字を取って「花」と名づけられた。
シャーマンファイト終了後から数年後の話に登場。ふんばり温泉にて、アンナの姿を借りたたまおに厳しく育てられる。
竜を連れ、葉とアンナのかつての仲間達を召集するため諸国を廻る旅に出る。
赤マルジャンプにて数話掲載。その後単行本最終巻に収録された。

THE蓮関係者

道家

道潤(タオ ジュン):根谷美智子
1981年10月10日生まれのてんびん座血液型A型。趣味はショッピング、好物は麻花
蓮の姉。蓮の教育係として身の回りの世話をしてきた。キョンシーを操る道士でもある。持霊は李白竜。最初は白竜を道具扱いし、呪符を使って完全に支配していたが、葉との戦いを通し、人間らしい感情が蘇る。その後は白竜の意志で戦うことになり、呪符はサポートの役割になった。
人体の構造に詳しく、円にバラバラにされた白竜の修復をし、さらに腕を改造したり、その後に蘇生術も習得できるようになる。ペヨーテらに殺害されたハオ一派を蘇生させたのも、彼女だと推測できる(他の蘇生できるメンバーは不在だったため)。
チャイナドレスが非常に良く似合うため、他の男性はもちろん、弟の蓮までもがメロメロに。
弟想いの優しい姉だが、怒ると手に負えなくなる。しかしそれすらも魅力的というある種の反則キャラ。
李白竜(リー パイロン):神奈延年
潤の持霊でキョンシー。生前はカンフー映画俳優だったが、潤への誕生日プレゼントにするという理由で珍に射殺され、意識を封じられたまま潤の持霊にされた。葉との戦いで札が切られたことにより自我を取り戻すも、最初は理不尽に己の人生を奪った道家を憎み主人である潤を攻撃しようとするが、アンナの口寄せによってこの世に現れた師・沙門の導きで落ち着きを取り戻し、以降は自分の意志で戦うようになる。ブルース・リーが元ネタ。花組との戦いで、カンナの持霊アシュクロフトと対峙するが彼の「スモーキ媒介」(すっぱだかバージョン)を破ることができず敗北する。
道円(タオ エン):江原正士
蓮の父。蓮が葉と出会いその後対峙するまで、巨大なO.Sで姿を偽っていた。
道蘭(タオ ラン):さとうあい
蓮の母。円との戦いの後、葉達をもてなしてくれた。
道珍(タオ チン):柴田秀勝
蓮の祖父。何かあると、すぐに銃を構える。道家伝統のトンガリはヒゲに表れている。

円役の江原は、本作同様水島精二が監督の「鋼の錬金術師」でも蓮役の朴と父子役で共演している。また、根谷と柴田もそれぞれ重要な役で出演している。

幻陰(ゲイン):沢海陽子
アニメオリジナルキャラクター。蓮と潤を見下したような面が伺えたものの当初は道家に仕えていた。しかし二人が道家に反旗を翻し、呪縛から開放された後、今までの行いの意味を失い、道家の誇りを失った裏切り者として二人を恨む。妹の黎冥豊口めぐみ)と弟の石川寛美)と共にチーム狼煙としてシャーマンファイトに参戦、アニメ版でのチームTHE蓮の初戦相手となる。蓮との戦いの末、蓮が道家の誇りを失っていないことを知る。持霊はくノ一のキョンシー、幽骸(ユウガイ)、後にキョンシーを媒介にオーバーソウルを果たしている。黎冥の持霊はグライ、鏡の持霊はジャッキー、双方共にオーバーソウル可能。
ちなみに黎冥曰く彼氏いない歴28年、鏡曰く明日結婚できても行き遅れらしい。
アメリカの翻訳版では蓮・潤とは従姉ということになっている。

碓氷家

ピリカ:川上とも子
ホロホロの。兄をシャーマンキングにする為に、日々厳しい特訓をホロホロに課してきた。が、それもすべて兄のためを思ってであってのこと。ブラコンの気がある。
ホロホロの媒介・イクパスイや戦闘服である装束は彼女の手作りである。鈍いらしいが、アニメではチョコラブのギャグに爆笑するため、アンナに「すごいわ・・・この子。」と言われる。好物はメロンパン
ホロホロの心の闇について知っている。
持ち霊はマリモ(トーラサンペ)の精霊トララで水を操ることが出来る。
ピリカはアイヌ語で、美しい・かわいい等の意味がある他、北海道地方に生息する鳥の名でもある。
オヤジ
ホロホロの父。本名は不明。風貌からは予想できないがその正体はしがないサラリーマン。北海道のホテル「エメマリモ」に勤務している。「弱肉強食」をホロホロに教える。
持ち霊はコロポックルが突然変異で大きくなったゴロボックルのゴロロ。

十祭司、パッチ族関係者

ゴルドバ(声:鈴木れい子
当代パッチ族酋長であり、シャーマンファイトの運営委員長を勤める老人。持霊は先代のパッチ族酋長ビッグチーフ。媒介はキセル。
立場上シャーマンファイトに関わる生者の中では最も地位のある存在だが、十祭司では無い為、シャーマン達にすら開会式等といった最低限の機会にしかその姿を表さない。十祭司を上回る能力の持ち主であり、「O.S.先代パッチ族酋長ビックチーフ」は一撃でゴーレムを粉砕するほどの力を持つ。
名前の由来はゴールド
シルバ(声:緑川光
葉、蓮、竜を担当する十祭司で、黒い長髪をした青年。担当するプラントは氷河であると思われる。500年前の(パッチ族に転生した)ハオの子孫であり、外見もその面影を残している。
持霊は指輪を位牌代わりにしている五体の精霊、鷹のシルバーウィング(:大倉正章、蛇のシルバーロッド(:小松湯佳、亀のシルバーシールド(:川田紳司、狼のシルバーテイル(:清水敏孝、バッファローのシルバーホーン(声:鈴森勘司で、それらはシルバーアームズと総称される。媒介はそれぞれ、シルバーウィングは羽飾り、シルバーロッドは蛇の顎の骨、シルバーシールドは亀の甲羅の欠片、シルバーテイルは狼の足、シルバーホーンはバッファローの角を用いている。
シャーマンファイト第一次予選の間は日本に留まり、運営資金を確保する為に露天商をしていた。趣味はアクセサリー作り、好物はラーメンライス。スピリット・オブ・ファイアを盗み出した男の子孫という身の上に自責の念を抱いており、ハオと倒す為に行動する。その為に残る五大精霊を盗もうとしたが捕まり、ブロンとレニムによって調教を受け、その後はそれまでの気さくな雰囲気は一切無く、責務を果たす為には手段を選ばない冷徹な性格となっている。
オーバーソウルは四肢と背に装備された鎧型をとるが、必殺技「トーテミック・ソウルブラスト」を放つ為の別形態、「O.S.トーテムポール砲」があり、五体の精霊の力を一つにした強力なオーバーソウルである。
名前の由来はシルバー
カリム(声:中田和宏
ホロホロの予選担当。日本ではシルバと同じく露天商をしていたが、顔が怖いせいかさっぱり売れず、シルバのアパートに転がり込む。ハオの子孫という事で疎まれていたシルバの数少ない理解者であり、親友。担当プラントは高原。趣味はポスター集め、好物は回転寿司
アニメ版では、彼の作る『カリムの焼きそば』がシャーマン達に好評だった。
持霊は牛のブラックシクル
名前の由来はカリウム
ラジム(声:清水敏孝
シャーマンファイト本選の司会を務める。ハオの子孫という事で疎まれていたシルバの数少ない理解者であり、親友。担当プラントは湖。
持霊はコシグロペリカンのプラチナムソード
媒介はマイクであり、そのO.Sはライトセイバービームサーベルのような形状であり、自らの巫力を一点に集中させると言うもの。パッチソングによって増大した巫力により、葉の白鵠を一撃で叩き割るほどの威力を発揮した。ファウストを殺害するも、受け入れた葉により倒される。
ゲーム版ではそっくりさんが何人も登場するなど、特に目立っていた。
名前の由来はラジウム
マグナ
ハオに協力している十祭司の1人。担当プラントは火山。
持ち霊はフクロウの精霊、マグネスコープ(スコープは領域や範囲の意)。蓮の新技により殺害される。
名前の由来はマグネシウム
ニクロム(声:伊藤健太郎
兄・クロムを殺害した蓮を恨み、復讐を果たすべくハオに従う。持霊はの精霊。担当プラントは洞窟だったと思われる。
名前の由来は二クロム酸イオンか。
クロム
ニクロムの兄。蓮の予選担当だったが、参加試験時に蓮に惨殺される。持霊はの精霊。
名前の由来はクロム
タリム
カフェ「豆」のマスター。気が弱く、ハオが葉を連れて茶を飲みに来た時も、ハオの一挙手一投足にビビっていた。持霊は海亀の精霊で担当プラントは海だったと思われる。
名前の由来はタリウム
ラザホー
宇宙プラントを担当する、最後の十祭司。宇宙人のグレイのようなオーバーソウルの中に入っている。
名前の由来はラザホージウム
ブロン
リゼルグの担当。担当プラントは谷。レニムと共にシルバに調教を施した。
持ち霊は蜘蛛の精霊、ブルーネット。メイデンにより両腕を落とされ、リゼルグにより焼き殺される。
名前の由来はブロンズ
レニム
ブロンと共にシルバに調教を施した。持ち霊はカメレオンの精霊で、担当プラントは密林だったと思われる。
名前の由来はレニウム
ナマリ
ガンダーラ担当。ハオに協力する祭司。担当プラントは砂漠。
持ち霊はコブラの精霊、レッドロープ。蓮により殺害される。
名前の由来は
リップ、ラップ
双子の姉妹。まだ小さな子供で、シャーマンファイトのことについてよく分かっていない。ゴルドバのもとでS.Fを見守っている。
実はシャーマンキングをG.Sの元へ導く巫女だった。訛りがキツイ。
リリララ
シャーマン能力を持つセミノア族の血を引くメディスンマン(ネイティブ・アメリカンにおける霊的指導者)の女性。シャーマンファイトによるパッチ族の陰謀を阻止するために、葉たちを引き止めようとしたが、彼らの意思を認めS.Fに送り出す。しかし直後に現れたハオに魂ごと焼き尽くされ死亡。
持ち霊は500年前のシャーマンファイトに参加した4人のシャーマン、イアンニツバドライサヨフィア

その他チーム

ICEMEN(アイスメン)

ピノ、ゾリャー、カジマヒデで構成される北国のシャーマン。
主にの技を使う。コンビネーションは抜群。
ピノ・グレアム:千葉進歩(幼少期:水樹奈々
アイルランド出身のシャーマン、ドルイド。チーム『ICEMEN』のリーダー役。
1979年7月30日生まれのしし座血液型はO型。趣味はジーンズ集め、好物はローストラム
吹雪が激しい地で生き抜き、父親に洞窟に閉じ込められた過去を持ったりと、厳しい環境で育ってきたため、それが彼のプライドとなっている(アニメ版では優れたシャーマンとしてバズウの生贄にされようとしていた)。
過去にこだわり過ぎた為、今を生きる葉たちのチーム『ふんばり温泉チーム』に敗北。その後に帰還しようとするがビッグガイ・ビルの襲撃を受け、ホロホロの加勢後、リゼルグによって救出される。
持霊は女神バズヴ、巫力値は2400。媒介はヤドリギの杖。
バズヴ
ピノの持霊。普段は姿をワタリガラスに変えている。その力はかなりのもので、海水を一瞬で氷山に変えてしまうほどの力を持つ。巫力値16万のブロッケンでさえ、しばらくは氷漬けになり、何もすることができなかった。霊力2100。
ゾリャー:勝生真沙子
ロシア出身のシャーマン、精霊使い。
1982年1月13日生まれのやぎ座血液型はAB型。趣味は機械いじり、好物はエゾ鹿肉のボルシチ。ゾリャーという名はコードネームで、本名は不明。鹿の角がついているフードをかぶっている。
持霊の能力で水を操れるので、ICEMENの攻撃の出始めという役になっている。時々額が光る。
ソ連超能力研究の一環として、研究施設に閉じ込められ実験台にされていた過去を持っている。彼女の持霊ヴォジャノーイはそのときに出会ったらしい。
巫力値は2200。媒介はシャーマン太鼓
ヴォジャノーイ
ゾリャーの持霊。水の精霊で、元はカエルだった。大気中の水分を操る力がある。
チーム『ふんばり温泉チーム』の膨大な巫力に脅えていたこともあった。霊力2020。
トナ・カジマヒデ:江川央生
アイスランド出身のシャーマン、ルーンマスター。
1971年4月26日生まれのおうし座血液型はA型。趣味は料理、好物はホタテムニエル
ICEMENの攻撃のトドメの役割。なじみやすい性格で、ICEMENの中では葉たちにいちばん打ち解けていた。身長がかなり高く、天井に頭をぶつけることもある。
過去はヴァイキングの家系で育ち、一人で船を引っ張り上げていたほどの力を持っていた。
持霊はヴァイキングデヒト、巫力値は2300。媒介はバイキングヘルメット。
ヴァイキングデヒト
カジマヒデの持霊。10世紀ののヴァイキングの霊。
怪力が自慢で、O.Sすると『バイキングシップモード』に変形でき、その力を増やすことができる。霊力550。

ナイルズ

アナテル、カフラー、ナクトで構成されるエジプトのシャーマン。
3人ともアイアンメイデンによって“処刑”されてしまう。後にアナテルの弟のアナホルが後に敵討ちに来る。
アニメでは2次予選中に登場するが、そちらでもメイデンに処刑される。
アナテル:掛川裕彦
ナイルズのリーダー。1967年9月1日生まれ、乙女座のO型。趣味は日記で、好物はスイカ。カフラー曰く「友達思いのイイ奴」。
持霊は大昔にピラミッド建設に携わったおよそ一万人の霊。SF参加者の中では持霊が一番多いと思われる。
仮面をつけて試合に参加したが、リゼルグに仮面を破壊され、自分の顔が公衆の面前で明かされたことに激怒し、O.S技「死者の翼」でリゼルグを圧倒するが、メイデンによって拷問器具「ジベット」に監禁され持霊シャマシュによって処刑される。享年33。巫力3300。
カフラー:千葉進歩
ナイルズのメンバー。1967年6月21日生まれ、蟹座のB型。趣味は剥製作り、好物はシュワルマ
頭部にジャッカルの仮面を着用している。戦闘にはミイラを使用するのだが、試合開始直後にリゼルグに破壊される。その後メイデンをミイラにしようと攻撃を仕掛けるのだが、拷問器具「審問椅子」に座らされ、そのうえギロチンで処刑される。結局活躍しないままで終わった。享年31。アナテルとは昔からの知り合いであった。巫力2600。
ナクト:上田祐司
ナイルズのメンバー。1967年12月3日生まれ、射手座のA型。趣味はスカイダイビング、好物はコシャリ
頭部にピラミッドを着けて試合に参加した。アナテルを殺されたことでカフラーと共に突撃するが、メイデンにより審問椅子に座らされ、処刑器具「アペカ像」で処刑される。カフラー同様活躍しないまま死亡。技はピラミッドパワーを使用するのだと思われる。

KABBALAHERS(カバラーズ)

ミッキー麻倉:堀内賢雄
麻倉家・ふんばり温泉関係者麻倉幹久を参照。
ルドセブ・ミュンツァー:川上とも子
セイラームの兄。8歳。クリスマスの夜、ギャング時代のチョコラブに殺された父親の仇を取る為、ゴーレムを操ってS.Fに参加。会場でSHAFTのメンバーを殺害、その後チョコラブを発見し、謝罪の言葉もろくに聞かず彼を殺害したが、直後に現れた葉に諭され改心する。葉たちがムー大陸にいるときにハオを倒そうとゴーレムを利用し王の社へ侵入するが殺害され、ハオに葉たちへS.O.Fを送ることを命じられた。
セイラーム・ミュンツァー:堀江由衣
ルドセブの妹。6歳。3年前のクリスマス父親をチョコラブらによって殺害されたときのショックで感情を失っていたとされていたが、実は父であるカメル・ミュンツァー博士に憑り付かれていた。しかしなぜかその後もあまり言葉を発する事は無く、ワイドショーを見ながらせんべいを食べる。という生活を送っていた。
王の社へルドセブと侵入した時にハオのS.O.Fによって殺害され、魂を捕食されてしまう。
ゴーレム
内蔵巫力で動くロボット。機体を媒介にルドセブ達の母がO.Sされている。内蔵巫力は55万。

リーリーファイブ

アニメオリジナルの女性五人組のチーム。葉達の旅の途中で邪魔をしたりもしたが、時に助け合った。
パッチ村に辿り着いたが、シャーマンファイトの試合の連絡が全く来なく、ようやく戦うことになったのが、ハオのチーム・星組。
しかし、彼女らを皆殺しにするというハオの言葉を聞いた葉に実力行使で妨害を受け、アンナの説得により棄権した。
シャローナ:落合るみ
リーリーファイブのリーダー。一人だけ名前が浮いている。本名は「シャローナ錦織」と公式ホームページで記されているが、エンディングのキャストには「錦織」は記されていない。
持霊は煙羅煙羅・ジル。
煙羅煙羅・ジルは体を自由自在に変化させることができる。
エリー:津村まこと
葉を黄泉の穴から出るのを封じる為、ミリーと共に戦うがあっさり敗れる。
持霊はカマイタチ・チャッピー。媒介はネイル。
ミリー:伊東みやこ
葉を黄泉の穴から出るのを封じる為、エリーと共に戦うがあっさり敗れる。
持霊は鬼火・タマちゃん。媒介はスリングショット。
チームの中で最年少。旅の途中、予選通過を逃したアニメオリジナルのシャーマン・クライスラー(:三木眞一郎にオラクルベルを奪われてしまう。
葉達の助けもあり、取り替えそうとしたが粉砕。しかし、シルバが登場しスペアのオラクルベルをくれた。(実費は取られたらしいが)
リリー:堀江由衣
チームの中で一番冷静に行動する。
持霊はハムスター・ジャンガリアン・ルック。
ルックをオーバーソウルすることにより、遠くの映像をスクリーンのように映し出すことが出来る。
サリー:犬山犬子
チームの中で一番度胸がある。星組と戦うことになり試合に出る3人を決める時、誰もが嫌がる中一人だけ手を挙げた。
持霊は転がし・コン太。

喪助(もすけ):江川央生
阿弥陀丸の親友であり刀鍛冶。春雨を鍛えたのも彼である。阿弥陀丸と共に仕えていた領主に謀殺され、それ以来ずっと春雨の傍にいた。
阿弥陀丸がまだ自分を待っていたことを葉から聞き、春雨を鍛え直し成仏したが、蜥蜴郎との戦闘で春雨が折れてしまったため、アンナによって口寄せされる。アニメ版後半ではまん太のノートパソコンに住み着き、時にはまん太の持霊となり、オーバーソウルもした。
オロナ:土師孝也
チョコラブの師匠。インディオの老人。シャフトのメンバーに射殺された。
カメル・ミュンツァー
ルドセブとセイラームの父であり、幹久の友人(山仲間)。3年前当時ギャングだったチョコラブに殺されるが、成仏せずに霊体が現世に残った。蓮やホロホロ達はゴーレムの莫大な内臓巫力はなにか“尋常でないこと”により集めたと推測しているが詳細不明。

一般人

小山田 萬純(おやまだ まんすみ)
まん太の父。田村崎からG.Sについての情報を聞き自分のものにしようと無人島に侵入しようとするが、ハオらの手によって侵入に失敗した。
小山田 圭子(おやまだ けいこ)
まん太の母。小山田家では唯一普通の身長。
小山田 まんの子(おやまだ まんのこ)
まん太の妹。5歳。
語呂の悪い名前なのは恐らく、『の』を抜くととんでもない事になるからだと思われる(当初は名前に「の」がついていなかったが、当然ながら編集部に止められ、現在の名前に改名された。)。
田村崎 緑(たむらざき みどり)
萬純の秘書。アンナやたまお、まん太達がアメリカに行くときにお供し、そのときに知ったG.Sの情報を萬純に教える。後に萬純とともにG.Sの入手を企み、無人島に単独で侵入、ペヨーテにハオの霊視能力を教え、仲間割れをし出したハオ一派に乱入、ターバインを殺害、カンナを負傷させ、首尾よく全滅させて萬純らを無人島に侵入させようとするが失敗してしまう。誕生月・血液型がマルコと同じで、容姿もマルコと似ている。
ブルーベル・ブロック
アメリカのナショナルパークレンジャーの女性。灰色熊のアポロを密猟者の手から守るためにレンジャーになった。雪山で遭難したホロホロを救助した。