「特捜戦隊デカレンジャーの登場人物」の版間の差分
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'''特捜戦隊デカレンジャーの登場人物'''(とくそうせんたいデカレンジャーのとうじょうじんぶつ)では、[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]シリーズ『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』に登場する架空のキャラクターを記述する。 |
2007年12月21日 (金) 14:15時点における版
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特捜戦隊デカレンジャーの登場人物(とくそうせんたいデカレンジャーのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマシリーズ『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する架空のキャラクターを記述する。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
宇宙警察
全宇宙の治安を守る警察組織。各惑星に分署を置く。S.P.D.(Special Police Dekaranger)とも記される。
日渡氷狩少年やテツの例を見ればわかる通り幼年期から訓練生として所属が可能である。これは有能な人材の早期確保と宇宙人の短命種への考慮の為と考えられる。なお、この作品は戦隊シリーズとしては極めて異例だが、メンバーの年齢設定が明示されていない。
地球署
- デカレッド/赤座伴番(あかざ ばんばん)
- 演:載寧龍二/スーツアクター:福沢博文
- 変身後の名乗りは「一つ、非道な悪事を憎み!」
- 事件解決後の決めゼリフは「これにて一件コンプリート!(ここのみ全員共通)メガロポリスは日本晴れ~!!」
- シンボルナンバーは『1』
- デカレッドに変身する。通称バン。地球署の新任刑事。激烈かつポジティブな正義感の持ち主。爆発したようなヘアスタイル[1]が特徴。破天荒な行動のため警察学校時代は問題生徒だったが、地球署では水を得た魚のように活躍する。二丁拳銃を使う宇宙警察の銃拳法“ジュウクンドー”[2]を得意とし、装備も他の4人とは異なる。四字熟語が口癖だが、中には熟語とは言い難い怪しい四文字語もある。新撰組隊士・赤座伴之進(番組内で創作された架空の隊士)を祖先に持つ。デカブルーのホージーを同格とみなして「相棒」と呼び、何かと親愛の情を見せるが、クールなホージーには、始めはウケが悪かったようである。登場人物の中で唯一、多少は詳しいプロフィールがわかっており、ふたご座のB型(『ep.46 プロポーズパニック』内で本人が言及)で、また仮設定の段階では午年生まれとも名乗っている。Template:SpoilerHアブレラを倒した後は、後述のギョク・ロウにスカウトされ“赤い特キョウ”といわれるファイアースクワッドに転属。Template:SpoilerF
- 映画版に登場したレスリー星人マリー・ゴールドに一目惚れし、本編終了後の『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、マリーの写真をSPライセンスに貼っている。将来はレスリー星の署長を目指しているらしい[3]。
- 『マジレンジャー VS デカレンジャー』に登場した際は髪形を変えている。
- 名前は、イギリスの推理作家アガサ・クリスティと「番茶」より。
- デカブルー/戸増宝児(とます ほうじ)
- デカブルーに変身する。通称ホージー。デカレンジャーのリーダーで、ボス不在時には地球署の署長代行も務める。警察学校を首席で卒業したエリートだが、激務をこなしつつも特キョウ採用試験のための勉学も怠らない努力型の天才。コンピュータ関係に強いため科学捜査を得意としており、また努力で身につけた射撃の名手でもある。美和という妹がおり、兄妹そろって奇妙な和製英語を口にする癖がある。妹の結納に駆けつける為にスーパーデカレンジャーロボを路上駐車させたこともある[4]。かつての親友や最愛の女性の弟をデリートするなど、苦しい立場に立たされることが多かった。良くも悪くも教科書通りな自分とは正反対のタイプで、あらゆる意味で破天荒な劣等生のバンから「相棒」と呼ばれることに当初は苦痛を感じていたようで、切り返すセリフは「相棒って言うな!」であった。しかし、バンとの間に友情が芽生えるに連れ、次第に「相棒」と呼ばれることに心地よくなっていったようで、最終的には自分からバンを「相棒」と呼んだ(バンもそれに対して「相棒って言うな~!」と答えた)。しかし、『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、バンは魁のことを相棒と呼び、ホージーは『元相棒』に降格となった。また、この作品では髪型が変化している男性陣の中で、ほとんど変わらぬ姿を見せてくれている。
- ちなみに地球署就任したての頃、最初はジャスミンとペアを組んで捜査を行っていた。またその当時自分たちのフォローに回ったギョク・ロウの怪我に対する負い目も感じていたらしい。
- 名前は、アメリカの推理作家トマス・ハリスと「ほうじ茶」より。
- デカグリーン/江成仙一(えなり せんいち)
- デカグリーンに変身する。通称センちゃん。並外れた勘と推理力にかけては地球署随一の存在。解決につながるヒントを掴もうとする際、「シンキングポーズ」と称して逆立ちする癖がある(このときには、よく「よっこらせ」と口にする)。役者陣およびスタッフのイメージとしては5人の中で最年長と感じられるほどの落ち着きと、穏健な性格の持ち主。ただし弱者を虐げる者に対しては激しい怒りを見せる、5人の中で一番警官らしい性格をしている。井戸に落ちた幼児体験から閉所恐怖症になったが、その時警官に助けられた事で今の職を志すきっかけともなった。バン、ホージー、ジャスミンとスワンからは「センちゃん」、ウメコとテツからは「センさん」、ボスやギョク・ロウからは「セン」と呼ばれている。
- デカレンジャーメンバーの中では『センちゃん最強説』がまことしやかに語られている。
- 話の流れ上、口説かなくても優しさや男らしさで女の子が寄ってくる隠れモテ男である。
- ツッコミ役にまわる事が多いが、決して人を傷付けない優しく心有るツッコミになっている。
- 地球署に就任したてのころは、当時レッドでもあったギョク・ロウとペアを組んでいた。
- ジャンプ力とスピードは地球署の中でナンバー1。
- 『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、髪の毛が肩まで伸びた姿で登場。また7人兄弟であることも明かした。
- 名前は、アメリカの推理作家エラリー・クイーンと「煎茶」より[5]。
- デカイエロー/礼紋茉莉花(れいもん まりか)
- デカイエローに変身する。通称ジャスミン。他者(やその所持していた物体)との接触によって相手の意思を読み取る超能力(サイコメトリー能力)を持つエスパー捜査官。日常でその能力を出さない為に普段は手袋をはめている。『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、この能力のために幼い頃に両親に捨てられたことを明かした。かつてはその能力を忌み嫌い自暴自棄になっていたこともあったが、ある事件でドギーに命を救われたのをきっかけに警察官として自分を活かす道を選んだ。ロングヘアでクールビューティーというイメージがあるが、なぜか昭和の流行語を好んで口にするなどややアナクロニックな言動が特徴。またアリエナイザーや怪重機にあだ名をつけたがる。また、VSシリーズでは共演した戦隊にもあだ名をつけていた(アバレンジャーは○○ギザギザ君(○○にはそれぞれの色が入る)マジレンジャーはひらひらヒーロー君)。チョウ刑事やワンデ星人の元義賊ニワンデなど熟年層に受けがいい。尚、バンやウメコとはよく気があっている。
- 地球署に就任したてのころはホージーとペアを組んでいたことになっている。
- 『マジレンジャー VS デカレンジャー』ではショートカットになっていた。
- 名前は、アメリカの作家レイモンド・チャンドラーと「ジャスミン茶」(Jasminの和表記は「茉莉花」)より。
- デカピンク/胡堂小梅(こどう こうめ)
- デカピンクに変身する、自称「リーダー」。通称ウメコ。変装と交渉が得意(後者はやや危なっかしいが)。小柄で明るく元気かつ純粋な性格で子供や動物に好かれる一方、おとり捜査を買って出る度胸も持つ。趣味は入浴で、テツに一番風呂を横取りされてお冠になった事もあった。風呂にある3つのアヒル人形にはウメヨ・ウメノスケ・ウメゴロウという名前が付けられている[6]。46話でセンちゃんに恋心を抱いた描写がある。なお、デカピンクの名乗り時のポーズはダイレンジャーのテンマレンジャーに若干似ている。
- 地球署就任はホージー、センちゃん、ジャスミンよりも遅く4番目。それゆえ先輩への配慮として「ホージー」「センちゃん」の事を「ホージーさん」「センさん」とさん付けで呼ぶという律儀な一面を持つ。ジャスミンに対してさん付けがないのは、親友であるという二人の意識の共有からであろう。
- 『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、ホージーと同じく変わらぬウメコを見せており、センちゃんとの仲も進んでいるようである(マジピンクの小津芳香も、劇中で二人の恋を応援(?)している)。
- 名前は、日本の作家・野村胡堂と「梅昆布茶」より。
- デカマスター/ドギー・クルーガー
- 声:稲田徹[7]/スーツアクター:日下秀昭
- 変身後の名乗りは「百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬デカマスター!」
- 事件解決後の決めゼリフは「悪がいるから…俺は斬るッ!!!」
- シンボルナンバーは『100』
- 犬に似た容貌のアヌビス星人(アヌビス星人の平均寿命は約200歳)で地球署々長。通称ボス。マスターライセンスでデカマスター(13話より登場、メタリックブルーと黒のツートーン)に変身する。地球署の面々から絶対的信頼を置かれている、頼れる指揮官。自分の勘に絶対の自信が有るらしく、無難な策を取るより自分の勘を専行させる事がある、しかしその裏には経験から来る確かな考えが見え隠れする。第一線時代は“地獄の番犬”と犯罪者達から恐れられた腕利き刑事で、特キョウからも一目置かれていた。剣術「銀河一刀流」免許皆伝の達人で、百人斬りを披露したことも(画面下にカウンターが表示され、実際にドロイド百人を切り捨てた)あるなど、劇中では人質を取られたりなどの策を用いられた以外での戦いでは敗北どころか苦戦すらせず、圧倒的な強さと存在感を見せ付けた。だがそれ故に部下たちに依存心が生じるのを何よりも危惧し、且つその精神的成長を促すべく、「余程のピンチに陥らない限りは変身しない」と自他共に厳しい態度を貫いている。
- 仕事以外の面では、東映映画村でスワンと共に江戸時代風の着流しで決めて楽しんだり、バン達に頼まれて焼肉をおごるなど、けっこうノリがよかったりもする。スワンに対しては恋愛感情を抱いているわけではないようだが、スワンが事件に絡むと妙に感情的になることがある。普段は人間と同じ言葉を喋るが、悩んでいる時や痛い時は、本物の犬と同じように、唸り声を発したり咆哮したりする。デカレンジャーのメンバーからは『ボス』と呼ばれているが、スワンからは『ドゥギー』、上官であるヌマ・Oからは『クルーガー』と呼ばれている。
- なお、デカマスターに変身中、マスクの中で鼻はどうなっているのかとエンディングのショートドラマでバンが突っ込んだことがあるが、本人曰く聞いてはいけないらしい。ブンターは旧友だが、現在は文字通り犬猿の仲に。と言いつつも普通に会話している。地球署開設前にも地球にいた事があり、ジャスミンの命の恩人でもある。
- 『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』によれば、はじめて地球にいた頃は軽食喫茶店「恐竜や」の常連であったらしく、店主の杉下竜之介とは「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている[8]。また、背骨のずれが原因で2000回に1回狙いを外している、という密かな悩みを抱えていたが、整体師であるアバレブルー=三条幸人に見抜かれ、治してもらった。『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』によれば、小津深雪とは行きつけのカレー屋(おそらく恐竜や)でスワンを通して知り合っている。スタントショー『特捜戦隊デカレンジャーバトルステージ~エマージェンシー!伝説の宇宙刑事~』においては宇宙警視総監となったギャバンと親友であるとされている(ただし、公式設定であるかは不明)。[1]
- 女性ファンもかなり多く「上司にしたい犬No.1」や「彼氏・旦那にしたい犬No.1」や「抱かれたい犬No.1」などの称号を持つ。
- 種族名はエジプトの神アヌビスより。
- デカスワン/白鳥スワン(しらとり すわん)
- 二対の耳(うち一対は翼状)を持つ以外は地球人に似た外見を持つチーニョ星人。捜査官ではないが、デカスワン(白とオレンジ。第36話と最終話に登場)に変身することが出来る。スワン曰く4年に一度しか変身しない主義らしい[9]。システムやロボットの整備・開発が専門だが、科学捜査にまつわる知識にも造詣が深く、あらゆる証拠物の分析、復顔術やプロファイリングもこなす。その実績を買われ、ヌマ・O長官直々に科学捜査研究所所長への就任を要請される程の天才だが、地位や名誉には興味が無く、地球署の刑事達の活動を温かく見守っている母のような存在。ドギーとは、男女の性別を越えた強い友情で結ばれている。メンテナンスルームは彼女の自室と半ば化しており、仕事の合間にティータイムをたしなんだり、デカレンジャーたちの相談にも乗っている。
- デカスワンのスーツは、スワンが普段白衣の下に着ている服に面・胸当て・グローブ・ブーツを付けたもの。本人曰く「計算が得意」。実際、緊急時にそろばんで複雑な計算をこなしたこともある。ちなみに、普段首からぶら下げているゴーグルは、被らずにブリッジから分割して着けるフロントホック式である。
- 種族名の「チーニョ」はフランス語で「白鳥」を意味する。また「(放送日の)日曜」からも来ているらしい。
- 『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』によれば、小津深雪とはドギーと共に友人関係である。
- マーフィーK9( - ケーナイン)
- ロボット警察犬。キーボーンをくわえると、起動スイッチが入り、ディーバズーカに変形する。能力は優秀だが気難しいところがあり、当初はスワンにしか懐いていなかったが、初の任務で自分を最後まで信じてくれたウメコにも心を開くようになった。
- 名前の「マーフィー」は映画『ロボコップ』の主人公アレックス・マーフィーから。「K9」はアメリカでの警察犬を指す用語で、canine(「犬科の動物」の意、ラテン語の canis「犬」に由来)の語呂合わせ。
- 『マジレンジャー VS デカレンジャー』ではファイヤースクワッドに召集され、デカレッドの新装備〔バトライズモード〕に変形できるようになった。2年後の2006年の『轟轟戦隊ボウケンジャー』の中のミニコーナー・30戦隊大全集ではボウケンジャーのメンバーが着ていたSPDの制服に駄目出しをした。
特キョウ
特別指定凶悪犯罪対策捜査官。特に凶悪なアリエナイザーによる事件のみを専門に手がける宇宙警察本部直属の捜査機関。「正拳アクセルブロー」という秘伝の格闘術を有する[10]。階級章は通常の捜査官が銀バッジなのに対して金バッジ。なお、特キョウ扱いとなった事件に関しては管轄署の署長以上の権限が与えられる。なお、劇中でホージーは特キョウへの昇進試験を受けて合格するが、その最終試験(実際の事件の解決)においてデリートした犯人がその当時の恋人、テレサの弟だったことから昇進を辞退した。(事件後二人は別れている)
- デカブレイク/姶良鉄幹(あいら てっかん)
- 演:吉田友一/スーツアクター:大岩永徳
- 変身後の名乗りは「無法な悪事を迎え撃ち、恐怖の闇をぶち破る!夜明けの刑事デカブレイク!」
- 本編最終回にて6人揃った際には「六つ、無敵がなんかイイ!」。
- 事件解決後の決めゼリフは「夜明けは、必ず訪れる!!」
- シンボルナンバーはローマ数字の『VI』
- 特キョウ1班所属の地球人捜査官。デカブレイク(白)に変身する。通称テツ。ヘルズ3兄弟を追って地球を訪れ、事件解決後、そのまま地球署駐在となった。ちょっと生意気だが明るく屈託のない性格。当初はバン達のやり方を批判していたが、彼らの戦う姿に心打たれ、比較的早くうち解けることができた。特にバンのことを「先輩」と呼んで尊敬している。「ナンセンス」と「なんかイイ」が口癖。思ったことをそのまま口に出す一言多い性格のため、よくジャスミンやウメコに鉄拳をもらっている。またウメコとは一番風呂の争奪戦も繰り広げたことがある。
- スペキオン星人ジェニオの起こした事件の巻き添えで家族全員を失い、宇宙警察の保護下で育った過去を持つ。そのため、地球署のデカレンジャー達より年下だが、宇宙警察官としてのキャリアは15年近い(訓練生時代含む)。Template:SpoilerHジェニオは両親の敵であると同時に自分の命の恩人であり(車の爆発間際に母親から助けるよう頼まれた)、その両方の苦悩に悩むなど、過去のトラウマについて色々あった。バンがファイアースクワッドに転出後は正式に地球署に転属。転属後は一般捜査員として階級章が銀バッジになったが、『マジレンジャー VS デカレンジャー』では、通常捜査官と特キョウの任務を兼任することになったとして、金バッジに戻っていた。Template:SpoilerF
- なぜか女装する機会が多く、本編で26話と45話(このときはスワンの格好)の2回。さらに、『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』ではヒカルと共に女装。その姿はスモーキー曰く「マジで気持ち悪ぅ~」とのこと。さすがにこの時は、ジャスミンに「お馴染み」と言われてしまった。
- 『マジレンジャー VS デカレンジャー』では、バンに対する憧れか、髪を金髪に染め逆立てヘアー[11]にしている。が、その後の『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』では再び元の髪形に戻っている。
- 『ボウケンジャー VS スーパー戦隊』では宇宙邪栄商事(= 宇宙邪栄組)に潜入捜査中で、その際『広域指定宇宙マフィア 獄龍ファミリー若頭ぶっこみのテツ』と名乗る。同作品に登場する「スーパー戦隊住所録」から、その住所が「東京都 宇宙警察地球署管理 宇宙警察地球署独身寮D-06」であることが判明する。この住所録でのファイルナンバーは“DEKA04006”。
- 名前は、アメリカのサスペンス作家アイラ・レヴィンと「鉄観音茶」より。
- デカブライト/リサ・ティーゲル
- 演:七森美江/スーツアクター:大林勝
- 変身後の名乗りは「並み居る悪を白日の下にあばき出す!光の刑事デカブライト!」
- シンボルナンバーはローマ数字の『VII』(分解してIVIといった形で胸に配置されている)
- 第40話に登場。リュミエル星人。特キョウ1班のチーフでテツの上司であり武術や教育などの直接の師である。デカブライト(銀色)に変身する。厳格で、職務遂行に当たって一切の感情を挟まない。当初はバンたちの取り組み方を批判していたが、パイロウ星人コラチェクの事件を機に、彼らに対する評価を改めている。テツ曰く「恐い教官」だったらしい。「なんかいい」が口癖、この口癖はテツにも引き継がれている。
その他
- ヌマ・O( - オー)
- 声:岸野一彦
- 第22・23・36・37・47・49・最終話登場。ホルス星人。宇宙警察長官。全宇宙の警察機構を統率する最高責任者。黒いデカベースクローラー(=宇宙警察本部庁舎)を指揮して前線にも出る。バンに羽をむしりとられたことがある。
- 名前は『太陽にほえろ!』に登場する大沼七曲署署長(演:平田昭彦)に、また種族名はエジプトの神ホルスに由来するものと思われる。
- ポルポ
- 声:二又一成
- 第1・36話登場。バンの訓練学校時代の教官で無鉄砲さに手を焼いていた。スワンの授賞式でもその姿を見ることが出来る。
- ブン・ター
- 声:楠見尚己
- 第32・33・36話に登場。トート星人。スワットモード修得課程の担当教官。かってはドギーやスワンと同じチームに属していたが、その後ドギーとは犬猿の仲に。苛烈な訓練で地球署のデカレンジャー達を鍛え、チームワークの大切さを教えた。スワンの授賞式にも姿を見せているが、急に地球へ戻ることにしたスワンにスピーチの代理を頼まれて困惑していた。
- 名前は俳優・菅原文太に、また種族名はエジプトの神トートに由来するものと思われる[12]。
- クラレンスK9(- ケーナイン)
- 第32・33話に登場。ロボット警察犬。ブンターの助手的存在。マーフィーとは対照的に素直な性格。
- その名は映画『ロボコップ』の敵役、クラレンス・ボディッカーに因んでおり、マーフィーと対をなすネーミングとなっている。
- チョウ・サン
- 声:加藤精三/スーツアクター:今井靖彦
- 第35話に登場。テラン星人。ドギーですら敬意を表するベテラン捜査官(実際、既に署長の地位にあるドギーを「新米」扱いした)。宇宙警察地球署開設前に地球に駐在してアリエナイザー犯罪などに当たっていた。ジャスミンの瞳に、亡き娘の面影を見ていた。
- 名前は『太陽にほえろ!』の「長さん」こと野崎太郎(演:下川辰平。階級が巡査部「長」なので)と、ザ・ドリフターズの長さんこといかりや長介(『踊る大捜査線』『取調室』などに刑事役で出演)の両者に由来するものと思われる。
- ギョク・ロウ
- 声:浪川大輔/スーツアクター:福沢博文
- 第47話・最終話に登場。レオン星人の腕利き捜査官で、地球署開設時に初代デカレッド(候補)として赴任してきた(劇中ではバンに対し「2代目(デカレッド)」と呼びかけている)。通称ギョクさん(スワンのみ「ギョクちゃん」と呼ぶ)。ホージー、センちゃん、ジャスミンの恩師。ある事件で負傷し地球を離れるが、のちにヌマ・O長官の肝煎りで宇宙警察の新捜査機関「ファイヤースクワッド」を組織する。事件で負傷した後遺症で杖をついている。信条は「心は熱く、頭は冷静に」。すなわち、毎回オープニングのナレーションで流れる「燃えるハートでクールに戦う5人の刑事たち」はここからきているのである。
- 名前は玉露から。
- デカゴールド/マリー・ゴールド
- 演:新山千春
- 劇場版に登場。時間を止める能力を持つレスリー星人。デカゴールドに変身可能だが、変身した姿は劇中で一瞬登場しただけだった。ガスドリンカーズに故郷のレスリー星を滅ぼされ、彼らを追って地球に来た。とあるクラブで歌手として潜入捜査をしていた際にバンと出会い、共に捜査を行うが……。武器はディースマッシャー01と02。
宇宙市民たち
- 宮内刑事(みやうち - )
- 演:石山雄大
- 第1話。地球人の一般警察の刑事。
- フラグラント星人の一家
- 第3・4話。娘の衛里香(演:吉木りさ)、父の敏郎(演:エド山口)、母の京子(演:藤井佳代子)。実は滅亡したフラグラント星の王家一家。
- カーミア/和崎良美(わさき よしみ)
- 演:福田峰子
- 第6話。地球人に擬態していたリドミハ星人。殺害された被害者。
- 地球での名前の由来は、岩崎宏美の妹の岩崎良美から。
- 日渡氷狩(ひわたり ひかる)
- 演:上村祐翔
- 第7・8話。念動力を操る地球人のエスパー少年。それ故に心を閉ざし、ダゴネールの甘言に耳を貸し、手助けしてしまう。同じエスパーであるジャスミンの説得で改心し、事件解決後はスペシャルポリスを目指す為、スペシャルポリス養成学校へ旅立つ。
- マイラ
- 演:中本奈奈
- 第9・10話。嘘を最大の裏切りと考えるザムザ星人の美しい女性。シェイクの元恋人で、彼の脱獄によりデカレンジャーの張り込み対象となる。
- ティアラ
- 演:柏幸奈
- 第9・10話。マイラの隣室の少女でマイラと仲が良い。
- エイミー
- 声:中山さら
- 第12話。オカーナ星人。イモムシのような姿の大きな赤ん坊。地球署に保護されるが・・・。
- 種族名と名前の由来はタレントの中尾ミエから。
- フローラ(メリア)
- 演:彩月貴央
- 第15・16話。保護されたアンドロイドの少女。実はマシンモンスター・ギガースの頭脳だった。最初はいかにもロボット然とした無表情だったが、センちゃんとの交流によって感情表現が豊かになっていき、事件解決後は宇宙警察本部で働くことになった。
- アッティカ・アルパチ
- 第24話。バリス星人。特殊な喋り方をする。子供思いの父と親思いの息子。
- 名前の由来はアル・パチーノ。出身星の名前は「裏返し・逆回し」を意味するreverseから。
- ハクタク
- 第25・34・49話。シンノー星人の宇宙漢方医。老婆だが、愛くるしい少女の人間態をとる。センちゃんに助けられてからすっかり惚れ込んでしまっている。
- 名前の由来は農業と薬学の神・神農および霊獣・白澤。
- ピロジー
- 演:上口耕平
- 第30話。スロープ星人。ファラウェイの恋人。今時の若者の風貌と性格。
- イオ・ヨンマールイッチ
- 演:菊地美香
- 第31話。地球人に酷似するが高い耐熱性を持つトカーサ星人の王女。姿はウメコそっくりで本人達も驚いていた。ウメコとは反対の内気な性格が騒動を招くことになる。
- 名前の由来は「企画者104」と「葛西おと」。
- ゴーチャ
- 演:小杉勇二
- 第31話。イオ王女の侍従。「決まりですから」が口癖の堅物。
- ギン
- 声:鉄炮塚葉子
- 第34・49話。チャンベーナ星人(作中モブに最も多く登場する猫頭の異星人である)。貧乏でハクタクのところから薬を万引きしたところを捕まった。悪ぶっているが気のいい少年でセンちゃんと仲良くなる。ちなみにチャンベーナ星人には放浪癖がある為、各惑星でその存在が確認できる、だが劇中ではギンも含め、貧しい者が多い事からあまり勤勉な宇宙人では無さそうだ。
- 出身星の名前は渡辺監督の愛称「ナベちゃん」から。
- テレサ
- 演:田中千絵
- 第37話。マイク星人。地球に定住し、バーでギターの弾き語りをしている。ホージーの恋人なのだが……
- ヤーコ
- 幼生体の声及び成体(演):中川翔子
- 第38話。ハートに火が付かないと成体にならない特性を持つファルファ星人。ギャンジャバに騙されて傷心していたところをバンに救われたことがきっかけで成体になった。幼生体は小さくいかにもエイリアンといった風貌だが成体は羽根の生えた人間型。どんな鍵でも開ける能力を持つ。バンからは「子豚ちゃん」と呼ばれている。
- モンテーン博士
- 声:清川元夢
- 第42話。ミノロ星人。宇宙観測所の所長を務める高名な科学者だが……
- 名前の由来は「天文」で、出身星は天文学の英訳「astronomy」から。
- 戸増美和
- 演:池田香織
- 第42・43話。ホージーの妹で唯一の肉親。兄同様奇妙な和製英語を連発する。
- 師匠
- 声:柴田秀勝
- 第44話。ボクデン星人。銀河一刀流師範でドギーの師匠で、ビスケスの父。故人。
- ヒロノブ
- 演:松本博之
- 第46話。仕事で大忙しのウメコの恋人なのだが……
- フラビージョ / ウェンディーヌ
- 劇場版でワンカットのみ登場。かつて『忍風戦隊ハリケンジャー』と戦った宇宙忍軍ジャカンジャの幹部、暗黒七本槍の一員。『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』でエヴォリアンを追い出された後も地球に潜伏して、故郷に帰るチャンスを待っている模様。エンドロールにはフラビージョ、ウェンディーヌともに名前がクレジットされている。
- ロケットシップ・ベイビーズ
- 毎回エンディングで『ミッドナイト デカレンジャー』を演奏しているエイリアンのバンド。
- マイクル・マイクソン
- 声:ささきいさお(友情出演)
- ミクロフォノ星人。『ロケットシップ・ベイビーズ』のボーカリスト。劇場版ではバンが訪れたクラブでライブを行っており、マイクルのみ台詞も用意された。
- トラ・トランペトロング
- 演:?
- ウッチェロ星人。『ロケットシップ・ベイビーズ』のトランペット担当。
- ギータ・ギターズ
- 演:?
- マッキナ星人。『ロケットシップ・ベイビーズ』のギター担当。
- ドーラム・ドラッツ
- 演:?
- ベースティン
- 演:?
- セーディア星人。『ロケットシップ・ベイビーズ』のウッドベース担当。
アリエナイザー
惑星間宇宙犯罪者、特に自身の特殊能力を使って犯罪を起こす者の総称。綴りは"Alienizer"で「エイリアン」のもじりと「有り得ない」をかけたもの。
- エージェント・アブレラ
- 敵組織が設定されていないこの物語の敵役。地球署が出来る前から様々なアリエナイザーに犯罪を斡旋してきた武器商人。宇宙で一番頭が良く、改造やドーピングによる超進化を繰り返したため、一人一人が異なったルックスを持つと言われるレイン星人の中でも特に頭がいいと言われている。怪重機のレンタルや巨大化保険など守備範囲は広く、私兵も有している。金儲けのためだけに多くの銀河・星々を滅ぼしながら、自分の正体は完璧に隠してきたが、中盤デカレンジャーと対面する。Template:SpoilerHデカレンジャーに商売の邪魔をされたための累計損失額が100億ボーンを超えたことに怒り、宇宙警察への報復を結構。デカレンジャー達がロボで戦っているスキを狙って地球署に怪重機ごと突入し、多くのドロイドたちを送り込んでデカベースを占拠。さらにルーレットによって決めたターゲットの街をデカベースに破壊させ、宇宙警察の信頼を失墜させ、さらに地球の周りに罠をはり、地球に向かっている宇宙警察の援軍を全て破壊する事までも目論んだ。真の目的は宇宙警察全体を壊滅させて、宇宙を犯罪だらけの世界へと導き、再び多額の悪銭を稼ぐことだった。Template:SpoilerF
- なお、当初はコミカルなシーンも多々あったが、終盤は犯罪の黒幕としての本性を現したのか、金のためには手段を選ばない冷酷かつ残酷な場面が多かった[13]。
- 名前の由来はこうもりのような姿から考えてこうもり傘(アンブレラ)からだと思われる。レイン星人は「雨」と『レインマン』(頭が良い)を引っ掛けている可能性もある。
TV版のアリエナイザー
- ラブーリ星人/バラン・スー
- 買い物中のウメコの乗ったバスを湾岸地区にてバスジャックした。訛り含みの第28銀河系の言語を話す。何者かの指示に従って動いていたようであるが……
- 名前の由来はてんびん座(リーブラ)と「バランス」から。
- ディアマンテ星人/ドン・モヤイダ
- 声・演(人間態):菊池隆則
- 地球署に配属される以前、訓練生時代のデカレッドの追跡を受け、パトストライカーと激烈なカーチェイスを演じたアリエナイザー。七人のスペシャルポリスを手にかけ、逃走中に少年の命を奪った。バラン・スーを騙し、怪重機のコントローラーを埋め込み、運び屋として利用した。怪重機ファンクラッシャーを地球に持ち込み、ビルの残骸を原料にして宇宙の宝石を作ろうとした。
- 名前の由来は名前を逆さに読めばわかるとおり「ダイヤモンド」(ディアマンテもダイヤモンドの事)。
- グローザ星人/ヘルヘヴン
- 声:酒井敬幸
- 住み処であるPCの運び手がいないと活動に支障を来すケバキーアに依頼され、ウェルネストーン入手計画の直接的な実行犯となった。性格は粗暴ですぐに手が出る。
- 一説では出身惑星の由来は映画監督の黒澤明氏で名前の由来は同監督作品『天国と地獄』の英訳らしい。
- リコモ星人/ケバキーア
- 声:戸部公璽
- 体をデジタル信号化することで、住み処とするパソコンに入り込む能力を持つアリエナイザー。リコモ星以外の空間でパソコンの外に出ると体組織が崩壊し、最低20時間は本拠地であるデジタル空間から動けなってしまう。自分のパーソナルデータを、怪重機にダウンロードして復讐を図るなどかなりしつこい性格。全編を通し、ホージーを負かした唯一の犯罪者だった。
- 名前の由来は「(引き)篭り」と「アキバ系」。
- アンリ星人/ベイルドン
- 声:三宅健太
- マノ・マークに強引に依頼した薬物を用い、地球人の総宇宙ガソリン化計画を企てた。薬物が意図的に不完全なものにされていたために機能せず、欠落している成分である青い液体をSPDを利用して探そうと画策する。装甲板並に頑丈な体が自慢。
- ドルトック星人/マノ・マーク(岩木(いわき))
- 声・演(人間態):みのすけ
- 「自らのやりたい研究をやる資金調達」のため、ベイルドンに人間を液体燃料化する薬物を渡した。が、報酬を素直に渡さないだろうと予想して成分を分離していたが、襲いかかってくるとまでは想定していなかったらしくデカレンジャーに保護を願い出てきた。減らず口を叩く生意気な性格である。
- 由来はおそらくドクター(ドクトル)と、『ER緊急救命室』の登場人物ロマノとマーク。
- リドミハ星人/カーサス(和崎宏美 (わさき ひろみ))
- 演:林知花
- 妹であるカーミア(和崎良美(わさきよしみ))と共に地球に暮らす植物宇宙人。その正体は、緑と水を豊富に湛えた惑星を侵略して渡り歩くリドミハ星人の調査員であった。空気中の水蒸気を集め、手から放出する能力(ウォータージェットのような能力)を持ち、調節することで分厚い板も切り裂く。地球が好きになってしまった妹を裏切り者として車ごと切断して殺害し、その罪をブライディにかぶせた。
- 惑星の名前の由来は「緑の葉」と、カーサスの名前の由来はサスペンスのようなストーリー展開からの連想で「火サス」(火曜サスペンス劇場の略称)。また地球での名前はかつて火曜サスペンス劇場のエンディングを歌っていた岩崎宏美より。姉妹という設定も、岩崎宏美と岩崎良美が姉妹であることから。
- ジューザ星人/ブライディ
- 声:沼田祐介
- 鋭い鎌のような両腕を持つカマキリの様なアリエナイザー。交通事故で家族を亡くし、それがトラウマで車を嫌っている。乱暴な運転をした若者に注意しようとしたところ車のルーフを切断してしまい、それを偶然目撃したカーサスがその手口を真似たことにより殺人の罪を着せられかかった。本当は優しい性格のようだ。
- 出身星の名前の由来は『13日の金曜日』と思われる。名前の由来は『13日の金曜日』と『エルム街の悪夢』の「フレディ・クルーガー」だと思われる。
- クウォータ星人/ダゴネール
- 声:高戸靖広
- 地球人類をはじめ、数多くの星の人間をフィギュア化してコレクションしようとしたアリエナイザー。わがままで子供のような口調が特徴だが、実年齢は一万歳を超えたれっきとした大人。エスパー少年氷狩の能力を利用して計画を円滑に進めようとした。ダブりは捨てるタイプであるようだ。相当な金持ちであるらしく、メカ人間の最高級品である『イーガロイド』を最初に実戦投入した。
- 出身星の名前は「オタク」から来ている。名前の由来は「タコ」と「ごねる」。
- 名称不明
- 演:岡元次郎
- 幼き日、自らの能力を忌み嫌っていた頃のジャスミンに殺人の現場を目撃されたアリエナイザー。目撃者であるジャスミンをもみ消そうとするも、後一歩のところでドギーに阻止される。
- ザムザ星人/シェイク
- 声・スーツアクター:日下秀昭
- 爆弾製造のスペシャリスト。自らの誇りをかけた爆弾を『ベイビーちゃん』と称し、それを売っている。脱獄に成功した者のいなかった監獄衛星プリズロンを脱獄・爆破し、元恋人マイラに接触するため地球に現れた。ザムザ星人は嘘と裏切りを最大の罪とするが、彼は平気で約束を破り、相手を裏切る。
- 名前の由来はフェイク(嘘)からか?
- ビリーザ星人/ヴィーノ(ギガンテス)
- 演:郷本直也
- かつて訓練生時代のホージーの親友であり良きライバルであったが、デカの仕事に限界を感じ、自らの腕を金で売る殺し屋となった。今では身体を機械に改造している。アブレラを経由して何者かにドギーの殺害依頼を受けていた。
- 名前の由来はビリー・ザ・キッドと『ドラえもん』の野比のび太から(のび太が射的が得意なため)だと思われる。
- カジメリ星人/ベン・G(べん・じー)
- 声:檜山修之
- 身長:219cm
- 体重:132kg
- かつてドギーとのカーチェイスの末、大怪我を負わされて捕えられた地上げ屋のアリエナイザー。今では身体の半分近くが機械化されている。釈放されたのか、脱獄したのは不明。復讐のため、アブレラにドギー暗殺を依頼した張本人。ヴィーノの失敗により、アーナロイド100体を購入(劇中で保険が適用されるとアブレラが発言したことから無償提供とも考えられる)し、スワンを誘拐して自らドギーに対決を挑んだ。
- 名前の由来は「怨み節」の梶芽衣子とリベンジ、及び映画「ベンジー」からだと思われる。地上げ屋な点から「みかじめ料」とする説もある。
- クリスト星人/ファーリー
- 声:江川央生
- 光の無い惑星クリスト星の住人。光に極めて弱いという弱点をもち、その克服のために周囲の光をねじまげて吸収する特殊金属ルナメタルを探していた。
- 名前の由来はドラキュラ伯爵役で有名な俳優クリストファー・リーから。
- ティタン星人/メテウス
- 声:小谷津央典
- 自らが製作した兵器を用い、数々の星で破壊活動を繰り返してきた自称「破壊王」。地球を保管場所としていた巨大兵器「ギーガス」の卵が勝手に孵化してしまったため到来。ギーガスの頭脳であるフローラを付け狙う。
- 名前の由来はギリシャ神話のティターンとプロメテウスと思われる。
- オズチュウ星人/イーアル
- 声・演(人間態):ダンディ坂野
- 自ら経営する中華料理店「大銀河飯店」にて、極めて強い常習性を持ち、口にした者を即座に虜にする「悪魔のスパイス」を使用した料理を振る舞い、客を人間揚げ餃子にしていた。宇宙酔拳の使い手でもある。全てがうまくいくと「ゲッツ!」とポーズを決める。
- ダンディ坂野が演じたため、随所に「ゲッツ!」をはじめとした彼のギャグやアクションが織り交ぜられている。正体を現した後も、スーツアクター陣がそのギャグを引き続き行っており(声はダンディ本人)、本放送時「ダンディ坂野本人がスーツを着て演じているように見える」と賞賛する声もあった。
- さらにこの回はOP歌詞の「Get」の箇所で、イーアルが「ゲッツ!」をする。
- 出身星の由来は撮影所近くにあるビルの中にある中華料理屋のことをスタッフ間で隠語的に「オズチュー」と読んでいる事から来たらしい(ビルの名にOZが含まれている)。名前の由来は中国語の「1(イー)」「2(アル)」。
- パーフェク星人/サークルバ
- 声:不明
- イーアルの手下とおぼしきドロイドと「悪魔のスパイス」の取引に現れたアリエナイザー。
- 名前の由来は『忍風戦隊ハリケンジャー』のマンマルバ。「真ん丸」を英訳すると「a perfect circle.」となる。
- ゾイナー星人/ベートニン
- 声:岩尾万太郎
- 地球人と比べ非常に長い寿命を持つアリエナイザー。幕末の時代に地球を訪れた際に事故を起こし、バンの先祖である赤座伴之進に救われ、剣の技と武士道精神を学んだ。再会すべく地球を訪れたが既に月日は過ぎた後、変貌した京都を侵略されたものと勘違いしてしまう。この話がきっかけで劇中以外に太秦映画村を守る新ヒーローとして活動していたことがある。
- 名前の由来は『武士道』の著者新渡戸稲造から。
- ウージョン星人/ジンチェ
- 声:堀之紀
- 互いの額を触れ合わせることで魂を入れ替える力を持ち、それを使って強盗殺人を繰り返していたアリエナイザー。地球で燃料プラントを襲うもデカレンジャーに邪魔され、逮捕される。しかし、ホージーと入れ替わり、脱獄。デカベースを乗っ取ろうと企む。行動に移る前にコインの裏表で、運勢を占う癖がある。今まで何度も魂を入れ替えてきたため、既に元々の自分の姿も覚えていないらしい。口癖は「だっつ~の」
- 名前の由来はチェンジの逆読みと、犯罪者と刑事の顔を入れ替える、映画『フェイス/オフ』の監督、ジョン・ウーから。
- ゲルマー星人/バイズ・ゴア
- 声:関智一
- 様々な星の宇宙警察に「爆弾ゲーム」を挑んできたアリエナイザー。その『ゲーム』とは、バイズ・ゴアが指定した場所まで移動し、タイマーのスイッチを止め、手に入るヒントを元に惑星破壊爆弾の場所を突き止めろ、というもの。これまで数多くの星が爆破され、正体不明だったが、実は身長5.8センチの小人アリエナイザーで通信機の中に隠れていた。
- 名前の由来は「ゲーマー」とゲームの「ハイスコア(高得点)」もしくは特性から考えるに「デバイス(通信機)のコア(中心部もしくは中枢部)」から来ていると思われる。
- ドラド星人/ゴルドム
- 声:黒田崇矢
- アルパチjrを誘拐し、彼が宇宙警察に逮捕されたとバリス星人アルパチに嘘を吹き込んだ。その狙い通り、彼は息子の解放を要求して爆弾立てこもり事件を起こした。そしてそれを隠れ蓑に、市街地が避難勧告によって、無人となったところをアブレラの協力で地球銀行の地下金庫への侵入し、数兆円の金塊を我が物にせんと企む。
- 名前の由来は「ゴールド」+「エルドラド」。
- スピリト星人/ビョーイ
- 声:塩野勝美
- ガス状の身体を持つスピリト星出身のアリエナイザー。スピリト星人の中では自分しか使えない憑依能力で、他人に取り付き、犯罪を犯していた。怪重機を扱う際は円筒形ポット状の特殊な装置を必要とする。
- 名前の由来は「スピリット(魂)」+「憑依」。
- タイラー星人/ダーデン
- 声:佐藤正治
- 違法な筋肉増強剤メガゲストリンを売りさばき、地下闘技場で賭博試合イリーガルマッチを開催していた。用心深く滅多なことでは姿を現さない。そのため、ホージーはイリーガルマッチのチャンプとして彼に会う手段を選んだ。高い機動性がウリの怪重機アルティメットイビルを操る。トマトジュースが好物らしい。
- 名前の由来は映画『ファイト・クラブ』でブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデン。
- ビース星人/ビーリング
- 声:下山吉光
- メガゲストリンを飲んで町中で暴れていたアリエナイザー。パトロール中のホージーとテツによって発見される。
- 名前の由来は格闘家のヒース・ヒーリング。
- バンダレ星人/ジーバ
- 声:高階俊嗣
- ダーデンが経営する地下闘技場の看板ボクサー。初登場時にはホージーと1対1で戦い、一度は勝利を収めるも再戦時は過酷な特訓を積んだホージーに追い詰められ、メガストリケンを使ってまで勝とうとしたが敗北、そのまま逮捕される。後に再登場した頃には釈放されており、テレビ局のADとして上司に怒られながらも働いていた。
- 名前の由来は格闘家のヴァンダレイ・シウバ。
- バリゲ星人/ミリバル
- 演:大林勝
- 竜巻を引き起こす能力を持つアリエナイザー。最大で大型台風並みの威力を誇るが、一度大幅に能力を使ってしまうと勢力を回復するまで能力が使えず、人間の姿で潜伏していた。かつてニワンデとコンビを組んでいた。義賊を名乗り、人を傷つけないことを信条としていたが、誤って人を殺してしまったことをきっかけに道を踏み外してしまった。
- 名前の由来は「ハリケーン」と過去に使われていた気圧の単位「mb(ミリバール)」。
- ワンデ星人/ニワンデ
- 演:津久井教生
- 監獄衛星アルカポで服役中のアリエナイザー。バリアを張る能力があり、かつてミリバルと組んでいた時はバリアによって現場を外部から隔離する役割を担っていた。心にバリアを張ることでジャスミンのサイコメトリーを振り切り、『捜査協力』と称して地球に乗り込みミリバルとの決着をつけようとした。ちなみにニワンデが兄貴分にあたり、ミリバルも彼を「兄貴」と呼ぶ。
- 名前の由来は前作『爆竜戦隊アバレンジャー』で津久井が演じたヤツデンワニと、駄洒落の「電話に出んわ」の逆読み。
- パウチ星人/ボラペーノ
- 声:坂口候一
- アリエナイザーの細胞を元に、その容姿と能力をコピーすることが出来る。ジェニオの信奉者の1人であり、彼の「芸術(犯罪)」に憧れて地球署が担当した事件をケバキーア、ベイルドン、カーサス、ダゴネール、シェイク、そしてブリッツの順に模倣した他、アブレラに製作させた3兄弟の怪重機のレプリカに搭乗。
- 名前の由来はのっぺらぼうから。
- スペキオン星人/ジェニオ
- 声:野田圭一
- 身長:192cm
- 体重:90kg
- 鏡の中に人や物を封じ込め「ポートレート」を作り上げる。自らの犯罪を芸術と称し、信奉するアリエナイザーは少なくない。テツの手によって光の全くささないクリスト星に追い込まれて逮捕、特殊監獄惑星アルカポに投獄されていたが、テツの涙を利用し、脱獄する。
- 15年前、ある犯罪の最中に偶然事故の要因を作ってしまい、自動車事故を起こしてしまう。その際、炎上しかけた車内から子供を助けてくれるよう母親から懇願され助け出した過去がある。その子が成長した姿がテツであった。
- 名前の由来はイタリア語の「スペッキオ(鏡)」と「ジェニオ(天才)」。
- スロープ星人/ファラウェイ
- 演:あじゃ
- エージェント・アブレラの依頼を受け、怪重機によるクリスタル輸送を請け負うが途中で心変わり、それを奪い逃走して彼氏ピロジーの待つ地球へ。その奪回を図るアブレラとドロイドの追跡を受けることになる。本人は高価な宝石であると思っていたそのクリスタルには、全く別の本性が隠されていた。
- プコス星人/ジャッキル
- 声:遠近孝一
- トカーサ星人マチカに依頼され、イオ王女の暗殺を謀ったアリエナイザー。兎に角テンションが高い。ライフルによる射撃能力も抜群であるが、デカレンジャーを相手に接近戦もこなす等非常に高い戦闘能力を見せた。
- 名前の由来はプコスはスコープの逆さ読み、ジャッキルは『ジャッカルの日』からだと思われる。
- トカーサ星人/マチカ
- 演:河野しずか
- トカーサ星王家の分家出身にあたるイオ王女の侍女。本家であるイオ王女を亡き者にし、分家を本家とするべくイオ王女の暗殺を企てた。
- カラカズ星人/サノーア
- 声:田中総一郎
- 宇宙マフィア、ズンダーズファミリーの首領。大量破壊兵器にエネルギー源として用いられるギュータニウムを取引するため、地球にやってきたアリエナイザー。少々怒りっぽい模様。手下のボッツ星人ゾータクが居眠りして現場に現れず、単身デカレンジャーに立ち向かい、スーパーデカレンジャーロボの前にあえなく逮捕されてしまうのだが……
- 名前の由来は『県警対組織暴力』の脚本笠原和夫と出演者佐野浅夫であるらしい。
- ズンダーズファミリーの名前の由来は、本作と同じく犯罪者と戦う『未来戦隊タイムレンジャー』の敵組織ロンダーズファミリーより。
- ボッツ星人/ゾータク
- 声:川津泰彦
- 身長:226cm
- 体重:123kg
- カラカズ星人サノーアの部下。サノーアが逮捕されてしまい、アブレラに泣きついて新製品「マッスルギア」を手に入れ、護送中のサノーア奪回に成功した。パワーは高いが、知能はあまり高くないようである。
- 名前の由来は俳優の故・川谷拓三から。出身星の名前は故・川谷拓三のあだ名「拓ボン」からだと思われる。
- サウザン星人/ギネーカ
- 声:山口勝平
- 父親が星間評議会の議長を務めるセレブなアリエナイザー。ある「ゲーム」をするため地球にやってきた。ゲームとは特殊な腕輪に変形する宝玉を町に放ち、それを手に入れ腕輪をはめた者をターゲットとし、怪重機で「狩り」を行うという非道なもの。父親の権力をあてにしており、デリート許可を受けても全く動じず、「パパに取り消して貰おう」という台詞を吐いている。飛行能力と大量のミサイルを一斉射する能力を持つ怪重機ミリオンミサイルを操る。
- 名前の由来はサウザンド(1000)とカーネギー。
- ハンドレ星人/デーチョ
- 声:高瀬右光
- ギネーカの「ゲーム」に参加していた取り巻き。彼の家系は代々ブリーダーとして成功をおさめてきたが、彼は裏で法律ギリギリのデタラメな血統書を偽造する悪徳ブリーダーだったらしい。怪重機アルティメットイビルを操る。
- 名前の由来はハンドレッド(100)と高級住宅地として有名な田園調布からと思われる。
- テンテ星人/シロガー
- 声:北島淳司
- デーチョと同じくギネーカのゲームに参加していた取り巻き。常に白いお肌の手入れを欠かさないナルシスト。テンテ星人の特徴である勇ましい角にコンプレックスを抱いている。元はメガロリアが欲しかったが、売り切れていたため、怪重機エンバーンズを買った。
- 名前の由来はテン(10)と高級住宅地として有名な白金、あるいは白金台からと思われる。
- テンカオ星人/ラジャ・ナムナン
- 声:田中亮一
- 数々の星で繰り返し人を殺めていたアリエナイザー。チョウ刑事の娘リルルにアジトの場所を発見され、殺害するも証拠不十分で逮捕には至らなかった。
- おそらく「テンカオ(ムエタイの蹴りの種類)」と「ラジャダムナン・スタジアム」が由来。
- テンカオ星人/ゴレン・ナシ
- 声:藤田清二
- ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。大のパチンコ好きである。: 名前の由来はナシゴレンから。
- テンカオ星人/ヤム・トムクン
- 声:七枝実
- 身長:208cm
- 体重:82kg
- ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。かなりの酒好きである。: 名前の由来はトムヤムクンから。
- ポッペン星人/ハイマル
- 声:龍田直樹
- 宇宙警察科学捜査研究所の科学者だったが、同僚のスワンを妬み出奔。その後アブレラにそそのかされ最強怪重機の製作に乗り出す。一人称は「ハイマルさん」。
- 名前の由来はおそらくロバート・オッペンハイマー。
- マイク星人/クロード
- 声・演(人間態):辻本祐樹
- 地球人の若い女性の肉体からある成分を完全に抜き取り殺害するという犯行を繰り返していた。その本当の目的は、その成分を原料に姉の患っている不治の病を治療することであった。
- マイク星人であるがプコス星(ジャッキルの出身星)出身という所が姉弟の悲しい境遇をうかがわせる。
- 名前の由来は、女性から抜き取られた成分がバラの花に似ているので、「バラが咲いた」という曲からの連想で、マイク真木、真木蔵人親子。
- アラドン星人/ギャンジャバ
- スーツアクター・声・人間態:岡本美登
- ファルファ星人ヤーコの錠を操る能力を利用して強盗を繰り返したアリエナイザー。ヤーコは親を亡くした自分を拾ってくれた恩人だと信じていたが、実は彼がヤーコの両親を殺害した張本人だった。
- 名前の由来はアラン・ドロンとジャン・ギャバンから。
- ユイルワー星人/ミーメ
- 声:富沢美智恵、スーツアクター:小野友紀
- 魂となって他人の夢に入り込む能力を持つ。若返りの薬を作るため、自分が入り込みやすい昏睡状態に陥らせる薬をばらまいた上で地球人の夢に侵入し、魂を集めていた。
- 名前の由来は「夢見が悪い」からだと思われる。
- パイロウ星人/コラチェク
- 声:島田敏
- 出身星不明の連続放火犯のアリエナイザー。元々炎が好きで、誕生日が近づくと周囲をバースーデーケーキのろうそくに見立てて暴れたくなってしまう。実は体自体が炎で形成されているパイロウ星人で、地球上で活動しやすくするためにアブレラから購入した「フレイム・ギア」を使用していた。
- 名前の由来は炎を示すパイロからと思われる。
- アサシン星人/ジンギ
- 声:高山みなみ
- 中国人風の服装をしている。自分の秘技に絶対の自信と誇りを持ち、バカにされることを嫌う自称・イレイザー(消し屋)。殺し屋としてすでに1000人を越すエイリアンを殺害している。これまで誰にも見破れなかった秘技の鍵は、その辮髪にあった。
- 名前の由来は暗殺者を意味するアサシンと仁義か?
- ギラーク星人/ドン・ビアンコ
- 声:江川大輔
- ザブン星人ドン・ブラコを相手に勢力争いを繰り広げていた宇宙マフィアのボス。アサシン星人ジンギの秘技によって消されてしまう。
- 名前の由来は鯨とビアンコ(イタリア語で白)で白鯨だと思われる。
- ザブン星人/ドン・ブラコ
- 声:宗矢樹頼
- ギラーク星人ドン・ビアンコと勢力争いを繰り広げる宇宙マフィアのボス。ジンギの雇い主。報酬支払いの際、金額で揉めたうえ、ジンギの秘技をけなしてしまい消されてしまった。
- 名前の由来は波の音(ザブン・ドンブラコ)から。
- スマスリーナ星人/ニカレーダ
- 声:柴本浩行
- 宇宙生物星ブラウゴールを様々な星で繁殖させ、売りさばいてきたアリエナイザー。ブラウゴールの特徴を利用し、超巨大隕石を各惑星に呼び寄せ激突させる方法で一気にブラウゴールを繁殖させていた。地球ではその方法を実施するためにミノロ星人モンテーン博士を殺害、偽装してその天文台を利用していた。
- 名前の由来は「誰かになり済ます」の逆読み。
- 宇宙生物/ブラウゴール兄弟
- 星そのものを食料とし、食べ尽くしてしまう宇宙生物。生命力・戦闘能力共に非常に高い。また口からはき出す泡は強い酸性を示し、デカバイクロボのスリーブソードをも溶かす。兄が倒された際に放出された莫大なエネルギーを地下で潜んでいた弟が吸収し、段階を経て最終的に超巨大な大きさにまで成長した。特に弟はボルカニックバスターが通用しないほど手強い。
- ボクデン星人/ビスケス
- 声:草尾毅
- ドギーの兄弟弟子で、ドギーの事を兄弟子(修行中は兄ちゃん)と呼ぶ。銀河一刀流の師匠の息子。精神的に未熟な面があり、それを理由として父親がドギーに免許皆伝を与えた事を『ドギーに奪われ』たと逆恨みし流れ者となる。ディーソード・ベガと対になるソード・アルタイルを持つ。アブレラの依頼を受け、デカレンジャーを襲って階級章を嬉々として奪っていた。実力で勝てないデカマスターに対しては騙し討ちや毒水鉄砲を使うなど卑怯な性格。必殺技は「アルタイルスラッシュ」。
- 名前の由来はうお座(ピスケス)から。塚原卜伝にも因んだと思われる。ソード・アルタイルの名はこと座ベガ(織姫星)と対を成すわし座アルタイル(彦星)より。
- アモーレ星人/バーチョ
- 声:松野太紀
- 身長:230cm
- 体重:91kg
- 雌雄同体が特徴のアモーレ星人。女装したテツに惚れてしまうが、蛹になってしまった為に行動不能になってしまう。その後ようやく動けるようになり、奇妙な人形を贈りつけるなどテツに対してストーカー行為を働く。テツはあまりのしつこさにデリートしようとしたが当然許可されず、バーチョに抱かれたまま年を越してしまった。口癖は「アモ~レ~」。
- 由来はおそらくイタリア語の「愛」と「キス」。
- スケコ星人/マシュー
- 声:細井治
- 若い女性達からピュアハートを奪うため、1時間だけ相手の理想の姿に変身することを可能とするサイコマッシュを利用して結婚詐欺を働いていた。ピュアハートを奪われた女性が砂と化してしまう事を「幸福の代償」と称していたが、自身がピュアハートを採集して何を企んでいたのかは不明。
- 名前の由来はスケコマシからだと思われる。
- ダイナモ星人/テリーX(てりーえっくす)
- 声:浜田賢二
- 地球署にデカスーツなどの設備が配備される以前に現れたアリエナイザー。エスパーを襲い、極めて高性能な乾電池プラズマXへ変換しそれを売りさばいていた。また、身体の乾電池充電器にプラズマXをセット、そのパワーを用いて巨大化可能。エージェント・アブレラからフィルターアタッチメントを受け取り、エスパー以外の人間も乾電池化できるようにパワーアップした。かつての地球署デカレッド候補ギョク・ロウに重傷を負わせた張本人。
- 名前の由来はダイナモとバッテリーから。
- クラーン星人/ジェリフィス
- 声:塩屋浩三
- 他の生命体の中枢神経系に寄生し、意のままに操る能力(この能力は宇宙法で固く禁じられている。)を持つ。海を偏愛し、これまで8つの惑星を水没、地球を9番目の別荘に仕立て上げようとアブレラからココカプセルを手に入れた……が、全てはアブレラの作戦の内であった。
- 名前の由来はクラゲ(ジェリーフィッシュ)から。
- ギモ星人/アンゴール
- 声:園部啓一
- アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。極めて強いパワーの持ち主で、そのパワーをさらに強める機能を持つスーパーマッスルギアを装着している。見かけによらずメカの操縦でき、怪重機アブトレックスの操縦を担当。額の突起部分からは放電攻撃も可能。
- 名前の由来はキモとアンコウから。
- ゲド星人/ウニーガ
- アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。剣技に優れており、アブレラが売買する中で最高性能の戦闘用ドロイド、イーガロイドのベースとなった。その必殺技のオリジナルであるクロスバーストを放つ。剣術特性を持ったスーパーマッスルギアを持つ。
- 名前の由来はトゲとウニから。
- ジャーゴ星人/スキーラ
- 声:篠原恵美
- アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。射撃の能力が極めて高く、動作速度を速めるスーパーマッスルギアを装備することでさらに拍車をかけている。また、彼女が用いているスナイパーライフルと同型と思われるものを、プコス星人ジャッキルが使用しており、それだけ性能が認められているモデルなのであろうと推測される。
- 名前の由来は蝦蛄(シャコ)とその英語もしくはイタリア語訳のスクィラ。
- ドラグ星人/ガニメデ
- 声:岸祐二
- アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。防御特性のスーパーマッスルギアを装備していた。そのハサミによってあらゆるものを切り刻み、大規模破壊から急所を狙った一撃まで使い分ける器用さを持ち合わせる。なぜか泡が大好き。
- 名前の由来はカニとガニメデ、そして「かに道楽」から。
ヘルズ3兄弟
宇宙を荒らしまわるリバーシア星人の凶悪犯罪者兄弟。拠点とした星を徹底的に蹂躙する為、アブレラも地球での商売を断念しようとしたほど。ブリッツの必殺技やタワーを改造してアジトを築いた際に魔法陣のような文様が現れており、なんらかの不思議な力を持っているものと思われる。圧倒的な力でデカレンジャーとデカマスターを翻弄し、怪重機ゴッドパウンダーを以てデカレンジャーロボを危機に陥れた。
リバーシア星人という名前の由来は刑務所で有名な網走。
- ブリッツ・ヘルズ
- 声:土田大
- 3兄弟の長兄。他の2人を合わせたよりも強いと言われる。その強さはディーバズーカの弾丸を握りつぶしてしまうほどである。稲妻状の刀身の剣と多重銃身の銃を操る。必殺技は「グレイトフルデッドサンダー」。デカブレイクを倒すため、サキュバスを巻き添えに必殺技を放った。
- 名前の由来はブリッツ(閃光)。
- ボンゴブリン・ヘルズ
- 声:桜井敏治
- 3兄弟の次兄。非常に高い弾性をもつ鍛え上げられた筋肉で全身を固めており、デカマスターのディーソード・ベガすら弾いてしまう一方、その筋肉の隙間が弱点であった。のどちんこを刺激すると巨大化するが、その後筋肉痛に苛まれるらしい。一人称は「おら」で、ブリッツを「あんちゃん」と呼ぶ。
- 名前の由来は伝説上の怪物ゴブリン。
- サキュバス・ヘルズ
- 演:蒲生麻由
- 3兄弟の長女で人間態を持つ。3兄弟の中では最初に現れ、ジャスミンを圧倒した上でこれまで繰り返してきた破滅のビジョンを見せた。生命力を吸う能力を持ち、ブリッツが倒された際にはそれを全放出して彼を蘇生させたが、彼女自身は消滅してしまった。ちなみにブリッツを「お兄ちゃん」、ボンゴブリンを「兄貴」と呼ぶ。
- 『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』ではサウナギンナンの力で復活を遂げる。
- 名前の由来はサキュバス(淫魔・夢魔)。
ガスドリンカーズ
劇場版に登場するアルゴル星人4人組のアリエナイザー。人間を機械奴隷にするウイルス「金色の雪」を使用して第17銀河系レスリー星を壊滅させた張本人であり、次のターゲットを地球に定めてやってきた。人間態の姿、及び怪人態の声は、かつての戦隊シリーズで敵幹部を演じたことのある俳優が務めているのが興味深いところ。
アルゴル星人の名前の由来は「アルコール」とペルセウス座のβ星で"悪魔の星"と称される変光星「アルゴル」から。
- アルゴル星人/ヴォルガー
- 演:遠藤憲一
- ガスドリンカーズのリーダー。ジャアクンドーなる武術を用いる。演じた遠藤は、かつて『忍者戦隊カクレンジャー』の貴公子ジュニア/ガシャドクロなどを演じていた。名前の由来は「ウォッカ」から。
- アルゴル星人/ブランデル
- 演:田村円
- ガスドリンカーズの一員。演じた田村は、かつて『五星戦隊ダイレンジャー』のザイドス少佐などを演じていた。名前の由来は「ブランデー」から。
- アルゴル星人/ジーン
- 演:天祭揚子
- ガスドリンカーズ唯一の女性。演じた天祭は、かつて『ダイレンジャー』のガラ中佐などを演じていた。名前の由来は「ジン」から。
- アルゴル星人/ウインスキー
- 演:岡本美登
- ガスドリンカーズの一員。演じた岡本は、本作でエージェント・アブレラのスーツアクターを担当しており、さらに本作38話のアラドン星人/ギャンジャバ、その他過去の多くの戦隊シリーズにスーツアクター、俳優、声優として出演。名前の由来は「ウイスキー」から。
Vシネマ版のアリエナイザー
- ギンジフ星人/カザック
- 声:大友龍三郎
- 『デカレンジャー VS アバレンジャー』に登場するアリエナイザー。広島弁でしゃべる粋のいい兄さん。様々な物に擬態する能力を持ち、絨毯や畳といった固定物や、別の人間にも姿を変えることができる。彼はこの能力を利用して、烏やヌマ・O、さらに『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッドにまで姿を変え、デカレンジャーらを攻撃した。
- 名前の由来はヤクザ映画で有名な映画監督の「深作欣二」。広域宇宙暴力団ビローノファミリーの幹部との事だが、こちらは深作欣二監督作品「仁義なき戦い」の広能組が由来だろう。
- チグカデ星人/ビルヂーグ
- 声:?
- 『マジレンジャー VS デカレンジャー』に登場。バラン・スーに匹敵するほど巨大なアリエナイザー。胃袋に入れたものを別の次元に飛ばす能力を持つ。誘拐の常習犯であり、バボンやエージェントXと契約し、小津家の人々を誘拐する役目を授かっていた。恒例のジャスミンによるニックネームは「がばっとぱくっと君」(ホージー曰く「ネーミングセンスがスーパークール」だそう)。鳴声は「オズゥー、オズゥー」で、名前の由来は「でか口」「唇」。
- アルゴル星人/バボン
- 声:長嶝高士
- ビルヂーク同様『マジレンジャー VS デカレンジャー』に登場。ガスドリンカーズと同じアルゴル星人だが、両者の間に特別な繋がりは無い模様。アブレラの後継者、エージェントX=冥獣人デーモン・アボロスと契約しており、胸にはビームを吸収する魔法陣が描かれている。背の低い女性には興味が無く、背が高くスネ毛の生えた女性が好み、その犠牲になったのは女装したテツとヒカルだった。名前の由来は「バーボン」。
その他
- サウナギンナン
- 声:篠田薫
- 『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』に登場する。サウナ・うなぎ・銀杏を融合させたトリノイド0号、あまりにも危険なため封印されていた。本人はお調子者な性格で、名古屋弁を喋る[14]。死者を蘇らせる能力があり、その能力でサキュバスとジェニオ、さらにはベン・G、ミリバル、ボンゴブリンを蘇らせる。
- エージェントX
- 声:竹本英史
- 『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』に登場したエージェントアブレラの弟子、その正体は冥獣人デーモン・アボロスである。言動の端々に自分は師を超えているような事を口にする。自らの計略に自信を持っており、予定が狂うと動揺する。アブトレックスの派生型である怪重機、「アボトレックス」を持つ。
脚注
- ^ これは載寧がキャラクター造りの一環として考案したもので、スーパーサイヤ人をモデルにしている。
- ^ モデルは映画『リベリオン』のガン=カタ。
- ^ ファイナルツアーで明言。
- ^ 役者本人達もあれはありえないと語っている。
- ^ 演じた伊藤陽佑は、雑誌『東映ヒーローMAX』8号のインタビューで、俳優のえなりかずきと、元プロ野球監督の星野仙一を意識した名前との認識を明かしている。
- ^ これは、演じた菊地美香が撮影時にその場で命名した。
- ^ 一部では『BLEACH』に登場する、狛村左陣の原案になったとも言われており、アニメ版では稲田が声を担当している。また、同じく稲田が演じる『あまえないでよっ!! 喝!!』に登場した初代さんがレスラーのコスプレをした際に犬のマスクを被り、デカマスターの前口上から奥義、締め言葉までも(剣術から体術風に文言の変更はあったが)言ってしまった。その他、「稲田徹」項にも関連事項あり。
- ^ カードゲームレンジャーズストライクのブースター『四雄の覚醒』に収録されている『恐竜やのカレー』というカードでも、他勢力なのにドギーがこのカレーを食べているイラストが使われている。
- ^ これは放送があった2004年がオリンピック開催年(アテネオリンピック)なので、そこから来たギャグ。ジャスミンが思わず「オリンピックヒロイン?」と発言していた。
- ^ 拳銃こそ使わないが、彼らの格闘技の訓練シーンも映画『リベリオン』でのガン=カタ訓練シーンの影響が見受けられる。
- ^ バンの髪形のモチーフとなったスーパーサイヤ人そのもの。
- ^ 本来、トート神はトキの頭或いはヒヒの姿なのだが、彼はゴリラ顔。これについては『太陽にほえろ!』の石塚誠刑事(通称・ゴリさん)も掛けられているものと推測される。
- ^ 制作側の話では、最初からラスボスにする予定はなく、アブレラの背後に巨大な組織がいるという設定が考えられていた。スーツアクターの岡本も中間管理職の立場で演じていたらしい。
- ^ 当初は大阪弁の予定だったらしいが、演じる篠田が「僕は名古屋弁が出来ますから」という理由で名古屋弁になったらしい。