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'''株式会社マルハニチロ畜産'''(マルハニチロちくさん、英:''Maruha Nichiro Meat and Products, Inc.'')は、かつて存在した、[[東京都]][[江東区]]に本社のある畜産加工食品を製造販売する会社である。 |
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== 概要 == |
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[[マルハニチロホールディングス|マルハニチログループ]]の畜産部門等を継承する受け皿会社として設立。 |
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== 沿革 == |
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* [[2007年]][[12月27日]] - 事業再編に先立ち、[[マルハ]]および[[ニチロ]]の畜産事業を継承する受け皿会社・'''株式会社マルハニチロ畜産'''として設立。 |
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* [[2008年]][[4月1日]] - 事業再編に伴い、マルハ及びニチロから事業を継承し、事業を開始。 |
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* [[2011年]][[1月24日]] - 本社を、[[千代田区]][[大手町 (千代田区)|大手町]]の[[りそな・マルハビル]]より、[[江東区]][[豊洲]]の豊洲フロントへ移転。 |
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* [[2014年]][[4月1日]] - [[マルハニチロ水産]]に吸収合併され、解散。 |
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== 関連項目 == |
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* [[マルハニチロホールディングス]] |
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* [[マルハニチロ水産]] - マルハとニチロの水産部門を統合した企業(旧:[[マルハ]]を再編・改称) |
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* [[マルハニチロ食品]] - マルハとニチロの水産部門を統合した企業(旧:[[ニチロ]]を再編・改称) |
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== 注 == |
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== 外部リンク == |
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* [http://www.meat.maruha-nichiro.co.jp 株式会社マルハニチロ畜産 公式サイト] |
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[[Category:マルハニチログループの歴史|ちくさん]] |
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[[Category:かつて存在した日本の食品メーカー]] |
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[[Category:かつて存在した東京都の企業]] |
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[[Category:2007年設立の企業]] |
2015年5月23日 (土) 01:24時点における版
このページは「マルハニチロホールディングス」、「マルハニチロ水産」、「マルハニチロ食品」、「マルハニチロ畜産」との統合が提案されています。 議論は「ノート:マルハニチロホールディングス」を参照してください。(2015年5月) |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | マルハニチロ、マルニチ |
本社所在地 |
日本 〒135-8608 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 |
設立 |
1943年3月31日 (西大洋漁業統制株式会社) |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 2010601040697 |
事業内容 | 水産事業、食品事業、倉庫物流事業 |
代表者 | 伊藤滋(代表取締役社長) |
資本金 | 15,000(百万円) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
大東通商(株) 10.34% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 4.28% 農林中央金庫 3.72% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 3.64% (株)みずほ銀行 3.19% 東京海上日動火災保険(株) 2.31% 日本生命保険相互会社 1.84% 東洋製罐(株) 1.76% (株)山口銀行 1.27% 明治安田生命保険相互会社 0.80% (2014年3月31日現在) |
関係する人物 |
中部幾次郎 堤清六 平塚常次郎 田中龍彦 五十嵐勇二 坂井道郎(取締役会長) |
外部リンク | http://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate.html |
マルハニチロ株式会社(英:Maruha Nichiro Corporation)は、東京都江東区に本社を有する日本の大手食品会社。
概要
2007年に水産大手のマルハ(正式には持株会社である「マルハグループ本社」)とニチロの経営統合・事業再編により誕生した純粋持株会社のマルハニチロホールディングス(マルハニチロHD、「マルハグループ本社」の商号変更)と、傘下の事業子会社であるマルハニチロ水産(「マルハ」の商号変更)・マルハニチロ食品(「ニチロ」の商号変更)・マルハニチロ畜産と管理部門子会社であるマルハニチロマネジメント、およびマルハニチロ食品の子会社であるアクリフーズの6社が2014年4月1日に合併して誕生した企業である。この合併については、2007年の経営統合・事業再編に伴い事業別に子会社を再編したものの、一部に重複事業が残るほか、投資資金の配分などで統合効果を出しにくいと判断したものと報じられている[1]。
経営統合にあたっては、マルハニチロ水産を存続会社とする6社合併と、マルハニチロHDとの間でのテクニカル上場という手法をとった。これは、元々事業子会社のみの合併を行う予定だったものが、合併方式の検討の過程において事業持株会社体制への転換を行うことになったためと、マルハニチロ水産の各種許認可(主に船舶関係の許認可)を継続させることで事業活動に関する影響を最小限にするためとされている[2]。マルハニチロ水産は旧・マルハ時代の2004年3月まで上場企業であった(マルハグループ本社設立時に株式移転により上場廃止)ことから、実質的に再上場ということになる。
また、この合併により、旧マルハニチロ食品の「マルハ」と「あけぼの」、旧アクリフーズの「アクリ」がすべて自社ブランドとして扱われることとなった。「アクリ」ブランドの製品に関しては、パッケージ左上のシンボルマークの上に表示していた旧アクリフーズのスローガン「だいじな人に食べさせたい」が合併により廃止されてシンボルマークのみとなり、2015年3月発売の新製品・リニューアル品から、「あけぼの」ブランドの製品と同じように、パッケージ右上に「マルハニチロ」ロゴも表示された。
沿革
主な関連企業
マルハニチロでは、事業部門に『ユニット』の呼称を用いており、ユニット単位で記す。
漁業・養殖ユニット
- 大洋エーアンドエフ株式会社(東京都中央区)
- 株式会社日本丸(東京都港区)
- Vela Taiyo Fishery Co., Ltd. (ベラ大洋漁業 / ニュージーランド)
- Bengal Fisheries Ltd.(ベンガル漁業 / バングラデシュ)
- Taiyo Namibia (Pty) Ltd.(大洋ナミビア / ナミビア)
- Sakana del Peru S.A.(サカナ・デル・ペルー / ペルー)
- Taiyo Micronesia Corporation(大洋ミクロネシアコーポレーション / ミクロネシア連邦)
- Philippine Taiyo Aqua Farming Corp.(フィリピン大洋アクアファーミング/ フィリピン)
- 青島多福康食品有限公司( 中国)
水産商事ユニット
- 広洋水産株式会社(北海道白糠郡)
- 琉球大洋株式会社(沖縄県那覇市)
- Agrobest (M) SDN.BHD(アグロベスト / マレーシア)
- P.T. Alfa Kurnia Fish Enterprise(アルファクルニア / インドネシア)
- Viver-Atun Cartagena, S.A(ヴィヴェールアトゥンカルタヘナ / スペイン)
- 大連太田食品有限公司( 中国)
- 日照日魯栄信食品有限公司( 中国)
- マルハ(上海)貿易有限公司( 中国)
荷受ユニット
- 大都魚類株式会社(東京都中央区)
- 株式会社築地フレッシュ丸都(東京都中央区)
- 大東魚類株式会社(愛知県名古屋市)
- 名北魚市場株式会社(愛知県西春日井郡)
- 大京魚類株式会社(京都府京都市)
- 神港魚類株式会社(兵庫県神戸市)
- 観音寺海産株式会社(香川県観音寺市)
- 境港魚市場株式会社(鳥取県境港市)
- 株式会社マルハ九州魚市ホールディングス(福岡県福岡市)
- 九州魚市株式会社(福岡県北九州市)
- 九州中央魚市株式会社(熊本県熊本市)
- 株式会社ダイトウフーズ(愛知県名古屋市)
畜産商事ユニット
- マルハミートアンドデリカ株式会社(神奈川県川崎市)
戦略販売ユニット
- 株式会社MNリテールサービス (東京都中央区)
海外ユニット
- Kingfisher Holdings Ltd.(キングフィッシャーホールディング / タイ)
- KF Foods Ltd.(KFフーズ / タイ)
- Southeast Asian Packaging & Canning Ltd.(シーパック / タイ)
- Maruha Holdings (Thailand) Co., Ltd.(マルハホールディング(タイランド) / タイ)
- N&N Foods Co., Ltd.(N&Nフーズ / タイ)
- 浙江興業集団有限公司( 中国)
- JPKコールドストレージ( タイ)
- Maruha (N.Z.) Corporation Ltd.(マルハ・ニュージーランド / ニュージーランド)
北米ユニット
- 株式会社大洋食品(長崎県長崎市)
- 株式会社ニチロシーフーズ(茨城県ひたちなか市)
- Maruha Capital Investment, Inc.(マルハ キャピタル インベストメント / アメリカ合衆国)
- Nichiro Peter Pan Investment, Inc.(ニチロピーターパンインベストメント / アメリカ合衆国)
- Premier Pacific Seafoods(プレミアパシフィック シーフーズ / アメリカ合衆国)
- Westward Seafoods Inc.(ウエストワード シーフーズ / アメリカ合衆国)
- Alyeska Seafoods Inc.(アリエスカ シーフーズ / アメリカ合衆国)
- Peter Pan Seafoods, Inc.(ピーターパン シーフーズ / アメリカ合衆国)
- Trans Ocean Products Inc.(トランスオーシャンプロダクツ / アメリカ合衆国)
- TransEurope Seafood sales B.V.(トランスヨーロッパシーフードセールス / オランダ)
冷凍食品ユニット
- 株式会社ヤヨイサンフーズ(東京都港区) - 2014年4月、ニチロサンフーズ(新潟県長岡市)がヤヨイ食品(東京都港区)を吸収合併し、商号変更。
- 株式会社サングルメ(鳥取県鳥取市)
- 株式会社マルハニチロ九州(熊本県菊池郡菊陽町) - 2010年10月にマルハニチロ食品が林兼産業株式会社から子会社の株式会社林兼デリカの全株式を取得し、同年12月に商号変更。
- ニチロ畜産株式会社(北海道札幌市)
- 株式会社デリカウェーブ(神奈川県横須賀市)
- 大洋エーアンドエフ株式会社(東京都中央区)
- 海外
加工食品ユニット
- 株式会社マルハニチロ北日本(北海道帯広市) - 2010年4月にデイジー食品工業株式会社、株式会社オホーツクニチロ、青森罐詰株式会社、株式会社ニチロ十勝食品の4社が合併。合わせて、マルハニチロ食品から釧路工場・森工場を継承して発足。
- 土谷食品株式会社(山形県村山市)
- アイシア株式会社(東京都港区)
- 慈渓永興食品有限公司( 中国)
化成品ユニット
- AK&MNバイオファーム( 韓国)
物流ユニット
- 株式会社マルハニチロ物流(東京都中央区) - 物流部門の完全子会社
- 新長門運送株式会社(福岡県福岡市)
- 株式会社ニチロ流通センター(福岡県福岡市)
その他
- 株式会社マルハニチロアセット(東京都港区)
- 株式会社中央すりみ研究所(東京都中央区)
- 日本サイロ株式会社(千葉県千葉市)
- ニチロ毛皮株式会社(東京都中央区)
- 株式会社CACマルハニチロシステムズ(東京都中央区) - CAC Holdingsのグループ会社でもある。
売却・解散した会社(日本国内のみ)
マルハとニチロの経営統合前の売却・解散案件も含む。
- パールエース - 2005年3月に塩水港精糖株を保有するパールエースを三菱商事、塩水港精糖に売却。
- 泰東製綱 - 2005年3月に日東製網に売却。
- 大洋クラブ - 2005年4月にジェージー久慈(リゾートソリューション系列)に営業譲渡。
- 大洋飼料 - 2007年3月期に解散。
- マルハレストランシステムズ - 2006年9月に大東通商に売却。現在はM・R・Sとなっている。
- 日新タンカー - 2006年9月に大東通商に売却。
- ニチロ工業 - 2010年10月にストラパックに売却。
- 株式会社函館国際ホテル(北海道函館市) - 旧・ニチロ本社跡地に建てられた、1971年完成の本館・1994年完成の新館を合わせて305室を持つシティホテル。2012年8月1日に所有する全株81万2500株を恵庭開発へ譲渡。
- ニチロサンパック - 2013年6月1日にエア・ウォーターに売却。
- 株式会社アクリフーズ(東京都江東区、登記上の本店は群馬県所在) - 2014年4月、マルハニチロと統合、解散。
関連項目
- 日本の企業一覧 (水産・農林)
- 大東通商 - 旧マルハの兄弟会社の一社で創業家の実質的な資産管理会社。統合直後ほどではないが同社の株式を保有している大口株主として知られる。
- 林兼産業 - 旧マルハの兄弟会社。
- 三菱財閥 - 旧ニチロがかつて同財閥の影響下にあったことは有名。但し、戦後以降は資本・融資関係が大幅に変わり、取引銀行では旧三菱信託・農林中金[3]・旧第一勧銀(←旧勧銀)の順となる。
脚注
- ^ “マルハニチロHD、主要5子会社を合併”. 日本経済新聞. (2013年3月15日) 2014年4月4日閲覧。
- ^ “マルハニチロ/合併方式変更、マルハニチロ水産のもと6社が合併”. メーカーニュース. (2013年7月29日) 2014年4月4日閲覧。
- ^ 当時は特殊法人の扱い。
外部リンク
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | マルハニチロ、マルハニチロHD |
本社所在地 |
日本 〒135-8603 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 豊洲フロント |
設立 |
2004年(平成16年)4月1日 (株式会社マルハグループ本社) |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 2010601040697 |
事業内容 | 水産事業、食品事業、倉庫物流事業、事務管理請負事業等を子会社、関連会社を通じておこなう。 |
代表者 | 久代敏男(代表取締役社長) |
資本金 |
310億円 (2013年3月31日現在) |
売上高 |
連結:8,097億89百万円 単独:133億42百万円 (2013年3月期) |
純利益 |
連結:54億48百万円 単独:3億17百万円 (2013年3月31日現在) |
純資産 |
連結:826億79百万円 単独:763億71百万円 (2013年3月31日現在) |
総資産 |
連結:4,629億25百万円 単独:2,925億96百万円 (2013年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:12,335人 単独:115人 (2013年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
大東通商(株) 10.34% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 4.28% 農林中央金庫 3.72% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 3.64% (株)みずほコーポレート銀行 3.19% 東京海上日動火災保険(株) 2.31% 日本生命保険相互会社 1.84% 東洋製罐(株) 1.76% (株)山口銀行 1.27% 明治安田生命保険相互会社 0.80% (2013年3月31日現在) |
主要子会社 |
(株)マルハニチロ水産 100% (株)マルハニチロ食品 100% (株)マルハニチロ畜産 100% (株)マルハニチロ物流 100% (株)マルハニチロマネジメント 100% |
関係する人物 |
中部幾次郎 堤清六 平塚常次郎 田中龍彦(初代会長) 五十嵐勇二(初代社長) |
外部リンク | http://www.maruha-nichiro.co.jp/ |
特記事項:2014年の合併前の状況 |
株式会社マルハニチロホールディングス(Maruha Nichiro Holdings, Inc.)は、食品関連企業グループ「マルハニチログループ」のかつての持株会社。
概要
2004年に、当時水産業界トップであったマルハ(旧・大洋漁業)の株式移転により、マルハの持株会社「マルハグループ本社」として設立された企業である。2006年12月11日に「対等の精神」を掲げて、当時業界3位のニチロ(旧・日魯漁業)と株式交換方式で、ニチロをマルハグループ本社の傘下におく経営統合計画を発表。併せてマルハグループ本社が名称変更し「マルハニチロホールディングス」となった[1]。これにより、水産業界初の1兆円企業となり[2]、国内の食品企業としては日本ハムに続き、8位の規模となる。2008年4月には傘下のマルハとニチロを事業別に再編、マルハの法人格は水産部門のマルハニチロ水産、ニチロの法人格は食品加工部門のマルハニチロ食品に承継された。
個別事業としては、根幹を「魚」として分野を3つのセグメント、10のユニット(事業)に分け、傘下企業204社(国内109社、海外95社)[注釈 1]各社が一つ又は複数の事業を行っている。
スローガンは「世界においしいしあわせを」。水産・食品を中核とした世界の食へ貢献しつつ、21世紀のエクセレントカンパニーを目指す思想からこのスローガンとした。またCIマークは合併した両者の英語の頭文字「Maruha Nichiro」のMとNを波をイメージしてデザインにした。両社の伝統と歴史を大切にしつつ、スローガンのごとく世界においしさを届ける姿勢を表したもの。
2014年4月1日、グループ内の事業会社であるマルハニチロ水産、マルハニチロ食品、マルハニチロ畜産、マルハニチロマネジメント、アクリフーズとマルハニチロホールディングスが合併し、事業持株会社に移行[3][4]。このときにテクニカル上場により、非上場会社であったマルハニチロ水産を存続会社とした(合併と同時に「マルハニチロ株式会社」に商号変更)ため、法人格としては消滅した。マルハニチロホールディングスにとっては、設立時に分立した企業に再統合された形となった。
沿革
- 2004年4月1日 - マルハ株式会社が株式移転し、株式会社マルハグループ本社設立。
- 2007年10月1日 - ニチロを完全子会社にし、株式会社マルハニチロホールディングスに社名変更[1]。
- 2010年12月20日 - 本社を、りそな・マルハビルより豊洲フロントへ移転[5]。
- 2013年12月30日 - 孫会社であるアクリフーズ群馬工場で生産された冷凍食品から農薬が検出され(アクリフーズ農薬混入事件)、大規模自主回収へと発展[6]。
- 2014年4月1日 - 株式会社マルハニチロ水産に吸収合併され解散。水産の商号が「マルハニチロ株式会社」となり、当社の子会社3社とマルハニチロ食品子会社のアクリフーズも水産に併せて吸収合併される。
ギャラリー
-
旧本社
(りそな・マルハビル)
脚注
注釈
出典
- ^ a b 経営統合のお知らせ (PDF) - 株式会社マルハニチロホールディングス 2007年10月1日
- ^ “マルハとニチロ、経営統合の鍵は海外市場”. nikkeiBP net (2007年1月22日). 2014年4月5日閲覧。
- ^ “マルハニチロ、持ち株会社解消 グループ6社統合”. 日本経済新聞. (2013年7月29日) 2014年4月4日閲覧。
- ^ "当社と子会社5社の合併に関するお知らせ" (PDF) (Press release). マルハニチロホールディングス. 29 July 2013. 2013年4月4日閲覧。
- ^ 本社移転のご案内 (PDF) - 株式会社マルハニチロホールディングス 2010年11月吉日
- ^ “マルハニチロ系、商品630万袋自主回収 農薬検出”. 日本経済新聞. (2013年12月29日) 2014年1月4日閲覧。
外部リンク
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒135-8608 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 豊洲フロント |
設立 |
1943年(昭和18年)3月31日 (西大洋漁業統制株式会社) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2010601040697 |
事業内容 | 漁業、養殖、水産品の輸出入・加工・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 伊藤滋 |
資本金 |
150億円 (2013年3月31日現在) |
売上高 |
1,837億06百万円 (2013年3月期) |
純資産 |
261億60百万円 (2013年3月31日現在) |
総資産 |
1,112億76百万円 (2013年3月31日現在) |
従業員数 |
410人 (2012年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | (株)マルハニチロホールディングス 100% |
外部リンク | http://www.fish.maruha-nichiro.co.jp/ |
特記事項:2008年(平成20年)4月1日にマルハとニチロの水産部門を統合してマルハ(株)から改称。 |
株式会社マルハニチロ水産(マルハニチロすいさん、英:Maruha Nichiro Seafoods, Inc.)は、東京都江東区に本社を有する日本の大手水産会社。
概要
マルハニチロホールディングスの主要構成企業の一つ。2008年4月1日に、それまでのマルハ株式会社を改組、マルハの水産部門とマルハニチロHD内のニチロの水産部門を統合して現在の名称に改称したものである。
かつてのマルハが得意としていた遠洋漁業・マグロ養殖事業と、ニチロの水産部門の主力であった北洋漁業および冷凍魚介類の輸入取引を主として取り扱っている。マルハニチロホールディングスの水産事業に相当する「漁業・養殖ユニット」「北米ユニット」「水産商事ユニット」「荷受ユニット」「戦略販売ユニット」の各企業を傘下に持ち、マルハの子会社であった全国の魚市場における荷受事業を取り扱う各企業もマルハニチロ水産の傘下となっている。
2014年4月1日、親会社のマルハニチロホールディングスを含む5社を吸収合併し、マルハニチロ株式会社に商号変更した。
沿革
- 2008年4月1日 - 事業再編に伴い、マルハ株式会社より株式会社マルハニチロ水産に改称。
- 2011年1月17日 - 本社を、千代田区大手町のりそな・マルハビルより、江東区豊洲の豊洲フロントへ移転。
- 2014年4月1日 - 親会社のマルハニチロホールディングスおよび同HD子会社の3社およびマルハニチロ食品の子会社であるアクリフーズの計5社を吸収合併。マルハニチロ株式会社に改称。
主な子会社
- 大洋エーアンドエフ株式会社
- 株式会社日本丸
- 株式会社ニチロシーフーズ
- 大都魚類株式会社
- 大東魚類株式会社
- 名北魚市場株式会社
- 大京魚類株式会社
- 神港魚類株式会社
- 観音寺海産株式会社
- 境港魚市場株式会社
- 株式会社マルハ九州魚市ホールディングス
- 九州魚市株式会社
- 熊本魚株式会社
- 株式会社別府魚市
- 鹿兒島魚市株式会社
関連項目
外部リンク
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒135-8605 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 豊洲フロント |
設立 |
1914年(大正3年)3月12日 (日魯漁業株式会社) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2010601040697 |
事業内容 | 冷凍食品・レトルト食品・缶詰・練り製品・化成品・飲料の製造・加工・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 坂井道郎 |
資本金 | 122億24百万円 |
売上高 | 1439億63百万円(2013年3月期) |
純資産 | 234億85百万円(2013年3月) |
総資産 | 810億34百万円(2013年3月) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | マルハニチロホールディングス 100% |
主要子会社 |
ヤヨイ食品 100% アクリフーズ 100% |
外部リンク | http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/ |
特記事項:2008年(平成20年)4月1日付で株式会社ニチロから改組・改称。 |
株式会社マルハニチロ食品(マルハニチロしょくひん、英:Maruha Nichiro Foods, Inc.)は、かつて存在した、東京都江東区に本社のある加工食品を製造販売する会社である。
コーポレートスローガンは「世界においしいしあわせを」。
概要
水産・食品関連企業グループのマルハニチロホールディングスの中核企業。2008年4月1日に同社内の事業再編に伴い、それまでの株式会社ニチロを改組、ニチロとマルハニチロHD内の一員であったマルハの食品事業を統合し、マルハニチログループの食品事業を担う中核企業としてスタートした。
主にスーパーやコンビニエンスストアなどの小売店で販売されるマルハ・ニチロ両社の一般向け商品を扱う。長年親しまれている「マルハ」「あけぼの」の2つのブランドを継承、展開する。
商品のパッケージには、「マルハ」「あけぼの」のブランドロゴに加え、「マルハニチロ」のロゴマーク(経営統合したマルハとニチロの英語の頭文字「M」と「N」を波をイメージしてデザインされたもの)が付く。なお、レトルト食品の「金のどんぶり」[1]やデザートゼリーの「今日のくだもの」「ゼリーdeゼロ」については、「マルハニチロ」のロゴマークのみ付く。
2014年4月1日、マルハニチロ水産(同日付で、マルハニチロに商号変更)に吸収合併され、解散。
沿革
- 2008年4月1日 - 事業再編に伴い、株式会社ニチロより株式会社マルハニチロ食品に改称。
- 2011年1月24日・31日 - 本社を、千代田区大手町のりそな・マルハビルより、江東区豊洲の豊洲フロントへ移転。
- 2013年12月30日 - 子会社のアクリフーズ群馬工場で生産された冷凍食品から農薬が検出され(アクリフーズ農薬混入事件)、大規模自主回収へと発展する。
- 2014年4月1日 - マルハニチロ水産に吸収合併され、解散。
事業所
- 化成食品事業部 生産グループ(栃木県宇都宮市・北海道茅部郡森町)
- 海外駐在員事務所:中国(青島)
- 支社・支店:札幌・仙台・新潟・宇都宮・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島
- 工場:石巻市・山形県西置賜郡白鷹町・山形県西村山郡大江町・宇都宮市・広島市・下関市
主な商品
- マルハ
- 缶詰
- いわし味付・いわしみそ煮・いわし小梅煮・いわしレモンスープ
- さんま蒲焼・秘伝さんま蒲焼・さんま味付
- 月花(さば味付・さば水煮・さばみそ煮)・さば水煮
- さけ水煮・さけ中骨水煮・サーモン中骨水煮
- まぐろフレーク味付・ツナやわらかほぐし
- まるずわいかに・ずわいかに(ブレンド)・かにみそ かに肉入り
- ほたて貝柱
- 赤貝有明煮味付 大粒・あさり水煮・いか味付
- ピュアカップ
- 練り製品
- ちくわ・太ちくわ
- フィッシュソーセージ
- レトルト・フリーズドライ
- 金のどんぶり
- ゼリー
- 今日のくだもの
- ゼリーdeゼロ
- ゼライス・ゼラチンリーフ
- かんてん
- のり
- 味付むすびのり
- 味付おかずのり
- あけぼの
- 缶詰
- いわし味付 しょうが煮・いわしみそ煮
- からだに思いやり(さんま味付・さんま蒲焼)
- さば水煮
- あけぼの さけ - 90年以上の歴史があるロングセラー缶詰。
- ホワイトミートファンシー
- 金線べにずわいかに・金線たらばかに
- ほたて貝柱水煮
- スイートコーン・チェリー枝付・大豆ドライパック
- びん詰
- さけフレーク・とりそぼろ・かつおこんぶ白ごま入り
- チルド
- 鮭フレーク・ピリしゃけ鮭フレーク
- いか塩辛 若造り
- 味付天然岩もずく(黒酢仕立て)
- 冷凍食品(一部抜粋)
- レトルト
- 北海道十勝 かぼちゃスープ
- 北海道十勝 コーンスープ
- デザート
- ぷるるんデザート
- ぷるるんぷりん
- 飲料
その他
CM出演者
関連項目
- マルハニチロホールディングス
- マルハニチロ水産 - マルハとニチロの水産部門を統合した企業(旧:マルハを再編・改称)
外部リンク
注
- ^ かつてはマルハブランドの商品だった。
警告: 既定のソートキー「まるはにちろしよくひん」が、その前に書かれている既定のソートキー「まるはにちろすいさん」を上書きしています。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒135-0061 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 豊洲フロント |
設立 | 2007年(平成19年)12月27日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2010601040697 |
事業内容 | 食肉、飼料原料の輸入、食肉製造加工販売 |
代表者 | 代表取締役社長 宮部秀雄 |
資本金 | 1,000百万円 |
売上高 | 40,216百万円(2013年3月期) |
純資産 | 2,034百万円(2013年3月) |
総資産 | 10,550百万円(2013年3月) |
従業員数 | 88人(2013年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | マルハニチロホールディングス 100% |
外部リンク | http://www.meat.maruha-nichiro.co.jp/ |
株式会社マルハニチロ畜産(マルハニチロちくさん、英:Maruha Nichiro Meat and Products, Inc.)は、かつて存在した、東京都江東区に本社のある畜産加工食品を製造販売する会社である。
概要
マルハニチログループの畜産部門等を継承する受け皿会社として設立。
沿革
- 2007年12月27日 - 事業再編に先立ち、マルハおよびニチロの畜産事業を継承する受け皿会社・株式会社マルハニチロ畜産として設立。
- 2008年4月1日 - 事業再編に伴い、マルハ及びニチロから事業を継承し、事業を開始。
- 2011年1月24日 - 本社を、千代田区大手町のりそな・マルハビルより、江東区豊洲の豊洲フロントへ移転。
- 2014年4月1日 - マルハニチロ水産に吸収合併され、解散。
関連項目
- マルハニチロホールディングス
- マルハニチロ水産 - マルハとニチロの水産部門を統合した企業(旧:マルハを再編・改称)
- マルハニチロ食品 - マルハとニチロの水産部門を統合した企業(旧:ニチロを再編・改称)
注
外部リンク
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