「三菱・チャレンジャー」の版間の差分
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* テカテ・スコア・バハ2000に三菱自動車のチーム三菱ラリーアートから増岡浩と米国人選手3人が三菱・チャレンジャーSCORE仕様車で出場し、55時間36分23秒でゴールしクラス3i優勝を果たした<ref>http://www.ralliart.co.jp/journal/93/index.html ラリーアート・ジャーナルvol.93、2001年</ref>。 |
* テカテ・スコア・バハ2000に三菱自動車のチーム三菱ラリーアートから増岡浩と米国人選手3人が三菱・チャレンジャーSCORE仕様車で出場し、55時間36分23秒でゴールしクラス3i優勝を果たした<ref>http://www.ralliart.co.jp/journal/93/index.html ラリーアート・ジャーナルvol.93、2001年</ref>。 |
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* またTeam GEOLANDAR RALLIARTからはドライバー[[塙郁夫]]、Mike Lund、高杉健吾が三菱・チャレンジャーで出場し、クラス3 3位となった<ref>[http://web.archive.org/web/20010217174918/http://www.allies.co.jp/news/2000-1122.html Team GEOLANDAR RALLIART 堂々のクラス3位入賞] アライズ、2000年11月(2001年2月17日時点の[[インターネット |
* またTeam GEOLANDAR RALLIARTからはドライバー[[塙郁夫]]、Mike Lund、高杉健吾が三菱・チャレンジャーで出場し、クラス3 3位となった<ref>[http://web.archive.org/web/20010217174918/http://www.allies.co.jp/news/2000-1122.html Team GEOLANDAR RALLIART 堂々のクラス3位入賞] アライズ、2000年11月(2001年2月17日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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2017年9月4日 (月) 19:07時点における版
チャレンジャー (Challenger) は、三菱自動車工業が生産しているミッドサイズSUVである。現在は海外専売車種である。日本でも1996年から2001年まで販売が行われていた。
現在は主にパジェロスポーツまたは、モンテロスポーツ等の車名で日本を除く世界各国で販売されている。
初代(1996年〜2010年)
三菱・チャレンジャー(初代) | |
---|---|
チャレンジャー(日本仕様) | |
チャレンジャー 3.0 XR | |
チャレンジャー 3.0 | |
概要 | |
販売期間 | 1996年7月 - 2001年6月(日本) |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 |
スーパーセレクト4WD イージーセレクト4WD(一部グレード) センターデフ付フルタイム4WD(1998年8月-) |
パワートレイン | |
エンジン |
4D56 2.5L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル 4M40 2.8L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル(機械式) 4M40 2.8L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル(電制式) 6G72 3.0L V型6気筒SOHC24バルブ 6G74 3.5L V型6気筒DOHC24バルブ(GDI) |
最高出力 |
2.5L 105ps/4,200rpm 2.8L 125ps/4,000rpm(機械式) 2.8L 140ps/4,000rpm(電制式) 3.0L 185ps/5,500rpm 3.5L 245ps/5,500rpm |
最大トルク |
2.5L 24.5kg・m/2,000rpm 2.8L 30.0kg・m/2,000rpm(機械式) 2.8L 32.0kg・m/2,000rpm(電制式) 3.0L 27.0kg・m/4,500rpm 3.5L 35.0kg・m/4,000rpm |
変速機 |
INVECS-II 4速AT INVECS-II 5速AT 5速MT |
前 |
F ダブルウィッシュボーン式トーションバースプリング R 3リンク式コイルスプリング |
後 |
F ダブルウィッシュボーン式トーションバースプリング R 3リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2725mm |
全長 | 4530mm |
全幅 | 1695-1775mm |
全高 | 1710-1730mm |
車両重量 | 1790kg-1950kg |
その他 | |
ベース車 | 三菱・パジェロ |
後継車 |
パジェロに統合(日本) 三菱・エンデバー(アメリカ) |
- シャーシ・ボディ
シャーシには、2代目パジェロのラダーフレームを採用している。
- エンジン
当初は、6G72 V型6気筒SOHC12バルブ 2,972cc(185馬力)と、4D56 直列4気筒SOHC 2,500cc インタークーラー付きディーゼルターボ(105馬力)・4M40 直列4気筒SOHCインタークーラー付きターボディーゼル(125馬力)の3種類だった。
後に、6G74 V型6気筒DOHC24バルブ GDI 3,496cc(245馬力)と4M40 直列4気筒SOHCインタークーラー付きターボディーゼル(140馬力)が機械式から電子制御式の燃料噴射となった。
- サスペンション
サスペンションは、2代目パジェロ同様にフロントがダブルウィッシュボーン・トーションバースプリング式独立懸架、リアは3リンク・コイルスプリング式車軸懸架を踏襲。
- 四輪駆動システム
2代目パジェロに採用されたスーパーセレクト4WDを搭載している。このシステムは、トランスファーにビスカスLSD付きセンターデフを追加し、4WD時にはセンターデフ式フルタイム4WDとほぼ同等の舗装路での走行性能を有している。 センターデフにはデフロック機構を装備し、直結4WDと同等の悪路走破性も持つため、パートタイム4WDとフルタイム4WDの長所を兼ね備えたシステムである。また、走行中でも駆動方式が変更可能で、前後輪への駆動力の配分は50:50であり、必要に応じて、100:0に近い配分まで変化することが可能となる。一部グレードに、イージーセレクト4WDを採用している。
- 自動車衝突安全テスト
機関 | 国 | 試験年 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
IIHS | アメリカ | 1997年 | オーバーラップテスト「不可」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 1998年 | オーバーラップテスト「不可」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 1999年 | オーバーラップテスト「不可」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 2000年 | オーバーラップテスト「不可」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 2001年 | オーバーラップテスト「優」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 2002年 | オーバーラップテスト「優」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 2003年 | オーバーラップテスト「優」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
IIHS | アメリカ | 2004年 | オーバーラップテスト「優」 | 評価は上から「優」「良」「可」「不可」 |
歴史
- 発表、販売開始。エンジンは3Lの24バルブV6エンジン(6G72型・185馬力)、2.8L4気筒ディーゼルターボエンジン(4M40型・125馬力)、2.5L4気筒ディーゼルターボエンジン(4D56型・105馬力)駆動方式はスーパーセレクト4WD(一部グレードにはイージーセレク4WD)。
- 2代目パジェロをベースにしている。パジェロロングからサードシートを取り去って、乗用車的な低いスポーティーなボディを被せたものと考えればよい。
- 日本国内での取扱い店はギャラン店とカープラザ店になる予定だったが、ギャラン店のパジェロとの競合を避けるため、カープラザ店専売となった。
- 当時では珍しくリアドアにスペアタイヤを装着していないSUVであった。スペアタイヤ有り仕様はリアウインカーが2つ付いている。
- パリ・ダカールラリー1997に参戦。ドライバーは増岡浩、コ・ドライバーはアンディー・シュルツ。総合4位。なおこの時、篠塚健次郎が三菱・パジェロで日本人初の初優勝を勝ち取った。
- マイナーチェンジ。ガソリン車のエンジンを3.5Lの6G74型GDIに変更し、60馬力のパワーアップと出力向上を実現。ATはGDI用はスポーツモード付き5速ATに変更。ディーゼルは4D56エンジンを廃止し、4M40エンジンに統一。
- パリ・ダカールラリー1998に参戦。ドライバーは増岡浩。総合4位。なおこの時、ジャン・ピエール・フォントネ/ジル・ピカール組が三菱・パジェロエボリューションで総合優勝を飾っている。
- 一部改良。GDIエコランプやUVカットガラスなど、装備の充実化を図る。シティクルージングの駆動方式を従来のスーパーセレクト4WDからセンターデフ付フルタイム4WDに変更。
- パリ・ダカールラリー1999に参戦。ドライバーは増岡浩。総合6位。
- マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを一新。ディーゼルターボを廃止しガソリンに一本化。車内は2トーンカラー化。全グレードの駆動方式をセンターデフ付フルタイム4WDに変更。
- テカテ・スコア・バハ2000に三菱自動車のチーム三菱ラリーアートから増岡浩と米国人選手3人が三菱・チャレンジャーSCORE仕様車で出場し、55時間36分23秒でゴールしクラス3i優勝を果たした[1]。
- またTeam GEOLANDAR RALLIARTからはドライバー塙郁夫、Mike Lund、高杉健吾が三菱・チャレンジャーで出場し、クラス3 3位となった[2]。
- 類似モデルのエアトレックの発売に伴い、日本国内向けの販売を終了。
- 第35回 TECATE SCORE BAJA 1000に、Team GEOLANDARから塙郁夫が三菱・チャレンジャーで出場し、25時間13分22秒でゴールしクラス3iで優勝した[3]。
- アメリカでの販売はエンデバーの投入と同時に終了。中国ではダイムラー・クライスラーの中国法人「北京ベンツ」でもライセンス生産されていた。
- 「パジェロスポーツ」という車名で輸出専用車としてパジェロ製造で生産されていたがこの年で生産を終了した。
基本グレード(特別仕様車除く)
グレード | 製造年 | エンジン型式 | エンジン | 排気量 | 最大出力 | 最大トルク | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S | 1996年7月 -1997年8月 | 4D56 | 直列4気筒SOHCICターボディーゼル | 2476cc | 105ps/4200rpm | 24.5kg・m/2000rpm | 5速MT | パートタイム4WD | 2,318,000円 |
Z | 1996年7月 -1997年8月 | 2,554,000円 | |||||||
1996年7月 -1997年8月 | 4速AT | 2,644,000円 | |||||||
1996年7月 -1997年8月 | 4M40(機械式) | 直列4気筒SOHCICターボディーゼル | 2835cc | 125ps/4000rpm | 30.0kg・m/2000rpm | 5速MT | 2,598,000円 | ||
1996年7月 -1997年8月 | 4速AT | 2,688,000円 | |||||||
1996年7月 -1997年8月 | 6G72 | V型6気筒SOHC24バルブ | 2972cc | 185ps/5500rpm | 27.0kg・m/4500rpm | 2,694,000円 | |||
ZX | 1997年8月 -1998年8月 | 6G74(GDI) | V型6気筒DOHC24バルブ | 3496cc | 245ps/5500rpm | 35.0kg・m/4000rpm | 5速AT | フルタイム4WD | 2,788,000円 |
X | 1996年7月 -1997年8月 | 4M40(機械式) | 直列4気筒SOHCICターボディーゼル | 2835cc | 125ps/4000rpm | 30.0kg・m/2000rpm | 4速AT | 2,848,000円 | |
1997年8月 -1998年8月 | 4M40(電制式) | 140ps/4000rpm | 32.0kg・m/2000rpm | 2,848,000円 | |||||
1996年7月 -1997年8月 | 6G72 | V型6気筒SOHC24バルブ | 2972cc | 185ps/5500rpm | 27.0kg・m/4500rpm | 2,848,000円 | |||
1997年8月 -1998年8月 | 6G74(GDI) | V型6気筒DOHC24バルブ | 3496cc | 245ps/5500rpm | 35.0kg・m/4000rpm | 5速AT | 2,898,000円 | ||
1999年6月 -2001年10月 | 2,875,000円 | ||||||||
XG | 1998年8月 -1999年6月 | 4M40(電制式) | 直列4気筒SOHCICターボディーゼル | 2835cc | 140ps/4000rpm | 32.0kg・m/2000rpm | 4速AT | 2,878,000円 | |
XR | 1996年7月 -1997年8月 | 4M40(機械式) | 125ps/4000rpm | 30.0kg・m/2000rpm | 3,148,000円 | ||||
1997年8月 -1998年8月 | 4M40(電制式) | 140ps/4000rpm | 32.0kg・m/2000rpm | 3,172,000円 | |||||
1996年7月 -1997年8月 | 6G72 | V型6気筒SOHC24バルブ | 2972cc | 185ps/5500rpm | 27.0kg・m/4500rpm | 3,148,000円 | |||
1997年8月 -1998年8月 | 6G74(GDI) | V型6気筒DOHC24バルブ | 3496cc | 245ps/5500rpm | 35.0kg・m/4000rpm | 5速AT | 3,222,000円 | ||
1999年6月 -2001年10月 | 3,316,000円 | ||||||||
GDI-X | 1998年8月 -1999年6月 | 2,898,000円 | |||||||
GDI-XR | 3,282,000円 |
-
初代パジェロスポーツ(海外仕様)
-
リア
-
初代チャレンジャー フロント
-
初代チャレンジャー リア
2代目(2008年〜2016年)
三菱・チャレンジャー(2代目) | |
---|---|
2012年 チャレンジャー | |
2014年 チャレンジャー (オーストラリア仕様) | |
2014年 チャレンジャー | |
概要 | |
販売期間 | 2008年 - 2016年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名-7名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 | スーパーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
4D56 2.5L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ(DI-D) 4D56 2.5L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコ High Power(DI-D) 4M41 3.2L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ(DI-D) 6B31 3.0L V型6気筒SOHC24バルブ(MIVEC) 6G74 3.5L V型6気筒SOHC24バルブ |
最高出力 |
2.5L 136ps/3,500rpm 2.5L 178ps/4,000rpm(HP) 3.2L 163ps/3,500rpm 3.0L 222ps/6,250rpm 3.5L 186ps/4,750rpm |
最大トルク |
2.5L 32kg・m/2,000rpm 2.5L High Power MT 40.8kg・m/2,000-2,850rpm AT 35.7kg・m/1,800-3,500rpm 3.2L 35.0kg・m/2,000rpm 3.0L 28.6kg・m/4,000rpm 3.5L 30.9kg・m/3,750rpm |
変速機 | 4速AT/5速AT/5速MT |
前 |
F ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付) R 3リンク式コイルスプリング(スタビライザー付) |
後 |
F ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付) R 3リンク式コイルスプリング(スタビライザー付) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2800mm |
全長 | 4695mm |
全幅 | 1815mm |
全高 | 1800-1840mm |
車両重量 | 1935kg-2085kg |
- シャーシ・ボディ
シャーシには、新開発のラダーフレームを採用。このラダーフレームは従来より軽量な鋼を使用することで重量を削減している。
- エンジン
エンジンは、4D56 2.5L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・4M41 3.2L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・6B31 3.0L V型6気筒SOHC24バルブ・6G74 3.5L V型6気筒SOHC24バルブを搭載している。
- サスペンション
サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)、リアは3リンク式コイルスプリング(スタビライザー付)を採用。
- 四輪駆動システム
先代同様スーパーセレクト4WDを搭載している。このシステムは、トランスファーにビスカスLSD付きセンターデフを追加し、4WD時にはセンターデフ式フルタイム4WDとほぼ同等の舗装路での走行性能を有している。 センターデフにはデフロック機構を装備し、直結4WDと同等の悪路走破性も持つため、パートタイム4WDとフルタイム4WDの長所を兼ね備えたシステムである。また、走行中でも駆動方式が変更可能で、前後輪への駆動力の配分は50:50であり、必要に応じて、100:0に近い配分まで変化することが可能となる。4代目パジェロと同じくASTC(アクティブスタビリティ&トラクションコントロール)の搭載により、滑りやすい路面や、緊急回避時の急なハンドル操作による車両の不安定な動きや車輪のスリップを抑制して安定走行を支えるアクティブスタビリティコントロール(ASC)。また雪道やぬかるみなどでの発進時や、急勾配での登坂・降坂時に駆動輪のスリップを感知すると、そのタイヤにブレーキをかけるとともにエンジンの出力を最適に制御するアクティブトラクションコントロール(ATC)。(一部グレードには非搭載)ATCにより、前後片方輪空転しても空転タイヤにブレーキをかけて駆動力の流出を防止する。そのため、オフロード性能が飛躍的に向上している。
- 自動車衝突安全テスト
機関 | 国 | 試験年 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ANCAP | オーストラリア | 2010年 | ★★★★ | 最高評価は★★★★★である。 |
歴史
- 新開発のラダーフレームを採用し、エンジンには2WD仕様に新開発された6B31 3.0LV型6気筒SOHC24バルブと新たに改良が加えられた2.5L4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-Dが搭載され4WD仕様には同じく4D56 2.5L4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・4M41 3.2L4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・6G74 3.5LV型6気筒SOHC24バルブが搭載されている。
- 4WD仕様には、2代目パジェロに搭載されていたスーパーセレクト4WDが採用されている。
- モスクワ国際モーターショーで新型「パジェロスポーツ」が世界初公開され、翌年アルゼンチンで開催されたダカール・ラリーの三菱チームのサポート車に起用される。トライトンをベースとしておりボディ・オン・フレーム構造を採用する。日本国内での発売は無かった。
- ダカールラリー2009の参戦マシン「パジェロスポーツエボリューション」を公開。このマシンはミツビシ・モータース・タイランドとラリーアート・タイランドが共同開発したラリーマシンである。ドライバーはマナ・ポーンシリチャン/ティエリー・ラカンブル組[4]。
- パリ・ダカールラリー2009に本車をベースに開発されたラリーマシン「パジェロスポーツエボリューション」が参戦。総合73位、257時間23分51秒(ペナルティ200時間14分)で完走。なお、当時三菱自動車工業が開発した新型競技車、三菱・レーシングランサー(パジェロエボリューションの後継車)のホアン・ナニ・ロマ/ルーカス・センラ・クルス組は、17時間27分46秒で総合10位であった。
- 2016年未明
- wedサイトの商品情報から削除され、3代目に切り替えられる。
ロシアのラインアップ
- 1ルーブル=約3円で換算
グレード | エンジン型式 | エンジン | 排気量 | 最大出力 | 最大トルク | 変速機 | 牽引能力 | 排ガス適合 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Intense 5MT S04 | 4D56 (DI-D) |
直列4気筒DOHC16バルブICターボ DI-D High Power |
2,476 cc | 178ps/4,000rpm | 40.8kg・m/2,000-2,850rpm | 5速MT | 2,500kg | ユーロ4 | 1,339,000py6 (約3,969,485円) |
Intense 5AT S04 | 35.7kg・m/1,800-3,500rpm | 5速AT | 1,419,990py6 (約4,209,581円) | ||||||
Instyle 5AT S05 | 1,539,990py6 (約4,565,323円) | ||||||||
Ultimate 5AT S03 | 1,609,990py6 (約4,772,839円) | ||||||||
Intense 5AT S06 | 6B31 (MIVEC) |
V型6気筒SOHC24バルブ MIVEC | 2,998cc | 222ps/6,250rpm | 28.6kg・m/4,000rpm | 5速AT | 1,429,990py6 (約4,239,226円) | ||
Instyle 5AT S07 | 1,549,990py6 (約4,594,968円) | ||||||||
Ultimate 5AT S10 | 1,629,990py6 (約4,832,129円) |
-
パジェロスポーツ
-
パジェロスポーツ フロント
-
パジェロスポーツ リア
-
パジェロスポーツ 内装
3代目(2015年〜)
三菱・チャレンジャー(3代目) | |
---|---|
フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 2015年8月 - |
ボディ | |
乗車定員 | 7名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 | FR/スーパーセレクト4WD II |
パワートレイン | |
エンジン |
4N15 2.4L 直列4気筒 DOHC コモンレールDi-D ハイパワーディーゼルターボ(MIVEC) 4D56 2.5L 直列4気筒 コモンレールDi-D ディーゼルターボ |
最高出力 |
2.4L 181ps 2.5L 136ps |
最大トルク | 2.4L 43.8kgf.m/2500回転 |
変速機 | 8速/5速AT/6速/5速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,800mm |
全長 | 4,785mm |
全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,800mm |
2015年8月1日にタイにて発表され、同年秋よりタイを皮切りに順次発売される予定。「ダイナミックシールド」と呼ばれる新世代フロントフェイスコンセプトを取り入れ、エンジンは新開発の4N15型2.4L MIVECディーゼルターボエンジンを搭載し、三菱車初となる8速ATも採用される[5]。これにより先代モデルに対しおよそ17%の燃費向上を実現している。四輪駆動システムは三菱自動車独自で、3代目以降のパジェロに採用されている「スーパーセレクト4WD II」を搭載し、路面状況に応じて走破性と安定性を高めるオフロードモード制御(三菱車初)やヒルディセントコントロール(三菱車初)を採用。さらに渡渉性能の向上により、パジェロブランドならではの悪路や冠水路の走破性を実現している。衝突安全強化ボディ「RISE」と合計7つのSRSエアバッグによる優れたパッシブセーフティに加え、衝突被害軽減ブレーキシステム、後側方死角警報シス テム(三菱車初)、誤発進抑制制御システムなど先進の予防安全装備のほか、電動パーキングブレーキ(三菱車初)、マルチアラウンドモニター、前席左右の温度調整オートエアコンなど、従来の枠を超えた先進装備を多数採用している。
なお、先代パジェロスポーツは、2008年からタイで生産し、ロシアから販売を開始。その後、生産国タイをはじめとするアセアン、中東、アフリカ、中南 米、豪州、中国などに販売地域を広げるとともに、現地生産化を進め、2011年1月にブラジル、同年7月にベトナム、8月にバングラディッシュ、2013年7月にロシア、同年10月からは中国でも生産を開始している。
製造拠点
- 初代
- 2代目
- ミツビシ・モータース・タイランドラムチャバン工場(タイ王国チョンブリー県ラムチャバン)
- Pragoti Industries(バングラデシュ)
- ビナスター・モーターズ(ベトナム)
- MMC Automotores do Brasil(ブラジル)
- (GMMC広汽三菱)GAC MITSUBISHI MOTORS(中国湖南省長豊工場)
輸出・現地生産先の名称
車名の由来
「Challenger」は、英語で「挑戦者」という意味である。
「PAJERO」は、チリ・アルゼンチン地方南部パタゴニア地方に生息するヤマネコのパジェロキャット(またはパンパスキャット、コロコロ)からとったものである。
「SPORTS」は、英語で「スポーツの」、「遊戯」という意味である。
脚注
- ^ http://www.ralliart.co.jp/journal/93/index.html ラリーアート・ジャーナルvol.93、2001年
- ^ Team GEOLANDAR RALLIART 堂々のクラス3位入賞 アライズ、2000年11月(2001年2月17日時点のアーカイブ)
- ^ http://www.ralliart.co.jp/02news/02baja1000.html ラリーアート・ニュース、2006年2月
- ^ http://www.microsofttranslator.com/BV.aspx?ref=IE8Activity&a=http%3A%2F%2Fpaxtech.blogspot.jp%2F2008%2F12%2Fmitsubishi-ralliart-thailand-to-compete.html
- ^ 三菱自動車、新型SUV「パジェロスポーツ」をタイで世界初公開 - Car Watch(インプレス)、2015年8月3日配信
派生車
- 三菱・エアトレック - 日本における後継車
- 三菱・エンデバー - 米国における後継車
- 三菱・ジンガー - シャシーフレームを流用したMPV
- 三菱・パジェロスポーツFlex - 本車をベースとしたFFV(フレックス燃料車)。
- 三菱・パジェロスポーツエボリューション
関連項目
外部リンク
- チャレンジャー - 三菱自動車のグローバルウェブサイト内のページ