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2020年2月3日 (月) 11:53時点における版
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---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
カタカナ | タカクラ アサコ | |||||
ラテン文字 | TAKAKURA Asako | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
![]() | |||||
生年月日 | 1968年4月19日(56歳) | |||||
出身地 | 福島県福島市 | |||||
身長 | 163cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1985-1998 | 読売ベレーザ | 167 | (30) | |||
1999 | 松下バンビーナ | 14 | (6) | |||
2000 | シリコンバレー | |||||
2001-2004 | スペランツァ高槻 | 45 | (8) | |||
代表歴 | ||||||
1984-1999 |
![]() | 79 | (29) | |||
監督歴 | ||||||
2016- |
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1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
高倉 麻子(たかくら あさこ、1968年4月19日 - )は、福島県福島市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現サッカー日本女子代表監督。選手時代のポジションはミッドフィールダー。夫はサッカー指導者の竹本一彦。
来歴
選手時代
福島市立岡山小学校時代、福島市の岡山スポーツ少年団に入団しサッカーを始める[1]。
福島市立福島第三中学校の頃、東京都リーグのFCジンナンに入部[2]。
1983年、15歳の時にサッカー日本女子代表に初選出され[3]、1984年、16歳の時にイタリア戦で代表デビューを果たした[4]。
中学卒業後、福島成蹊女子高(現福島成蹊高等学校)に入学したが女子サッカー部がなかったため、サッカーの練習は男子生徒が多くを占める福島県立福島工業高等学校で練習し、週末は三菱養和クラブに通った[2]。和光大学に入学するまでは週末に東京へ通う生活を送る。
1985年、読売日本サッカークラブ・ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に入団[2]。1989年の第1回日本女子サッカーリーグ(現なでしこリーグ)でリーグ初得点を上げた。
1991年、中国で開催された第1回FIFA女子世界選手権(後の FIFA女子ワールドカップ)に出場した[5]。
1995年、第2回FIFA女子ワールドカップ スウェーデン大会に出場し、ベスト8まで勝ち進んだ[6]。
1999年6月に松下電器女子サッカー部バンビーナへ移籍。これは、読売ベレーザ所属時代に知り合い結婚した竹本一彦がガンバ大阪へ移ったことに伴う[2]。同シーズン終了後、アメリカのシリコンバレー・レッドデビルズ (Silicon Valley Red Devils) に入団するが、ケガのため半年で帰国。バンビーナから名称を変えたスペランツァF.C.高槻に復帰した。
2004年シーズン終了後に現役を引退[3][8]。公式戦出場226試合は2004年当時歴代1位の記録だった。
指導者時代
2011年6月21日、女性では3人目となるJFA 公認S級コーチライセンスを取得[9]。
2013年より2014 FIFA U-17女子ワールドカップを目指すU-16サッカー日本女子代表チーム監督に起用され[10]、2013年10月のAFC U-16女子選手権を制覇してFIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ大会への出場権を獲得[11]。
2012年、2013年にアジアサッカー連盟が定める「アジア年間最優秀コーチ(女子の部)」を受賞[12]。
2014年3月、コスタリカで開催された2014 FIFA U-17女子ワールドカップに臨み、グループリーグ、決勝トーナメントを無敗で勝ち上がり、4月4日に行われた決勝戦でスペイン代表に2-0で勝利してU-17女子ワールドカップ初優勝を果たした[13]。
2014年9月より2016 FIFA U-20女子ワールドカップを目指すU-18サッカー女子日本代表監督に就任した[14]。
2014年11月、AFC女子年間最優秀監督に3年連続3度目で選出された[15]。
2015年8月、中国・南京で開催されたAFC U-19女子選手権2015で優勝を果たした[16]。
2015年11月、AFC女子年間最優秀監督に4年連続4度目で選出された[17]。
2016年4月27日、3月に退任した佐々木則夫の後任として、サッカー女子日本代表の監督に就任(U-20代表監督と兼任)[18]。日本では男女のA代表を通じて初の女性監督となった[19]。
代表監督就任後最初の指揮は同年6月にアメリカで行われたアメリカ女子代表との国際親善試合2連戦で[20]、6月2日にコロラド州コマースシティーのディックス・スポーティング・グッズ・パークで行われた第1戦では3-3の引き分け[21]、続く6月5日にオハイオ州クリーブランドのファーストエナジー・スタジアムで行われた第2戦は後半31分に雷雨により中断し、そのまま中止となった[22][23]。
2017年3月3日に行われたアルガルヴェ・カップ2017第2戦アイスランド女子代表戦を2-0で勝利し、監督就任後5戦目にして初勝利を手にした[24]。大会は最終的に6位で終えた[25]。
2018年4月にヨルダンで開催された2018 AFC女子アジアカップにおいて日本を大会2連覇に導き、A代表就任後初のタイトルを獲得した[26][27]。また、規定により5位以内のチームに与えられる2019 FIFA女子ワールドカップ フランス大会の出場権を獲得した[28]。
2019年6月の2019 FIFA女子ワールドカップ フランス大会では、決勝トーナメント1回戦でオランダ女子代表に2-1で破れベスト16で敗退した[29]。
所属クラブ
- 1981年 - 1984年
FCジンナン
- 1985年 - 1998年
読売ベレーザ
- 1999年
松下パナソニック バンビーナ
- 2000年
シリコンバレー・レッドデビルズ
- 2001年 - 2004年
スペランツァF.C.高槻
個人成績
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国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
1989 | 読売ベレーザ | 9 | JLSL | 10 | 5 | ||||||
1990 | 15 | 3 | |||||||||
1991 | 18 | 8 | |||||||||
1992 | 8 | 18 | 4 | ||||||||
1993 | 17 | 3 | |||||||||
1994 | 6 | L・リーグ | 18 | 1 | |||||||
1995 | 17 | 1 | |||||||||
1996 | 8 | 18 | 0 | ||||||||
1997 | 18 | 1 | |||||||||
1998 | 18 | 4 | |||||||||
1999 | 松下バンビーナ | 26 | 14 | 6 | |||||||
アメリカ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2000 | シリコンバレー | WPSL | |||||||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2001 | 高槻 | 23 | L・リーグ | 3 | 1 | ||||||
2002 | 9 | 3 | |||||||||
2003 | 19 | 4 | |||||||||
2004 | 8 | L・リーグ1部 (L1) |
14 | 0 | |||||||
通算 | 日本 | 1部 | 226 | 44 | |||||||
アメリカ | |||||||||||
総通算 |
獲得タイトル
選手時代
- Lリーグ(なでしこリーグ)
指導者時代
- AFC U-16女子選手権:1回(2013年)
- AFC U-19女子選手権:1回(2015年)
- AFC女子アジアカップ:1回(2018年)
- アジア競技大会:1回(2018年)
- 個人
- AFC女子年間最優秀監督:7回(2012年、2013年、2014年、2015年、2017年、2018年、2019年)
代表歴
- 1983年 日本女子代表初選出
- 1984年 イタリア戦(中華人民共和国西安)で代表デビュー
- 1986年 イタリア戦(イタリア・イェーゾロ)で代表初ゴール
- 1990年 北京アジア大会 銀メダル
- 1991年 第1回FIFA女子世界選手権 中国大会 出場
- 1994年 広島アジア大会 銀メダル
- 1995年 第2回FIFA女子世界選手権 スウェーデン大会 ベスト8
- 1996年 アトランタオリンピック 女子サッカー競技 出場
- 国際Aマッチ79試合出場・29得点
指導歴
- 1994年 - 1999年 ヴェルディサッカースクール
- 2006年 - 豊島園ママさんサッカースクール
- 2007年 - フットボールコミュニティサッカースクール
- 2007年 - 埼玉フットボールスクール
- 2007年 - JFAナショナルコーチングスタッフ
- 2007年 - 2008年 ナショナルトレセン コーチ [女子担当] 全体
- 2008年 U-13日本女子選抜 監督
- 2008年 なでしこチャレンジプロジェクト 監督・コーチ
- 2009年 ナショナルトレセン コーチ [女子担当] 関東
- 2009年 JFAエリートプログラム [女子] 監督
- 2009年 U-14日本女子選抜 監督
- 2009年
U-16日本女子代表 コーチ
- 2009年 なでしこチャレンジプロジェクト コーチ
- 2013年
U-16日本女子代表 監督
- 2014年
U-17日本女子代表 監督
- 2014年
U-18日本女子代表 監督
- 2015年
U-19日本女子代表 監督
- 2016年
U-20日本女子代表 監督
- 2016年
U-23日本女子代表 監督
- 2016年-
日本女子代表 監督(2016年はU-20女子代表監督と兼任)
著書
- 2012年 なでしこサッカー 世界の頂点へ(愛育社)ISBN 978-4750004129
- 2018年 個を生かし和を奏でる: 世界一に挑む45の流儀(徳間書店)ISBN 978-4198645922
出典
- ^ 恩師「高倉ならやってくれる」 高倉麻子なでしこ監督が誕生へ福島民友新聞.2016.4.26、2016年5月2日閲覧。
- ^ a b c d リトルなでしこ”を世界一に導いた高倉監督の資質 サッカーより家庭をとった“行動力"zakzak.2014.04.08、2016年4月27日閲覧。
- ^ a b 高倉新監督アラカルト 福島出身、代表通算79試合30得点スポニチ・アネックス.2016.4.28、2016年5月2日閲覧。
- ^ 女性初、高倉氏が就任=「日本人にしかできないサッカーを」-なでしこジャパンJIJI.com.2016.4.27、2016年5月2日閲覧。
- ^ 1991 FIFA Women's World Cup Team JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
- ^ 1995 FIFA Women's World Cup Team JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
- ^ Women's Olympic Football Tournament Atlanta 1996 Temas JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
- ^ ひと 高倉麻子=サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)監督に就任毎日新聞.2016.4.28、2016年5月2日閲覧。
- ^ 【JFA理事会】女性で3人目のS級コーチ誕生/海外強化指定選手なでしこジャパン公式サイト.2011.6.22、2016年4月27日閲覧。
- ^ サッカー協会理事会 高倉氏のU16女子監督承認 スポーツニッポン 2013年1月17日閲覧
- ^ U-16日本女子代表 AFC U-16女子選手権中国2013 決勝を制し優勝! 日本サッカー協会 ニューストピックス 2013年10月7日付
- ^ AFCアニュアルアワード2013 日本は「グラスルーツフットボール」など5部門で受賞 日本サッカー協会 ニューストピックス 2013年11月27日
- ^ U-17日本女子代表 FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014 大会初優勝! 日本サッカー協会 ニューストピックス 2014年4月5日付
- ^ U-18日本女子代表監督に高倉麻子氏が就任 - 2014年9月18日 日本サッカー協会
- ^ 3年連続AFC年間最優秀コーチ受賞の高倉監督「選手が頑張ってくれた」ゲキサカ.2014.12.01、2016年4月27日閲覧。
- ^ AFC U-19女子選手権中国2015 朝鮮民主主義人民共和国をPK戦の末に下し優勝!JFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
- ^ AFCアニュアルアワード2015 日本は年間最優秀協会賞など7部門で受賞JFA公式サイト.2015.11.30、2016年4月27日閲覧。
- ^ “なでしこ新監督に高倉麻子氏が就任 U20も兼務”. 日刊スポーツ. (2016年4月27日) 2016年4月27日閲覧。
- ^ なでしこ新監督に高倉麻子氏決定 男女通じて初の女性A代表監督誕生スポニチ・アネックス.2016.4.27、2016年4月27日閲覧。
- ^ 新生なでしこ、メンバー発表!岩渕ら選出で宮間は招集辞退。世界女王アメリカと2連戦へFOOTBALL CHANNEL.2016.5.20、2016年6月6日閲覧。
- ^ なでしこジャパン アメリカ女子代表と3-3で引き分けるJFA公式.2016.6.3、2016年6月6日閲覧。
- ^ なでしこの米遠征2戦目、雷雨で打ち切りに…2点ビハインドで終了SOCCER KING.2016.6.6、2016年6月6日閲覧。
- ^ なでしこジャパン アメリカ女子代表との国際親善試合 第2戦を戦うJFA公式.2016.6.6、2016年6月6日閲覧。
- ^ なでしこが高倉体制初勝利! 長谷川の2得点でアイスランドを下すサッカーキング.2017.3.4付、2017年6月28日閲覧。
- ^ 高倉なでしこ6位終戦「勝負どころで甘さがある」日刊スポーツ.2017.3.9付、2017年6月28日閲覧。
- ^ なでしこ連覇&高倉J初タイトル!W杯へ五輪へ大輪の花咲いたスポニチアネックス. 2018.4.20付、2018年5月16日閲覧。
- ^ なでしこジャパンが1-0でオーストラリアを下し優勝、大会2連覇を達成 ~AFC女子アジアカップヨルダン2018~JFA公式サイト. 2018.4.21付、2018年5月16日閲覧。
- ^ なでしこジャパン オーストラリアと1-1で引き分けるも準決勝進出とワールドカップ出場を決める ~AFC女子アジアカップヨルダン2018~JFA公式サイト. 2018.4.14付、2018年5月16日閲覧。
- ^ http://www.jfa.jp/nadeshikojapan/womensworldcup2019/final/match_page/m44.html
外部リンク
- ナショナルコーチングスタッフ|日本代表|JFA |日本サッカー協会
- Bamboo8 - オフィシャルサイト
- 高倉麻子 – FIFA主催大会成績
- 東京キラキラFOOTBALLスクール