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2020年2月3日 (月) 12:01時点における版
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名前 | ||||||
本名 | 小林里歌子 | |||||
愛称 | りーちゃん、りかこ | |||||
カタカナ | コバヤシ リカコ | |||||
ラテン文字 | KOBAYASHI Rikako | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1997年7月21日(26歳) | |||||
出身地 | 兵庫県神戸市 | |||||
身長 | 160cm | |||||
体重 | 52kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | 日テレ・東京ヴェルディベレーザ | |||||
ポジション | FW、MF | |||||
背番号 | 11 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
若草少年サッカークラブ | ||||||
2010- | アギラス神戸ジュニアユース | |||||
2011-2012 | プラセル神戸 | |||||
2013-2015 | 常盤木学園高校 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016- | 日テレ・東京ヴェルディベレーザ | 15 | (3) | |||
代表歴2 | ||||||
2013-2014 | 日本 U-17[1] | 15 | (12) | |||
2014-2015 | 日本 U-19[2] | 8 | (7) | |||
2019- | 日本 | 12 | (4) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2018年11月3日現在。 2. 2019年12月17日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
小林 里歌子(こばやし りかこ、1997年7月21日 - )は、兵庫県神戸市出身の女子サッカー選手。常盤木学園高等学校サッカー部を経て日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属[3]。ポジションはFWとMF。Jリーガーの小林成豪は実兄。
経歴
小学校時代に兄の小林成豪も所属していた地元の若草少年サッカークラブでサッカーを始める。神戸市立小束山小学校出身。小学6年生の時には4x100mリレーの選手として神戸女子選抜長距離大会に参加して3位になる[4]。10歳で神戸市女子トレセンU-11、12歳でナショナルトレセンU-12関西を経て、U-13日本女子選抜に選ばれた。神戸市立多聞東中学校に進学すると同時にアギラス神戸に入団、12歳でなでしこチャレンジリーグの試合に出場するようになった。
2011年、創立したばかりのプラセル神戸に入団し、背番号10をつけた。
2013年、高校女子サッカー界の名門常盤木学園高等学校へ進学。同年9月にはAFC U-16女子選手権(中華人民共和国・南京市)に出場し、得点王に輝く活躍でチームに優勝に導く。
2014年、2014 FIFA U-17女子ワールドカップ(コスタリカ)に出場、大会を通して2得点にとどまったものの、スペインとの決勝で試合を決定づける児野楓香の2点目をアシストをするなど攻守にわたって躍動し、日本の初優勝に大きく貢献した。
2015年、AFC U-19女子選手権(中華人民共和国・南京市)に出場、準決勝まで出場したすべての試合でゴールする活躍を見せる。翌年のU-20W杯の出場権がかかった準決勝の韓国戦では、日本が試合の主導権を握りながら攻めあぐねる中、82分に値千金の決勝点をあげた。また国内リーグでも、チャレンジリーグで13試合13得点の活躍で自身初となるリーグ得点王、リーグMVPに輝いた。9月30日、宮城県代表として出場していた第70回国民体育大会の準決勝の三重戦で負傷。前十字靱帯断裂、全治6か月と診断された[5]。2016年1月の第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に出場出来なかった。
2016年、法政大学に進学。1月19日、かねてから内定が報道されていた[6]日テレ・ベレーザへの入団が発表された。しかしシーズン大半を前年負った怪我のリハビリに当てることとなる。7月にはパプアニューギニアで11月に開幕するU-20杯での活躍が期待される選手としてFIFAのインタビュー内で大会への抱負を語り[7]、9月にはチーム練習に参加している旨が公表されるなど[8]、AFC U-19選手権MVPでU-19代表チーム得点王である小林の復帰への期待は自然と高まったが、ホーム戦の第15節と17節のベンチ入りのみにとどまり、10月24日に発表されたU-20女子日本代表からは選外となった。結局リーグ終了まで実戦復帰は叶わず、11月には今度は右膝半月板を損傷し手術していた事が発表された[9]。
2017年、公表されていた2度目の怪我の全治予定時期を過ぎてもベンチ入りする事はなく、公式戦に出場せずにシーズンを終えた。
怪我からの復帰
2018年、4月1日のリーグカップ戦第1節ジェフ千葉戦で実に2年6ヶ月ぶりに公式戦復帰を果たした[10]。同月15日には復帰3試合目となるリーグカップ戦第3節でリーグ公式戦初ゴールを挙げた[11]。11月3日のリーグ最終戦ではベレーザ入団後初めて公式戦で先発90分フル出場を果たし、その上に2得点を挙げる活躍を見せた[12]。
なでしこジャパンデビュー
2019年、1月31日から5日間にわたって行われたトレーニングキャンプでA代表レベルでの初招集を受けると[13]、シービリーブスカップ(2月27日-3月5日)に参加するアメリカ遠征メンバーに選ばれ[14]、初戦のアメリカ戦でなでしこジャパンデビューを飾った[15]。第2戦のブラジル戦では59分から途中出場すると、81分に代表初ゴールを記録した[16]。
プレースタイル
運動量が豊富で[17][18]確かなテクニックと状況判断能力に優れる[19]。小学校時に短距離の選手だったこともあり[4]、裏への瞬間的な飛び出しや[20]DFを振り切るドリブルも武器としている[21]。AFC U-16やAFC U-19でチーム得点王に輝くなど、生粋の点取り屋のイメージが強いが、視野が広く[22]、サイドでの起点作りや、ドリブルからのチャンスメイクも得意としている[23]。 反面、ゴールが近くても味方へのパスを選択する事があり[24]、2015年に放送された『めざせ!2020年のオリンピアン〜東京五輪の原石たち〜』(NHK総合テレビ) では、元日本代表の前園真聖にその点を改善すべき点として挙げられていた[25]。
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2010 | アギラス神戸 | 22 | チャレンジ WEST | 11 | 2 | - | - | 11 | 2 | ||
2011 | プラセル神戸 | 10 | 関西2部A | 7 | 8 | - | - | 7 | 8 | ||
2012 | 関西1部 | 9 | 6 | - | - | 9 | 6 | ||||
2013 | 常盤木学園高校 | 30 | チャレンジ | 13 | 4 | - | 1 | 0 | 14 | 4 | |
2014 | 9 | 19 | 14 | - | 2 | 0 | 21 | 14 | |||
2015 | 10 | チャレンジ EAST | 13 | 13 | - | 0 | 0 | 13 | 13 | ||
2016 | 日テレ・ベレーザ | 18 | なでしこ1部 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
2018 | 15 | 3 | 9 | 1 | 5 | 1 | 29 | 5 | |||
2019 | 11 | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||||
通算 | 日本 | 1部 | 15 | 3 | 11 | 1 | 5 | 1 | 31 | 5 | |
日本 | 2部 | 43 | 20 | - | 3 | 0 | 46 | 20 | |||
日本 | 3部 | 13 | 13 | - | 0 | 0 | 13 | 13 | |||
日本 | その他 | 16 | 14 | - | - | 16 | 14 | ||||
総通算 | 87 | 50 | 11 | 1 | 8 | 1 | 106 | 52 |
代表歴
出場大会
- U-16日本女子代表
- 2013年 - AFC U-16女子選手権
- U-17日本女子代表
- 2014年 - FIFA U-17女子ワールドカップ
- U-19日本女子代表
- 2015年 - AFC U-19女子選手権
- なでしこジャパン (日本女子代表)
- 2019年 - SheBelieves Cup(アメリカ合衆国)
- 2019年 - 2019 FIFA女子ワールドカップ
- 2019年 - EAFF E-1サッカー選手権2019
試合数
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2019 | 12 | 4 |
通算 | 12 | 4 |
(2019年12月17日現在)
ゴール
# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 2019年3月2日 | ナッシュビル | ブラジル | ○ 3-1 | SheBelieves Cup |
2. | 2019年4月4日 | オセール | フランス | ● 1-3 | 国際親善試合 |
3. | 2019年10月6日 | 静岡 | カナダ | ○ 4-0 | 国際親善試合 |
4. | 2019年12月11日 | 釜山 | チャイニーズタイペイ | ○ 9-0 | EAFF E-1サッカー選手権2019 |
タイトル
- 個人
- 2013年 AFC U-16女子選手権 得点王(7点)
- 2013年 プレナスチャレンジリーグ 新人賞
- 2015年 AFC U-19女子選手権 最優秀選手
- 2015年 AFC アジア年間最優秀ユース選手賞
- 2015年 プレナスチャレンジリーグ 最優秀選手賞(MVP)、得点王(13点)
- 代表
- 2013年 AFC U-16女子選手権 優勝
- 2014年 FIFA U-17女子ワールドカップ 優勝
- 2015年 AFC U-19女子選手権 優勝
- 常盤木学園高等学校サッカー部
- チャレンジリーグ優勝:2回(2013年、2015年)
- 日テレ・ベレーザ
- なでしこリーグ優勝:4回(2016年、2017年、2018年、2019年)
- 皇后杯優勝:2回(2017年、2018年)
- なでしこリーグカップ優勝:3回(2016年、2018年、2019年)
脚注
- ^ チーム立ち上げ時はU-16。
- ^ チーム立ち上げ時はU-18。
- ^ 小林里歌子選手新加入のお知らせ 日テレ・ベレーザプレスリリース 2016年1月19日付
- ^ a b “2009 第17回 神戸女子選抜長距離大会 成績一覧”. 兵庫陸上競技協会. 2016年1月8日閲覧。
- ^ 常盤木学園・小林 前十字靱帯断裂で全治6カ月 日刊スポーツ 2015年12月7日閲覧
- ^ “常盤木学園FW小林里が日テレ入団へ”. 河北新報社. 2016年1月8日閲覧。
- ^ Japan's Kobayashi eyeing U-20 World Cup success FIFA 2016年7月14日
- ^ 公式インスタグラムの投稿東京ヴェルディ 2016年9月10日
- ^ 小林里歌子選手の怪我について 日テレ・ベレーザ 2016年11月16日
- ^ 2018プレナスなでしこリーグカップ1部 Aグループ 第1節 【公式記録】 (PDF) なでしこリーグ 2018年4月1日
- ^ 2018プレナスなでしこリーグカップ1部 Aグループ 第3節 【公式記録】 (PDF) なでしこリーグ 2018年4月15日
- ^ 今日のヒロイン! Tokyo Verdy official instagram 2018-11-3
- ^ なでしこジャパン(日本女子代表)候補トレーニングキャンプ(1/31-2/4@静岡) メンバー・スケジュール日本サッカー協会 2019年1月18日
- ^ なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー・スケジュール 2019 SheBelieves Cup(2/28-3/5@アメリカ)日本サッカー協会 2019年2月15日
- ^ 二度の同点弾で粘り、アメリカ女子代表と引き分け ~なでしこジャパン 2019 SheBelieves Cup(2/27-3/5@アメリカ)日本サッカー協会 2019年2月28日
- ^ 3ゴールでブラジル女子代表を跳ねのける ~なでしこジャパン 2019 SheBelieves Cup(2/27-3/5@アメリカ)日本サッカー協会 2019年3月3日
- ^ “U-17女子W杯 決勝 日本 vs スペイン”. 超ワールドサッカー. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “小林2発ヤングなでしこ白星発進 U19アジア選手権”. 日刊スポーツ. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “アジア制覇のヤングなでしこ高倉監督「勝負に対する気持ちに満足」”. サッカーキング. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ 2014(3/15~4/4)招集メンバー 小林里歌子”. JFA. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “[チャレンジリーグ]EAST|第3節 小林里歌子の2試合連続ゴールで常盤木学園が首位浮上”. minasaka.net. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “未来のなでしこ2人優勝に貢献、手応えつかむ”. 河北新報. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “U-17女子W杯で決勝進出…“リトルなでしこ”快進撃の理由”. サッカーキング. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “めざせ! 2020年のオリンピアン サッカー前園復活!? 未来のエースに喝!”. gooテレビ番組. 2016年1月14日閲覧。
- ^ “めざせ!2020年のオリンピアン”. TVでた蔵. 2016年1月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 小林里歌子 (@takekazunoko0) - X(旧Twitter)
- FW 18 小林里歌子(Rikako KOBAYASHI) - 日テレ・ベレーザ公式サイト
- 小林里歌子 – FIFA主催大会成績
- FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ 2014(3/15~4/4)招集メンバー 小林里歌子 JFA公式サイト