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「桔梗が丘駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:03時点における版

桔梗が丘駅
橋上駅舎・西(北)側出入口
ききょうがおか
Kikyogaoka
D49 名張 (2.8 km)
(3.1 km) 美旗 D51
地図
所在地 三重県名張市桔梗が丘一番町1街区1
北緯34度38分28.84秒 東経136度6分45.53秒 / 北緯34.6413444度 東経136.1126472度 / 34.6413444; 136.1126472
駅番号  D50 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 D 大阪線
キロ程 70.0 km(大阪上本町起点)
電報略号 キキヨ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,125人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1964年昭和39年)10月1日[1]
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南口

桔梗が丘駅(ききょうがおかえき)は、三重県名張市桔梗が丘一番町にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線である。駅番号はD50

歴史・概要

名張市内で初の大規模な団地として開発された[2]桔梗が丘住宅地が1963年(昭和38年)に着工した[1]ことと、伊賀線西名張駅 - 伊賀神戸駅間を廃止することになった[3]ため、当該区間に設置されていた蔵持駅の代替として1964年(昭和39年)10月1日に開業した[1]。開業日が第1期の住民の入居前であったことから、開業時点では駅周辺には建物の無い空き地の状態の宅地と建設工事現場が広がっている状態であった[1]

当駅がその玄関口となる場所にある桔梗が丘団地は[2]高度経済成長期団塊の世代を中心とする新たな住民が多数移り住み[1]、名張市の人口が急増していく口火を切ったとされている[2]。周辺の人口増加と共に利用者が増加し、最盛期の1995年(平成7年)には一日平均13,129人が利用するようになった[1]。しかし、団塊の世代を中心とする近隣住民の高齢化が急速に進んで定年退職する年齢を迎えており、駅の利用者数は2014年(平成26年)には最盛期の半分以下に減少した[1]

年表

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ掘割駅で橋上駅舎を持つ。ホーム有効長は10両。改札口は1ヶ所のみ。出入口は東西双方に1ヶ所ずつあり、双方の出口の近くにバスのりばがある。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 D 大阪線 下り 伊勢中川松阪宇治山田賢島名古屋方面
2 D 大阪線 上り 名張大和八木大阪上本町大阪難波
神戸三宮奈良京都方面
駅設備・営業面

停車列車

  • 快速急行以下の全一般列車が停車する[7]
  • 朝の大阪方面行きと夜間の松阪方面に限り乙特急も停車する[7]
  • 日中は上下共に急行 (桜井駅 - 榊原温泉口駅間各駅停車) が毎時2本、普通列車 (名張駅 - 伊勢中川駅間の運転) が毎時1本の停車となる[7]。朝夕は快速急行が加わって毎時3本 - 最大6本の停車本数となる[7]

当駅乗降人員

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[8]

  • 2018年11月13日:5,492人
  • 2015年11月10日:6,608人
  • 2012年11月13日:6,702人
  • 2010年11月9日:7,307人
  • 2008年11月18日:8,232人
  • 2005年11月8日:8,918人

利用状況

「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 7,170
1998年 7,020
1999年 6,779
2000年 6,567
2001年 6,219
2002年 5,793
2003年 5,435
2004年 5,209
2005年 4,979
2006年 4,770
2007年 4,642
2008年 4,474
2009年 4,227
2010年 4,134
2011年 3,945
2012年 3,703
2013年 3,616
2014年 3,407
2015年 3,387
2016年 3,239
2017年 3,125
  • 桔梗が丘駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(桔梗が丘駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1964年(昭和39年) 65,010 ←←←← 11,880 76,890     開業
1965年(昭和40年) 96,840 ←←←← 44,204 141,044      
1966年(昭和41年) 148,440 ←←←← 52,187 200,627      
1967年(昭和42年) 190,830 ←←←← 65,121 255,951      
1968年(昭和43年) 210,300 ←←←← 86,198 296,498      
1969年(昭和44年) 251,220 ←←←← 98,052 349,272      
1970年(昭和45年) 321,420 ←←←← 130,124 451,544      
1971年(昭和46年) 369,240 ←←←← 149,147 518,387      
1972年(昭和47年) 431,820 ←←←← 189,343 621,163      
1973年(昭和48年) 528,690 ←←←← 226,866 755,556      
1974年(昭和49年) 720,960 ←←←← 247,643 968,603      
1975年(昭和50年) 857,370 ←←←← 271,531 1,128,901      
1976年(昭和51年) 876,690 ←←←← 274,361 1,151,051      
1977年(昭和52年) 940,590 ←←←← 289,682 1,230,272      
1978年(昭和53年) 1,048,770 ←←←← 310,154 1,358,924      
1979年(昭和54年) 1,153,470 ←←←← 326,069 1,479,539      
1980年(昭和55年) 1,248,360 ←←←← 353,598 1,601,958      
1981年(昭和56年) 1,414,440 ←←←← 374,432 1,788,872      
1982年(昭和57年) 1,485,060 ←←←← 398,064 1,883,124 11月16日 8,941  
1983年(昭和58年) 1,548,720 ←←←← 406,147 1,954,867 11月8日 9,738  
1984年(昭和59年) 1,517,790 ←←←← 398,917 1,916,707 11月6日 9,729  
1985年(昭和60年) 1,529,220 ←←←← 396,238 1,925,458 11月12日 9,169  
1986年(昭和61年) 1,509,450 ←←←← 409,820 1,919,270 11月11日 9,294  
1987年(昭和62年) 1,519,440 ←←←← 408,224 1,927,664 11月10日 9,521  
1988年(昭和63年) 1,582,380 ←←←← 411,952 1,994,332 11月8日 9,680  
1989年(平成元年) 1,623,420 ←←←← 441,431 2,064,851 11月14日 10,992  
1990年(平成2年) 1,761,120 ←←←← 547,613 2,308,733 11月6日 11,240  
1991年(平成3年) 1,946,580 ←←←← 571,358 2,517,938      
1992年(平成4年) 2,042,430 ←←←← 566,633 2,609,063 11月10日 12,383  
1993年(平成5年) 2,056,470 ←←←← 594,580 2,651,050      
1994年(平成6年) 2,139,480 ←←←← 599,231 2,738,711      
1995年(平成7年) 2,170,920 ←←←← 617,299 2,788,219 12月5日 13,129[1]  
1996年(平成8年) 2,171,520 ←←←← 594,912 2,766,432      
1997年(平成9年) 2,062,800 ←←←← 554,248 2,617,048      
1998年(平成10年) 2,016,120 ←←←← 546,052 2,562,172      
1999年(平成11年) 1,960,950 ←←←← 520,154 2,481,104      
2000年(平成12年) 1,889,130 ←←←← 507,827 2,396,957      
2001年(平成13年) 1,771,230 ←←←← 498,569 2,269,799      
2002年(平成14年) 1,632,270 ←←←← 482,334 2,114,604      
2003年(平成15年) 1,529,820 ←←←← 459,353 1,989,173      
2004年(平成16年) 1,458,420 ←←←← 442,914 1,901,334      
2005年(平成17年) 1,382,370 ←←←← 435,012 1,817,382 11月8日 8,918  
2006年(平成18年) 1,315,290 ←←←← 425,595 1,740,885      
2007年(平成19年) 1,286,370 ←←←← 412,728 1,699,098      
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 8,232  
2009年(平成21年)   ←←←←          
2010年(平成22年)   ←←←←     11月9日 7,307  

駅周辺

バス路線

  • 南口・1番のりば
    • 01 桔梗が丘線 桔梗が丘循環 山の手まわり
    • 01 桔梗が丘線 桔梗が丘循環 アピタ名張店
    • 02 桔梗が丘線 桔梗が丘循環 東桔梗まわり
    • 名張市コミュニティバス「ナッキー号」 東山霊園・アピタ名張店・総合体育館・市立病院・図書館方面
  • 南口・2番のりば
    • 04 すずらん台線 すずらん台
    • 07 百合が丘線 東まわり名張駅東口経由 百合が丘循環
    • 07-1 百合が丘線 東まわり直通 市立病院
  • 北口

月ヶ瀬梅林の観梅時期には隣の名張駅から当駅を経由し、月ヶ瀬へと向かう臨時バスが走るが、2往復のみの設定である。

隣の駅

近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行・急行・普通
名張駅 (D49) - 桔梗が丘駅 (D50) - 美旗駅 (D51)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 植木創太(2014年10月1日). “近鉄桔梗が丘駅きょう50周年 初代駅員浜口さん「今の姿夢のよう」”. 中日新聞 (中日新聞社)
  2. ^ a b c 酒井直樹、植木創太(2014年10月2日). “いが見聞録 「桔梗が丘駅50周年」の巻 地域発展の原動力 記念行事 節目祝う”. 中日新聞 (中日新聞社)
  3. ^ 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  4. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、323頁。全国書誌番号:21906373 
  5. ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月10日閲覧
  6. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
  7. ^ a b c d e f 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.124 - p.147・p.284 - p.306
  8. ^ 駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道

関連項目

外部リンク