「近鉄長島駅」の版間の差分
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|よみがな = きんてつ ながしま |
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|ローマ字 = Kintetsu-Nagashima |
|ローマ字 = Kintetsu-Nagashima |
2020年2月14日 (金) 23:07時点における版
近鉄長島駅* | |
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駅舎 | |
きんてつ ながしま Kintetsu-Nagashima | |
◄E11 近鉄弥富 (3.4 km) (4.2 km) 桑名 E13► | |
所在地 | 三重県桑名市長島町西外面1648 |
駅番号 | E12 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | E 名古屋線 |
キロ程 | 19.5 km(**近鉄名古屋起点) |
電報略号 | ナカシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,670人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1938年(昭和13年)6月26日 |
備考 | ** 正式な起点は伊勢中川駅 |
近鉄長島駅(きんてつながしまえき)は、三重県桑名市長島町西外面にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線の駅である。駅番号はE12。
名古屋線では三重県最東端・最北端の駅で、東へ木曽川を越えると愛知県に入る。
歴史
- 1938年(昭和13年)6月26日 - 関西急行電鉄の桑名駅と関急名古屋駅(現在の近鉄名古屋駅)間開通時に、関急長島駅として開業する[1]。
- 1940年(昭和15年)1月1日 - 参宮急行電鉄(参急)が関西急行電鉄を合併し、参急の駅となる[1]。同時に、駅名を参急長島駅に改称する[2]。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 大阪電気軌道が参急を合併し関西急行鉄道が成立[1]。線路名称の改定により名古屋線所属駅となる[3]。同時に、駅名を関急長島駅に改称する[2]。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 関西急行鉄道と南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)が合併し近畿日本鉄道が成立、同社の駅となる[1]。同時に、駅名を近畿日本長島駅に改称する[2]。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 近鉄長島駅に改称する[2]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 当駅におけるIC乗車カード「PiTaPa」の供用を開始する[4]。
- 2011年(平成23年)11月3日[5] - なばなの里 ウインターイルミネーション開催期間中の土休日の一部急行の臨時停車を開始[5]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。駅舎は1番のりば側にあり、2番のりばとは構内踏切で連絡している。
桑名駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | E 名古屋線 | 下り | 桑名・四日市・大阪・鳥羽・賢島方面 |
2 | E 名古屋線 | 上り | 弥富・名古屋方面 |
当駅乗降人員
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[6]。
調査日 | 一日 乗降人員 |
---|---|
2005年11月8日 | 2,984 |
2008年11月18日 | 2,908 |
2010年11月9日 | 2,462 |
2012年11月13日 | 2,739 |
2015年11月10日 | 2,803 |
2018年11月13日 | 2,963 |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 2,076 |
1998年 | 2,033 |
1999年 | 2,005 |
2000年 | 1,968 |
2001年 | 1,929 |
2002年 | 1,855 |
2003年 | 1,830 |
2004年 | 1,759 |
2005年 | 1,732 |
2006年 | 1,716 |
2007年 | 1,684 |
2008年 | 1,648 |
2009年 | 1,590 |
2010年 | 1,544 |
2011年 | 1,664 |
2012年 | 1,674 |
2013年 | 1,687 |
2014年 | 1,650 |
2015年 | 1,666 |
2016年 | 1,677 |
2017年 | 1,670 |
近鉄長島駅の利用状況の変遷を下表に示す[7]。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(近鉄長島駅) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1950年(昭和25年) | 205,740 | ←←←← | 136,652 | 342,392 | |||
1951年(昭和26年) | 246,210 | ←←←← | 123,442 | 369,652 | |||
1952年(昭和27年) | 219,210 | ←←←← | 106,992 | 326,202 | |||
1953年(昭和28年) | 216,360 | ←←←← | 119,323 | 335,683 | |||
1954年(昭和29年) | 201,900 | ←←←← | 114,885 | 316,785 | |||
1955年(昭和30年) | 206,910 | ←←←← | 117,336 | 324,246 | |||
1956年(昭和31年) | 214,350 | ←←←← | 115,351 | 329,701 | |||
1957年(昭和32年) | 233,160 | ←←←← | 130,983 | 364,143 | |||
1958年(昭和33年) | 248,880 | ←←←← | 137,047 | 385,927 | |||
1959年(昭和34年) | 215,250 | ←←←← | 89,388 | 304,638 | |||
1960年(昭和35年) | 271,440 | ←←←← | 111,854 | 383,294 | |||
1961年(昭和36年) | 316,230 | ←←←← | 125,591 | 441,821 | |||
1962年(昭和37年) | 353,580 | ←←←← | 119,648 | 473,228 | |||
1963年(昭和38年) | 388,560 | ←←←← | 111,259 | 499,819 | |||
1964年(昭和39年) | 422,320 | ←←←← | 183,834 | 626,154 | |||
1965年(昭和40年) | 476,340 | ←←←← | 169,464 | 645,804 | |||
1966年(昭和41年) | 485,460 | ←←←← | 237,105 | 722,565 | |||
1967年(昭和42年) | 485,910 | ←←←← | 245,393 | 731,303 | |||
1968年(昭和43年) | 492,480 | ←←←← | 234,298 | 726,778 | |||
1969年(昭和44年) | 487,440 | ←←←← | 247,062 | 734,502 | |||
1970年(昭和45年) | 522,490 | ←←←← | 262,159 | 784,649 | |||
1971年(昭和46年) | 541,410 | ←←←← | 280,774 | 822,184 | |||
1972年(昭和47年) | 574,230 | ←←←← | 299,742 | 873,972 | |||
1973年(昭和48年) | 590,940 | ←←←← | 334,750 | 925,690 | |||
1974年(昭和49年) | 563,790 | ←←←← | 327,977 | 891,767 | |||
1975年(昭和50年) | 568,950 | ←←←← | 327,968 | 896,918 | |||
1976年(昭和51年) | 554,850 | ←←←← | 315,325 | 870,175 | |||
1977年(昭和52年) | 554,160 | ←←←← | 320,633 | 874,793 | |||
1978年(昭和53年) | 560,100 | ←←←← | 314,165 | 874,265 | |||
1979年(昭和54年) | 577,290 | ←←←← | 304,129 | 881,419 | |||
1980年(昭和55年) | 607,290 | ←←←← | 302,267 | 909,557 | |||
1981年(昭和56年) | 640,260 | ←←←← | 304,287 | 944,547 | |||
1982年(昭和57年) | 630,960 | ←←←← | 307,591 | 938,551 | 11月16日 | 4,708 | |
1983年(昭和58年) | 642,270 | ←←←← | 297,979 | 940,249 | 11月8日 | 4,818 | |
1984年(昭和59年) | 641,130 | ←←←← | 281,241 | 922,371 | 11月6日 | 5,292 | |
1985年(昭和60年) | 644,220 | ←←←← | 279,402 | 923,622 | 11月12日 | 4,710 | |
1986年(昭和61年) | 626,790 | ←←←← | 286,227 | 913,017 | 11月11日 | 4,511 | |
1987年(昭和62年) | 623,010 | ←←←← | 269,554 | 892,564 | 11月10日 | 4,572 | |
1988年(昭和63年) | 623,790 | ←←←← | 263,945 | 887,735 | 11月8日 | 4,493 | |
1989年(平成元年) | 623,880 | ←←←← | 253,951 | 877,831 | 11月14日 | 4,476 | |
1990年(平成2年) | 632,370 | ←←←← | 249,035 | 881,405 | 11月6日 | 4,580 | |
1991年(平成3年) | 635,940 | ←←←← | 254,706 | 890,646 | |||
1992年(平成4年) | 641,340 | ←←←← | 252,513 | 893,853 | 11月10日 | 4,533 | |
1993年(平成5年) | 649,470 | ←←←← | 258,435 | 907,905 | |||
1994年(平成6年) | 638,130 | ←←←← | 247,594 | 885,724 | |||
1995年(平成7年) | 621,510 | ←←←← | 241,315 | 862,825 | 12月5日 | 4,297 | |
1996年(平成8年) | 584,790 | ←←←← | 227,576 | 812,366 | |||
1997年(平成9年) | 550,140 | ←←←← | 207,718 | 757,858 | |||
1998年(平成10年) | 536,100 | ←←←← | 205,980 | 742,080 | |||
1999年(平成11年) | 527,370 | ←←←← | 206,299 | 733,669 | |||
2000年(平成12年) | 518,370 | ←←←← | 200,062 | 718,432 | |||
2001年(平成13年) | 507,480 | ←←←← | 196,529 | 704,009 | |||
2002年(平成14年) | 490,980 | ←←←← | 186,041 | 677,021 | |||
2003年(平成15年) | 487,350 | ←←←← | 182,508 | 669,858 | |||
2004年(平成16年) | 472,680 | ←←←← | 169,354 | 642,034 | |||
2005年(平成17年) | 463,050 | ←←←← | 169,234 | 632,284 | 11月8日 | 2,984 | |
2006年(平成18年) | 455,160 | ←←←← | 171,143 | 626,303 | |||
2007年(平成19年) | 435,690 | ←←←← | 180,583 | 616,273 | |||
2008年(平成20年) | ←←←← | 11月18日 | 2,908 | ||||
2009年(平成21年) | 413,970 | ←←←← | 166,347 | 580,317 | |||
2010年(平成22年) | ←←←← | ||||||
2011年(平成23年) | ←←←← | ||||||
2012年(平成24年) | ←←←← | ||||||
2013年(平成25年) | ←←←← | ||||||
2014年(平成26年) | ←←←← |
駅周辺
長島町の中心部に位置しており古くからの住宅や個人商店が多くある。
- 長島駅 - 東海旅客鉄道(JR東海)関西本線
- 船頭平閘門(北へ約5km)
- 長島城跡
- 桑名市長島町総合支所
- なばなの里
- 長島温泉(ナガシマリゾート)
- ナガシマスパーランド(南へ約9km)
- 長島郵便局
- 長島総合自動車学校
- 東名阪自動車道長島インターチェンジ
- 国道1号
- 三重県道7号水郷公園線
- 三重県道518号長島停車場線
路線バス
桑名市が運営するコミュニティバス「K-バス」のうち、「長島ルート」が運行されている。いずれの系統も、当駅最寄りの「長島駅前」バス停を複数回経由する。[8]
Kバス(桑名市コミュニティバス) | |||||
---|---|---|---|---|---|
のりば | 形態 | 路線名 | 主な経由地 | 行先 | 備考 |
長島駅前 | 長島ルート | 北回り(左) | 上坂手集会所・輪中の郷・大倉集会所 | 福祉健康センター | |
北回り(右) | |||||
南回り(左) | 福祉健康センター・ながしま遊館・長島スポーツランド前・松中・伊曽島 | ||||
南回り(右) | |||||
朝便 | 一便のみ運行 | ||||
三重交通 | |||||
近鉄長島駅前 | 路線バス | 長島なばなの里線 | 直通 | なばなの里 | なばなの里ウインターイルミネーション開催期間中のみ運行 |
ナガシマリゾート・なばなの里へのアクセス
当駅と、町内の最南端に位置する総合レジャー施設の長島温泉(ナガシマリゾート)とは約9キロメートルの位置にあるが、当駅からの路線バスはなく[9][10]、公式サイトでは名古屋駅か桑名駅を利用するようアナウンスされている[11]。
また、同じ企業が近隣で運営している植物園「なばなの里」も同様のアクセスとなっている[12]が、冬季を中心に開催される催事「ウインターイルミネーション」の際のみ当駅より路線バスが運行される(期間中は桑名駅前からのバスは運行されない)。これは、鉄道会社(近鉄)・バス会社(三重交通)・施設運営会社(長島観光開発)の協業により公共交通機関の利用を促進することで道路混雑を緩和する目的の一環として企画されているものであり、近鉄による急行の臨時停車や、施設の入場券を含めた割引乗車券の設定なども併せて実施されている[5]。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- E 名古屋線
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
- ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、29頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、156頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月16日閲覧。
- ^ a b c 近鉄長島駅から「なばなの里」へ新たなアクセスを整備します - 近畿日本鉄道・三重交通・長島観光開発(2011年9月30日付)
- ^ 駅別乗降人員 名古屋線 - 近畿日本鉄道
- ^ 三重県統計書(各年度版)、近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」各号
- ^ 長島ルート時刻表 (PDF) (桑名市コミュニティバス「K-バス」) - 桑名市(2013年6月26日更新、同年9月15日閲覧)
- ^ 桑名市コミュニティバス「K-バス」長島ルートで行くことが不能ではないが、運行は1日4便の上、最寄となる白坊主山公園停留所からメインゲートチケット売場まで徒歩17分を要する。運賃は桑名駅からの三重交通バスと比較して非常に安価(100円)である。
- ^ 当駅より北東に700mの三重交通バス・大倉団地停留所にて、東名阪道を経由する名古屋駅~長島温泉の便を利用することもできるが、運賃は桑名駅からの便より高い。
- ^ 電車・バスをご利用の方(交通アクセス) - ナガシマリゾート(長島観光開発、2013年9月15日閲覧)
- ^ K-バスが経由するものの設定本数が僅少である。なお、同園では交通アクセスとして案内していない。 ※参考:電車・バスをご利用の方(交通アクセス) - なばなの里(長島観光開発、2013年9月15日閲覧)