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|画像説明 = 北口(2010年6月) |
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|よみがな = はんのう |
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|ローマ字 = Hannō |
|ローマ字 = Hannō |
2020年2月14日 (金) 23:34時点における版
飯能駅 | |
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北口(2010年6月) | |
はんのう Hannō (ムーミンバレーパーク最寄駅) | |
◄SI25 元加治 (2.7 km) (0.8 km) 東飯能 SI27► | |
所在地 | 埼玉県飯能市仲町11-21 |
駅番号 | SI 26 |
所属事業者 | 西武鉄道 |
所属路線 | ■池袋線 |
キロ程 |
43.7km(池袋起点) 小竹向原から40.3 km |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
32,592人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)4月15日 |
飯能駅(はんのうえき)は、埼玉県飯能市仲町にある、西武鉄道池袋線の駅である。駅番号はSI26。
概要
折り返し形のスイッチバック方式に線路が配置されていることや、かつて貨物の取り扱いが盛んであったことから広い構内となっている。セメント輸送が無くなり線路や設備はある程度整理されたが、駅西側には貨物の取り扱いをしていた頃に機関車などが使った線路が残存している。
北口側には西武飯能ステーションビルが建設され、西武プロパティーズが運営するショッピングモール「西武飯能ぺぺ」(飯能PePe)などがある。以前は「飯能プリンスホテル」もあったが、現在は「ホテル・ヘリテイジ飯能sta.」となっている。また、南口が追設され利便性が向上した。
駅の構造の関係から列車のかなりの本数が当駅折り返しであるが、当駅 - 吾野間も池袋線である。東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線からの直通運転は、当駅までとなる。(土休日の「S-TRAIN」及び回送列車は除く)
飯能駅管区として、武蔵藤沢駅 - 高麗駅間の各駅を管理している。
歴史
- 1915年(大正4年)4月15日 - 開業。
- 1929年(昭和4年)9月10日 - 吾野までの開業により途中駅となる。
- 1989年(平成元年)12月11日 - 橋上駅舎化により新たに南口を開設。同時に従来の駅出入口は北口と称することになる。
- 1990年(平成2年) - 池袋線飯能 - 吾野間を運行系統上分割。池袋方面および西武秩父方面の起・終点となる。
- 1992年(平成4年)
- 2001年(平成13年) - 改札口の有人通路をオープンカウンター式に変更。
- 2019年(平成31年)3月9日 - 宮沢湖を中心としたテーマパーク「メッツァ」の開業に合わせて、当駅のリニューアル記念セレモニーを実施[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線に駅南側に側線3線を有する地上駅であり、橋上駅舎である。
南口側から1番ホーム・2番ホームの順に付番され、北口側が特急専用の5番ホームである。西武秩父方面の列車が主に入線する2・3番ホームは1本の線路の両側に位置しており、車両両側の扉を開けることで1・4番ホームに入線する池袋方面の列車と対面乗り換えができるように工夫されている。
駅東側の線路配線は池袋・西武秩父方面の列車が同時到着・発車ができるように改良された。
かつての貨物輸送に使用した側線や引き上げ線が駅南側や西側に残されているが、引き上げ線との境にあった「久下稲荷踏切」は撤去されている。
改札内コンコースの5番ホーム側には中間改札があり、ここで特急券の所持をチェックしている。5番ホーム入口の係員に特急券(のみ)を見せて通過(ホームに入場)する形式となっている。特急券チケットレスサービスSmoozの場合は係員に購入履歴画面を提示して通過する。中間改札手前にも特急券の券売機があり、コンコースでも特急券を購入することができる。
トイレは改札内コンコースにある。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも併設されている。多機能トイレ内に非常用の係員呼び出しボタンは設置されていない。
有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみ当駅に入線し、上下列車とも停車する。また、1往復分は当駅発着となる[3]。
配線図
← 小手指・ 所沢・練馬 ・池袋方面 |
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↓ 吾野・西武秩父・ 三峰口・長瀞方面 |
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凡例 出典:[4] 2001年12月15日現在 |
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 - 4 | 池袋線 (一般種別) |
上り | 所沢・池袋・新木場・渋谷・横浜方面 | 池袋方面は主に1・4番ホーム、西武秩父方面は主に2・3番ホーム |
下り | 吾野・西武秩父方面 | |||
5 | 池袋線 (特急) |
上り | 所沢・池袋方面 | 中間改札設置 |
下り | 西武秩父方面 |
駅ビル・構内店舗
構内店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「飯能駅の店舗情報」を参照。
利用状況
- 西武鉄道 - 2018年度の1日平均の乗降人員は32,592人である[利用客数 1]。
- 西武鉄道全92駅中31位。2005年度 - 2009年度はおおむね34,000人台で推移していたが、2010年度は大きく減少した。乗換駅である東飯能駅より多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)33,587 | 16,877 | |
1991年(平成 | 3年)35,392 | 17,786 | |
1992年(平成 | 4年)37,830 | 19,068 | |
1993年(平成 | 5年)39,139 | 19,726 | |
1994年(平成 | 6年)40,119 | 20,181 | |
1995年(平成 | 7年)40,782 | 20,487 | |
1996年(平成 | 8年)40,620 | 20,362 | |
1997年(平成 | 9年)39,537 | 19,858 | |
1998年(平成10年) | 38,389 | 19,270 | |
1999年(平成11年) | 37,796 | 18,930 | [埼玉県統計 1] |
2000年(平成12年) | 37,156 | 18,566 | [埼玉県統計 2] |
2001年(平成13年) | 36,370 | 18,127 | [埼玉県統計 3] |
2002年(平成14年) | 35,768 | 17,810 | [埼玉県統計 4] |
2003年(平成15年) | 35,462 | 17,637 | [埼玉県統計 5] |
2004年(平成16年) | 35,075 | 17,447 | [埼玉県統計 6] |
2005年(平成17年) | 34,822 | 17,342 | [埼玉県統計 7] |
2006年(平成18年) | 34,858 | 17,395 | [埼玉県統計 8] |
2007年(平成19年) | 34,668 | 17,308 | [埼玉県統計 9] |
2008年(平成20年) | 34,709 | 17,321 | [埼玉県統計 10] |
2009年(平成21年) | 34,106 | 17,001 | [埼玉県統計 11] |
2010年(平成22年) | 32,932 | 16,484 | [埼玉県統計 12] |
2011年(平成23年) | 32,293 | 16,211 | [埼玉県統計 13] |
2012年(平成24年) | 32,463 | 16,032 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | 32,897 | 16,441 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | 32,087 | 16,032 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | 32,094 | 16,006 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | 31,860 | 15,892 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | 32,101 | 16,005 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | 32,592 |
駅周辺
北口
- 東飯能駅 - 徒歩約10分。
- 埼玉県警察飯能警察署 飯能駅交番
- 飯能銀座商店街 - 商店街が一体となって、さまざまなキャンペーンが行われている。
- 飯能市立図書館
- 飯能市中央公民館
- 飯能市立こども図書館
- 飯能市市民会館
- 飯能市郷土館
- みずほ銀行 飯能支店
- 埼玉りそな銀行 飯能支店
- 飯能信用金庫 飯能中央支店
- 武蔵野銀行 飯能支店
- 東和銀行 飯能支店
- エイチ・エス証券 飯能支店
- 飯能郵便局
- 飯能八幡郵便局
- 丸広百貨店飯能店 - 2009年9月11日から東飯能駅前に移転し、新「飯能店」として開業。
- スーパーバリュー飯能店
- ヤオコー飯能店
- メッツァ
- 飯能河原
- 埼玉県道70号飯能下名栗線(通称:名栗街道)
- 東京都道・埼玉県道218号二本木飯能線
- 埼玉県道228号飯能停車場線
- 国道299号
- 国際興業バス飯能営業所
- 聖望学園中学校・高等学校 - 徒歩25分もしくは路線バス利用。
- 埼玉県立飯能高等学校 - 徒歩20分もしくは路線バス利用。
- 飯能市立飯能第1小学校 - 徒歩20分。
- 大川学園医療福祉専門学校 - スクールバスで8分。
- 大川学園高等学校 - 徒歩3分。
南口
- 東京都道・埼玉県道218号二本木飯能線
- 入間川
- 埼玉西部消防署 稲荷分署
- 飯能中央病院
- デルパラ5飯能店(旧:サビア飯能)
- 飯能駅南口郵便局 - デルパラ飯能店2階
- 駿河台大学 - スクールバスで10分。
- 自由の森学園中学校・高等学校 - スクールバスで15分。
- 埼玉県立飯能南高等学校 - 路線バス利用もしくは徒歩25分。
路線バス
北口
乗り場 | 系統番号 | 経由地 | 行先 | 会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | m01 | (直行) | メッツァ | 西武バス
国際興業 イーグル |
西武バス・国際興業バス・イーグルバスの共同運行 |
H10 | メッツァ・高麗川団地 | 武蔵高萩駅 | イーグル | ||
H10-1 | メッツァ・宮沢湖温泉・高麗川団地 | ||||
2 | 飯07 | 飯能第一小学校 | 西武飯能日高 | 国際興業 | |
飯12-2 | 飯能高校・高麗駅・木綿沢 | こまニュータウン循環・飯能駅 | |||
飯30 | 木綿沢 | 西武飯能日高 | 深夜バスあり | ||
医大31 | 飯能高校・高麗駅・高麗川駅・埼玉医大国際医療センター | 埼玉医大(毛呂山) | |||
医大32 | 飯能高校・木綿沢・高麗川駅 | 埼玉医大国際医療センター | 平日朝2本のみ | ||
3 | 飯01 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢・名栗車庫・名郷 | 湯の沢 | ||
飯01‐2 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢・さわらびの湯・名栗車庫・名郷 | ||||
飯02 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢 | 名栗車庫 | |||
飯02‐2 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢・さわらびの湯 | ||||
飯03 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢・名栗車庫 | 名郷 | |||
飯03-3 | 東飯能駅・新寺・原市場・上赤沢・さわらびの湯・名栗車庫 | ||||
飯04 | 東飯能駅・新寺・中藤(青石橋) | 中沢 | |||
飯05 | 東飯能駅・新寺 | 中藤(青石橋) | |||
飯06 | 東飯能駅・新寺・原市場 | 上赤沢 | |||
飯11 | 東飯能駅・南高麗小学校 | 間野黒指 | |||
飯11-2 | 東飯能駅・大河原工業団地・南高麗小学校 | ダイヤ注意 | |||
飯15 | 東飯能駅・県合同庁舎 | 双柳循環・飯能駅 | |||
狭山25 | 中山・下川崎・新富士見橋 | 狭山市駅西口 | 西武バス | ダイヤ注意 | |
狭山26 | 東飯能駅東口・笹井・新富士見橋 | ダイヤ注意 |
南口
乗り場 | 系統番号 | 経由地 | 行先 | 会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 飯20 | ひかり橋 | 美杉台ニュータウン | 西武バス | 深夜バスあり |
飯21 | ひかり橋・美杉台ニュータウン | ユーエイキャスター前 (大河原工業団地東) |
|||
飯22 | ひかり橋・美杉台ニュータウン・ユーエイキャスター前 | クラウンパッケージ前 | |||
2 | 飯41 | 加治橋・岩井堂・岩蔵温泉・東青梅 | 河辺駅南口 | ダイヤ注意 | |
飯41-2 | 加治橋・岩井堂・岩蔵温泉 | 東青梅駅北口 | |||
飯42 | 加治橋 | 岩井堂 | 夜のみ |
付記
- 笠縫信号所(2代目)付近から東飯能駅へ直接乗り入れる連絡線の計画があり、用地は確保され、所沢方面⇔西武秩父方面への貨物列車や直通特急が通過できるように考えられていた。しかし、貨物列車はすでに廃止され、特急の本数も少なく、飯能市などの通過反対意見も根強いことから、工事は中断されている。
ただし、西武鉄道としては「将来、武蔵丘車両基地や武蔵丘車両検修場との回送や工場の入・出場往来のメリットがある」として、あくまで「工事は『休止』」と表明している。 - かつては元加治までの間にある八高線との交差付近に笠縫信号所が設けられており、ここから下り側が単線であった。これは八高線の橋脚間の広さが単線分しかなかったためである。その後、八高線の橋梁改築や複線化用地確保によって西武線の複線区間が延伸したので、同信号所は二度にわたり順次当駅寄りに移設されている。沿線に民家が建て込み単線分の敷地しかなかったため、2001年12月までは単線区間が残っていたが、飯能駅までの複線化完成により同信号所は廃止された。
- 宮沢湖周辺でムーミンのテーマパーク「メッツァ」が建設されることに伴い、最寄りとなる当駅では駅内装のリニューアル工事が実施される[9][10]。2019年3月9日に竣工[2]。
隣の駅
- 西武鉄道
- 池袋線
- ■特急「ちちぶ」・□S-TRAIN停車駅、■特急「むさし」発着駅
- ■快速急行(東飯能側は当駅から各駅に停車)
- ■急行(当駅から東飯能側は上りのみ運転)・■各駅停車
- 元加治駅 (SI25) - 飯能駅 (SI26) - 東飯能駅 (SI27)
- ■通勤急行(上りのみ運転)・■快速・■準急
- 元加治駅 (SI25) - 飯能駅 (SI26)
脚注
記事本文
出典
- ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
- ^ a b “西武鉄道、「メッツァ」に触発された飯能駅リニューアル式典。地元木材×フィンランドデザイナーで北欧を感じられる駅舎に”. トラベルWatch (インプレス). (2019年3月9日) 2019年3月10日閲覧。
- ^ 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始! 西武鉄道株式会社 2017年1月10日
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』 通巻第716号 2002年4月 臨時増刊号 「特集 - 西武鉄道」、巻末折込「西武鉄道 配線略図」
- ^ a b “プリンスホテル 9月に飯能撤退 ヘリテイジ引き継ぎへ”. 東京新聞. (2012年5月23日) 2012年5月23日閲覧。
- ^ a b "当社保有施設の一部施設の賃貸先変更に関するお知らせ" (PDF) (Press release). 西武鉄道. 22 May 2012. 2012年5月23日閲覧。
- ^ 飯能プリンスホテルの営業終了のお知らせ
- ^ その大きさは世界一!飯能の巨大木馬「夢馬」 (PDF) - 埼玉県庁
- ^ "飯能駅をリニューアルします!" (PDF) (Press release). 西武鉄道. 5 June 2017. 2018年8月17日閲覧。
- ^ “飯能駅が「本物の北欧デザイン」にリニューアルへ ムーミンパーク整備にあわせ 西武”. 乗りものニュース (2017年6月6日). 2018年8月17日閲覧。
利用状況
- 私鉄の1日平均利用客数
- ^ 駅別乗降人員(2018年度1日平均) (PDF) - 西武鉄道
- 私鉄の統計データ
- 埼玉県統計年鑑