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|画像説明 = 高の原駅駅舎(背後は[[イオンモール高の原]]) |
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|よみがな = たかのはら |
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|ローマ字 = Takanohara |
|ローマ字 = Takanohara |
2020年2月15日 (土) 00:28時点における版
高の原駅 | |
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高の原駅駅舎(背後はイオンモール高の原) | |
たかのはら Takanohara | |
◄B23 山田川 (1.6 km) (2.7 km) 平城 B25► | |
所在地 | 奈良県奈良市朱雀三丁目12-3 |
駅番号 | B24 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | B 京都線 |
キロ程 | 30.8 km(京都起点) |
電報略号 | タハ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)34,836人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1972年(昭和47年)11月22日 |
コインロッカー、売店、定期券・特急券自動発売機有 車いす対応券売機、車いすトイレ、エレベータ、エスカレータ使用可 |
高の原駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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高の原駅(たかのはらえき)は、奈良県奈良市朱雀三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB24[1]。
平城ニュータウン建設に伴い、1972年(昭和47年)11月に開業[2][3][4]。駅名は、万葉集に詠われた佐紀丘陵の古称とされる地名「高野原」にちなんで名づけられた[5]。現在は関西文化学術研究都市の玄関口となっている。
歴史
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- 1972年(昭和47年) - 平城駅から2.6km、山田川駅から1.6kmの地点に新駅が計画される[6]。
- 1973年(昭和48年)5月16日 - 跨線歩道橋に沿うように造られた橋上駅が完成[6]。本開業[7][8]。RC+S造で、延床面積は1,204m2[4]。
- 開業時のホーム有効長は大型車4両分(95メートル)であったが、大型車10両分の用地が確保され、旧本線用地へのホーム増設が考慮されていた[5]。
- 1976年(昭和51年)12月5日 - 新たに上下待機線を敷設し、ホームを増設[4][6]。2面4線となる。
- 1977年(昭和52年)1月18日 - 急行の停車駅に追加される[9]。
- 1986年(昭和61年)12月9日 - 高の原駅列車運行自動制御開始、高の原変電所が竣工[10][11]。
- 1994年(平成6年)4月21日 - 「第5回全国みどりの愛護のつどい」のため奈良入りされた皇太子ご夫妻が高の原駅で下車され、柿本善也奈良県知事や大川靖則奈良市長らが駅前で出迎える。
- 1999年(平成11年)3月16日 - 特急の停車駅に追加。下りの京橿・京奈特急が一部停車するようになる[11]。
- 2001年(平成13年)4月 - 平城ニュータウンの自治連合会・万年青年クラブなどからエレベーター設置の要望の署名が、近鉄及び奈良県と奈良市に提出される[12]。
- 2004年(平成16年)10月22日 - 駅制御装置更新[13]。
- 2005年(平成17年)6月1日 - KOSMOS稼働開始[11]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - ICカード「PiTaPa」使用開始[11]。
- 2011年(平成23年)3月17日 - 様々なスイーツの人気店が期間限定で出店する「MeetsSweets高の原店」がオープン[14](現在は閉店)。
- 2012年(平成24年)3月20日 - 特急の停車時間帯を拡大。朝に上り特急が停車するようになる[15]。
駅構造
島式ホーム2面4線をもつ地上駅で橋上駅舎を有する。外側の線路が先発・通過の電車用になる。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみである。
京都寄りに折り返し列車および回送列車用の引き上げ線が、大和西大寺方面から駅手前に2番線へ続く線路があるが、後者は営業列車には使われていない。
開発によってやや変化したものの、当駅周辺の地形はすり鉢状になっており、橋上の駅舎に出入口が設けられている。また、現在では構造上大規模な工事になることから設置が難しいとされたエレベーターが付けられている[16]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | B 京都線 | 下り | B 大和西大寺・橿原神宮前方面 H 天理方面 A 奈良・大阪難波・神戸三宮方面 F 吉野方面 |
3・4 | B 京都線 | 上り | B 新祝園・丹波橋・京都・京都国際会館方面 |
- 外側2線(1番線と4番線)が主本線、内側2線(2番線と3番線)が待避線である。外側2線が主本線の駅は近鉄単独駅としては当駅が唯一である(同じ京都線の竹田駅は京都市営地下鉄との共同使用駅なので異なる)。
特徴
- ダイヤ面
- 特急以外の全一般列車が停車しており、一部の特急も停車する[17]。
- 平日朝に1本のみ、当駅始発の京都行き急行が設定されている[17]。
- 当駅は1999年ダイヤ変更より特急一部停車駅となっているが、2003年ダイヤ変更まで京都線に設定されていた快速急行は通過していた。
- 設備・営業面
- 大和西大寺駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
- 特急券・定期券は専用の自動販売機にて購入可能で、一部時間帯は窓口での発券にも対応している[18](特急停車駅になる前からも可能であった)。
- 京都線では当駅から大和西大寺寄りの各駅にて、大阪難波駅経由の阪神電鉄線連絡乗車券が購入可能で、阪神線内からの近鉄連絡乗車券も、当駅までしか購入できない。近鉄丹波橋駅経由の京阪電車の連絡切符も発売されている。
- 近鉄リテーリングが運営する有人売店(ファミリーマート近鉄高の原駅改札内橋上店)設置駅に指定されている[18]。
利用状況
近年における特定日の、当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通りで[19]、近年の1日平均乗車人員は下記の通り[20]。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員 | |
---|---|---|---|
調査日 | 乗降人員 | ||
1995年 | - | 20,109 | |
1996年 | - | 20,233 | |
1997年 | - | 19,774 | |
1998年 | - | 19,819 | |
1999年 | - | 19,885 | |
2000年 | - | 19,225 | |
2001年 | - | 18,809 | |
2002年 | - | 18,669 | |
2003年 | - | 18,661 | |
2004年 | - | 18,505 | |
2005年 | 11月 | 8日33,802 | 18,486 |
2006年 | - | 18,445 | |
2007年 | - | 20,169 | |
2008年 | 11月18日 | 36,779 | 20,096 |
2009年 | - | 19,927 | |
2010年 | 11月 | 9日36,489 | 19,997 |
2011年 | - | 19,761 | |
2012年 | 11月13日 | 35,637 | 19,579 |
2013年 | - | 19,882 | |
2014年 | - | 19,091 | |
2015年 | 11月10日 | 35,623 | 19,344 |
2016年 | - | 19,170 | |
2017年 | - | 19,007 | |
2018年 | 11月13日 | 34,836 |
駅周辺
平城・相楽ニュータウンや付近の学校への玄関口としての性格が強い。 ホームも含め奈良県に位置しているが、引込線が奈良県奈良市と京都府木津川市の府県境にまたがる。
駅前には駅名の由来となった万葉歌の歌碑があり、「秋さらば 今も見るごと 妻ごひに 鹿鳴かむ山ぞ 高野原の上 万葉集 巻第一・八四 長皇子」と刻まれている[6][21][22][23]。
東側
西側
- 駅前広場
- 平城ニュータウン完成記念樹「センペルセコイア」
- サプライズィング下水道
- 奈良交通高の原駅のりば
- タクシーターミナル
- 万葉歌碑
- サンタウンプラザすずらん館
- サンタウンプラザひまわり館
- イオンモール高の原
- イオン高の原店(前:高の原サティ)
- 近鉄高の原駅前交番
- 高の原中央病院
- 関西文化学術都市研究センター
- 石のカラト古墳
- 奈良市北部会館
- 平城第2ショッピングセンター
- 奈良右京郵便局
南側
- 奈良大学
- 東大寺学園中学校・高等学校
- 関西文化芸術学院
- 奈良県立平城高等学校
- 奈良市北部会館
- 関西学研医療福祉学院
- ならやまコミュニティスポーツ会館
北側
- 兜谷公園
- 京都府立南陽高等学校・附属中学校
- 土師山公園
- ハイタッチ・リサーチパーク
- 大里公園
バス
停留所は駅の西側に少し離れたサンタウン寄りに所在する。
乗り場 | 系統 | 経由 | 行先 | バス会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | 奈良大学 | 学園前駅北口 | ||
115 | 朱雀六丁目・佐保台三丁目 | JR奈良駅西口 | |||
117 | 朱雀六丁目 | 佐保台三丁目 | |||
文 | 奈良大学構内 | 奈良大学開校日のみ運行 | |||
33 | 梅実台三丁目 | 木津駅東口 | |||
31 | 朱雀六丁目 | 梅実台三丁目 | |||
30 | 平城山駅 | ||||
2 | 16 | 朱雀五丁目・朱雀四丁目 | 高の原駅 | 左京循環外回り | |
17 | 朱雀第一住宅・朱雀保育園 | 左京循環内回り | |||
3 | 7 | 兜台一丁目 | 神功四丁目 | ||
1 | 右京小学校 | ||||
4 | 19 | 山田川駅 | 木津川台住宅 | 平日1本のみ(17:13発) | |
21 | 精華桜が丘二丁目 | 兜台五丁目 | |||
77 | 兜台三丁目・東登美ヶ丘六丁目東 | 学研奈良登美ヶ丘駅 | |||
82 | 学研奈良登美ヶ丘駅 | 高山サイエンスタウン | |||
木-1 | 梅谷 | きのつバス | |||
木-2 | 鹿背山 | ||||
木-3 | 木津川台住宅 | ||||
5 | 文 | 東大寺学園 | 奈良交通 | 東大寺学園開校日または
関西文化芸術学院開校日のみ運行 |
※かつて存在した系統=15系統・平城山駅、100系統・東登美ヶ丘一丁目、2系統・左京循環外回り・兜台一丁目経由神功四丁目、3系統・左京循環内回り・兜台一丁目経由神功四丁目、4系統・左京循環内回り・右京小学校経由神功四丁目、76系統・学研奈良登美ヶ丘駅経由学園前駅行き、80系統・高山サイエンスタウン、81系統・高山サイエンスタウン、23系統・光台循環内回り(京都府相楽郡精華町)、22系統・山田川駅(兜台五丁目経由)、夜行高速バスやまと号・東京ディズニーランド・千葉駅
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- B 京都線
- □特急一部停車駅(朝の上りと夕方以降の下りのみ停車)
その他
- 2006年に開業した近鉄けいはんな線を当駅まで延伸する構想があり、駅前にはこれの早期開業を求める看板が設置されている。近鉄学研奈良登美ヶ丘駅は将来の延伸に対応できるよう考慮されて建設されたが、2019年現在でも事業化はされていない。
脚註
- ^ "駅ナンバリングを全線で実施します" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 19 August 2015. 2016年2月25日閲覧。
- ^ 日本住宅公団20年史刊行委員会編『日本住宅公団20年史』日本住宅公団、1975年7月25日、NCID BN01602514
- ^ 日本住宅公団史刊行委員会編『日本住宅公団史』日本住宅公団、1981年9月、NCID BN01602467
- ^ a b c 『近畿日本鉄道 最近20年のあゆみ』近畿日本鉄道、1980年10月1日、NCID BN05420494
- ^ a b 「窓 平城ニュータウンに "高の原" 駅が新装オープン」『近鉄ニュース 第315号』1973年5月1日付、第3面
- ^ a b c d e f g h 平城ニュータウンのあゆみ編集委員会編『平城ニュータウンのあゆみ』奈良市、1997年3月、NCID BA30651850
- ^ 「相楽ニュータウンまちづくりのあゆみ (PDF) 」杉本景久、『住宅・都市整備公団住宅都市試験研究所調査研究期報 108号』pp.51-77
- ^ 「『平城ニュータウン』の調査から」奈良女子大学文学部附属高等学校1-C稲田純・植田洋・木下雅敬・工藤幸宏・竹島康志・西浦弘望・山田善一・横井昌彦、1975年1月18日、『奈良女子大学附属中等教育学校研究紀要 Vol.16 (PDF) 』pp.31-50「地理授業での野外調査の試みから 寅貝和男 (PDF) 」
- ^ 住宅・都市整備公団関西支社編『まちづくり30年 近畿圏における都市開発事業』住宅・都市整備公団関西支社、1985年12月27日、NCID BN02420964
- ^ 『近畿日本鉄道 創業80周年記念 最近10年のあゆみ』近畿日本鉄道、1990年10月1日、NCID BN08102644
- ^ a b c d 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、NCID BB05245458
- ^ 奈良市平成13年12月定例会(第4号) - 会議録検索システム
- ^ 岡根修司編『近鉄技報 VOL.36 2005』近畿日本鉄道鉄道事業本部企画統括部、2005年7月31日、ISSN 0285-6603
- ^ MeetsSweets高の原店 3/17(木)OPEN! (PDF)
- ^ 「平成24年のダイヤ変更について (PDF) 」近畿日本鉄道秘書広報部、2012年3月20日
- ^ 11月28日 国際文化観光・学研都市推進対策特別委員会 - 奈良県
- ^ a b c d 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.186 - p.205・p.344 - p.362
- ^ a b 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
- ^ 駅別乗降人員 京都線 - 近畿日本鉄道
- ^ 奈良県統計年鑑
- ^ 奈良市に万葉歌碑を建てる会
- ^ 奈良盆地歴史地理データベース - 奈良女子大学古代学学術研究センター
- ^ 万葉ゆかりの地をたずねて ~万葉歌碑めぐり~ - 奈良市