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|画像説明= 駅舎(2018年5月) |
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|よみがな= ましゅう |
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|ローマ字= Mashū |
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2020年2月15日 (土) 00:39時点における版
摩周駅 | |
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駅舎(2018年5月) | |
ましゅう Mashū | |
◄B65 美留和 (8.7 km) (8.2 km) 南弟子屈 B63► | |
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7-26 |
駅番号 | ○B64 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 95.7 km(網走起点) |
電報略号 | テカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
70人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)8月15日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口 有 |
摩周駅(ましゅうえき)は、北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7-26にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB64。
旧称は弟子屈駅(てしかがえき)だったが、1990年(平成2年)11月20日に観光振興のために摩周駅に改称された[1][2]。
歴史
- 1929年(昭和4年)8月15日:国有鉄道の弟子屈駅として開業。一般駅。浜釧路機関庫弟子屈駐泊所及び人力転車台設置[3]。
- 1936年(昭和11年)9月:駅舎改築[4]。
- 1937年(昭和12年)10月30日:弟子屈駐泊所が釧路機関区標茶支区扱いとなる[4]。
- 1968年(昭和43年)4月1日:業務委託化[5]。直営駅に戻った時期は不明。
- 1982年(昭和57年)9月10日:貨物取扱い廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1990年(平成2年)11月20日:摩周駅に改称[1][8]。駅舎改築[1][9]。
駅名の由来
弟子屈はアイヌ語の「テシカ・カ(岩盤の上)」が由来[10]。観光振興のために改称した[2]。
駅構造
2面3線の単式ホーム・島式ホームがある地上駅。かつては貨物ホームや多くの側線を有していた[10]。ホーム間は移動は跨線橋で連絡。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■釧網本線 | 上り | 網走方面 |
2・3 | 下り | 釧路方面 |
社員配置駅、みどりの窓口(営業時間6時20分から15時10分)設置。釧網本線の運行管理も当駅で行っており、夜間滞泊も設定されている。
地域の商店がキヨスクの代わりとして出店。観光案内所も設けられている。
駅横には源泉掛け流しの足湯「ぽっぽゆ」があるほか、駅舎内には飲用の温泉が引かれている[2]。
美留和駅方面 | 南弟子屈駅方面 |
-
改札口(2018年5月)
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ホーム(2018年5月)
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構内(美留和方面を望む)
(2018年5月) -
構内(南弟子屈方面を望む)
(2018年5月) -
跨線橋(2018年5月)
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駅名標(2018年5月)
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駅横の足湯(2004年9月)
駅弁
- 摩周の豚丼
- 摩周の牛丼
- 摩周のジンギスカン丼
- 冬期は注文販売となり、5分程度待つこととなる。
1983年頃まではしいたけを使った駅弁が販売されていた[11]。
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は28.0人[12]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は26.4人[13]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は31.6人[14]。
駅周辺
弟子屈町の中心駅になっており街なみがつづく。商店街には土産物店も並んでいる。駅前広場中央には摩周湖をイメージしたモニュメントが設置されており、夏期夜間は「摩周湖ブルー」にライトアップされる[2]。
- 北海道道717号札友内弟子屈停車場線、北海道道53号釧路鶴居弟子屈線
- 国道243号・国道241号・国道391号
- 道の駅摩周温泉
- 弟子屈町役場
- 弟子屈警察署
- 弟子屈郵便局
- 釧路信用金庫弟子屈支店
- 北洋銀行弟子屈支店
- 摩周湖農業協同組合(JA摩周湖)
- 摩周温泉
- 阿寒バス「摩周駅前」停留所 - 弟子屈町内線、摩周湖方面等[15]
その他
映画『遥かなる山の呼び声』(主演 高倉健 倍賞千恵子 山田洋次監督 1980年3月15日公開)のクライマックスシーンで、網走刑務所に送られる前の田島耕作(高倉)に逢いに来た、風見民子(倍賞)と虻田太郎(ハナ肇)が乗り込んだ列車の車窓から見える駅でもある。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■釧網本線
脚注
- ^ a b c “「摩周駅」よろしく 旧名「弟子屈」改め”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年11月21日)
- ^ a b c d 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 301
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
- ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 87
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 101
- ^ 『鉄道百年の歩み』 pp. 111 - 112
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 125
- ^ 北海道630駅 小学館 1993年発行。
- ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 84
- ^ 相賀徹夫 編著,宮脇俊三・原田勝正 共編(1983)『国鉄全線 各駅停車 - 1 北海道690駅』小学館
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “摩周駅前”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3