「箱根ケ崎駅」の版間の差分
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|画像説明 = 東口(2005年7月11日) |
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|よみがな = はこねがさき |
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|ローマ字 = Hakonegasaki |
|ローマ字 = Hakonegasaki |
2020年2月15日 (土) 00:43時点における版
箱根ケ崎駅 | |
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東口(2005年7月11日) | |
はこねがさき Hakonegasaki | |
◄東福生 (3.0 km) (4.8 km) 金子► | |
東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ヶ崎397 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■八高線 |
キロ程 | 15.7 km(八王子起点) |
電報略号 | ネカ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,490人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)12月10日 |
備考 | 業務委託駅 |
箱根ケ崎駅(はこねがさきえき)は、東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ヶ崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八高線の駅である。
歴史
- 1931年(昭和6年)12月10日:国有鉄道八高線八王子 - 東飯能間開通と同時に開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1961年(昭和36年)3月1日:貨物の取り扱いを一旦廃止。
- 1970年(昭和45年)7月1日:貨物の取り扱いを再開。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを再び廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1996年(平成8年)3月16日:八王子 - 高麗川間が電化される。
- 1999年(平成11年):貨物列車用待避線を撤去。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2004年(平成16年)10月9日:橋上駅舎供用開始、東西自由通路暫定供用開始。
- 2005年(平成17年)3月27日:東西自由通路竣工。
- 2010年(平成22年)2月28日:この日をもってみどりの窓口の営業を終了。
- 2012年(平成24年)4月7日:西口ロータリー完成。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。なお、橋上駅舎は将来の2面4線化を考慮した施設になっている[1]。 ホームと改札の間を連絡するエスカレーターとエレベーターが設置されている。待合室はホーム階段下にあり、エアコンが設置されている。また、出入口とコンコースを連絡するエスカレーター・エレベーターも設置されている。
拝島駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。改札外コンコースには自動改札機が3台、指定席券売機が1台、自動券売機が2台(うち1台は定期券・My Suica販売対応の多機能券売機)設置されている。改札内には自動精算機が1台ある他、トイレ(多機能トイレ併設)も設置されている。かつてはみどりの窓口も営業していたが、2010年2月28日をもって閉鎖された。2020年2月現在、有人改札および自動券売機の営業時間は10時40分~18時50分となっている。
2004年に橋上駅舎が暫定供用されるまでは、駅東側に木造駅舎があり、ホームとの間は露天の跨線橋で連絡していた。木造駅舎時代は自動改札機と自動精算機は設置されておらず、Suicaサービス開始以降、簡易Suica改札機が設置されていた。
東出口の北側に自転車駐輪場に直結する出入口が設置されている。東西の自由通路下には瑞穂町管理の公衆トイレも併設されている。
のりばは旧駅本屋のあった東口側を1番線として以下の通りとなる。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■八高線 | 上り | 拝島・八王子方面 | 一部列車は2番線 |
2 | ■八高線・川越線 | 下り | 高麗川・高崎・川越方面 | 高崎方面は高麗川乗り換え |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 当駅始発の拝島・八王子方面行きは2番線から発車する。
- 実際の川越線の案内の一部では、川越以東で用いられるグリーン(■)が用いられている。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は4,490人である。
JR東日本および東京都統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)3,534 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)3,653 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)3,699 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)3,852 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)3,737 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)3,626 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)3,825 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)3,788 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 3,825 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 3,828 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]3,756 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]3,757 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]3,890 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]3,768 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]3,766 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]3,851 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]3,887 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]3,980 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]4,054 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]4,036 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]4,107 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]4,112 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]4,264 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]4,383 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]4,372 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]4,419 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]4,395 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]4,408 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]4,490 |
駅周辺
東側は江戸時代の宿場町「箱根ヶ崎宿」であり、現在も南北を新旧青梅街道、東西を新旧国道16号と、幹線道路に囲まれている。すぐ南側に横田基地があり、周辺には防衛省の管理する国有地が点在する。
東口は都道166号(旧国道16号・東京環状)に面し、住宅街と古くからの商店街がある。東京環状の東側を南北に通づる町道4号線が、かつての日光脇往還[注釈 1]である。
西口は2000年頃から再開発が進み、乗車人員も増加した。さらに羽村街道の延伸により、2013年10月11日に新青梅街道・国道16号(瑞穂バイパス)と接続された。
- 瑞穂町郷土資料館 愛称「けやき館」
- 福生警察署箱根ヶ崎駅前交番
- 福生警察署箱根ヶ崎駐在所
- 瑞穂町役場
- 瑞穂町図書館
- 瑞穂郵便局
- みずほエコパーク
- 瑞穂ビューパーク
- 東京都道44号瑞穂富岡線(岩蔵街道)
- 残堀川
- 狭山池公園、狭山池緑地、六道山公園
- 狭山丘陵(瑞穂町は丘陵の西端に位置する)
周辺には高校・大学が点在しているため、学生・生徒の利用も多い。
- 東京都立瑞穂農芸高等学校
- 東野高等学校(スクールバス)
- 狭山ヶ丘高等学校・付属中学校(スクールバス)
バス路線
東口
- 1番のりば(立川バス)
系統番号 | 経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
立12 | 武蔵村山市役所・村山医療センター入口・砂川七番 | 立川駅北口 | 土休日夜1本のみ |
立12‐1 | 武蔵村山市役所・村山医療センター入口・災害医療センター | 立川駅北口 | |
立12‐2 | 三ツ藤・武蔵村山市役所・村山医療センター入口・災害医療センター | 立川駅北口 |
2番乗り場(立川バス)
系統番号 | 経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
福13 | 瑞穂都営住宅 | 福生駅南口 | |
昭24 | 三ツ藤・西武立川駅入口 | 昭島駅北口 |
系統番号 | 経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
入市44 | 二本木・三井アウトレットパーク | 入間市駅 | |
入市54 | 二本木・三井アウトレットパーク前 | 入間市駅 | |
小手03 | 宮寺・狭山ヶ丘駅・西埼玉中央病院 | 小手指駅南口 | 土休日1本のみ |
梅70 | 西長岡・青梅駅 | 青梅車庫 | 平日一部便のみ乗入れ |
梅70 | 武蔵村山市役所・東大和市駅・昭和病院 | 花小金井駅北口 | 平日一部便のみ乗入れ |
都営・梅70系統は、上記以外のバスは以外は青梅街道上の「箱根ヶ崎三丁目」または「箱根ヶ崎」バス停を利用する。(東口より徒歩3 - 5分)
西口
- 1番のりば(立川バス)
系統番号 | 経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
羽12‐1 | 長岡・動物公園西 | 羽村駅東口 | |
羽13 | 羽村高校 | 羽村駅東口 | 平日夕方1本のみ |
2番のりば
系統番号 | 経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
イオン01 | 三ツ藤 | イオンモール | |
IHI01 | 直通 | IHI | 平日・月 - 土の朝のみ運行 |
- 送迎バス乗り場 ①②
- シャトルバス:ザ・モールみずほ16行(西武総合企画)
- 送迎バス乗り場 ③④
- 箱根ケ崎駅西口待機所・ロータリーのりば
- 瑞穂町福祉バス(武州交通興業)
- ひばり号(先発: 高根・駒形富士山コース / 後発: むさし野・松原コース)
- かわせみ号(先発:武蔵・殿ケ谷コース / 後発: 石畑・殿ケ谷コース)
- すずめ号(先発:長岡・長岡長谷部コース / 後発: 二本木・富士山栗原新田コース)
- 瑞穂町福祉バス(武州交通興業)
未成線
当駅には武州鉄道や西武鉄道(西武村山線)などによるいくつかの新線・既成線の延伸計画が持ち上がったが、すべて計画のみで、建設には至らなかった。
多摩都市モノレールの乗り入れ
上北台駅から当駅まで多摩都市モノレールの延伸が計画されている。1992年には東京都が「事業化すべき路線」に、2002年には国の運輸政策審議会で「整備推進すべき路線」とされたが、これまで具体的な計画には至っていなかった。
しかし、2020年1月23日、東京都は上北台 - 箱根ヶ崎間の延伸事業に着手することを正式に発表した[2]。開業時期は未定だが、2032年頃を目指しており、新たに7駅が設置される予定。建設費は約800億円と試算されている[2][3]。
車両基地建設計画
駅の北側に八高線用の車両基地を建設する計画がある。すでに用地買収も行われており、JR東日本の計画にも「箱根ヶ崎電車区(仮称)」と記載されている。八高線・川越線で運用されている川越車両センター配置編成にも「箱根ヶ崎」の行先表示がある(なお2014年1月現在、平日は2往復、土曜・休日は1往復、当駅で八王子方面へ折り返す電車が設定されている)。2011年時点では工事が行われていない。
かつては中央線快速で運用されていた201系にも「箱根ヶ崎」の行先表示が用意されていた。2008年3月15日のダイヤ改正で中央線快速の東京発箱根ヶ崎・武蔵五日市行が1本新設されたが、この時に201系は分割運用から離脱し、E233系による運用となったため、201系は2006年11月に豊田電車区(当時)で開催されたイベントなどで使用実績があったものの、営業に使用したことは一度もなかった。
車両基地の建設計画と同時に拝島 - 東福生間の複線化のための用地も一部で確保されており、その部分に緑色の囲いが設置されている。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ ただし国道16号以北は東京都道219号狭山下宮寺線。瑞穂町内では現在も日光街道と呼ばれ、青梅街道との交差点名も「旧日光街道」となっている。
出典
- ^ 東工技報 Vol.18 東日本旅客鉄道東京工事事務所
- ^ a b 多摩モノレール延伸に都が着手へ、7駅設置計画…さらに2方向への延伸構想 - 読売新聞(2020/1/23版 / 2020年1月24日閲覧)
- ^ “多摩モノレール延伸着手へ 武蔵村山の悲願 市民「早期完成を」”. 東京新聞(2020年1月25日作成). 2020年1月26日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(箱根ケ崎駅):JR東日本