「美佐島駅」の版間の差分
地図記載、位置図記載、座標情報追記 |
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|画像説明 = 駅舎([[2006年]][[10月30日]]) |
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|電報略号 =ミサ |
|電報略号 =ミサ |
2020年2月15日 (土) 00:48時点における版
美佐島駅 | |
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みさしま Misashima | |
◄魚沼丘陵 (8.6 km) (2.2 km) しんざ► | |
所在地 | 新潟県十日町市午135 |
所属事業者 | 北越急行 |
所属路線 | ■ほくほく線 |
キロ程 | 12.2 km(六日町起点) |
電報略号 | ミサ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
9人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1997年(平成9年)3月22日 |
美佐島駅(みさしまえき)は、新潟県十日町市午にある北越急行ほくほく線の駅。普通列車のみ停車する。
駅構造
地下の赤倉トンネル内の地下10.1mの位置に単式1面1線・全長45mのホームがある。無人駅で、乗車駅証明書発行機が駅舎に設置されているほか、駅舎には男女に分かれたトイレが設置されている。駅舎は地上にある。バリアフリー設備はない。
列車通過時の風圧が激しいため、ホームと地下通路との間は頑丈な扉で仕切られており、客扱い時以外はホームを封鎖する。当駅で下車した後は、ホームから2分以内に出る必要がある。ホームは防犯カメラで遠隔監視され、列車発車後もホームに残っているとアナウンスで退出を促される。
当駅では列車が通過する際、他の駅と同様に通過警告のアナウンスが流れた後、「まもなく高速で電車が通過します。大変危険です。ホームには絶対に出ないで下さい。」というアナウンスが繰り返し流される。2017年2月現在このアナウンスは新潟弁→標準語→英語の順に流される(到着時のアナウンスも同様)。
ホームと地下通路を隔てる扉は普段施錠されているため、駅利用者は列車通過時にホームに立ち入ることはできない。扉は普通列車到着時のみ列車運転士が車内からリモコン操作で開錠する。
ホームに隣接した扉のほか、地上へ続く通路にもう1枚扉がある。列車発車時の気圧差で突風が吹く恐れがあるため、エアロックのようにこの2枚の扉は同時には開かない構造となっている。地下待合室はこの扉の間に位置し、木製の椅子や時刻表、意見箱などが用意されている。
ホームと地下通路の間の防風扉は、建設当初は手動扉でスプリングによって閉まる構造とされていた。しかし駅建設途中で扉の窓部分のガラスがまだはめ込まれていなかった1996年(平成8年)10月1日に、試運転列車が140km/hで通過する試験を行ったところ、階段部で風速が24m/sを記録してさらなる安全対策を必要とすることが認識された。さらに1997年(平成9年)2月27日に運輸省新潟運輸局が完成検査を行うに際して、防風扉が開いたままの状態で列車を通過させる実験を行ったところ、風圧で駅舎内の待合室の扉のガラスが粉砕されるという事態になり、補強や防風扉故障時の対策を要望されることになった。そのために電動自動扉へ改修されることになり、また2枚の扉を連動させる方式とすることになった。
2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線金沢駅延伸以降、ほくほく線の特急列車は全廃されたが、新設された超快速「スノーラビット」や従来からある快速列車、およびほくほく線に乗り入れる臨時列車は当駅を通過している。
地上待合室は畳敷きで、湯茶サービスのポットとグラス、座布団、駅ノートなどが置かれ、セルフサービスの空調設備も整っている。なお、過去にボヤが発生したため一時的に閉鎖されていた時期もあり、その後、18時から翌朝8時のみシャッターを下ろし防犯に備えていたが、2014年(平成26年)9月に再度ボヤ騒ぎがあったため終日閉鎖されていた。11月9日以降は再び再開されている。
2013年(平成25年)8月より、地下通路に列車運転状況表示装置が設置された。ほくほく線の他駅とは異なり、NTTドコモのタブレット端末が設置されている。これにより、地下待合室でNTTドコモの携帯電話が使用できるようになったが、他社の携帯電話は現在も使用できない。
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地上待合室
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地下ホームにつながる階段
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地下ホーム
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地下待合室
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ホームと地下通路を隔てる防風扉
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地下通路の表示器の下に設置された列車運転状況表示装置
利用状況
1日乗降人員推移 [1] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 9 |
2012年 | 4 |
2013年 | 5 |
2014年 | 10 |
2015年 | 3 |
2016年 | |
2017年 | |
2018年 | 9 |
駅周辺
- 津地変電所
- 新潟県道74号十日町六日町線
- ミティラー美術館
- 立正佼成会生誕地道場(付近に立正佼成会開祖庭野日敬の生誕地があり、駅舎や駅周辺には教団関係の掲示物、看板が掲げられている)
歴史
駅名の由来
- 駅周辺の広域地名に因んでいる[2]。
隣の駅
脚注
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、国土数値情報(駅別乗降客数データ)2018年 - 国土交通省 、2019年9月2日閲覧
- ^ 駅名・地名 不一致の事典(浅井建爾 著、東京堂出版 2016年)p.161
参考文献
- 日本鉄道建設公団高速化研究会 編『三セク新線高速化の軌跡』(初版)交通新聞社、1998年10月20日、pp.165 - 169頁。ISBN 4-87513-077-5。
- “ほくほく博士 10 ほくほく線の中の不思議”. 北越急行. 2010年6月19日閲覧。
- “北陸新幹線で消えるちょっと怖い鉄道の名所”. 乗りものニュース. 2015年12月15日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 湯檜曽駅、土合駅、筒石駅、湯西川温泉駅(ともに山岳トンネル内にホームがある、通年営業の旅客駅)
- 春日野道駅 (阪神) - 同じ地下駅で通過列車があることに加え、2004年まではホーム幅が極端に狭かったことから当駅に似た安全対策が取られていた。
外部リンク
- 美佐島駅 - 北越急行