「尻手駅」の版間の差分
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2020年2月15日 (土) 01:20時点における版
尻手駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
しって Shitte | |
所在地 | 川崎市幸区南幸町三丁目107番地 |
駅番号 | JN02 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ツテ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
14,887人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月9日[1] |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 1.7 km(川崎起点) |
◄JN 01 川崎 (1.7 km) (0.9 km) 矢向 JN 03► | |
所属路線 | ■南武線支線(浜川崎支線) |
キロ程 | 0.0 km(尻手起点) |
(1.1 km) 八丁畷 JN 51► | |
所属路線 | 南武線貨物支線(尻手短絡線) |
キロ程 | 0.0 km(尻手起点) |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 横浜市内駅 |
尻手駅(しってえき)は、神奈川県川崎市幸区南幸町三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。駅番号はJN 02。
南武線の本線のほか、浜川崎駅方面の支線(浜川崎支線、旅客案内では「南武支線」)、および新鶴見信号場への支線(尻手短絡線、貨物列車専用)が当駅から分岐している。当駅は川崎市内にあるが、運賃区分上は横浜市内の駅として扱っている。詳細は特定都区市内を参照されたい。
歴史
- 1927年(昭和2年)3月9日:南武鉄道線川崎駅 - 登戸駅間の開通時に尻手停留場として開業[1]。
- 1929年(昭和4年)頃:駅に昇格、尻手駅となる。
- 1930年(昭和5年)
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道線が国有化、運輸通信省南武線の駅となる[1]。
- 1973年(昭和48年)10月1日:新鶴見操車場(現在の新鶴見信号場)までの貨物支線が開業。南武線尻手 - 新鶴見操車場 - 品川・鶴見に営業キロが設定される。
- 1976年(昭和51年)3月1日:武蔵野線梶ヶ谷貨物ターミナル - 新鶴見操車場 - 尻手に営業キロが設定される。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる[1]。南武線尻手 - 新鶴見操車場 - 品川と武蔵野線梶ヶ谷貨物ターミナル - 新鶴見操車場 - 尻手の営業キロは廃止される。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
駅名の由来
駅開設当時、当駅自体は川崎市大字南河原に位置していたが、駅名は隣接する橘樹郡鶴見町大字市場字尻手(現在の横浜市鶴見区尻手一 - 三丁目)から採った。「尻手」とは、「ある地域の後方にある土地」を意味する。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線の高架駅。
各ホームから地下道を通った所にある木造平屋建ての駅舎は開放的で、内部には自動券売機・自動改札機・窓口などがある。直営駅で、みどりの窓口(早朝・夜間を除く)が設置されている。矢向駅・川崎新町駅・小田栄駅と浜川崎駅の南武線側は当駅が管理している。
2011年3月バリアフリー化工事が完工した。ホームごとにエレベーターが設置されたが南武線下り(矢向・登戸・立川方面)と南武支線(八丁畷・浜川崎方面)へは改札左手にある南武線上りのホームへ向かうエレベータを利用して中二階での乗り換えが必要となっている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 南武線 | 上り | 川崎方面 | |
2 | 下り | 矢向・登戸・立川方面 | ||
3 | 上り | 八丁畷・浜川崎方面 | 一部は1番線から発車 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ワンマンの浜川崎支線は発車メロディを扱わないため、車外ブザーを鳴らして発車を知らせる。このため、発車メロディを普段扱うのは1番線と2番線のみであるが、列車接近時のATOS放送は3番線を含むすべてのホームで使用されている(3番線には行先案内表示機がない)。
- 2016年3月のダイヤ改正により、支線の朝7時の1本のみ1番線からの発車となっている。これは、中原電車区からの車両の送り込みの関係上となっている。
- 4・5番線にはホームが設置されていないが、4番線が尻手短絡線の本線、5番線が尻手短絡線の待避線となっている。浜川崎支線・尻手短絡線経由で新鶴見信号場 - 浜川崎・川崎貨物・東京貨物ターミナル駅方面を結ぶ貨物列車が使用している。なお、南武線経由で浜川崎方面へ抜ける列車[2]はホームのある1番線と2番線より南武線 - 浜川崎支線へと乗り入れている。
-
改札口(2019年9月)
-
各ホームを結ぶ地下道(2016年1月)
-
尻手駅構内の立川方面を見る、一番奥が尻手短絡線の待避線、その手前が尻手短絡線の本線となっておりその先で合流して単線となり尻手短絡線として新鶴見信号場に繋がっている。(2010年4月)
-
尻手駅構内の川崎・浜川崎方面を見る、左側2線は川崎駅に繋がる南武線、写真では線路がほとんど見えないが右側の一番奥が尻手短絡線の待避線、その手前が尻手短絡線の本線、さらに手前が浜川崎支線発着線(3番線)となっていてその先で南武線・浜川崎支線と合流している。また尻手短絡線の待避線も奥で南武線・浜川崎支線と合流して単線となり川崎新町まで続いている。(2010年4月)
-
ホーム
左から3番線、2番線、1番線(2016年1月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は14,887人である。当駅は南武支線との乗換駅だが、南武線の乗り換え駅では最も少ない。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)10,095 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)10,083 | |
1997年(平成 | 9年)9,855 | |
1998年(平成10年) | 9,759 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 9,817 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]9,990 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]10,339 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]10,368 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]10,478 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]10,733 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]11,079 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]11,388 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]11,544 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]11,667 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]11,632 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]11,691 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]11,695 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]12,087 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]12,873 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]13,121 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]13,702 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]14,242 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]14,426 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]14,887 |
駅周辺
駅所在地は川崎市幸区であるが、横浜市鶴見区との境にあり、「尻手」という地名も横浜市側にある。駅の下を尻手黒川道路が交差している。
バス路線
尻手駅前(徒歩すぐ)
尻手駅入口(徒歩すぐ)
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 南武線
- 南武線支線(浜川崎支線)
- 尻手駅 (JN 02) - 八丁畷駅 (JN 51)
- 南武線貨物支線(尻手短絡線)
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 19ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度) - 221ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 221ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 225ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 229ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 239ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 237ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 237ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 233ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 235ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 237ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 237ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 245ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 237ページ
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(尻手駅):JR東日本