コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「竹田駅 (京都府)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
7行目: 7行目:
|pxl =
|pxl =
|画像説明= 北駅舎西口(2006年9月1日)
|画像説明= 北駅舎西口(2006年9月1日)
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
|よみがな= たけだ
|よみがな= たけだ
|ローマ字= Takeda<!-- 烏丸線の駅名標は大文字表記であるが、ここでは交通局HPの路線図の表記に従う --->
|ローマ字= Takeda<!-- 烏丸線の駅名標は大文字表記であるが、ここでは交通局HPの路線図の表記に従う --->

2020年2月15日 (土) 01:56時点における版

竹田駅*
北駅舎西口(2006年9月1日)
たけだ
Takeda
地図
所在地 京都市伏見区竹田桶ノ井町
北緯34度57分24.82秒 東経135度45分22.01秒 / 北緯34.9568944度 東経135.7561139度 / 34.9568944; 135.7561139 (竹田駅*)座標: 北緯34度57分24.82秒 東経135度45分22.01秒 / 北緯34.9568944度 東経135.7561139度 / 34.9568944; 135.7561139 (竹田駅*)
所属事業者 京都市交通局京都市営地下鉄
近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 タケタ(近鉄)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
(京都市交通局)51,747人/日**
-2017年-
(近鉄)50,893**人/日
-2017年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 京都市営地下鉄烏丸線
駅番号 K15
キロ程 13.7 km(国際会館起点)
K14 くいな橋 (0.7 km)
(- km) (伏見***)
所属路線 B 近鉄京都線
駅番号  B05 
キロ程 3.6 km(京都起点)
B04 上鳥羽口 (1.1 km)
(1.3 km) 伏見 B06
備考 共同使用駅(京都市交通局の管轄駅)
* 1940年に城南宮前駅から改称
** 直通連絡人員含む
*** 一部列車は近鉄京都線と相互直通運転実施
テンプレートを表示

竹田駅配線図

内側2線の分岐は車庫へ
↑ 外側2線 上鳥羽口駅
↑ 内側2線 くいな橋駅

STR~L
STR~R
STR KRWgl+l KRWgr+r STR
STR+BSr
STR+BSr
STR+BSl
STR+BSl
ABZg+l ABZgr ABZgl ABZg+r
STR KRWgl+l KRWgr+r STR
STR STR STR STR
STR ENDEe ENDEe STR
STRg STRf

伏見駅

北駅舎東口(1・3番出入口)
南駅舎西口(6番出入口)
ホーム
駅名板。近鉄側の乗り場だが、管理駅の京都市交デザインが混在。隣駅に「近鉄線」の表示も
3番線の駅名板。駅ナンバリング導入後のもので地下鉄・近鉄双方の駅番号の記載が見られる
丹波橋方面ホーム。番線表示も京都市交通局仕様

竹田駅(たけだえき)は、京都府京都市伏見区竹田桶ノ井町にある、京都市営地下鉄近畿日本鉄道(近鉄)の。駅番号は京都市営地下鉄がK15、近鉄がB05

概要

京都市営地下鉄烏丸線と、近鉄京都線の2路線が乗り入れる。近鉄は、特急を除くすべての列車が停車するが[1][注 1]、1988年に地下鉄烏丸線が当駅に延伸するまでは、普通列車しか停車しなかった。

京都市交通局と近鉄の共同使用駅で駅自体は京都市交通局が管轄しているため、駅の設備は概ね京都市交通局仕様となっている(後述)。かつては近鉄が管轄していたが、1988年の地下鉄烏丸線京都駅 - 当駅間延伸開業、近鉄京都線・京都市営地下鉄烏丸線の相互直通運転開始により現在の形となった。

京都市営地下鉄は全線通してほぼ地下区間しかないが、当駅付近のみが地上区間となっている。

歴史

  • 1928年昭和3年)11月15日 - 奈良電気鉄道京都 - 桃山御陵前間開通時に城南宮前駅(じょうなんぐうまええき)として開業[2]。現在の竹田駅より約350メートル南にあった。
  • 1940年(昭和15年)1月 - 竹田駅に改称する[3]
  • 1963年(昭和38年)10月1日 - 近畿日本鉄道への合併により同社の駅となる[2]
  • 1987年(昭和62年)7月9日 - 旧駅舎より約350メートル京都方の現在地に移転し、新駅の供用開始[4]
  • 1988年(昭和63年)
    • 6月11日 - 京都市営地下鉄烏丸線の京都駅 - 当駅間が延伸開業し、当駅までの運行を開始する[5]。これに伴い、駅管轄は京都市交通局に移り、近鉄京都線の急行・準急停車駅となる。
    • 8月28日 - 近鉄京都線と京都市営地下鉄烏丸線の間で、当駅を介した相互直通運転を開始する[2][4]
  • 1998年平成10年)3月17日 - 同日のダイヤ変更で新設された近鉄京都線の快速急行の停車駅となる。
  • 2000年(平成12年)3月15日 - 烏丸線国際会館 - 近鉄奈良間を直通する急行の運転を開始する[4]
  • 2003年(平成15年)3月6日 - 同日のダイヤ変更により近鉄京都線の快速急行が廃止となる。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - ICカードPiTaPa」の利用が可能となる[6][5]

駅構造

駅舎は北側と南側の2箇所にあり、いずれも橋上駅である。

ホームは2面4線の島式ホームが方向別に使用されており、内側の地下鉄線を外側の近鉄線が抱き込むような線形となっている。2・3番線は地下鉄烏丸線系統と近鉄線との相互直通運転の列車が、1・4番線は近鉄京都駅発着の列車が使用する。同一方向であれば地下鉄と近鉄は同一ホームで乗り換えられる。

2・3番線の南方踏切の手前までの約300mの区間には近鉄の線路に挟まれる形で2編成分の引き上げ線がある。2番線に到着した地下鉄烏丸線の線内折り返しの車両は一旦引き上げ線に入ったのち折り返して3番線に進入し、国際会館行きとなる。また、駅の北西にある地下鉄竹田車両基地への入出庫のため、2・3番線の北方で本線から分岐する渡り線が設置されている。引き上げ線は地下鉄線専用であり、近鉄線へは出入りできない。

のりば

のりば番号は、東側から1 - 4番が付与されている。

地下鉄の線内折り返し列車は2番のりばで降車扱いののち、伏見方にある引上線へ入線、折り返して3番のりばで乗車扱いを行う。ただし、駅到着後に竹田車両基地へ直接入庫する車両(逆も同様)は、この引上線を使用しないのが原則だが、使用する列車もある。

各のりばと方面は以下のとおりである。

のりば 路線 方向 行先 備考
1 近鉄京都線 下り B 近鉄丹波橋新田辺近鉄奈良方面
2 地下鉄からの直通列車
3 ■ 地下鉄烏丸線 上り 京都四条国際会館方面  
4 近鉄京都線 B 京都方面  

旅客向けの設備

乗車カードは、「スルッとKANSAI」対応カードおよび「PiTaPa[注 2]」については両社局で利用が可能であり、当駅でも自動改札機での利用が可能である。なお、かつて近鉄で供用されていた「Jスルーカード[注 3]については自動改札機に直接通すことができず、乗車時は自動券売機で切符に、降車時は自動精算機で出場証に引き換える必要があった。

案内表示もおおむね他の地下鉄駅(烏丸線の各駅)と共通仕様だが、駅名標は基本的には地下鉄仕様となっているものの近鉄線ホーム(1・4番線)側はデザインが少し異なるほか、列車案内表示機(ソラリー)や近鉄の列車に関する自動放送は近鉄仕様のものを使用しており、両社局の仕様が混在している。なお、2番線からの地下鉄→近鉄の直通列車発車時には、自動放送は地下鉄仕様だが、発車ブザーは近鉄仕様のものが使用されている。

路線が並行する当駅から地下鉄烏丸線・近鉄京都線の京都駅までの運賃は路線ごとに異なっており、2019年7月時点では近鉄京都駅の方が安い。また、当駅以南から京都駅まで向かう場合にも近鉄・地下鉄線で運賃の不整合が生じており、近鉄京都駅までの乗車券で地下鉄京都駅で下車しようとすると追加運賃が生じる[注 4]。なお、地下鉄線列車の当駅発車前には、近鉄京都駅までの乗車券で地下鉄京都駅まで乗車すると、地下鉄運賃が別途必要となる旨、車内放送で注意喚起が行われている。

当駅で下車したのちの京都市営地下鉄への乗り継ぎは非常にスムーズだが、竹田までの切符で地下鉄で下車する場合は地下鉄きっぷ改札口は通れない。ガラス窓改札で専用ボタンを押して地上の駅員との会話を行い、手元付近のセンサーに近鉄切符をかざしたのち、地下鉄の運賃分を支払って下車することになる(以前は差額のみの請求であったが、2015年頃から近鉄竹田 - 近鉄京都間の運賃を無効扱いとした上で地下鉄運賃全額を請求する形態に改められている。これは京都市交通局側の制度の一部変更により、地下鉄分の運賃を全額徴収することに変更されたためである)。

現駅舎の使用開始から京都市営地下鉄が延伸するまでの約1年間は近鉄管理駅だったが、1988年の地下鉄烏丸線延伸に伴い京都市交通局に移管が行われた。

利用状況

  • 京都市営地下鉄 - 2016年度の1日平均乗降人員19,238人である[7]。近鉄線との1日平均連絡人員は32,509人であり、これらを合算した1日平均乗降人員は51,747人である[7]
  • 近畿日本鉄道 - 2018年11月13日の1日乗降人員は11,719人である[8]。この値には、京都市営地下鉄との連絡人員を含まない。連絡人員を含む1日平均乗降人員は50,893人である[9]

近年の1日乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

  • 京都市営地下鉄は1日平均乗降・乗車人員である。
  • 近畿日本鉄道は交通量調査に基づく特定日の乗降人員と連絡人員を含む1日平均乗降人員である。
年度別1日乗降・乗車人員
年度 京都市営地下鉄[7][10] 近畿日本鉄道
乗降人員 連絡人員 特定日 1日平均
乗降人員
乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員 調査日 乗降人員
2003年(平成15年) 16,845 8,485 30,315 15,135 -
2004年(平成16年) 17,384 8,737 29,873 14,903 -
2005年(平成17年) 16,916 8,639 30,187 15,062 11月08日 11,454
2006年(平成18年) 17,277 8,674 29,628 14,793 -
2007年(平成19年) 17,272 8,618 29,969 14,904 -
2008年(平成20年) 17,212 8,652 30,413 15,072 11月18日 12,224
2009年(平成21年) 16,910 8,499 30,800 15,504 -
2010年(平成22年) 16,703 8,410 30,797 15,517 11月09日 [11] 11,476
2011年(平成23年) 16,910 8,514 31,086 15,662 -
2012年(平成24年) 17,202 8,661 31,121 15,680 11月13日 11,402
2013年(平成25年) 17,806 8,966 31,328 15,784 -
2014年(平成26年) 18,385 9,257 31,757 16,000 -
2015年(平成27年) 18,694 9,414 32,017 16,131 11月10日 10,806 48,811
2016年(平成28年) 19,192 9,665 32,457 16,353 - 49,570
2017年(平成29年) 19,238 9,688 32,509 16,380 - 50,893
2018年(平成30年) 9,704 16,731 11月13日 11,719

駅周辺

名所・旧跡
公共施設・文教施設
その他の主な施設

他の交通との連絡など

一般路線バスは、駅東口および西口の交通広場にそれぞれバス停(バス停名は「竹田駅東口」「竹田駅西口」)が設置されている。

当駅の東、約800メートルの名神高速道路上に深草バスストップ(京都深草バス停)が設けられており、高速バス路線が停車する。また、同じく約1.2キロメートルの位置には京阪本線藤森駅がある。

主な道路

路線バス

駅前には以下の路線が乗り入れており、京都市交通局市バス)・京阪バス近鉄バス中央交通バス泉観光バスより運行されている。

竹田駅東口

竹田駅西口

隣の駅

京都市営地下鉄
■ 烏丸線
くいな橋駅 (K14) - 竹田駅 (K15)
近畿日本鉄道
B 京都線
急行・準急
東寺駅 (B02) - 竹田駅 (B05) - 近鉄丹波橋駅 (B07)
普通
上鳥羽口駅 (B04) - 竹田駅 (B05) - 伏見駅 (B06)
  • 括弧内の英数字は駅番号を示している。

脚注

注釈

  1. ^ 一時期、近鉄京都線に設定されていた快速急行も停車していた。
  2. ^ 相互利用提携がなされている交通系ICカード各種を含む。
  3. ^ 2008年に近鉄での発売が終了したほか、2009年には自動改札機・自動精算機での供用を終えた。
  4. ^ 京都市営地下鉄における同様の事例は、地下鉄東西線山科駅京阪京津線京阪山科駅で、直通運転対象との運賃不整合がある。

出典

  1. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.186 - p.205・p.344 - p.362
  2. ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、12-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  3. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、681頁。全国書誌番号:21906373 
  4. ^ a b c 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、439頁。全国書誌番号:21906373 
  5. ^ a b 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、22-23頁。 
  6. ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年2月23日閲覧
  7. ^ a b c 京都市交通事業白書 平成28年度版 (PDF) - 56ページ
  8. ^ 近畿日本鉄道|駅別乗降人員 京都線
  9. ^ 京都市統計ポータル/京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数(JRを除く)
  10. ^ 地下鉄・市バスお客様1日80万人に向けた取組状況について” (PDF). 2019年6月17日閲覧。
  11. ^ 駅別乗降人員 京都線|近鉄企業情報”. 近畿日本鉄道株式会社. 2013年4月13日閲覧。
  12. ^ 京都市交通局公式サイト(下記)による。(2012年4月17日閲覧)

関連項目

外部リンク