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「榛原駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:31時点における版

榛原駅
南口
はいばら
Haibara
D44 長谷寺 (4.5 km)
(7.1 km) 室生口大野 D46
地図
所在地 奈良県宇陀市榛原萩原2426
北緯34度31分47.55秒 東経135度57分16.98秒 / 北緯34.5298750度 東経135.9547167度 / 34.5298750; 135.9547167
駅番号  D45 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 D 大阪線
キロ程 50.1 km(大阪上本町起点)
電報略号 ハイ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
5,256人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1930年(昭和5年)2月21日
テンプレートを表示
2015年度には駅ナンバリングに対応した看板が設置された。

榛原駅(はいばらえき)は、奈良県宇陀市榛原萩原にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線。駅長配置駅である。駅番号はD45。宇陀市の代表駅である。

歴史

駅構造

2面4線の島式ホーム(1 - 4番線)と単式1面1線のホーム(5番線)が並んだ、3面5線の地上駅橋上駅舎を有する。改札口は1箇所のみ。出入口は南北双方にあり、両側ともバス・タクシー乗り場がある。ただし、北口は近年の開発によって誕生した新しいバスターミナルのため市街化が遅れており、大半のバスが南口に発着する。北口はおもに針インター方面へのバスが発着する。

のりば

北側から、5→1→2→3→4番のりばの順に番号が付与されている。ホーム有効長は5番のりばのみ6両、1 - 4番線は10両。

のりば 路線 方向 行先 備考
5 D 大阪線 上り D 桜井大和八木大阪上本町方面 当駅始発
1・2 D 大阪線 下り D 名張伊勢中川方面 M 伊勢志摩方面 E 名古屋方面  
3・4 D 大阪線 上り D 桜井・大和八木・大阪上本町方面 A 大阪難波神戸三宮方面
A 奈良方面 B 京都方面
 
  • 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。5番線は名張方が行き止まりの折り返し線である。

特徴

5番のりばで折り返す普通(右)と1番のりばに停車中の急行(左)
ダイヤ面
  • 快速急行以下の全一般列車と、一部の特急列車が停車する[3]。当駅に停車する阪伊乙特急大和高田駅と一体化されており、全列車が大和高田駅と伊賀神戸駅にも停車する[3]
    • 停車する特急の詳細 : 阪伊乙特急は大阪難波駅発着の全列車[3]、8時台までと20時以降の大阪上本町行き特急が停車しており[3]、平日早朝の1列車 (名張駅始発) のみ京伊特急も停車する[3]
    • 当駅に停車する阪伊乙特急で布施駅に停車する列車は1本も設定されていない[3]
    • 2003年3月6日ダイヤ変更から特急停車駅となっているが、停車開始当初の京伊特急は阪伊乙特急との併結運転を実施する5往復が停車(単独運転の系統は全列車通過)しており、2012年3月20日ダイヤ変更で阪伊乙特急との併結運転が廃止されてからは単独運転となった京伊特急の全列車が当駅を通過していたが、2018年3月17日ダイヤ変更で1列車のみ当駅への京伊特急の停車が復活している。
  • 一部の快速急行・急行は当駅で特急を待避しており、中には乙特急と急行系列車との緩急接続も行なう列車も設定されている[3]
  • 準急以下の列車で当駅発着となる列車が設定されているが、平日と土休日で運転形態が大きく異なっている[3]
    • 大阪方面からは準急・区間準急・普通列車の一部が当駅で折り返し運転を実施しており[3]、日中は毎時1本の列車が当駅到着時は区間準急、当駅始発時は普通列車(土休日は区間準急)として運転され、朝と夕方以降も毎時1本 - 2本の列車が当駅で折り返している[3]。平日朝には当駅始発の高安行き普通列車も1本設定されている[3]
    • 名張方面からの折り返し列車は設定されていないものの、早朝に当駅始発の名張行き普通列車が1本設定されている[3]
設備・営業面
  • 駅長所在駅であり、大和朝倉駅 - 三本松駅間の各駅を管理している[4]。なお、駅長室は営業所を併設している[5]
  • 窓口および専用の自動券売機にて特急券の購入が可能であり[5]、窓口に限り定期券の購入も可能となっている[5]
  • PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。なお、改札口前にはICカード入金機も設置されている(千円札のみ対応)。

当駅乗降人員

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[6]

  • 2018年11月13日:8,833人
  • 2015年11月10日:9,900人
  • 2012年11月13日:10,555人
  • 2010年11月9日:11,265人
  • 2008年11月18日:12,333人
  • 2005年11月8日:12,997人

利用状況

  • 榛原駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(榛原駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1982年(昭和57年)   ←←←←     11月16日 14,475  
1983年(昭和58年)   ←←←←     11月8日 14,942  
1984年(昭和59年)   ←←←←     11月6日 14,150  
1985年(昭和60年)   ←←←←     11月12日 14,191  
1986年(昭和61年)   ←←←←     11月11日 14,542  
1987年(昭和62年)   ←←←←     11月10日 14,926  
1988年(昭和63年)   ←←←←     11月8日 14,995  
1989年(平成元年)   ←←←←     11月14日 16,145  
1990年(平成2年)   ←←←←     11月6日 16,297  
1991年(平成3年)   ←←←←          
1992年(平成4年)   ←←←←     11月10日 16,581  
1993年(平成5年)   ←←←←          
1994年(平成6年)   ←←←←          
1995年(平成7年)   ←←←←     12月5日 16,024  
1996年(平成8年)   ←←←←          
1997年(平成9年)   ←←←←          
1998年(平成10年)   ←←←←          
1999年(平成11年)   ←←←←          
2000年(平成12年)   ←←←←          
2001年(平成13年)   ←←←←          
2002年(平成14年)   ←←←←          
2003年(平成15年)   ←←←←          
2004年(平成16年)   ←←←←          
2005年(平成17年) 1,898,880 ←←←← 666,413 2,565,293 11月8日 12,997  
2006年(平成18年)   ←←←←          
2007年(平成19年)   ←←←←          
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 12,333  
2009年(平成21年)   ←←←←          
2010年(平成22年)   ←←←←     11月9日 11,265  
2011年(平成23年)   ←←←←          
2012年(平成24年)   ←←←←     11月13日 10,555  

駅周辺

周囲は、大阪のベッドタウンになっている。

路線バス

北口バス乗り場
南口バス乗り場
奈良交通
  • 北口・1番のりば
  • 北口・2番のりば
    • 23 針インター
      • 針インターでは、非常に本数が少ないが天理・山添方面のほか、奈良市コミュニティバス(奈良都祁線代替)下水間行に乗り継いで奈良駅まで出ることも可能。
    • 52 与喜浦(土曜午前に榛原駅発の片方向1便のみ)
  • 1番のりば(南口)
    • 2・20 天満台東三丁目
  • 2番のりば(南口)
    • 1・2 大宇陀(一部)
  • 3番のりば(南口)
    • 1・2 大宇陀
  • 4番のりば(南口)
    • 10 菟田野
    • 15 東吉野村役場(菟田野・鷲家経由)
宇陀市営有償バス
  • 榛原大野線 宇陀市役所/室生口大野駅経由 室生地域事務所(1日5便運行・土休運休)
宇陀地域連携コミュニティバス線(奥宇陀わくわくバス)(南口)

その他奈良交通バスが1月・2月の土休日は南口から高見登山道・みつえ青少年旅行村に臨時直行の霧氷バスを運行。

隣の駅

近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行
桜井駅 (D42) - 榛原駅 (D45) - 室生口大野駅 (D46)
急行・準急・区間準急・普通
長谷寺駅 (D44) - 榛原駅 (D45) - 室生口大野駅 (D46)

脚注

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月10日閲覧
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.124 - p.147・p.284 - p.306
  4. ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
  5. ^ a b c 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
  6. ^ 駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道

関連項目

外部リンク