「牛浜駅」の版間の差分
→駅構造: 券売機減台反映 |
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|画像説明 = 西口 |
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|よみがな = うしはま |
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|ローマ字 = Ushihama |
|ローマ字 = Ushihama |
2020年2月15日 (土) 03:47時点における版
牛浜駅 | |
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西口 | |
うしはま Ushihama | |
◄JC 55 拝島 (1.7 km) (1.0 km) 福生 JC 57► | |
所在地 | 東京都福生市牛浜126 |
駅番号 | □JC 56 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■青梅線 |
キロ程 |
8.6km(立川起点) 東京から46.1 km |
電報略号 | ウシ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,596人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)4月1日* |
備考 | 業務委託駅 |
牛浜駅(うしはまえき)は、東京都福生市牛浜にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。駅番号はJC 56。
歴史
1940年、立川飛行場の付属飛行場として陸軍多摩飛行場(現在の横田基地)が作られ、周囲に軍関係施設が相次いで開設されたことから、軍の下命により停留場を新設することになった。早急に開設すべきとの要望があったため一時仮停留場として設置し、定期券を所有する軍関係者に限り取り扱うこととした。仮停留場の位置は現在の「牛浜踏切」(ホーム拝島方脇)際にあり、駅事務所は建坪6.6坪、ホームは角材を井桁に積み上げたもので長さ70mであった。1944年の国有化に合わせて駅舎工事を行ったが、戦時下の物資不足のため当初計画より規模を縮小して2代目駅舎を建設し、本停留場として開業した[1]。
年表
- 1943年(昭和18年)3月1日:青梅電気鉄道の牛浜仮停留場として開業。旅客駅。
- 1944年(昭和19年)4月1日:青梅電気鉄道が国有化、運輸通信省青梅線の牛浜駅となる。
- 1961年(昭和36年)3月28日:拝島 - 福生間複線化、橋上駅舎化(3代目駅舎)。ホームを改築。
- 1966年(昭和41年)
- 3月:5両から7両の編成長増大に対応するため、立川寄りにホームを延長。
- 10月:7両編成運転開始。
- 1971年(昭和46年)2月1日:業務委託駅化。
- 1980年(昭和55年)2月:立川寄りの踏切近くまでホームを延長。
- 1982年(昭和57年)
- 10月:10両編成へ対応のため、青梅寄りにホームを延長。
- 11月15日:10両編成運転開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2006年(平成18年)3月2日:この日をもってみどりの窓口の営業が終了し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
- 2011年(平成23年)10月4日:バリアフリー対応となる4代目駅舎の着工開始。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)3月25日:ホーム上り専用エスカレーター供用開始。駅舎建て替え工事完了。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。旧駅舎の老朽化とバリアフリー化のため、2011年(平成23年)10月から建て替え工事が行われ、2013年(平成25年)3月に、エスカレーター5基、エレベーター3基を備えた新駅舎が竣工した。このうち東西両出入り口には、エレベーター、エスカレーター上下方向のすべてが完備されているが、改札内の駅舎とホームをつなぐ箇所には、エレベーターと昇りエスカレーターのみが設置されていて下りエスカレーターは省略されている。また改札正面の自由通路には足元までの大きなガラス窓が設置され、開放感のあるデザインになっている。
現駅舎は旧駅舎を使用中のまま新たに建設された関係上、旧駅舎とは位置がほとんど重複しないよう微妙にずれて建てられている。本体は旧駅舎より福生寄りに建てられていて、東口が線路から離れた場所にあるのも、旧駅舎の東口階段を避けてその外側に新たに建設されたためである。3代目駅舎時代の骨組みには一部古レールが使われていたが、現在もその一部がホーム中央部に残存している。
JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、拝島駅が当駅を管理している。駅舎内には自動券売機2台(内1台は多機能券売機)と自動改札機3台、自動精算機1台が設置されている。終電後の時間帯は改札全体と自動券売機部分を覆うシャッターが下りるが、自由通路(延長79.7m、有効幅員3.4-7.1m)は福生市市道のため夜間も通行でき、エレベーター、エスカレーターも終日使用できる。初電から朝6時半まで有人改札の窓口はシャッターが下りていて、自動券売機も使用できず乗車駅証明書発行機を利用する。また上記を含め初電から終電まで1日7回、合計6時間11分にわたり駅員の休憩のため有人改札通路の窓口はシャッターが下りるが、通路の自動ドアは当然ながら自動開閉し、通路脇には集札箱も設置されている。駅員休憩時間には室内に駅員がいても対応はできないので、精算機で不可能な精算等は自動ドア利用の上、後日申し出るようにとの趣旨の案内がある。また2019年3月ダイヤ改正時よりホーム上の発車予定時刻表が撤去された。これは次発、次々発の列車はホームや改札の電光表示板を見れば分かるためであるが、改札口外側の時刻表は撤去されていない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 青梅線・中央線 | 上り | 拝島・立川・新宿・東京方面 | 立川駅から 中央線へ直通 (東京方面行の列車) |
2 | 青梅線 | 下り | 青梅・御嶽・奥多摩方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
3代目駅舎の概況
複線化された1961年に青梅線内では最も早く橋上駅舎として建て替えられた。平成元年ごろ東口の北側階段が増設され東口公衆便所が改修されたのち、自動改札化された。改札とホームとを結ぶ階段は1箇所のみでエスカレーター、エレベーターはなく売店、トイレもなかった。
有人のみどりの窓口があったが2006年(平成18年)に閉鎖され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間:6:30 - 22:00)が設置されたものの2012年2月6日20時をもって営業終了し撤去された。代替として多機能券売機1台が設置された。構内は自動券売機3台、自動改札3台、自動精算機1台で、横田基地の日米友好祭やマラソン大会などのイベントがある時は簡易Suicaが設置された。朝6時半まで窓口と自動券売機部分にシャッターが下りていて、乗車駅証明書が改札脇の箱に置いてあった。のちに乗車駅証明書発行機が設置されるようになり、日中はカバーが掛けられていた。
東口・西口の階段、通路および改札内外が狭いため、駅周辺でイベントが行われる時は駅員を増員し臨時切符売り場が設けられていた。
-
西口(2009年1月25日)
-
東口(2009年1月27日)
-
駅舎内部(2009年1月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は4,596人である。横田基地第5ゲートの最寄り駅であり、近年は9月の連続する土曜・日曜に行われている「日米友好祭」の開催時は例年10万人以上[2]の人出で大混雑を極め、ICカード普及以前には東口駅前公園に臨時切符売り場が設けられていた。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)4,197 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)4,388 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)4,468 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)4,419 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)4,326 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)4,238 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)4,326 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)4,240 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 4,244 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 4,254 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]4,238 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]4,224 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]4,314 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]4,286 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]4,309 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]4,250 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]4,323 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]4,391 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]4,348 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]4,317 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]4,248 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]4,154 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]4,330 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]4,321 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]4,343 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]4,454 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]4,504 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]4,539 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]4,596 |
駅周辺
駅周辺は普通の住宅街だが、東側約600mの国道16号線沿いに米軍横田基地があることから、この付近にはかつての米軍人向けの米国風貸家「米軍ハウス」やミリタリーショップ、アメリカンフードといった関連の民間施設が並んでいる[3]。
- 東口
- 西口
バス路線
1982年(昭和57年)頃まで西口に立川バスが発着していた(牛11系統:牛浜駅 - 福生団地中央、後に福生駅と拝島駅始発に変更)。現在でも牛浜駅西口近くと新奥多摩街道の牛浜駅入口近くの大型通行禁止の標識には「路線バスを除く」という補助標識がついている。
また、1995年頃まで当駅近くの新奥多摩街道と五日市街道の交差点(牛浜郵便局前交差点)付近に「牛浜郵便局」というバス停(立83系統:福生駅 - 立川駅北口、拝13系統:福生駅 - 拝島営業所)があり、同駅最寄りであったが今は廃止されている。
現在は、立川バス福生営業所出入庫路線として、「牛浜郵便局」から「牛浜駅入口」に名を変えた牛浜郵便局北側のバス停に、立88系統福生市役所発熊川駅・拝島操車場経由立川駅北口行きが平日朝に1本、立89系統の立川駅北口発拝島操車場・熊川駅経由牛浜駅入口行きが夜間中心に10本前後(うち、平日2便、土曜1便は深夜バス)走っている。平日の深夜バスの最終は青梅線最終青梅行きに接続するダイヤとなっている。
ほかに西東京バスが運行する立川駅北口発河辺駅北口行の「深夜ご帰宅バス」、および同便の上り、拝島駅行きが同バス停を使用する。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 青梅線
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
- 通常は通過(日米友好祭開催日のみ停車)
- ■通勤特快(平日上りのみ)・■青梅特快・■通勤快速(平日下りのみ)・■快速・■各駅停車(以上はいずれも青梅線内は各駅に停車)
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
脚注
記事本文
- ^ 三村章「戦時下の青梅線 軍需駅誕生と複線の歩み」、『多摩のあゆみ』第141号、財団法人たましん地域文化財団
- ^ FSS イベント概要
- ^ 松崎敏朗(2014年11月15日). “(各駅停話:234)JR青梅線:7 牛浜 米軍ハウス、アート育む”. 朝日新聞(朝日新聞社)
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(牛浜駅):JR東日本