「稲荷山駅」の版間の差分
地図アイコン変更、位置図記載、座標情報追記 |
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|画像説明 = 駅舎(2013年10月14日) |
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|よみがな = いなりやま |
|よみがな = いなりやま |
2020年2月15日 (土) 04:22時点における版
稲荷山駅 | |
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駅舎(2013年10月14日) | |
いなりやま Inariyama | |
◄*姨捨 (8.7 km) (3.8 km) 篠ノ井► | |
所在地 | 長野県長野市篠ノ井塩崎[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■篠ノ井線 |
キロ程 | 62.9 km(塩尻起点) |
電報略号 | ナリ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
338人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)11月1日[1] |
備考 |
簡易委託駅[1] 標高:358.0m[1] |
稲荷山駅(いなりやまえき)は、長野県長野市篠ノ井塩崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)篠ノ井線の駅である[1]。
歴史
駅名は地名に由来するものの、駅の所在地は過去も現在も「稲荷山」という地名になったことはない。駅名の元となった稲荷山地区は駅より約2kmほど南に離れた場所にあり[1]、稲荷山町から更埴市となり、現在は千曲市に属している。駅の所在地である「塩崎」地区は塩崎村から篠ノ井市に編入され、現在は長野市となっている。したがって駅と稲荷山地区の間には、常に行政区分の境界線が存在していたことになる。
千曲市稲荷山地区はかつて善光寺西街道最大の宿場として栄えた稲荷山宿で、駅が開業した明治時代には北信随一の商都として賑わっていた。稲荷山地区に残る伝承では「当時の鉄道一般に対する様々な偏見や風評に基づいた地元の反対運動によって、北側に隣接した塩崎村に駅名を当初予定の「稲荷山駅」のまま建設された」と伝えられているが、更埴市史第三巻「篠ノ井線の開業」には「宿場衰退の懸念や農民の反対(中略)により誘致に失敗した」と記されているだけで、所在地と駅名の相違に関しての記述は特にない。
稲荷山地区がその後も発展を遂げていれば周辺部とはいえ同一視できる距離であったが、鉄道から切り離された事が災いしてその後商業地としては衰退。駅周辺部も元々何もない場所に建設されたことから特段の発展も無く、現在も駅周辺と稲荷山地区との間には田畑が多く残されており、地区として明確に分断された関係にある。
年表
- 1900年(明治33年)11月1日:国鉄篠ノ井線 篠ノ井駅 - 西条駅間の開通と同時に開業[1]。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1971年(昭和46年)12月10日:貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)10月1日:POS端末導入。
- 2013年(平成25年)9月:駅舎リニューアル工事完成。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
長野駅管理の簡易委託駅(窓口営業時間:6:30 - 15:30)で、POS端末が設置されている。窓口閉鎖時の為に乗車証明書発行機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■篠ノ井線 | 上り | 松本方面[2] |
2 | 下り | 長野方面[2] |
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は338人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2007年(平成19年) | 340 | [利用客数 2] |
2008年(平成20年) | 360 | [利用客数 3] |
2009年(平成21年) | 367 | [利用客数 4] |
2010年(平成22年) | 371 | [利用客数 5] |
2011年(平成23年) | 369 | [利用客数 6] |
2012年(平成24年) | 404 | [利用客数 7] |
2013年(平成25年) | 410 | [利用客数 8] |
2014年(平成26年) | 363 | [利用客数 9] |
2015年(平成27年) | 358 | [利用客数 10] |
2016年(平成28年) | 351 | [利用客数 11] |
2017年(平成29年) | 362 | [利用客数 12] |
2018年(平成30年) | 338 | [利用客数 1] |
駅周辺
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■篠ノ井線
脚注
記事本文
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月26日閲覧。