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|画像説明= 2019年9月までの駅舎(2018年5月) |
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|ローマ字= Biruwa |
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2020年2月15日 (土) 04:25時点における版
美留和駅 | |
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2019年9月までの駅舎(2018年5月) | |
びるわ Biruwa | |
◄B66 川湯温泉 (7.2 km) (8.7 km) 摩周 B64► | |
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町美留和 |
駅番号 | ○B65 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 87.0 km(網走起点) |
電報略号 | ルワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)8月20日 |
備考 | 無人駅 |
美留和駅(びるわえき)は、北海道川上郡弟子屈町字美留和にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅。駅番号はB65。電報略号はルワ。
歴史
- 1930年(昭和5年)8月20日:国有鉄道の駅として開業[1]。一般駅。
- 1979年(昭和54年)7月15日:貨物取扱い廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 2015年(平成27年)9月:駅舎の塗装を塗り直し。
- 2016年(平成28年)3月26日:快速「しれとこ」が当駅に停車開始[4]。
- 2019年(令和元年)9月30日:駅舎の塗装を塗り直し[5]。
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語に由来するが諸説あり特定しがたい[6]。
由来となった語については一説には、現在の美留和山を「裂けた・山」を意味する「ペㇾケヌプリ(perke-nupri)」あるいは「ペㇾケイワ(perke-iwa)」と呼んでいたことから、そこから流れる小川が「ペㇾケイワナイ(perke-iwa-nay)」(裂けた・山の・川)と呼ばれ、それが「ペレイワナイ」「ペルア」と転訛し、現在の字が当てられたとされる[6]。
由来についてはこのほか、岩中より清水が湧出していたことによる「ペルア(pe-rua)」(泉?)や、「ペルワアンペッ」(泉がある川)などとする記述もある[6][7][8]。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。旧上り本線が使われており、かつては下り本線(相対式ホーム)、副本線および貨物ホームを有していた[8]。摩周駅管理の無人駅である。
車掌車駅舎で、2015年(平成27年)9月に塗り直される前の駅舎、2019年(令和元年)9月に塗り直された後の駅舎は弟子屈町立美留和小学校の児童によって描かれたものである。待合室はクラブ活動の研究発表掲示、周辺の花壇整備など、美留和小学校児童の手により維持活性化が行われている[7][8][5]。
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2015年9月までの駅舎(2009年7月)
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2015年9月までの駅舎(ホーム側)
(2004年9月) -
待合室(2018年5月)
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ホーム(2018年5月)
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駅名標(2018年5月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は3.4人[9]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は3.8人[10]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は3.2人[11]。
駅周辺
駅から国道391号沿いにかけてに美留和の集落がある。
隣の駅
脚注
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 109
- ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ 『JR時刻表』2016年4月号、交通新聞社、2016年3月19日、 pp.716-719。
- ^ a b “美留和駅をペイントしました”. 弟子屈町立美留和小学校. (2019年10月2日). 2019年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ a b c “アイヌ語地名リスト ヒラタ~ホロナ P111-120”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 302
- ^ a b c 『北海道 釧網本線』 p. 84
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “美留和”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3