「強羅駅」の版間の差分
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|画像説明 = 山小屋風の駅舎 |
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|よみがな = ごうら |
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|ローマ字 = Gora<!-- 駅名標の表記に従う --> |
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2020年2月15日 (土) 05:12時点における版
強羅駅 | |
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山小屋風の駅舎 | |
ごうら Gora | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町強羅 |
駅番号 | ○OH 57 |
所属事業者 | 箱根登山鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム |
2面2線(鉄道線) 2面1線(鋼索線) |
乗車人員 -統計年度- |
鉄道線:2,549人/日(降車客含まず) 鋼索線:3,250人/日(降車客含まず) -2017年[1]- |
乗降人員 -統計年度- |
鉄道線:6,835人/日 鋼索線:4,533人/日 -2017年[1]- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)6月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 鉄道線(箱根登山電車) |
キロ程 | 15.0 km(小田原起点) |
◄OH 56 彫刻の森 (0.7km) | |
所属路線 | 鋼索線(箱根登山ケーブルカー) |
キロ程 | 0.0 km(強羅起点) |
(0.24km) 公園下 OH 58► | |
備考 | 標高541m[2] |
強羅駅(ごうらえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町強羅にある箱根登山鉄道の駅である。駅番号はOH 57。
歴史
- 1919年(大正8年)6月1日 - 鉄道線の駅が開業。
- 1921年(大正10年)12月1日 - 鋼索線の駅が下強羅駅として開業。
- 1922年(大正11年)7月1日 - 鋼索線の駅が強羅駅に改称。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 鋼索線の駅が営業休止。
- 1950年(昭和25年)7月1日 - 鋼索線の駅が営業再開。
- 1977年(昭和52年)4月16日 - 現駅舎に改築。
- 1997年(平成9年) - 関東の駅百選に選定される。選定理由は「周囲の自然に調和し、スイスをイメージした山小屋風の駅」。
- 2019年(令和元年)10月13日 -台風19号の影響で登山電車が運休。
駅構造・駅舎
当駅は変則的な駅構造で、登山電車の箱根湯本駅寄りが1番線、奥が2番線(いずれも1面1線)という配置になっている。駅舎の構造上1番線と2番線を行き来することはできない。なお、1番線側には自動改札機が設置されていたが、PASMO使用開始時に撤去され、簡易改札機が設置された。2番線側は有人改札である。またケーブルカーは2番線の横より発着している。
以前は1番線の延長線上に2番線があり、1番線が降車ホームで2番線が乗車ホームと分かれていた。通常時間帯は1番線で降車後、2番線に回送され折り返す。しかし、1番線出口に自動改札機が設置されていた時期は、深夜など一部の減便される時間帯のみ、2番線を乗車ホームとせず、1番線で乗降し折り返す列車が存在した。増便される時間帯は1番線・2番線(手前と奥)に列車が並び、1番線が乗車ホームのため2番線の後に到着した列車が回送で側線(現在の2番線)に待避し、1番線列車が発車した後に再び待避させた電車を1番線に入線させるという手順をとっていた。また、箱根大文字焼き開催時の当時の臨時ダイヤは、増便時間帯ダイヤを拡張させたもので、側線に手前と奥に2両編成と3両編成を一編成ずつ一時的に留置し、祭り終了にあわせてそれぞれ1番線・2番線に戻し、箱根湯本行きとした。
2009年3月改正のダイヤでは、ケーブルカーの営業運転時間帯に乗換の利便性を向上すべく2番線から発着、それ以外の時間帯では1番線を使用している(夜間滞泊に使われる場合は2番線も使用する)。また、混雑時には1番線で降車後、湯本方の踏切付近まで引き上げた上で2番線に入線させている。そのため、踏切の遮断機は2番線入線完了まで開かない。
駅舎は山小屋をイメージした特徴的な建物である。1997年頃まで駅舎の右側に木が立っていた。特徴的な建物ゆえにドラマなどにたびたび登場することがあり、テレビ東京系列で放送されたアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』では雨の降るゴール地点として描かれている。
終日社員配置駅。出札窓口(小田急ロマンスカー特急券も発売)、自動券売機設置。
なお、箱根登山鉄道の表示看板やパンフレットでは各駅の標高が示されており、かつては553mと表記されていたが、2013年の再調査で541mに訂正されている[2]。 2019年10月に発生した台風19号の影響で登山電車が運行できない為当駅より箱根湯本までは代行バスを利用することになる。
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改札口(2016年12月)
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ケーブルカー乗場(2008年11月)
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ケーブルカー
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強羅駅構内
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レーティッシュ鉄道から贈られ、2番線に設置されたカウベル
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駅周辺の様子
発車メロディ
唱歌『箱根八里』が鉄道線、鋼索線ともに使用されている。鉄道線、鋼索線でそれぞれイメージの異なるバージョンが使われている。
なお、1981年に1000形電車が導入された際、姉妹鉄道であるスイスのレーティッシュ鉄道から大型のカウベルが贈呈され、それまでの発車ベルから、駅員が紐を引いて天井に吊るされたカウベルを鳴らし、乗客に発車の合図を知らせていた時期があった。
利用状況
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 鉄道線 | 鋼索線 | 出典 |
---|---|---|---|
1998年 | 2,521 | 2,879 | [3] |
1999年 | 2,429 | 2,768 | [4] |
2000年 | 2,392 | 2,625 | [4] |
2001年 | 2,415 | 2,516 | [5] |
2002年 | 2,217 | 2,576 | [5] |
2003年 | 2,742 | 2,486 | [6] |
2004年 | 2,474 | 2,264 | [6] |
2005年 | 2,758 | 2,113 | [7] |
2006年 | 2,827 | 2,128 | [7] |
2007年 | 2,851 | 2,497 | [8] |
2008年 | 2,674 | 2,710 | [8] |
駅周辺
- 箱根強羅郵便局
- 強羅公園
- 強羅温泉
- 学校法人函嶺白百合学園
- カフェ・サンモリッツ強羅店(駅舎内)
バス路線
- 箱根登山バス「強羅駅」停留所
- 1番のりば「観光施設めぐりバス」(路線バス)
- 2番のりば「観光施設めぐりバス」(路線バス) ※ 仙石原のすすき草原へは、仙郷楼前で桃源台行に乗り換え、「仙石高原」下車。秋季の土・日・祝日には臨時便「仙石すすきバス」を運行。
- 湿生花園前行(強羅公園・箱根美術館(公園上駅)・ポーラ美術館・仙郷楼前・星の王子さまミュージアム・箱根ガラスの森・仙石・仙石案内所前・箱根ラリック美術館経由)
- 仙石案内所前行(強羅公園・箱根美術館(公園上駅)・ポーラ美術館・仙郷楼前・星の王子さまミュージアム・箱根ガラスの森・仙石経由)
- 御殿場プレミアム・アウトレット行(強羅公園・箱根美術館(公園上駅)・ポーラ美術館・仙郷楼前・星の王子さまミュージアム・箱根ガラスの森・仙石・仙石案内所前・箱根ラリック美術館・湿生花園前・乙女峠経由)
- 「仙石すすきバス」(路線バス)桃源台行(ポーラ美術館・仙石高原 停車) ※ 2013年10月5日(土)~11月10日(日)の土・日・祝日に運行
- 3番のりば
- 強羅駅周辺の道路事情により折り返せる場所がないため、駅裏手にターンテーブルを設けている。
その他
鉄道線の駅構内には、「魚菜電車」のユ1形(1983年11月から)とモハ3形の115号(1984年11月から)が保存展示されていたが、腐食が進んだため、1999年までに解体・撤去された。保存されていた場所には、前述のバス用ターンテーブルが設置されている。
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モハ3形115号
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ユ1形(魚菜電車)
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駅裏手のバス用ターンテーブル