「札弦駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2009年5月) |
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|ローマ字= Sattsuru |
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2020年2月15日 (土) 06:49時点における版
札弦駅 | |
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駅舎(2009年5月) | |
さっつる Sattsuru | |
◄B69 清里町 (7.8 km) (8.3 km) 緑 B67► | |
所在地 | 北海道斜里郡清里町札弦町 |
駅番号 | ○B68 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 57.0 km(網走起点) |
電報略号 | ツル |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月14日 |
備考 | 無人駅 |
札弦駅(さっつるえき)は、北海道斜里郡清里町札弦町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)の釧網本線の駅。駅番号はB68。電報略号はツル。
歴史
- 1929年(昭和4年)11月14日:国有鉄道の札鶴駅として開業[1]。一般駅。
- 1956年(昭和31年)4月10日:札弦駅に改称[2]。
- 1963年(昭和38年)1月15日:札弦ベニヤ工場専用線敷設[注釈 1]。
- 1982年(昭和57年)9月10日:貨物取扱い廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[4]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置終了[5]。簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語の「サクル[注釈 2]」(夏・道)に由来し[6][7][8]、山越えして根室国側に出る際使われた道があったことによるものである[8]。このほか、「サッル[注釈 3]」(乾いた・道)に由来するとする説もある[8]。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。旧下り本線が使われており、かつては上り本線(相対式ホーム)、副本線および貨物ホームを有していた[7]。知床斜里駅管理の無人駅である。
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ホーム(清里町方面を望む)
(2009年5月) -
ホーム(緑方面を望む)
(2018年5月) -
駅名標(2018年5月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は12.4人[9]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は10.6人[10]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は8.4人[11]。
駅周辺
札弦の集落が広がる。
- 北海道道805号札弦停車場水上線
- 北海道道1115号摩周湖斜里線
- 道の駅パパスランドさっつる
- 清里町札弦町支所
- 斜里警察署札弦駐在所
- 札弦郵便局
- 札鶴ベニヤ工場
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 93
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 112 - 113
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 117
- ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 304
- ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 82
- ^ a b c “アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3