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Mister0124 (会話 | 投稿記録) H26-30の乗車人員平均を追記 |
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|画像説明= 駅舎(2009年4月) |
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|よみがな= やむべつ |
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|ローマ字= Yamubetsu |
|ローマ字= Yamubetsu |
2020年2月15日 (土) 06:50時点における版
止別駅 | |
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駅舎(2009年4月) | |
やむべつ Yamubetsu | |
◄B74 浜小清水 (5.7 km) (11.5 km) 知床斜里 B72► | |
所在地 | 北海道斜里郡小清水町字止別 |
駅番号 | ○B73 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■ 釧網本線 |
キロ程 | 25.8 km(網走起点) |
電報略号 | ヤツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)11月10日 |
備考 | 無人駅 |
仮止別駅 | |
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北見鉄道跡石碑(2009年11月) | |
かりやむべつ Kariyamubetsu | |
(3.8 km) 野坂► | |
所在地 | 北海道斜里郡小清水村 |
所属事業者 | 北見鉄道 |
所属路線 | 北見鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(仮止別起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月3日 |
廃止年月日 | 1939年(昭和14年)8月25日 |
備考 | 1937年(昭和12年)3月15日に仮止別駅から構内側線扱いで国鉄止別駅まで開業(0.34km)。営業キロの変更は無し。 |
止別駅(やむべつえき)は、北海道斜里郡小清水町字止別(やんべつ)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB73。電報略号はヤツ。
歴史
かつて北見鉄道が分岐し、小清水市街地方面との間に混合列車が運行されていた。
年表
- 1925年(大正14年)11月10日:国有鉄道の駅として開業[1]。一般駅。
- 1930年(昭和5年)6月3日:北見鉄道開業。当駅付近に仮止別駅が設置される。
- 1937年(昭和12年)3月15日届出:北見鉄道が駅前に乗り入れ(仮止別駅の構内側線扱い)。
- 1939年(昭和14年)8月25日:北見鉄道廃止。
- 1968年(昭和43年)11月30日:駅舎改築[2]。
- 1982年(昭和57年)9月10日:貨物取扱い廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名はアイヌ語に由来するが諸説あり、「ヤムペッ(yam-pet)」〔冷たい・川〕[5][6]、「ヤワアンペッ(ya-wa-an-pet)」〔内地の方・に・ある・川〕のいずれかに由来するとされる[7]。
駅の表記上は「やむべつ」となっているが、地名については元のアイヌ語発音に近い「やんべつ」と呼称される[注釈 1]。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。かつては相対式ホーム2面2線、副本線および貨物ホームを有していた[5]。知床斜里駅管理の無人駅である。
駅事務室跡に『ラーメン喫茶・えきばしゃ』がテナントとして入居している[8]。窓口は現在もありこの店が乗車券販売を受託していたが、現在は廃止されている。
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待合室(2009年4月)
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ホーム(2009年11月)
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構内(知床斜里方面を望む)
(2018年5月) -
駅名標(2018年5月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は9.6人[9]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は8.6人[10]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は7.6人[11]。
駅周辺
オホーツク海に近く、駅前の北海道道557号止別停車場線から国道244号にかけての沿線に止別の集落が広がる。小清水町中心部とは約11 km離れている。
- 小清水町役場止別出張所
- 止別郵便局
その他
北海道在住タレント鈴井貴之監督映画『銀のエンゼル』のロケ地として当駅が使用された[要出典]。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 『鉄道百年の歩み』 pp. 83 - 84
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 101
- ^ 『鉄道百年の歩み』 pp. 111 - 112
- ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 80
- ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 308
- ^ “アイヌ語地名リスト モク~リ P131-140”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ 「存廃に揺れる北辺の本線」『鉄道ジャーナル』No.610、2017年8月、50頁。
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3