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「登別駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 07:11時点における版

登別駅
駅舎(2008年11月)
のぼりべつ
Noboribetsu
H29 富浦 (2.4 km)
(3.4 km) 虎杖浜 H27
地図
所在地 北海道登別市登別港町1丁目4番地1
北緯42度27分7.5秒 東経141度10分49.6秒 / 北緯42.452083度 東経141.180444度 / 42.452083; 141.180444座標: 北緯42度27分7.5秒 東経141度10分49.6秒 / 北緯42.452083度 東経141.180444度 / 42.452083; 141.180444
駅番号 H28
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 94.7 km(長万部起点)
電報略号 ノホ
駅構造 地上駅
ホーム 島式・単式 2面3線
乗車人員
-統計年度-
412人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1892年明治25年)8月1日
備考 社員配置駅
みどりの窓口
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登別駅(のぼりべつえき)は、北海道登別市登別港町(みなとちょう)1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線駅番号H28電報略号ノホ事務管コードは▲130317[1]。 登別市の中心駅である。 登別温泉への最寄駅であり[2]、市内中心部にある幌別駅よりも多くの優等列車が停車する[注 1]

歴史

1976年の登別駅と周囲約750m範囲。左下が東室蘭方面。駅表白老方面の空き地(現・登別マリンパークニクス)の赤い屋根の建屋前へ向かって本線白老側からカーブする白い小道状のものは、1955年(昭和30年)から1960年(昭和35年)まで短期操業となった住友石炭鉱業の関連会社であった井華塩業の工場へ引きこまれていた専用線の跡[注 2]。駅裏に膨らんだ留置線から左下のコンクリート工場脇へ専用線が伸びるが、全国専用線一覧では日通の砂利線もしくは石材線としか登録されておらず、この工場が使用していたかどうか不明。また、右に見える登別漁港が出来る前は同じ駅裏の留置線から伏古別川河口へ砂利線が伸びていた[3]国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

2面3線のホームを持つ地上駅。1番線と2番線の間には、貨物列車用の待避線が存在する。配線上、旅客列車の待避は上り列車のみ可能。出口は登別温泉側に1箇所設置している。

社員配置駅。みどりの窓口が設置されており、窓口は7時00分から18時45分まで営業している。改札口及びホームにLCD発車標を設置しているほか、駅自動放送を備えている。みどりの窓口では登別温泉までの路線バス往復割引乗車券を販売している[注 4]。また、ジェイアール北海道レンタリース登別営業所(駅レンタカー)がある。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 室蘭本線 下り 苫小牧札幌方面
2 上り 東室蘭室蘭函館方面
3 東室蘭・室蘭方面 当駅始発・待避列車

利用状況

「登別市統計書」によると、近年の年度別乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 乗車人員
(百人)
出典
2011年(平成23年) 1,193 [9]
2012年(平成24年) 1,179
2013年(平成25年) 1,135
2014年(平成26年) 1,132
2015年(平成27年) 1,266
2016年(平成28年) 1,420 [10]
2017年(平成29年) 1,504

駅周辺

道道286号登別停車場線(2004年)

駅正面の登別温泉通(北海道道286号登別停車場線)は、国道36号を越えると北海道道2号洞爺湖登別線としてオロフレ峠カルルス温泉登別温泉地獄谷[注 5]倶多楽湖[注 5]登別伊達時代村道央自動車道登別東ICなどに接続している。また、虎杖浜温泉白老町)方面へアクセスする際にも利用される[11]。駅から500 mほどの距離に登別マリンパークニクスがあり、知里幸恵 銀のしずく記念館は駅から徒歩約15分に位置している。駅東側には登別漁港がある。

バス停留所は道南バスによる「登別駅前」停留所があるほか、国道36号沿いに道南バス・北海道中央バスによる「登別」停留所がある。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
普通
富浦駅 (H29) - 登別駅 (H28) - 虎杖浜駅 (H27)

かつて存在した路線

登別温泉軌道
登別温泉軌道線
登別駅前 - 神威若駅

脚注

注釈

  1. ^ 特急「スーパー北斗」(2号を除く)、「すずらん」が停車。
  2. ^ 赤い屋根の建屋(倉庫)自体がこの工場の遺構。昭和32年版全国専用線一覧では作業距離0.4km。
  3. ^ 市史ふるさと登別 上巻 昭和60年発行 P417。昭和20年代初頭までトロッコ軌道として存続。ペサンケは旧登別神社近辺。
  4. ^ 船車券として発券処置。道南バスより発券委託業務を受けている。
  5. ^ a b 北海道道350号倶多楽湖公園線を利用する。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 交通アクセス”. 登別観光協会. 2015年4月13日閲覧。
  3. ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1953年米軍撮影航空写真 USA-M228-63等。
  4. ^ 『遠い日の鉄道風景』13頁
  5. ^ 「軌道営業廃止」『官報』1933年12月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 1934年時バス路線12『全国乗合自動車総覧』1934年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
  8. ^ "平成26年8月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 4 July 2014. 2014年7月5日閲覧
  9. ^ 11運輸” (PDF). 平成28年版統計データ. 登別市 (2016年). 2018年1月24日閲覧。
  10. ^ 11運輸” (PDF). 平成30年版統計データ. 登別市 (2018年). 2019年4月22日閲覧。
  11. ^ 白老観光協会”. 2015年4月13日閲覧。

関連項目

外部リンク