「宇佐駅」の版間の差分
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|よみがな = うさ |
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|ローマ字 = Usa |
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2020年2月15日 (土) 07:22時点における版
宇佐駅 | |
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駅舎 | |
うさ Usa | |
◄豊前長洲 (4.8 km) (3.6 km) 西屋敷► | |
所在地 | 大分県宇佐市大字岩崎[1]1218-6 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 75.8 km(小倉起点) |
電報略号 | ウサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
431人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月21日[2] |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
宇佐駅 | |
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うさ Usa | |
◄封戸 (1.6 km) (1.2 km) 橋津► | |
所属事業者 | 大分交通 |
所属路線 | 宇佐参宮線 |
キロ程 | 4.0 km(豊後高田起点) |
開業年月日 | 1916年(大正5年)3月1日 |
廃止年月日 | 1965年(昭和40年)8月21日 |
備考 | 路線廃止に伴い廃駅 |
宇佐駅(うさえき)は、大分県宇佐市大字岩崎にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。事務管コードは▲920514[3]。特急列車は約半数が当駅に停車する。
当駅と西屋敷駅の間が旧豊前国と旧豊後国の境界に当たる。宇佐神宮の最寄り駅である[4]。
歴史
- 1909年(明治42年)12月21日 - 大分線の柳ケ浦駅-当駅間の開通に伴い、開業[2]。
- 当駅開設前は現在の柳ケ浦駅が宇佐駅を称した。
- 1910年(明治43年)12月15日 - 大分線の当駅-中山香駅間が開通[2]。
- 1916年(大正5年)3月1日 - 宇佐参宮鉄道が開業[5]。
- 1945年(昭和20年)4月20日 - 宇佐参宮鉄道他6社(後2社は自動車関係)が大合併し[2]大分交通宇佐参宮線が継承。
- 1965年(昭和40年)8月21日 - 大分交通宇佐参宮線全線廃止[5]。
- 1979年(昭和54年)12月10日 - 貨物の取り扱いを廃止(小荷物の取り扱いは継続)[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承が山陽新幹線以外の九州地区の旅客鉄道業務を継承[7][8]。
- 2004年(平成16年)4月 - 業務委託化。
- 2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCAの利用を開始[9]。
- 2016年(平成28年)4月1日 - みどりの窓口営業時間(有人時間帯)短縮。
駅構造
2面3線のホームを持つ地上駅[1]。駅舎は柱や梁を朱塗りにして、神社風にしている[1]。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅であり、みどりの窓口が設置されている[10]。
ICカードSUGOCAのエリア内であり、SUGOCA定期券の発売も行っている[11]。
2016年1月に新調された駅名標は、青地に赤色で宇佐神宮を描いたものであるが、駅名のローマ字表記がアメリカ合衆国の略称の「USA」と同じであることに因んで、遠目ではアメリカ国旗に見えるようにデザインされている[12]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■日豊本線 | 上り | 中津・小倉方面 | 2番線は待避・始発 |
2・3 | ■日豊本線 | 下り | 別府・大分方面 | 2番線は一部のみ |
一時期、2番のりばからの下り定期列車はなかったが2019年3月ダイヤ改正で復活し
当駅18時以降の普通列車3本が該当する。
利用状況
1965年(昭和40年)度には乗車人員が437,674人(定期外:208,862人、定期:228,812人)、降車人員が448,109人で、手荷物(発送:4,253個、到着:2,427個)や小荷物(発送:15,515個、到着:7,540個)も取り扱っていた[13]。
2015年(平成27年)度の乗車人員は178,077人(定期外:78,875人、定期:99,202人)、降車人員は188,346人である[14]。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
1日平均 乗車人員* |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 437,674 | 208,862 | 228,812 | - | 448,109 | [13] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成 | 2年)278,499 | 225,807 | 52,692 | - | 284,593 | [15] |
1991年(平成 | 3年)289,062 | 236,571 | 52,491 | - | 311,043 | [16] |
1992年(平成 | 4年)279,435 | 221,856 | 57,579 | - | 302,735 | [17] |
1993年(平成 | 5年)271,148 | 212,200 | 58,948 | - | 296,524 | [18] |
1994年(平成 | 6年)266,922 | 198,966 | 67,956 | - | 289,985 | [19] |
1995年(平成 | 7年)264,760 | 190,541 | 74,219 | - | 280,503 | [20] |
1996年(平成 | 8年)250,284 | 174,394 | 75,890 | - | 264,295 | [21] |
1997年(平成 | 9年)229,493 | 156,815 | 72,678 | - | 248,764 | [22] |
1998年(平成10年) | 220,310 | 147,486 | 72,824 | - | 236,291 | [23] |
1999年(平成11年) | 208,897 | 139,835 | 69,062 | - | 221,584 | [24] |
2000年(平成12年) | 203,307 | 135,326 | 67,981 | 557 | 216,914 | [25] |
2001年(平成13年) | 195,901 | 122,542 | 73,359 | 537 | 208,356 | [26] |
2002年(平成14年) | 186,491 | 111,087 | 75,404 | 511 | 199,822 | [27] |
2003年(平成15年) | 178,167 | 105,535 | 72,632 | 487 | 191,525 | [28] |
2004年(平成16年) | 176,520 | 99,540 | 76,980 | 484 | 187,929 | [29] |
2005年(平成17年) | 177,218 | 97,298 | 79,920 | 486 | 189,722 | [30] |
2006年(平成18年) | 170,312 | 94,325 | 75,987 | 467 | 181,285 | [31] |
2007年(平成19年) | 179,060 | 91,815 | 87,245 | 489 | 189,841 | [32] |
2008年(平成20年) | 181,273 | 93,861 | 87,412 | 497 | 188,484 | [33] |
2009年(平成21年) | 159,597 | 79,303 | 80,294 | 437 | 171,218 | [34][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 164,705 | 78,933 | 85,772 | 451 | 175,326 | [36][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 171,075 | 80,345 | 90,730 | 467 | 178,854 | [37][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 166,129 | 79,254 | 86,875 | 455 | 176,655 | [38][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 166,238 | 79,340 | 86,898 | 455 | 175,577 | [39][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 161,709 | 77,151 | 84,558 | 443 | 171,776 | [40][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 178,077 | 78,875 | 99,202 | 487 | 188,346 | [14][注釈 1] |
2016年(平成28年) | - | - | - | 423 | - | [41] |
2017年(平成29年) | - | - | - | 434 | - | [42] |
2018年(平成30年) | - | - | - | 431 | - | [43] |
- * 1日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
2013年(平成25年)3月のダイヤ改正で昼間の普通列車の本数が削減されたほか、2018年(平成30年)3月のダイヤ見直しで、当駅まで行く快速列車も廃止された。
駅周辺
駅のある旧宇佐町(1967年(昭和42年)4月1日に4町合併で市制施行)の人口は、合併直前の1965年(昭和40年)の国勢調査で8,377人が1985年(昭和60年)の国勢調査で7,668人と減少している[44]。
宇佐市には突出した商業地がないことから核となる中心市街地も不明確であり[44]、当駅周辺も中心市街地には該当しない。宇佐市役所からも約7km離れている。ただし駅前は国道10号線に面するため、交通量は多い。隣接する豊後高田市との境界に近く、昭和の町へはバスまたはタクシーで10分ほど[45]。
1916年(大正5年)3月1日から1965年(昭和40年)8月21日には当駅を挟んで、宇佐神宮と豊後高田市の間を宇佐参宮鉄道(後に大分交通宇佐参宮線)が走っていた[5](使用されていたSLが宇佐神宮に保存されている[46])。
1965年(昭和40年)8月21日に大分交通宇佐参宮線全線が廃止となったが[5]、その際に大分交通の自動車路線が引き続き同区間で当時の日本国有鉄道と連絡運輸を行う形で契約を継続した[47]。
バス路線
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、25頁。
- ^ a b c d 大木孝 『土木社会史年表』 日刊工業新聞社、1988年11月。ISBN 978-4526024443
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 宇佐神宮周辺の地図 八幡総本宮 宇佐神宮
- ^ a b c d 清原芳治 『鄉愁のローカル鉄道宇佐参宮線 大正5年3月1日-昭和40年8月20日』 大分合同新聞社、2003年7月。
- ^ “宇佐、豊後中村駅の貨物扱い 10日から廃止”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 5. (1979年12月6日)
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ 駅情報 JR九州
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ 宇佐駅の駅名標がアメリカ国旗なのはJR職員の遊び心から 担当者「狙っていきました」 ねとらぼ 2016年2月27日閲覧
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月28日閲覧。
- ^ a b 大分県総務部総務課 『大分県史 地誌編』 大分県、1989年3月31日。
- ^ 交通アクセス|昭和の町・豊後高田市公式観光サイト
- ^ 『駅ところどころ 九州の鉄道80年史から』 毎日新聞社、1969年10月25日。
- ^ 『交通年鑑 昭和41年版』 交通協力会、1966年。
- ^ 宇佐市公共交通マップ (PDF) 宇佐市
関連項目
外部リンク
- 宇佐駅(駅情報) - 九州旅客鉄道