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「宮守駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 07:48時点における版

宮守駅
駅舎正面(2016年3月)
みやもり
Miyamori
岩根橋 (3.4 km)
(6.1 km) 柏木平

地図

宮守駅の位置(岩手県内)
宮守駅
宮守駅
宮守駅位置図(岩手県)
岩手県遠野市宮守町下宮守26-119
北緯39度21分1.72秒 東経141度21分0.87秒 / 北緯39.3504778度 東経141.3502417度 / 39.3504778; 141.3502417 座標: 引数: "region=" は "region:" という形式でなければいけません
座標: 北緯39度21分1.72秒 東経141度21分0.87秒 / 北緯39.3504778度 東経141.3502417度 / 39.3504778; 141.3502417 座標: 引数: "region=" は "region:" という形式でなければいけません
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 釜石線
キロ程 25.1 km(花巻起点)
電報略号 ミモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
96人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1915年大正4年)11月23日[1]
備考 無人駅
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宮守駅(みやもりえき)は、岩手県遠野市宮守町下宮守にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線

歴史

花巻と釜石を鉄道連絡することを目指して建設された岩手軽便鉄道により1915年(大正4年)11月23日に岩根橋 - 柏木平間延伸と共に開業した[1]。当初は762 mm特殊狭軌軽便鉄道であった[1]。1936年(昭和11年)8月1日に国有化されて国鉄の駅となり、その後は国鉄標準の1,067 mm軌間への改軌工事が進められた[1]。1943年(昭和18年)9月20日から1,067 mm軌間での運行が開始されている[2]

1943年(昭和18年)に完成した駅舎が長らく使われ、1952年(昭和27年)には映画『激流』のロケ地ともなった。老朽化に伴い、2015年(平成27年)1月19日から取り壊し工事が始まり[3]、新たに待合所・保線休憩所・倉庫などを収容した駅舎が同年4月に完成した[4]

年表

旧駅舎

駅構造

島式ホーム1面2線の列車交換可能な地上駅である。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 釜石線 上り 花巻方面[5]
2 下り 遠野釜石方面[5]

北上駅管理の無人駅2014年3月31日までは遠野市が受託し、遠野商工会に再委託する簡易委託駅であった。宮守村が遠野市に合併する前は宮守村が受託し、宮守商工会に再委託していた。

ホームは駅舎より1段高い場所にあり、駅舎からホームまで地下通路を通る。ホームには連査閉そく式施行時代に使用されていた運転事務室が長らく残っていたが、2009年平成21年)末に撤去され小さい倉庫のみになった。

2015年(平成27年)から老朽化に伴い建替工事が行われ、従来の105平方メートルの駅舎は取り壊されて、新たに43平方メートルの待合所・保線休憩所・倉庫などを備えた駅舎が建設された[3]

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2015年度(平成27年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 279 [利用客数 1]
2001年(平成13年) 248 [利用客数 2]
2002年(平成14年) 236 [利用客数 3]
2003年(平成15年) 207 [利用客数 4]
2004年(平成16年) 203 [利用客数 5]
2005年(平成17年) 183 [利用客数 6]
2006年(平成18年) 189 [利用客数 7]
2007年(平成19年) 189 [利用客数 8]
2008年(平成20年) 173 [利用客数 9]
2009年(平成21年) 145 [利用客数 10]
2010年(平成22年) 128 [利用客数 11]
2011年(平成23年) 116 [利用客数 12]
2012年(平成24年) 111 [利用客数 13]
2015年(平成27年) 96 [利用客数 14]

駅周辺

宮守川橋梁

その他

  • エスペラントによる「Galaksia Kajo」(ガラクシーア・カーヨ:銀河のプラットホーム)という愛称がついている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
釜石線
快速「はまゆり
土沢駅 - 宮守駅 - (5・6号は鱒沢駅) - 遠野駅
普通
岩根橋駅 - 宮守駅 - 柏木平駅

脚注

記事本文

利用状況

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  14. ^ 岩手県統計年鑑(平成27年度) 主要駅別JR旅客利用状況

参考文献

  • 白土貞夫「岩手軽便鉄道 歴史拾遺」『鉄道ピクトリアル』No.813(2009年1月) pp.130 - 137 電気車研究会
  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。 

関連項目

外部リンク