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土沢駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土沢駅
駅舎(2010年10月)
つちざわ
Tsuchizawa
小山田 (4.4 km)
(3.2 km) 晴山
地図
岩手県花巻市東和町土沢8区446番地[1]
北緯39度23分0.93秒 東経141度13分56.32秒 / 北緯39.3835917度 東経141.2323111度 / 39.3835917; 141.2323111座標: 北緯39度23分0.93秒 東経141度13分56.32秒 / 北緯39.3835917度 東経141.2323111度 / 39.3835917; 141.2323111
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 釜石線
キロ程 12.7 km(花巻起点)
電報略号 ツチ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
168人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1913年大正2年)10月25日[* 1][2]
備考 無人駅[1]
  1. ^ JR東日本では、1913年(大正2年)10月14日を開業日としている[1]
テンプレートを表示

土沢駅(つちざわえき)は、岩手県花巻市東和町土沢[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線である。

宮沢賢治童話銀河鉄道の夜」の始発駅のモデルとなった駅とされている。

歴史

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花巻と釜石を鉄道連絡することを目指して建設された岩手軽便鉄道により、その最初の開業区間の終点の駅として1913年(大正2年)10月25日に開業した[2]。当初は762ミリメートル特殊狭軌の軽便鉄道であった[2]。翌1914年(大正3年)4月16日に隣の晴山駅まで開通して中間駅となった[2]。1936年(昭和11年)8月1日に国有化されて国鉄の駅となり、その後は国鉄標準の1,067ミリメートル軌間への改軌工事が進められた[2]。1943年(昭和18年)9月20日から1,067ミリメートル軌間での運行が開始されている[3]

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅で、北上駅管理の無人駅である。互いのホームは構内踏切で連絡している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 釜石線 下り 遠野釜石方面[7]
2 上り 花巻方面[7]

利用状況

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JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     256 [利用客数 1]
2001年(平成13年)     253 [利用客数 2]
2002年(平成14年)     256 [利用客数 3]
2003年(平成15年)     240 [利用客数 4]
2004年(平成16年)     231 [利用客数 5]
2005年(平成17年)     223 [利用客数 6]
2006年(平成18年)     200 [利用客数 7]
2007年(平成19年)     231 [利用客数 8]
2008年(平成20年)     202 [利用客数 9]
2009年(平成21年)     185 [利用客数 10]
2010年(平成22年)     154 [利用客数 11]
2011年(平成23年)     167 [利用客数 12]
2012年(平成24年) 42 140 183 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 41 140 181 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 42 143 185 [利用客数 15]
2015年(平成27年) 40 147 188 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 39 141 181 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 38 130 168 [利用客数 18]

駅周辺

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その他

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  • エスペラントによる、「Brila Rivero(ブリーラ・リヴェーロ:光る川)」という愛称がつけられている。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
釜石線
快速「はまゆり
新花巻駅 - 土沢駅 - 宮守駅
普通
小山田駅 - 土沢駅 - 晴山駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(土沢駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線 10頁
  3. ^ a b c d e 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線 11頁
  4. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、491頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b 広報はまなき 平成30年9月1日号 > 土沢駅の自動券売機廃止” (PDF). 花巻市. p. 16 (2018年9月1日). 2024年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  6. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月11日閲覧 
  7. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(土沢駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月11日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。

参考文献

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  • 白土貞夫「岩手軽便鉄道 歴史拾遺」『鉄道ピクトリアル』No.813(2009年1月) pp.130 - 137 電気車研究会
  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。 

関連項目

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外部リンク

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