「七重浜駅」の版間の差分
市役所分庁舎のトイレを使うよう案内されていることの出典補足、待合室に地元高校向け掲示板を設置していることの加筆など。 |
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|画像説明= 南口(2019年4月) |
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|よみがな= ななえはま |
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|ローマ字= Nanaehama |
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2020年2月15日 (土) 08:10時点における版
七重浜駅 | |
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南口(2019年4月) | |
ななえはま Nanaehama | |
◄H74 五稜郭 (2.7 km) (2.6 km) 東久根別 sh10► | |
所在地 | 北海道(渡島総合振興局)北斗市七重浜2丁目32番21号[1][2][3] |
駅番号 | ●sh11 |
所属事業者 | 道南いさりび鉄道 |
所属路線 | ■道南いさりび鉄道線 |
キロ程 | 2.7 km(五稜郭起点) |
電報略号 | ナハ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[2][3] |
ホーム | 1面2線[2][3][1] |
開業年月日 | 1926年(大正15年)6月21日[4][1][3] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有[2]) |
七重浜駅(ななえはまえき)は、北海道(渡島総合振興局)北斗市七重浜2丁目32番21号[1][2][3]にある道南いさりび鉄道線の駅。電報略号はナハ。駅番号はsh11。
歴史
- 1926年(大正15年)6月21日:国有鉄道(鉄道省)上磯線の旅客駅として開業[4][1][3]。
- 1936年(昭和11年)11月10日:上磯線が江差線に改称[5]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に移管。
- 1954年(昭和29年)9月26日:洞爺丸事故において国鉄救難本部へ遭難者漂着を報告。
- 1956年(昭和31年)11月:北日本石油函館製油所(現・コスモ石油函館物流基地)[注釈 1]操業開始に伴い専用線使用開始[6]。一般駅に変更。
- 1979年(昭和54年)3月14日:木造駅舎より鉄筋平屋建てに改築[1]。「七重浜駅改築記念乗車券」が発売される。
- 1981年(昭和56年)5月28日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物の取扱いを全廃。
- 1986年(昭和61年)12月1日:橋上駅舎新設。国鉄青函船舶鉄道管理局管内で初の橋上駅となった[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に承継。
- 1988年(昭和63年)3月13日:海峡線(津軽海峡線)開業に伴い[7]、当駅を含む江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間が電化(交流20,000V・50Hz)。
- 1998年(平成10年)4月1日:業務委託駅となる[1]。はこだて開発(後のジェイ・アールはこだて開発)が業務を受託。
- 2014年(平成26年)10月1日:業務委託先のジェイ・アールはこだて開発が北海道キヨスクに吸収合併され、法人格消滅[報道 1]に伴い、受託先が北海道ジェイ・アール・サービスネットに変更。
- 2016年(平成28年)3月26日:北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間開通に伴い[報道 2][報道 3]、当駅を含む江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間がJR北海道から経営分離され、道南いさりび鉄道に移管[報道 4]。江差線は「道南いさりび鉄道線」に改称され[報道 5]、当駅はこれに合わせて無人駅となる[8]。
- 2017年(平成29年)12月:旧駅舎が解体される。
駅名の由来
アイヌ語の「ヌアンナイ」(豊かな沢)に由来する。七飯駅と由来が同じであり、区別のために「浜」を付したとされる[9]。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。列車は基本的に1番のりばを発着するが、待避などを行う場合は2番のりばを発着する。元々は2面2線の相対式ホームだったが、津軽海峡線開業に伴い貨物列車が交換することになり、有効長の関係から現在の島式ホームとなった。ホームとは跨線橋による連絡を行なう。
橋上駅舎を有する。旧駅舎は駅長事務室として使用され、トイレ部はそのまま使用し、他の部分はテナント物件とJR北海道労働組合函館地区本部(JR北労組)が使用していた。旧駅舎は一時期、アーク(JRの物販部門)や地元スーパーの改築時に仮店舗としても使用された。なお、江差線の道南いさりび鉄道への移管に伴い、旧駅舎のトイレ部は保安上の理由から閉鎖された為、駅南口にある七重浜住民センター「れいんぼー」(北斗市役所七重浜支所)のトイレを利用する様に案内される[10]。
前述の通り旧駅舎は2017年12月頃に解体され、2019年4月には跡地に七重浜郵便局が移転した。[11]
現在は自動券売機が設置されている無人駅だが、JR時代は五稜郭駅が管理してみどりの窓口(営業時間:8時40分 - 18時10分、日祝休業)が設置され、末期は北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅だった。(早朝・夜間と日曜祝日は駅員が不在)[8]
1984年(昭和59年)頃までは、駅の北西にあるコスモ石油函館物流基地(当時はアジア石油函館製油所)への専用線があり、当駅から石油の発送が行われていた。
釜谷駅と共に、国鉄時代から「車両がきれいに見える」撮影スポットとして有名な駅である。しかし、撮影者の一部が、無断でホームから線路に降りて撮影をしたり、ホームの白線の外側に三脚を立てたり、運転手に向かってフラッシュをたいたりするなどのマナー違反が多く、道南いさりび鉄道は2016年(平成28年)8月10日から両駅のホーム数カ所に注意書きのポスターを掲示し、注意を促している[新聞 1]。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■道南いさりび鉄道線 | 上り | 上磯・木古内方面 |
2 | 下り | 函館方面 |
駅周辺
駅西の海岸は洞爺丸事故で犠牲者が漂着した現場であり、慰霊碑がある。
- 北海道道1067号七重浜停車場線
- 国道227号・国道228号
- 函館江差自動車道北斗追分インターチェンジ
- 北斗市役所七重浜支所(七重浜住民センター「れいんぼー」)[2]
- 函館中央警察署七重浜交番
- 七重浜郵便局
- 道南うみ街信用金庫七重浜支店
- みちのく銀行七重浜支店
- 新函館農業協同組合(JA新はこだて)七重浜支店
- 函館港 - 津軽海峡フェリーのターミナル。青函フェリーは隣の五稜郭駅が近い。
- 北海道函館水産高等学校[2](待合室には学校新聞などを掲示する「函水瓦版」が設置されている[12])
- スーパー魚長七重浜店
- 函館バス「七重浜」「七重浜駅通」停留所
- Aiba函館港町
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 『さよなら江差線』 153頁
- ^ a b c d e f g 『七重浜駅』 道南いさりび鉄道
- ^ a b c d e f 『七重浜駅バリアフリー情報』 JR北海道
- ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線 311頁
- ^ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線 158-159頁
- ^ 『上磯町史』下巻 20頁
- ^ 『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線 164-165頁
- ^ a b “道南いさりび鉄道 ご利用者説明会” (PDF). 道南いさりび鉄道 (2016年1月). 2016年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月26日閲覧。
- ^ 『駅名の起源』 20頁
- ^ 「トイレ:無し(駅南口・七重浜住民センター「れいんぼー」をご利用ください)」 七重浜駅道南いさりび鉄道(2019年11月20日閲覧)による。
- ^ “移転:七重浜郵便局(北海道)”. 日本郵便. 2019年3月24日閲覧。
- ^ 七重浜駅の掲示板設置と掲示開始セレモニーの実施について道南いさりび鉄道(2016年9月7日)2019年11月20日閲覧
報道発表資料
- ^ "連結子会社2社の合併に関するお知らせ" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 28 February 2014. 2014年8月26日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2014年8月26日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ "平成28年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 18 December 2015. 2015年12月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2015年12月18日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ "道南いさりび鉄道の開業日について" (PDF) (Press release). 道南いさりび鉄道. 16 September 2015. 2015年9月22日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2015年9月22日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ "鉄道事業許可申請について" (PDF) (Press release). 道南いさりび鉄道. 27 March 2015. 2015年4月2日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2015年3月30日閲覧。
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は無視されます。 (説明)
新聞記事
- ^ 志村直 (2016年8月18日). “危険な撮り鉄が出没 道南いさりび鉄道、注意呼び掛け” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(道南) (北海道新聞社). オリジナルの2016年8月18日時点におけるアーカイブ。 2016年8月18日閲覧。
参考文献
書籍
- 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、158-159,164-165,311頁頁。ISBN 978-4-89453-220-5。ISBN 4-89453-220-4。
- さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年6月21日、153頁。ISBN 978-4-89453-743-9。
雑誌
関連項目
外部リンク
- “七重浜駅”. 道南いさりび鉄道. 2016年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月5日閲覧。
- “七重浜駅バリアフリー情報(JR北海道時代)”. 北海道旅客鉄道. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月4日閲覧。