「野々市駅 (IRいしかわ鉄道)」の版間の差分
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|画像説明 = 南口(2019年8月25日) |
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|よみがな = ののいち |
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2020年2月15日 (土) 08:36時点における版
野々市駅 | |
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南口(2019年8月25日) | |
ののいち Nonoichi | |
◄松任 (3.3 km) (2.4 km) 西金沢► | |
所在地 | 石川県野々市市二日市三丁目1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■北陸本線 |
キロ程 | 170.5 km(米原起点) |
電報略号 | ノノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,887人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)3月25日 |
備考 |
業務委託駅 POS端末設置 |
野々市駅(ののいちえき)は、石川県野々市市二日市三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。
歴史
総工費4,500万円を町費3,000万円、地元負担金1,500万円で負担した請願駅として建設[1][2]。開業当時の駅周辺は一面田園地帯であったが、1970年(昭和45年)に国道8号金沢バイパスが開通して商店などが、少しずつでき始めた。1970年代後半には国道8号を挟んだ辺りに県営御経塚住宅が整備され、駅の利用客が急増した。なお、当駅の開業前、西金沢駅が野々市駅を名乗っていた時期があった。
沿革
- 1968年(昭和43年)3月25日 - 国鉄北陸本線の松任駅 - 西金沢駅間に新設開業(旅客駅)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1997年(平成9年)4月9日 - 野々市北口プラザが竣工。
- 2012年(平成24年)4月21日 - 南口新駅舎の使用を開始。
- 2017年(平成29年)4月15日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能になる[3][4]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。互いのホームは跨線橋で連絡している。
上りホーム側が南口であり、2012年の駅舎建替えにともない「きっぷうりば」が緑色となったが、みどりの窓口ではない。そのためe5489には対応していない。下りホーム側が北口であり、公共施設である野々市北口プラザの中(1階)にある。北口プラザ・南北自由通路の設置前は、北口に駅舎はなく下り線ホームに出入りする階段のみが設置されていた。北口(改札外)トイレは夜間(北口窓口営業時間外)閉鎖される。南口・北口ともに近距離用の青色自動券売機が1台ずつ設置されている(ICOCAチャージ対応)。なお、駅業務全体はJR西日本金沢メンテックが管理しており(業務委託駅)、金沢駅が当駅を管理している。
北陸新幹線(金沢駅以西の開業までは金沢駅 - 白山総合車両所の回送線となる)が南口駅舎の上を通過するため、現在その工事に伴う南口周辺の再整備が行われているが、隣接する西金沢駅や松任駅のように橋上化は行わず新たな地上駅舎が建設され、2012年4月21日の始発より使用を開始した(2010年9月4日の始発より2012年4月20日の終電までは仮駅舎が使用されていた)。[5]
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■北陸本線 | 上り | 福井・敦賀方面 |
2 | ■北陸本線 | 下り | 金沢・富山方面 |
※接近警告機から鳴るメロディは、どちらのホームも「アニーローリー」である。
バリアフリー対応状況
北口改札 - 下り線ホーム間及び南口改札 - 上り線ホーム間にはスロープが設けられている。改札内の跨線橋にはエレベーター、エスカレーターの設備はないが、跨線橋に隣接して設置されている南北自由通路(改札外)にエレベータが設置されているため、南北自由通路(改札外)のエレベータをー利用することで、バリアフリーが考慮されている。ただし、駅係員の常駐時間及びエレベータのー使用可能時間は限られているため車いす等の利用の際は注意が必要。
利用状況
「石川県統計書」と「野々市市統計書」によると、2017年度の1日平均乗車人員は1,887人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1996年(平成 | 8年)827 |
1997年(平成 | 9年)941 |
1998年(平成10年) | 1,221 |
1999年(平成11年) | 1,227 |
2000年(平成12年) | 1,229 |
2001年(平成13年) | 1,193 |
2002年(平成14年) | 1,208 |
2003年(平成15年) | 1,246 |
2004年(平成16年) | 1,244 |
2005年(平成17年) | 1,239 |
2006年(平成18年) | 1,223 |
2007年(平成19年) | 1,224 |
2008年(平成20年) | 1,317 |
2009年(平成21年) | 1,309 |
2010年(平成22年) | 1,329 |
2011年(平成23年) | 1,401 |
2012年(平成24年) | 1,457 |
2013年(平成25年) | 1,541 |
2014年(平成26年) | 1,582 |
2015年(平成27年) | 1,758 |
2016年(平成28年) | 1,831 |
2017年(平成29年) | 1,887 |
駅周辺
野々市駅を名乗るものの、旧北国街道の宿場町に当たる野々市市中心部(本町周辺)からは、2kmほど北西にはずれた白山市との境界付近に位置にあり、むしろ野々市市の北端の田園地帯や新興住宅地に位置する。野々市市中心部には北陸鉄道バスの「野々市中央」や「野々市本町三丁目」バス停、鉄道では北陸鉄道石川線「野々市駅」があり、これらの利用の方が便利になる。
バス路線
- 南口(野々市駅前バス停)
- 北鉄金沢バス:45番「八日市線」本押野・押越・伏見橋経由金沢駅行
- 北鉄金沢バス:太平寺・錦丘高校前・泉丘高校前・二水高校前経由金大附属学校自衛隊前行き
- 2013年12月1日~2014年2月末まで運行。但し、土曜・日曜・祝日・学期休み期間は運休
- のっティ:北部ルート・西部ルート
- シャトルバス のんキー:公立松任石川中央病院行き(一部は野々市市役所止まり)
- 北口(野々市駅北口バス停)
隣の駅
脚注
- ^ 「〝夢の実現〟野々市駅建設本決り 総工費四、五〇〇万円」『広報 野々市公民』第43巻、野々市町、1967年1月1日、3頁。
- ^ “野々市市の公共交通”. 野々市市. 2018年4月14日閲覧。
- ^ "北陸線(大聖寺駅~金沢駅間)IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡駅~新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始~石川と富山がICOCAでつながる~" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道/IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ "交通ICカード「ICOCA」の利用範囲拡大等について" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 31 January 2017. 2019年5月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
- ^ 北陸新幹線建設に伴う仮野々市駅の供用開始について - JR西日本プレスリリース 2010年8月25日