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石川県警察

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石川県行政機関
石川県警察

石川県警察本部
石川県警察本部
役職
本部長 大嶌正洋(警視長
警務部長 福竹誠之(警視正
組織
上部組織 石川県公安委員会
内部組織 警務部
生活安全部
刑事部
交通部
警備部
警察学校
警察署
概要
所在地 石川県金沢市鞍月一丁目1番地
定員 2304人(警察官 1977人、警察職員 327人)(2018年4月1日時点)
設置 1954年昭和29年)7月1日
前身 石川県警察部 - 国家地方警察石川県本部
ウェブサイト
石川県警察
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石川県警察(いしかわけんけいさつ)は、警察法第36条により石川県に置かれた警察組織。石川県全域を管轄区域とし、石川県警と略称する。警察法第38条により石川県公安委員会の管理を受ける。給与支払者は石川県知事中部管区警察局管内。本部所在地は金沢市鞍月一丁目1番地。

沿革

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本部組織

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車両・施設

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歩行者天国での警備にあたる石川県警察のパトロールカー
トヨタ・クラウン

2018年(平成30年)4月1日時点 [1]

  • 車両数 - 674台
    • 四輪車 - 618台
      • パトカー - 228台
      • 交通事故処理車 - 22台
      • 指揮用車 - 40台
      • 捜査用車 - 150台
      • 輸送車 - 28台
      • その他 - 150台
    • 二輪車 - 56台
  • ヘリコプター
    • いぬわし(BK117C-1 / JA6811):航空隊所属
  • 警備艇 - 1隻
    • 石1 いしかわ 七尾 17m型 2004-
    • (退役) はくさん 金沢西 12m型
  • 警察署・交番・駐在所
    • 警察署 - 12署
    • 分庁舎 - 3か所
    • 交番数 - 67か所(空港警備派出所2か所含む)
    • 駐在所数 - 106か所(季節駐在所1か所含む)
    • 検問所 - 1か所
    • 連絡所 - 3か所

警察署

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警察署数は12。※警察車両のナンバー地名は県央地域が「金沢」、それ以外の地域が「石川」である。金沢中署のみ警視正職を署長に充てる。

地域 警察署名称 所在地[1] 管轄区域 前身
石川 能登 奥能登 珠洲警察署 珠洲市上戸町北方ろ字15-1 珠洲市、鳳珠郡能登町(能登空港の区域を除く) 飯田警察署
∟能登庁舎 鳳珠郡能登町字宇出津ウ字76 能登警察署
輪島警察署 輪島市杉平町鬼田1-4 輪島市、鳳珠郡穴水町・能登町(能登空港の区域)
∟穴水庁舎 鳳珠郡穴水町字川島カ4-1 穴水警察署
中能登 七尾警察署 七尾市藤橋町亥部45-1 七尾市、鹿島郡中能登町
羽咋警察署 羽咋市旭町ユ20 羽咋市、羽咋郡宝達志水町志賀町
金沢 加賀 県央 津幡警察署 河北郡津幡町字加賀爪ヌ40-3 かほく市、河北郡津幡町・内灘町
金沢中警察署 金沢市下本多町六番丁15-1 金沢市中心部・南部(主に香林坊片町繁華街犀川以南の地域) 広坂警察署
金沢東警察署 金沢市元町二丁目15-1 金沢市北部・東部(主に金沢駅周辺・武蔵ヶ辻地区) 玉川警察署
金沢西警察署 金沢市金石本町イ1-1 金沢市西部(主に鞍月金石金沢港地区) 金石警察署
石川 石川 白山警察署 白山市倉光9丁目11-1 白山市、野々市市 松任警察署
∟鶴来庁舎 白山市月橋町644 鶴来警察署
南加賀 能美警察署 能美市三道山町チ28 能美市、能美郡川北町 寺井警察署
小松警察署 小松市上小松町乙163-1 小松市
大聖寺警察署 加賀市大聖寺東町1丁目1 加賀市

警察署の再編

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能登地方の警察署はいずれも30人以下の小規模警察署で人員の確保が出来ない場合も出てきている。

以上の実情を踏まえ、2012年4月1日に警察署の新設・統合を実施した[2][3][4]

新設された警察署
  • 白山警察署 - 松任警察署・鶴来警察署を統合して新設。また、庁舎を新たに建設して新設される[5](白山市倉光九丁目に新設)。
廃止された警察署
  • 松任警察署
  • 鶴来警察署:廃止後は白山警察署鶴来庁舎。
  • 穴水警察署:輪島警察署に統合、統合後は輪島警察署穴水庁舎。
  • 能登警察署:珠洲警察署に統合、統合後は珠洲警察署能登庁舎。

これまでに関わった主な事件

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未解決事件

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不祥事

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  • 1991年2月 - 金沢市内で石川県警察交通機動隊巡査が、交通事故を起こした車に乗っていた建設作業員の当時40歳の男に事情聴取をした後、その男の膝を蹴って死亡させた。遺族が起こした民事裁判で、石川県に多額の損害賠償の支払いを命じる判決が出された。
  • 2006年8月 - 石川県警察の警察官8人が白山市内の男性からの依頼で定期預金口座の名義貸しをしていたことを発表。同年3月から4月にかけて警部2人を本部長注意、他の6人を所属長注意の懲戒処分にした[6]
  • 2007年5月23日朝 - 金沢市鞍月のアパートで警部補(当時44歳)が男にナイフで刺された殺人未遂事件が発生。通報の内容や証言では「部屋を訪ねてきた見知らぬ男に突然刺された。」と証言した。しかし、周辺の住民証言や目撃情報が少なく警部補に問いただしたところ、自作自演(いわゆる狂言)であることを証言した。警部補は同年3月の人事異動で配属が変わり能登半島地震での警備等を担当し、「担当が変わり仕事に行きたくなかった。」と証言した[7][8]
  • 2008年12月 - 松任警察署地域課の巡査部長(当時52歳)が2000年4月から2008年8月にかけて、別居中の妻子と同居しているように賃貸契約書を偽造し、住居手当約280万円を騙し取った疑いで書類送検詐欺罪および有印私文書偽造・行使罪)した。同時に巡査部長を懲戒免職処分とした[9]
  • 裏金問題。2003年から2008年にかけての経理で不正が判明。2011年2月、当時の警察本部長歴代4人を始め131人懲戒処分[10]
  • 2014年2月13日 - 石川県警本部公安課の巡査部長が酒を飲んで当て逃げを起こしていたのに、県警は逮捕せず任意聴取の上、事故を隠蔽[11]
  • 2017年6月 - 男性巡査長(20代)が県内の遊技施設で、小型カメラで女性の顔や体を盗撮し、目撃者が通報。県警は男性巡査長を7月28日付で減給10分の1(6ヵ月)の懲戒処分とした。男性巡査長は依願退職、県迷惑行為等防止条例違反の疑いで8月1日に書類送検された。県警は懲戒処分を「非勤務日の行為だった」として公表せず、退職後の書類送検は「任意捜査であったため」として発表していなかった[12]
  • 2020年8月15日 - 白山警察署留置されていた女性(40代)が意識不明の状態で発見され、その後死亡が確認された。女性の口の中にはトイレットペーパーなどが入っていた状態であった。8月15日午前7時半頃、留置場内を見回りしていた警察官が室内で女性が動かなくなっているのを発見。女性は意識不明の状態で金沢市内の病院に搬送されたが、およそ1時間後に死亡が確認された。午前7時頃に女性が布団の中で動いていたのを警察は把握していて、16日解剖をして死因などを調べる[13]
  • 2022年4月1日 - 大聖寺警察署篠原駐在所で、この駐在所で勤務する男性巡査長(24)が頭から血を流して倒れているのが見つかった。巡査長は搬送先の病院で死亡が確認された。巡査長の近くに拳銃と遺書のような書き置きがあり、自殺を図ったとみられている[14]

脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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