本多町 (金沢市)
表示
本多町 | |
---|---|
北緯36度33分28.3秒 東経136度39分37.4秒 / 北緯36.557861度 東経136.660389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 石川県 |
市町村 | 金沢市 |
校下(地区) |
小立野校下 犀桜校下[1] |
面積 | |
• 合計 | 0.31 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,533人 |
• 密度 | 4,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
920-0964[4] |
市外局番 | 076 (金沢MA)[5] |
ナンバープレート | 金沢 |
本多町の位置 |
本多町(ほんだまち)は、石川県金沢市の町名。現行行政地名は本多町1丁目から本多町3丁目。全域で住居表示実施済み[6]。
地理
[編集]金沢市役所などが位置している広坂地区に隣接しており、金沢市の文教地区として知られている。
広坂交差点から寺町5丁目交差点を結ぶ金沢市道(通称本多通り)が南北に縦貫しており、本多通りの東側には緑地帯が広がっている。また、本多町1丁目から2丁目は戦災を免れた袋小路状の路地が現在も残されている。
歴史
[編集]本多町は、加賀藩老臣である本多安房守政重の下屋敷があった地に由来する。現在、下屋敷の一部は北陸放送裏の松風閣庭園に残されている。
1889年(明治22年)に金沢市が市制施行してからは金沢市の町名として採用されたが、1964年(昭和39年)に住居表示制度の導入により、本多町周辺の町名・地番の整理が行われた。現在は、一部の町名を除き本多町に統一されている。
町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
本多町1丁目 | 1964年(昭和39年)4月1日[7] | 手木町の全部及び笠舞町甲、笠舞町乙、笠舞町ホ、中欠原町、新坂町、上本多町一番丁、上本多町二番丁の各一部 |
本多町2丁目 | 中本多町一番丁、中本多町二番丁、中本多町三番丁、中本多町四番丁、中本多町欠下丁、中本多町短丁の全部及び上本多町一番丁、上本多町二番丁、中欠原町、下本多町一番丁、下本多町二番丁、下本多町五番丁の各一部 | |
本多町3丁目 | 下本多町四番丁の全部及び下本多町一番丁、下本多町二番丁、下本多町三番丁、下本多町五番丁、下本多町六番丁、広坂通、茨木町、鱗町、下欠原町の各一部 |
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)4月1日時点の世帯数と人口は以下のとおりである[3]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本多町1丁目 | 404世帯 | 708人 |
本多町2丁目 | 305世帯 | 535人 |
本多町3丁目 | 170世帯 | 290人 |
計 | 879世帯 | 1,533人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下のとおりとなる[8][9]。
町丁 | 街区 | 番号 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|---|
本多町1丁目 | 1番 - 11番 | 金沢市立犀桜小学校 | 金沢市立城南中学校 | |
12番 | 1号 - 19号 | |||
13番 | 8号 - 19号 | |||
14番 | ||||
15番 | 1号 - 14号 | |||
30号 - 45号 | ||||
16番 - 18番 | ||||
12番 | 20号 - 30号 | 金沢市立小立野小学校 | 金沢市立紫錦台中学校 | |
13番 | 1号 - 7号 | |||
20号 - 26号 | ||||
15番 | 15号 - 29号 | |||
本多町2丁目 | 9番 | 1号 | ||
74号 | ||||
その他 | 金沢市立犀桜小学校 | 金沢市立城南中学校 | ||
その他の街区 | ||||
本多町3丁目 |
施設
[編集]- 石川県立工業高等学校
- 遊学館高等学校
- 北陸放送
- 金沢市立中村記念美術館
- 鈴木大拙館 - 鈴木大拙は本多町の生まれ。
- 商工組合中央金庫金沢支店
- 石浦神社
- 石川県金沢中警察署
- 金沢歌劇座
- 石川県社会福祉会館
かつてあった施設
[編集]交通
[編集]バス
[編集]- 北鉄バス(北陸鉄道・北鉄金沢バス・北鉄白山バス) 本多町バス停
- 城下まち金沢周遊バス RL8 本多町(北陸放送前)、LL7 本多町(金沢歌劇座前)バス停
- 金沢ライトアップバス 本多町バス停
- まちバス 本多町・歌劇座・鈴木大拙館バス停
- 2012年に金沢歌劇座前に開設。まちバスの運行日に限り停車する。
道路
[編集]- 本多通り(金沢市道)
隣接区域
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “金沢市防災マップ ~校下(地区)別~”. 金沢市役所. 2015年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月21日閲覧。
- ^ 人口統計ラボ 石川県金沢市本多町1-3丁目2015年6月21日閲覧。
- ^ a b “(住民基本台帳による)金沢市町丁別人口および世帯数 - 令和6年4月1日現在”. 金沢市. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。「07統計区」を参照。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年4月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年4月24日閲覧。
- ^ “住居表示地区一覧”. 金沢市}. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
- ^ 『官報』号外第70号、昭和40年6月15日「自治省告示第91号」
- ^ “金沢市立小中学校通学区域(町別)”. 金沢市. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
- ^ “金沢市立小学校児童通学区域”. 金沢市例規集. 金沢市. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “松風閣(旧広坂御広式御対面所)附棟札”. 金沢市. 2024年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
- ^ 国指定文化財等データベース 松風閣(旧広坂御広式御対面所)(2019年12月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “市町村指定による登録抹消(令和元年12月5日現在)”. 文化庁. 2021年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
- ^ “旧本多家住宅長屋門”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2023年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 17 石川県』 - 角川書店
- 『書府太郎 石川県大百科事典改訂版』 - 北國新聞社
- 『金沢・町物語 町名の由来と人と事件の四百年』 - 能登印刷出版部
関連項目
[編集]- 本多氏
- 本多政重
- 本多の森公園
- 石川名物!GOGOは本多町3丁目・夜は本多町パラダイス - 北陸放送の所在地である「本多町」が番組名の由来となっている。
外部リンク
[編集]- ほっと石川旅ねっと 本多町 - 石川県観光連盟
- 松風閣(旧広坂御広式御対面所)附棟札 - 金沢市
- 松風閣(旧広坂御広式御対面所)(2019年2月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project - 金沢市ウェブサイト【国指定登録有形文化財であった当時のもの】
- 金沢ふるさと偉人館