「梅田地区の鉄道駅」の版間の差分
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** '''梅田駅''' - 2016年11月8日の1日'''乗降'''人員は'''431,007人'''である(乗車人員:211,974人、降車人員:219,033人)<ref name="osaka-subway-20141111">[http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/kotsutyousa/20161108_subway_nt.pdf 路線別駅別乗降人員] 2016年11月8日</ref>。同局の駅では第1位で、地下鉄単一路線の駅としては日本一乗降人員が多い駅である。 |
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** '''東梅田駅''' - 2016年11月8日の1日乗降人員は'''166,676人'''(乗車人員:82,821人、降車人員:83,855人)である<ref name="osaka-subway-20141111" />。地下鉄・ニュートラム全107駅中第7位であり、谷町線の駅では[[天王寺駅]]に次ぐ第2位である。谷町線の単独駅かつ御堂筋線が乗り入れていない地下鉄の駅では第1位である。 |
** '''東梅田駅''' - 2016年11月8日の1日乗降人員は'''166,676人'''(乗車人員:82,821人、降車人員:83,855人)である<ref name="osaka-subway-20141111" />。地下鉄・ニュートラム全107駅中第7位であり、谷町線の駅では[[天王寺駅]]に次ぐ第2位である。谷町線の単独駅かつ御堂筋線が乗り入れていない地下鉄の駅では第1位である。 |
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** '''西梅田駅''' - 2016年11月8日の1日[[乗降人員]]は'''113,949人'''(乗車人員:58,838人、降車人員:55,111人)である<ref name="osaka-subway-20141111" />。四つ橋線では[[難波駅 ( |
** '''西梅田駅''' - 2016年11月8日の1日[[乗降人員]]は'''113,949人'''(乗車人員:58,838人、降車人員:55,111人)である<ref name="osaka-subway-20141111" />。四つ橋線では[[難波駅 (Osaka Metro)|なんば駅]]、[[本町駅]]、[[四ツ橋駅]]([[心斎橋駅]]と合算)に次ぐ第4位である。ただし上位駅は全て御堂筋線を含む乗換駅であるのに対し、西梅田駅は単独駅である。梅田地区にある地下鉄3駅の中では、阪急との連絡が不便なこともあって乗降人員が最も少ない。それでも全体107駅中、9番目に多い。 |
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これらを合わせた各社合計の1日平均乗降人員は約240万人も利用しており、年間ではのべ約8億8千万人弱となる(2015年度)。これは[[新宿駅]](約342万人:2015年度)、[[渋谷駅]](約323万人:2015年度)、[[池袋駅]](約262万人:2015年度)についで世界4位の規模である<ref>統計の年度が違うために単純に比較できないが、直通人員を除いた渋谷駅の2011年度の1日平均乗降人員は約230万人。この基準では池袋の順位が一つ上がり渋谷と梅田は僅差となる。</ref>。 |
これらを合わせた各社合計の1日平均乗降人員は約240万人も利用しており、年間ではのべ約8億8千万人弱となる(2015年度)。これは[[新宿駅]](約342万人:2015年度)、[[渋谷駅]](約323万人:2015年度)、[[池袋駅]](約262万人:2015年度)についで世界4位の規模である<ref>統計の年度が違うために単純に比較できないが、直通人員を除いた渋谷駅の2011年度の1日平均乗降人員は約230万人。この基準では池袋の順位が一つ上がり渋谷と梅田は僅差となる。</ref>。 |
2020年3月23日 (月) 17:23時点における版
梅田地区の鉄道駅(うめだちくのてつどうえき)では、大阪府大阪市北区の梅田地区において西日本最大のターミナルを形成している鉄道駅群について総論的に記述する。具体的には、西日本旅客鉄道(JR西日本)の大阪駅・北新地駅、阪神電気鉄道(阪神)の大阪梅田駅、阪急電鉄(阪急)の大阪梅田駅、ならびに大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の梅田駅、東梅田駅、西梅田駅を指す。
概要
各駅は、それぞれ離れた場所に別々の駅舎を持つ独立した駅であるが、地下街などを介して相互に乗換え可能である。かつては日本貨物鉄道(JR貨物)の梅田駅(通称: 梅田貨物駅、現在の梅田信号場)も近隣を通る梅田貨物線上に設けられていた。
JR西日本の大阪駅を中心とすると、北東に阪急の大阪梅田駅、東に地下鉄の梅田駅、南に阪神の大阪梅田駅が位置し、そして北西にJR貨物の梅田駅が存在していた。また、地下鉄梅田駅の東に東梅田駅、阪神梅田駅の西に西梅田駅、阪神梅田駅の南に北新地駅がある。
阪急及び阪神は、両社の「梅田駅」を「大阪梅田駅」に2019年(令和元年)10月1日にそれぞれ変更した[1][2][3]。
設置駅・乗り入れ路線
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- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 阪神電気鉄道
- 阪急電鉄
- Osaka Metro
利用状況
各駅の最新年度の1日平均乗降人員を述べる。過去のデータについては各駅の項目を参照。
- JR西日本
- 阪神電気鉄道(大阪梅田駅) - 2015年度の1日平均乗降人員は166,010人である。同社の駅の中では第1位。
- 阪急電鉄(大阪梅田駅) - 2015年の平日1日平均乗降人員は545,067人(乗車人員:274,591人、降車人員:270,476人)である[5]。同社の駅では第1位であり、関西の大手私鉄の駅としても第1位である。また、2014年度の路線別1日乗降人員は以下のとおりである。京都本線の乗降人員は宝塚本線や神戸本線の7割程度になっている。
- 神戸本線 - 191,104人(乗車人員:95,195人、降車人員:95,909人)
- 宝塚本線 - 200,551人(乗車人員:100,552人、降車人員:99,999人)
- 京都本線 - 141,828人(乗車人員:72,905人、降車人員:68,923人)
- Osaka Metro
- 梅田駅 - 2016年11月8日の1日乗降人員は431,007人である(乗車人員:211,974人、降車人員:219,033人)[6]。同局の駅では第1位で、地下鉄単一路線の駅としては日本一乗降人員が多い駅である。
- 東梅田駅 - 2016年11月8日の1日乗降人員は166,676人(乗車人員:82,821人、降車人員:83,855人)である[6]。地下鉄・ニュートラム全107駅中第7位であり、谷町線の駅では天王寺駅に次ぐ第2位である。谷町線の単独駅かつ御堂筋線が乗り入れていない地下鉄の駅では第1位である。
- 西梅田駅 - 2016年11月8日の1日乗降人員は113,949人(乗車人員:58,838人、降車人員:55,111人)である[6]。四つ橋線ではなんば駅、本町駅、四ツ橋駅(心斎橋駅と合算)に次ぐ第4位である。ただし上位駅は全て御堂筋線を含む乗換駅であるのに対し、西梅田駅は単独駅である。梅田地区にある地下鉄3駅の中では、阪急との連絡が不便なこともあって乗降人員が最も少ない。それでも全体107駅中、9番目に多い。
これらを合わせた各社合計の1日平均乗降人員は約240万人も利用しており、年間ではのべ約8億8千万人弱となる(2015年度)。これは新宿駅(約342万人:2015年度)、渋谷駅(約323万人:2015年度)、池袋駅(約262万人:2015年度)についで世界4位の規模である[7]。
その他
駅の扱い
阪神や阪急では大阪側のターミナル駅であることを強調するため、正式に改名する以前から「大阪梅田駅」と呼称することがあった。阪神の車内アナウンスは「次は、大阪梅田、梅田、終点です」となっており、阪急では行先表示板を使用していた1980年代までは電車の行先案内は「大阪⇔京都」のように記載され、「大阪梅田駅」と呼んでいたこともあった。これは他社のターミナル駅である天満橋駅などでも見られ、中には大阪阿部野橋駅や大阪上本町駅のように正式駅名に「大阪」を含んだ例も存在する。これらは、戦前の各私鉄の路線敷設期に当時の大阪市内中心部である北浜や本町付近にターミナル駅を設けられなかったことに起因する。当時、大阪市は市電を始め地下鉄網の路線拡充、建設を図っていたために、私鉄線の市内中心部への乗り入れには大反対で、当時の鉄道省に路線免許を認めさせないように強硬に働きかけていた(市営モンロー主義)。この為に当時の市内周辺部にしかターミナル駅を設けられなかったことから、現在の私鉄線各ターミナル駅名の頭に「大阪」が付くようになったのである。その後、現在に至って大阪市交通局の地下鉄がその各ターミナル間を結ぶことになっているのは一種の皮肉とも言える。
会社ごと、あるいは位置ごとに分ける意味で「阪神大阪梅田駅」「阪急大阪梅田駅」と呼ぶこともある。同様にして阪神と阪急に同一の駅名がある神戸三宮駅、春日野道駅、御影駅、も「阪神○○」「阪急○○」と案内されることが多い。これは神戸高速鉄道を介して阪急電鉄、阪神電気鉄道、山陽電気鉄道の3社が相互乗り入れしているためである。高速神戸駅以西を始発としている列車が同一ホームから発車することから、ことさらに強調されてアナウンスされたためである。これに関連して、山陽電気鉄道の5000系や6000系車両の行先表示では阪神に直通することを明確に示すため「阪神梅田」と表示される[8]。また、阪神の直通特急対応車両には「梅田」(直通特急以外)・「阪神梅田」(直通特急のみ)両方の行先表示が入っている[9]。山陽電車の車内アナウンスは「阪神、大阪梅田行…」である(駅構内アナウンスでは「大阪」をつけず単に「阪神梅田」と呼ぶ)。
阪神なんば線から近鉄奈良線に直通する電車の尼崎駅到着時のアナウンスでは、大阪難波駅があるにもかかわらず、「大阪方面へお越しの方は…」と梅田を省略する場合がある。また、武庫川駅以西での快速急行の停車駅の自動放送による案内では、大阪難波駅も大阪上本町駅も大阪を省略する一方で、「野田、大阪梅田終点にお越しの方は…」と梅田には頭に必ず大阪を付けている。
また、新大阪駅の在来線コンコースには「大阪駅(梅田)へは7・8番のりば…」という掲示がある。
北梅田駅
大阪駅付近で梅田貨物線を通過する特急「はるか」「くろしお」などに梅田界隈から乗降できるようにするため、現在の梅田貨物線を地下線にした上で、より大阪駅に近接した位置に「北梅田駅」(仮称)を建設している。地下化により、現在梅田信号場の南側にある大阪市道九条梅田線の西梅田一号踏切北緯34.700249度分秒 東経135.490075度分秒で発生している渋滞が解消する。なお、現在新大阪駅を発着しているおおさか東線の列車も北梅田駅まで乗り入れる予定である。
JR貨物の梅田駅跡地(うめきた2期開発区域)が2014年度中に更地化されるのを受けて、2015年頃に梅田貨物線地下新線建設工事に着手し、併せて新駅を設置して2023年頃の開業を目指すことになった[10]。
駅周辺
便宜上、国道176号を南北軸に、大阪環状線を東西軸に置いて示す。
- 阪急三番街
- 阪急17番街(阪急ターミナルビル)
- 大阪新阪急ホテル
- D.D.HOUSE・新阪急ホテルアネックス(北野阪急ビル)
- 阪急かっぱ横丁
- 阪急古書のまち
- EST
- ヤンマー本社
- ちゃやまちアプローズ
- 梅田芸術劇場(劇場飛天→梅田コマ劇場より改称)
- ホテル阪急インターナショナル
- 阪急茶屋町ビル内郵便局
- 毎日放送本社・放送センター
- 梅田ロフト
- NU chayamachi
- NU chayamachi+
- アーバンテラス茶屋町
- チャスカ茶屋町
- 大阪鶴野町郵便局
- 北西(うめきた・新梅田シティ)方面
- 大阪ステーションシティ
- ノースゲートビルディング
- ルクア1100(旧JR大阪三越伊勢丹)
- ルクア
- 大阪ステーションシティシネマ
- ノースゲートビルディング
- グランフロント大阪
- グランフロント大阪郵便局
- インターコンチネンタルホテル大阪
- ヨドバシ梅田
- ジャンプショップ大阪店
- ウインズ梅田(日本中央競馬会場外勝馬投票券発売施設)
- 新梅田シティ
- 梅田スカイビル
- ウェスティンホテル大阪
- 新梅田シティ内郵便局
- 大阪北郵便局
- 星槎国際高等学校大阪学習センター
- 大阪希望学園高等部(通信制高校サポート校)
- 四谷学院梅田校
- タクシー乗り場
- 阪急梅田駅1階西側
- 阪急うめだ本店(梅田阪急ビル)
- 大阪阪急内郵便局
- 阪急32番街(阪急グランドビル)
- HEP NAVIO
- 阪急メンズ大阪(旧:阪急百貨店メンズ館)
- HEP FIVE
- 阪急東通商店街
- ホワイティうめだ
- 新梅田食道街
- 大阪富国生命ビル
- 大阪府曽根崎警察署
- 梅田OSビル
- 露天神社
- ザ・フェニックスホール
- 南西(ダイヤモンド地区・西梅田)方面
- タクシー乗り場
- JR大阪駅東側
- 大阪ステーションシティ
- 阪神百貨店梅田本店
- E-MA
- ディアモール大阪
- 大阪マルビル(旧称・梅田ダイヤビル)
- 梅田DTタワー
- ヒルトン大阪・ヒルトンプラザイースト
- 大阪駅前ビル(第1、第2、第3、第4)
- オオサカガーデンシティ
- ヒルトンプラザウエスト
- ハービスOSAKA
- 東京放送ホールディングス関西支社
- コナミデジタルエンタテインメント大阪事業所
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- ハービスエント
- 毎日新聞ビル
- 毎日新聞大阪本社
- スポーツニッポン新聞社大阪本社
- オーバルホール
バス路線
脚注・出典
- ^ "「梅田」「河原町」「石橋」の駅名を10月1日に変更します" (PDF) (Press release). 阪急電鉄. 30 July 2019. 2019年7月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年7月30日閲覧。
- ^ "10月1日から「梅田」と「鳴尾」の駅名を変更します" (PDF) (Press release). 阪神電鉄. 30 July 2019. 2019年7月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年7月30日閲覧。
- ^ “梅田駅を「大阪梅田駅」に変更 阪急と阪神が10月”. 日本経済新聞. (2019年7月30日). オリジナルの2019年7月30日時点におけるアーカイブ。 2019年7月30日閲覧。
- ^ “なんでもランキング”. 西日本旅客鉄道. 2015年5月15日閲覧。
- ^ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員(上位50位)
- ^ a b c 路線別駅別乗降人員 2016年11月8日
- ^ 統計の年度が違うために単純に比較できないが、直通人員を除いた渋谷駅の2011年度の1日平均乗降人員は約230万人。この基準では池袋の順位が一つ上がり渋谷と梅田は僅差となる。
- ^ 山陽5000系の表示幕には「阪神梅田」の表示コマしかないため、夜間に見られる山陽5000系の阪神特急でも行先表示は「阪神梅田」である。山陽6000系はフルカラーLEDだが、同様に「阪神梅田」で表示。
- ^ ローマ字表記は、山陽5000系が「HANSHIN-UMEDA」なのに対して、阪神車は「阪神梅田」でも「UMEDA」のみ。
- ^ キタ〜関空直結「うめきた」新駅、平成27年度にも着工 35年ごろ完成 - 産経新聞2012年12月31日付[リンク切れ]
関連項目
外部リンク
- 梅田駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道
- 梅田駅 - 阪急電鉄
- 駅ガイド:梅田駅 - 大阪メトロ
- 夕映えの鉄路 -梅田貨物駅物語- - 大阪日日新聞