「クレヨンしんちゃん (アニメ)」の版間の差分
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『'''クレヨンしんちゃん'''』は、[[臼井儀人]](らくだ社)の[[クレヨンしんちゃん|同名の漫画]]作品を原作とし、1992年4月13日から[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列]]で放送されている[[テレビアニメ]]である。 |
『'''クレヨンしんちゃん'''』は、[[臼井儀人]](らくだ社)の[[クレヨンしんちゃん|同名の漫画]]作品を原作とし、1992年4月13日から[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列]]で放送されている[[テレビアニメ]]である。 |
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2020年5月20日 (水) 09:15時点における版
クレヨンしんちゃん | |
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春日部情報発信館に設置されているパネル。 | |
ジャンル | ファミリー・一般向けアニメ、ギャグアニメ |
アニメ | |
原作 | 臼井儀人 |
監督 | 本郷みつる→原恵一→ムトウユージ |
脚本 | 中弘子、阪口和久、川辺美奈子、清水東、 うえのきみこ、黒住光、ひるまちかこ、待田堂子 |
キャラクターデザイン | 小川博司 |
音楽 | 荒川敏行 |
アニメーション制作 | シンエイ動画 |
製作 | テレビ朝日・ADK・シンエイ動画 |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1992年4月13日 - |
野原しんのすけ 野原みさえ 野原ひろし 野原ひまわり シロ、風間トオル 桜田ネネ 佐藤マサオ ボーちゃん |
小林由美子 ならはしみき 森川智之 こおろぎさとみ 真柴摩利 林玉緒 一龍斎貞友 佐藤智恵 |
テンプレート - ノート |
『クレヨンしんちゃん』は、臼井儀人(らくだ社)の同名の漫画作品を原作とし、1992年4月13日からテレビ朝日系列で放送されているテレビアニメである。
概要
1992年4月13日からテレビ朝日系列で月曜19:00から放送開始。2020年4月現在は土曜16:30から放送中。開始当初、テレビ欄では『アニメ・嵐を呼ぶ園児クレヨンしんちゃん』と表記されていた。
当初はシンエイ動画社内でも力を入れていた作品ではなく、上層部からも「半年持たせてくれ」と言われていたという[1]。放送初回は4.0%と低視聴率だったが、同年5月25日には10%超え、翌年の1月11日には20%を超え、1993年7月12日には28.2%と歴代最高視聴率を記録し、同月4歳 - 12歳の個人視聴率が67.6%[2]に達した(視聴率データはすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。1993年に製作された映画第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』は、22.2億円の興行収入を記録した。作品は急速に人気を獲得し、現在は国民的な人気を得ている。
基本は1話完結型だが、まれに2話以上にわたって展開する話もあり、アパート編、むさえ居候編など長期に渡って展開する話もある[注 1]。
文字多重放送を実施[注 2]。2002年5月25日放送分より、セル画での制作からデジタルによる制作へ移行した(ただし、移行後もしばらくの間は一部でセル画を使用していた)。『ドラえもん』とほぼ同時期の2005年4月22日よりハイビジョン制作を開始し、アナログ放送では2010年6月11日まで14:9サイズで、7月3日から16:9サイズでの放送となっている。2013年10月18日放送分より連動データ放送[3]、2017年4月14日から2018年6月29日放送分、同年8月3日放送分より解説放送を実施[注 3]。
2009年9月11日、原作者の臼井儀人が不慮の死を遂げ(詳細は「臼井儀人」を参照)、原作漫画は未完のまま絶筆作品となったが、同年9月29日にテレビ朝日の社長早河洋は記者会見で「(サザエさん方式で)継続の方向で話を進めている」と語り[4]、放送は継続となった。臼井死亡確認後初の放送となった2009年10月16日放送分では、冒頭にお悔やみの言葉を添えて放送された。
初代監督の本郷みつるは当初、ガラス戸は透明ではなく水色にするなど、わざと凝っていない施しにしていた[5]。
3代目監督のムトウユージはインタビューにて野原家は自分の家族に置き換えることができると発言し、好きなエピソードとして当時、監督ではなく絵コンテ・演出として参加した野原家の爆発回を挙げている。またずれ荘に引っ越しを決定した理由はひろしとみさえの新婚当時のアパートと似ているという設定、みさえが何度も「あなた」と呼ぶカット、またずれ荘は部屋の間取りはムトウが新婚のときに住んでいた部屋の間取りそのままであるなど、自身の経験を多く取り入れている[6]。
2019年10月5日から、土曜日の16:30 - 17:00の放送へ枠移動した(本作が土曜日に枠移動されるのは約15年ぶり)[7]。そのため、同年9月13日の放送をもって金曜19時半での放送を終えた[注 4]。この回の終盤では前週の『ドラえもん』と同様に、「次回から土曜日だゾ」と題した短編エピソードの形式で放送時間の移動を改めて発表した。2020年4月3日からはBS朝日でも放送を開始し、2019年9月までの地上波放送枠と同様に金曜19時半より放送されている[8]。
2020年4月12日、野原ひろし役を放送開始から2016年までの24年間担当した藤原啓治が死去。これを受けて同年4月17日のBS朝日での放送では冒頭に追悼テロップを表示[9]。テレビ朝日の4月18日の放送では番組の最後に野原ひろしの映像と共に追悼テロップが流れ、藤原が生前に演じた声も放送された[10]。また、同時期には新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もあり、テレビ朝日系列での本放送は2020年4月25日放送分から3週に渡り、新作の放送を中止し全話が過去のエピソードの再放送となった。その内、5月2日放送分が藤原の追悼企画となり[11]、BS朝日でも2020年5月10日に同様の放送が実施される[12]。
評価
初期では視聴率が上昇するにつれて、子供を中心に人気を獲得し、しんのすけのギャグや口調を真似する子供が急増した[2]。また、日本PTA協議会主催の「小中学生と親のテレビ番組に関する意識調査」の「子どもに見せたくない番組」アンケートでは調査が中止になる2012年まで毎年上位にランクインされていた。『週刊朝日』は2003年の調査結果を受けて「クレヨンしんちゃんのどこが悪い」という反論記事を掲載している。
2006年には、青少年育成広島県民会議(青少年育成国民会議の下部団体)が、当番組と『めちゃ×2イケてるッ!』・『爆笑問題のバク天!』・『ロンドンハーツ』・『土曜ワイド劇場』などのサスペンスドラマ・『水10!』の放送自粛を求める要望書を在広局と在京キー局に提出した[13]。
このアニメに対して否定的な見解が残る一方で、「幼児の本音を表す国民的漫画」[14]などと評される場合もあり、教科書や子育て参考書への掲載、映画の評価も高まっている。
アニメ監督の富野由悠季は「エンターテイメント作品として完成している」と高評価をしている。富野は『OVERMANキングゲイナー』の製作中のインタビューにおいて、「今回のライバルは、『クレヨンしんちゃん』です」「だから、目標値はものすごく高いです」と語っており、特に劇場版作品である『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』に関しては、「視聴者側が、このエンターテインメントの面白さを理解を出来ていないようではいけない」と絶賛した[15]。
野原しんのすけ役の交代
2018年6月1日、テレビ朝日は1992年4月13日の番組放送開始から、26年3カ月と主人公・野原しんのすけ役を演じてきた矢島晶子が同年6月29日の放送を以て降板することを発表した[16]。本人から降板の申し出があり、番組の制作スタッフと協議を重ねたうえで決定[17]。理由も含め矢島は次の通りコメントを寄せた。
27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。
長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。
「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。
27年間、ありがとうございました。 — 矢島晶子[18]
同年6月14日、後任(2代目)が小林由美子に決定したことを発表した[19][20]。小林は次の通りコメントを寄せた。
この度僭越ながら野原しんのすけ役をやらせていただくことになりました小林由美子と申します。今回このような大役を仰せつかり光栄と共に責任の重さを痛感する毎日です。 今第一話から「クレヨンしんちゃん」を見直し勉強させていただいている中、この凡人ではとても思い付かないしんちゃん像を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱいです。 力不足な部分は多々ありますが、「お任せください!」と胸を張って言うことが、並々ならぬ思いで、27年という長い間大切に育てていらしたしんちゃんを後に託すご決断をなさった矢島さんとスタッフの皆様、そしてずっと応援してくださっているファンの皆様への礼儀だと思っております。その為にも矢島さんのしんちゃん魂をしっかり学び、一年でも早く皆様に慣れ親しんで頂けるしんちゃんになれるよう、日々精進していきたいと思います。
今後共何卒宜しくお願い致します。 — 小林由美子[21]
小林は同年7月6日放送分より出演。
交代に対する反響
しんのすけ役の矢島晶子が自身の意向により降板すると発表した際、視聴者の間で後任者を予想するといった大きな反響が起きたものの[22]、ほかのアニメのように後任の声優に対する拒絶反応はほとんど起きなかった[23]。 コラムニストの小新井涼はファンの前向きな反響について、降板の理由が矢島の意思によるものだったことと、後任者の小林由美子が『デュエル・マスターズ』をはじめとする様々なジャンルのアニメに出演していたためアニメファンが『小林の演じるしんのすけ』をイメージしやすかったことが、前向きな反応につながったのではないかとまんたんウェブに寄せたコラムの中で推測している[23]。
矢島が演じるしんのすけの最後の放送回である2018年6月29日の放送を前に、インターネット上では矢島の演じるしんのすけを惜しむ声が多数上がった[22]。
小林が初めてしんのすけを演じる7月6日の放送では視聴者の間で賛否両論が寄せられ、Twitterにおける日本国内のトレンドでは「しんちゃんの声」が1位にランクインしたほか、全世界でのトレンドでは6位にランクインした[24]。 また、一部の視聴者は1992年に放送された第1回における矢島の演技が降板時点とは大きくかけ離れていたことについて触れ、小林の演じるしんのすけがそれに近いと述べている[25]。
声の出演
- 野原しんのすけ - 矢島晶子[26]→小林由美子[27]
- 野原みさえ - ならはしみき
- 野原ひろし - 藤原啓治→森川智之[28]
- 野原ひまわり - こおろぎさとみ
- シロ、風間トオル - 真柴摩利
- 桜田ネネ - 林玉緒
- 佐藤マサオ - 一龍斎貞友[注 5]
- ボーちゃん - 佐藤智恵、堀川りょう(第60話Bパート・代役)
- 園長先生〈高倉文太〉 - 納谷六朗→森田順平
- 吉永みどり - 高田由美→七緒はるひ[注 6]
- まつざか梅 - 富沢美智恵
- 上尾ますみ - 三石琴乃
- 大原ななこ - 紗ゆり→伊藤静
- 隣のおばさん〈北本〉 - 鈴木れい子
- 鳩ヶ谷ヨシりん - 阪口大助
- 鳩ヶ谷ミッチー - 草地章江→大本眞基子
- 小山むさえ - 根谷美智子
- 酢乙女あい - 川澄綾子
- ふかづめ竜子〈桶川竜子〉 - 伊倉一恵、高乃麗(第843話Aパートのみ代役)
- 魚の目お銀 - 中沢みどり→星野千寿子
- ふきでものマリー - むたあきこ
- アクション仮面 - 玄田哲章
- ぶりぶりざえもん - 塩沢兼人→神谷浩史
スタッフ
放送開始時の1992年から現在も務めているスタッフは、キャラクターデザイン(旧:作画監督)の小川博司(途中降板あり・現在は名前のみクレジット)、音楽の荒川敏行(オチのBGMだけは1度も追加されておらず、すべて荒川作成の1年目の1992年度のもので統一している)、音響監督の大熊昭、美術設定の川井憲、動画検査(旧:動画チェック)の小原健二、脚本の中弘子、絵コンテ・演出のささきひろゆき、横山広行、しぎのあきら(旧・義野利幸)(2016年に一時降板したが、翌年復帰)、作画監督の原勝徳、高倉佳彦、林静香、木村陽子(初期は原画)、間々田益男(初期は原画)、入江康智(初期・現在は原画)、樋口善法(現在は原画)、音響効果の松田昭彦、タイトルの道川昭、脚本進行(旧:文芸)の金井浩である。
- 原作 - 臼井儀人(らくだ社)
- キャラクターデザイン(旧・作画監督) - 小川博司(第1話 - 2007年7月頃)→(不在)→小川博司(第784話 - )
- 色彩設計[注 7] - 野中幸子→今泉ひろみ(833話 - 975話)→山﨑大輔(976話 - )
- 美術設定 - 川井憲
- 美術監督 - 星野直美(第1話 - 第847話)→金純愛(第848話 - )
- 音響監督(旧・録音監督) - 大熊昭、浦上靖之(第747話 - 第782話)
- 音楽 - 荒川敏行
- 撮影監督 - 高橋秀子(第1話 - 第217話)→梅田俊之(第218話 - )
- 編集 - 岡安肇→村井秀明→村井秀明・三宅圭貴
- 連載 - 双葉社週刊漫画アクション→まんがタウン
- チーフプロデューサー(旧・プロデューサー→チーフプロデューサー→総合プロデューサー→チーフプロデューサー)
- プロデューサー
- 監督 - 本郷みつる(第1話 - SPECIAL 13)→原恵一(第203話 - 第504話)→ムトウユージ(第505話 - )
- 美術補佐 - 下山和人→浜名お孝→清水純子→鈴木聡→(不在)→金純愛→(不在)
- 背景 - アトリエローク07(旧・アトリエローク)
- コンポジット撮影(旧・撮影) - 旭プロダクション(セル)→アニメフィルム(セル→コンポジット)
- 音響制作(旧・録音制作) - AUDIO PLANNING U(当初はオーディオ・プランニング・ユー、2003年改称)
- 音響制作デスク - 山口さやか→(不在)
- 録音 - APU MEGURO STUDIO(当初はAPUスタジオ、2003年改称)→ AUDIO PLANNING U
- ミキサー(旧・整音) - 柴田信弘→田中章喜、大城久典、山本寿→内山敬章→山本寿→大城久典→内山敬章→田口信孝
- アシスタントミキサー(旧・整音) - 山本寿→(不在)→小沼則義→村越直→(不在)
- 効果(旧・音響効果) - 松田昭彦(フィズサウンド・クリエイション)
- 音楽協力[注 8] - テレビ朝日ミュージック
- 編集スタジオ(旧・編集→オフライン編集) - 小島俊彦、三宅圭貴、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋→岡安プロモーション
- タイトル - 道川昭
- ビデオ編集(旧・現像) - 東京現像所(金高明宏、藤村政樹→菊池亮→藤田拓弥)
- 編成 - 神田エミイ亜希子→平泉季里子→石田菜穂子→水出和樹→池田邦晃(テレビ朝日)
- 宣伝(旧・広報担当) - 森田兆基→三輪祐見子→丹羽敦子→奥村彰浩→吉田香絵→鈴木かおり→粟井淳→松本実希子→保坂正紀→豊島晶子→曲尾有香→飯田爽→加藤二奈→千葉晶子→塚崎旬子→大川希→小枝加奈→尾木実愛→平田新子→尾木実愛→村上理絵(テレビ朝日)
- アシスタントプロデューサー(一時期、AP)
- テレビ朝日 - 西口なおみ→湊亜弥子→吉川大祐→不在→菅野あゆみ→中世古裕美→菅野あゆみ→遠藤一樹→平畑涼珠子→森悠紀、田中雄也→菅野あゆみ
- シンエイ動画 - おおさわまさたか(旧・大澤正享)→(不在)→馬渕吉喜→(不在)→國安真一
- ADK - 佐々木沙織→(不在)→佐々木沙織→嶋根惇→(不在)
- データ放送 - テレビ朝日メディアプレックス(819話 - )
- 制作デスク - 山川順市(旧・山川順一)・和田泰→魁生聡→木野雄→馬渕吉喜→馬渕吉喜・湊亜弥子→馬渕吉喜→(不在)→山﨑智史→國安真一→加賀山悠
- 脚本進行(旧・文芸) - 金井浩
- 制作 - テレビ朝日、旭通信社→アサツー ディ・ケイ→ADKエモーションズ[注 9]、シンエイ動画
各話スタッフ(現在)
- 脚本 - 中弘子、阪口和久、うえのきみこ、川辺美奈子、清水東、黒住光、ひるまちかこ、待田堂子
- 絵コンテ・演出(どちらか一方参加も含む) - ムトウユージ、平井峰太郎、横山広行、ささきひろゆき、しぎのあきら(旧・義野利幸)、高橋渉、京極尚彦、木野雄、河原龍太、安藤良、池端たかし、美月輝 ほか
- 作画監督 - 木村陽子、間々田益男、林静香、高倉佳彦、門脇孝一、大森孝敏、橋本とよ子、原勝徳、針金屋英郎、林一哉、尾鷲英俊 ほか
- 動画検査(旧・動画チェック) - 小原健二、江野沢柚美
- 動画 - シンエイ動画(一部話数名ノンクレジット、スタッフ名のみ)、京都アニメーション、スタジオりぶら、CJT、ライデンフィルム、夢弦館、ピー・アール・エー作画部、スノーライトスタッフ、ドラゴンプロダクション ほか
- 色指定 - トレーススタジオM(佐藤実麻、鈴木瑞穂)、京都アニメーション(米田侑加、高橋奈緒美、宮田佳奈、大塚芙由紀)、ライトフット(山崎大輔、鷲見淳兵、渡邊絵梨、柳澤千佳)、Wish(孟潔)、CJT(吉岡みゆき、千葉陽子)
- 仕上(旧・仕上→デジタルペイント) - 京都アニメーション、トレーススタジオM、Production I.G、ライトフット、Wish、CJTほか
各話スタッフ(過去)
- 脚本 - 翁妙子、もとひら了、本郷みつる、原恵一、湯浅政明、水島努、荻田寛子、田村安彦 ほか
- 絵コンテ・演出(どちらか片方含む) - 本郷みつる、原恵一、水島努、湯浅政明、堤規至、貞光紳也、川崎逸朗 ほか
- 演出助手 - 今村洋輝
- 作画監督 - 小川博司、湯浅政明、松山正彦、堤規至、大塚正実、樋口善法、松下佳弘、若松孝思、入江康智、荒川真嗣 ほか
- 仕上 - シマスタジオ、仙台アニメーション、スタジオトイズ、スタジオキリー、スタジオロード、オフィスフウ、グッドブック、無錫馬良動画有限公司 ほか
- 制作協力 - Production I.G(1992年 - 2014年)、ZERO.G.ROOM(第184話)、P.A.WORKS(第594話B、第595話A)、ブラボースタジオ(第836話、第840話、第843話)、グッドブック(2015年 - 2016年)、CJT(2017年)、亜細亜堂(第900話、第906話B)、ベガエンタテインメント(第944話、第962話)
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ
曲名 | 歌手 | 作詞・作曲 | 放送話数(長さ) | 作画監督[要出典] | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 動物園は大変だ | TUNE'S | 作詞 - 臼井儀人 作曲 - 織田哲郎 編曲 - 明石昌夫 |
第1話(1992年4月13日) - 第21話(1992年9月21日) | 林静香 | 原作者の臼井儀人が作詞した唯一の曲。 |
2 | 夢のENDはいつも目覚まし! | B.B.クィーンズ | 作詞 - 長戸大幸 作曲 - 織田哲郎 編曲 - 葉山たけし |
第22話(1992年10月12日) - 第57話(1993年7月5日) | ||
3 | オラはにんきもの | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 里乃塚玲央 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 加藤みちあき |
SPECIAL 2(1993年4月5日)、SPECIAL 3(1993年7月12日) - 第161話 (1995年10月9日) | 声優が歌うアニメキャラクター名義のシングルとして史上初のオリコンのベストテン入りを果たし、『クレヨンしんちゃん』の主題歌としては一番のヒットとなった。レギュラー放送のOPでは「夢のENDはいつも目覚まし!」が放送中の1993年4月5日に初めてOPとして放送された。2012年7月6日の回にて約17年ぶりにEDとして流れた。また、2017年には25周年版が放送された。 | |
4 | パカッポでGO! | 野原しんのすけ(矢島晶子) | 作詞 - ポエム団 作曲・編曲 - 木村貴志 |
第162話(1995年10月16日) - SPECIAL 13(1996年9月27日) | 表記揺れからしばしば「バカッポでGO!」と表記されることもある。1996年4月12日から金曜19:30に移動。 | |
5 | 年中夢中"I WANT YOU" | Puppy[注 10] | 作詞 - C's 作曲・編曲 - 菅原サトル |
第203話(1996年10月11日) - SPECIAL 20(1998年4月17日) | 湯浅政明 | このOPからひまわりが登場した。OPの作画監督が湯浅政明に変更されたことで若干の作画の違いが生じる。2012年8月17日の回にて約14年ぶりにEDとして流れた。 |
6 | とべとべおねいさん | 野原しんのすけ(矢島晶子) アクション仮面(玄田哲章) |
作詞・作曲・編曲 - もつ | 第270話(1998年4月24日) - 第352話(2000年3月17日) | 歴代OP曲としては初の男性アーティストが歌った曲でもある。スペインでの放送時にはEDとして流れている。2012年7月13日の回にて約12年ぶりにEDとして流れた。 | |
7 | ダメダメのうた | LADY Q 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - LADY Q 作曲・編曲 - 森俊也 |
第353話(2000年4月14日) - 第458話(2003年1月11日) | 末吉裕一郎 | ここからはデジタル製作となり、放送時間が6分短縮された。2002年4月20日からは土曜日に移動し、放送時間が30分に戻った。OP映像では9分割された画面で過去に放送されたエピソードを流している。このOPと第15弾OPの「キミに100パーセント」のみ番組タイトルが曲の最後に来る演出がされている[注 11]。2012年7月27日の回にて約9年ぶりにEDとして流れた。 |
8 | PLEASURE | 華原朋美 | 作詞 - 黒須チヒロ 作曲 - 細井かおり 編曲 - 清水信之 |
第459話(2003年1月18日) - SPECIAL 43(2004年10月16日) | 林静香 | 2003年11月8日からは放送時間が2分短縮され、EDがカットされた影響で、全てのスタッフクレジットが表示され、曲時間も延長された。金曜日への枠移動前まで使用された。 |
9 | ユルユルでDE-O! | 野原しんのすけ(矢島晶子) | 作詞 - ムトウユージ 作曲・編曲 - 中村康就 |
第509話(2004年10月22日) - 第594話(2007年2月23日) 第604話(2007年7月6日) - 第681話(2009年10月16日) |
間々田益男 | 番組唯一監督が作詞している曲。金曜日への枠移動と同時に使用が開始された。2012年7月27日の回にて約3年ぶりにEDで流された。放送中にHDに切り替わった為4:3版と16:9版がある。4:3版は16:9版の左右を切った物ではなく、キャラクターの位置等がワイドに合わせて変更されている。原作者臼井儀人の不慮の死から約1ヶ月後に使用が終了した。 |
10 | ユルユルでDE-O! 2007クレヨンフレンズVERSION | 野原しんのすけ(矢島晶子) クレヨンフレンズ from AKB48 |
第595話(2007年3月9日) - 第603話(2007年6月22日) | 間々田益男 若松孝思 |
劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』公開に合わせて使用された。映像ソフト未収録。CSテレ朝チャンネルの再放送では通常の「ユルユルでDE-O!」を使用。 | |
11 | ハピハピ | ベッキー♪♯ | 作詞 - ベッキー♪♯ 作曲 - Splash Candy 編曲 - 本田優一郎 |
第682話(2009年10月23日) - 第708話(2010年7月30日) | 林静香 | バックコーラスの歌詞は歌詞カードやカラオケボックスの歌詞にでてこないが、OP映像の歌詞字幕には表示されている。韓国での放送時にはEDとして流れている。ここから2012年までは、使用期間が1年未満と短いOPが続く。 |
12 | Hey baby! | 倖田來未 | 作詞 - 倖田來未 作曲 - 井上慎二郎 編曲 - 田中直 |
第709話(2010年8月6日) - 第724話(2011年1月28日) | 末吉裕一郎 | 2006年に公開された劇場版『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』以来、4年ぶりに主題歌を担当。Bメロ部分では過去のOP映像が使用されている。この曲から制作会社のクレジットがOPに表示される(EDのミニコーナーからは削除)。ミニコーナーが無い場合はキャストも一括紹介される。 |
13 | T.W.L | 関ジャニ∞ | 作詞・作曲 - 北川悠仁 作曲 - 野間康介 |
第725話(2011年2月4日) - 第747話(2011年10月28日) | 林静香 | ジャニーズ事務所所属のグループがクレヨンしんちゃんの主題歌を歌うのはこれが初となる。タイトル画面には貼り絵を使用。 |
14 | 希望山脈 | 渡り廊下走り隊7 | 作詞 - 秋元康 作曲 - ray.m 編曲 - 増田武史 |
第748話(2011年11月4日) - SPECIAL 64(2012年3月16日) | CSテレ朝チャンネルの再放送では地上波2012年9月14日放送分まで使用。 | |
15 | キミに100パーセント | きゃりーぱみゅぱみゅ | 作詞・作曲・編曲 - 中田ヤスタカ | 第784話(2012年10月19日) - 第937話(2017年7月7日) 第943話(2017年10月13日) - 第969話(2018年6月29日) |
原勝徳 | 歴代の主題歌で最も使用期間が長く、後述の2017年8月4日-2017年9月15日放送分と映画期間を除き、5年以上にわたって使用されていた。テレビ放映版及び劇場版での使用時のみしんのすけによる合いの手が入る。 OP映像制作にはサイクロングラフィックスも携わっている。実写やCGを取り入れており、アクション仮面やカンタムロボは実写で登場する。アクション仮面は監督のムトウユージが演じており、その時に使用されたアクション仮面のマスクとベルトはクレヨンしんちゃん展で数量限定で50万円で販売された。また、終盤ではアメーバピグのような演出もある。 |
16 | オラはにんきもの - 25th MIX - | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 里乃塚玲央 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 前山田健一 |
第938話(2017年8月4日) - 第942話(2017年9月15日) | なし | 3代目のオープニングを25周年記念バージョンでリメイクしたものであり、この曲がオープニングとして使用されたのは約22年ぶりである。元々は「クレヨンしんちゃん」外伝シリーズのエンディングであった。しんのすけの歌声とみさえの台詞は当時のものを流用している。映像は本編のダイジェストであり、専用のアニメーションはない。
OPで使用されたのは5話分のみで2017年現在歴代で最も短い曲となっている。 提供クレジット時は943話以降も969話までこの曲が流れ、2019年9月以降は提供クレジット時のみ「2019MIX」が流れるようになった。 |
17 | マスカット | ゆず | 作詞・作曲 - 北川悠仁 | 第970話(2018年7月6日 - ) | 林静香 | 2015年に公開された劇場版『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』以来、3年ぶりに主題歌を担当[29]。
しんのすけ役の交代と同時に起用され、テレビ放映版のみしんのすけによる合いの手が入る。 2019年10月5日放送分より放送が土曜日に移行した後は2020年2月1日・5月2日放送分を除き、約30秒の短縮版が放送されている。短縮版でのスタッフクレジット表記は下にスクロールとなっている。 |
- 2013年10月24日放送分のオープニングでは、同年8月に実施された「夏休みアニメ祭り」の視聴者プレゼント企画に当選した応募者の通う幼稚園へしんのすけが訪問し、「キミに100パーセント」の体操を園児達と踊った時の様子が放送された。
- 2016年8月より韓国版OP『부리부리 댄스파티(ブリブリダンスパーティー)』オリジナルアニメーションが公開された。歌手はNORAZO[30]。アニメーション制作はシンエイ動画(作画監督:針金屋英郎[31])。日本では未公開である。
- 2013年8月9日以降はエンディングのミニコーナーの一時廃止に伴い、クレジットされていたスタッフも含め全てOPに表示されるようになった。2014年以降はL字型画面でその日の放送の内容やミニコーナー「東西南北あっちむいてホイ!」→「スカッとカスカベスカッシュ!」の宣伝が流され、2015年以降は途中から当日に放送される話の予告が流されることでOP映像が一部カットされた。2016年からOPが変更されるまでは「始まるまであと○秒」と画面の端に表示された。これに伴い、スタッフロールは画面下で左流しとなり、ほぼ全てのスタッフクレジットが集約される(各話の脚本・絵コンテ・演出・作画監督・原画は除く)。2014年以降の地上波放送分でもCS再放送版、DVD収録版はデータ放送はないので2014年以前の通常バージョンとなっている。
エンディングテーマ
エンディングテーマは短縮される時期があり、監督が原恵一の末期から見られる。また、この項で述べたように、土曜日に放送されていた頃は『ボボボーボ・ボーボボ』とステブレレスで接続していたためエンディングテーマがなかった。2006年1月6日放送回からミニコーナーを導入したことに伴い、現在は専用のEDは廃止されている。それまでエンディングで表示されていたキャスト・スタッフのクレジットもミニコーナーで流していたが、上記の通り2013年8月9日放送回以降は殆どのスタッフクレジットがオープニングに集約されている。2014年以降は「キミに100パーセント」がエンディングテーマで放送されることがある。
- 「ママとのお約束条項の歌(ラップ)」(初期バージョン)は、一度だけ1993年のスペシャル版で挿入歌として使用された。
- 「しんちゃんのジングル・ベル'93」は1993年のクリスマススペシャルと1995年のクリスマススペシャルで使用された。
- 「動物園は大変だ」は初期のスペシャルで何度か使用され、1997年のお正月スペシャルでも使用された。
- 2012年7月6日放送回から2012年9月14日放送回までは、『オラの名曲ベストセレクション』と称して過去のオープニングおよびエンディングを当時の映像付きで流していた。
- 通常放送時
曲名 | 歌手 | 作詞・作曲 | 放送話数(長さ) | 作画監督[要出典] | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | うたをうたおう | 大事MANブラザーズバンド | 作詞・作曲 - 立川俊之 編曲 - 大事MANブラザーズバンド |
第1話(1992年4月13日) - 第21話(1992年9月21日) | 小川博司 湯浅政明 |
|
2 | 素直になりたい | 米村裕美 | 作詞・作曲 - 米村裕美 編曲 - 渡辺格 |
第22話(1992年10月12日) - 第57話(1993年7月5日) | ||
3 | DO-して | 桜っ子クラブさくら組 | 作詞 - 西脇唯 作曲 - 斉藤英夫 編曲 - 新川博 |
第58話(1993年7月19日) - 第103話(1994年6月27日) | 湯浅政明 | 最後にしんのすけがピースするバージョンと「ん〜」と画面大アップでキスしてくるバージョンの2つが存在し、ランダムで使用された。EDとしての使用終了後も一部の回で挿入歌として使用された時期があった[32]。 |
4 | しんちゃん音頭 | ゆうこ 野原しんのすけ(矢島晶子) |
作詞 - 加茂茂一 作曲・編曲 - おづたいりく&星野やすひこ |
第104話(1994年7月4日) - 第116話(1994年10月3日) | 正式なEDとしては最も使用期間が短い。映像ソフト未収録。 | |
5 | パリジョナ大作戦 | マロン公しゃく | 作詞 - マロン公しゃく 作曲・編曲 - 木村貴志 |
第117話(1994年10月10日) - 第161話(1995年10月9日) | TV版はマロン公しゃくのソロだが、CD版はマロン公しゃく & しんのすけの二人で歌っている。2012年8月31日の回にて約17年ぶりに流された。 | |
6 | REGGAE | KOTONE | 作詞 - KOTONE 作曲 - KEISUKE&山崎洋一 編曲 - 林有三 |
第162話(1995年10月16日) - 第192話(1996年6月28日) | 1996年4月12日に放送枠が金曜に移動。 | |
7 | しんちゃん音頭〜オラといっしょにおどろうよ〜 | 三波春夫 野原しんのすけ(矢島晶子) |
作詞 - 加茂茂一 作曲・編曲 - おづたいりく&星野やすひこ |
第193話(1996年7月5日) - SPECIAL 13(1996年9月27日) | 映像はイントロのみ新規で、残りは1994年版の流用である。映像ソフト未収録。 | |
8 | BOYS BE BRAVE〜少年よ勇気を持て〜 | 奥井亜紀 | 作詞 - 奥井亜紀&西東レモン 作曲 - 奥井亜紀 編曲 - 小野寺明敏 |
第203話(1996年10月11日) - SPECIAL 17(1997年10月10日) | 小川博司 | |
9 | 月灯りふんわり落ちてくる夜 | 小川七生 | 作詞・作曲・編曲 - RYUZI | 第249話(1997年10月17日) - 第297話(1998年11月20日) | 林静香 | このEDからひまわりが登場。映像は夜にしんのすけ、みさえ、ひまわりが会社から帰るひろしを迎えに行くというもの。 |
10 | スキスキ♡マイガール | L'luvia | 作詞・作曲 - KAORU 編曲 - 山中剛 & L'luvia |
第298話(1998年11月27日) - 第352話(2000年3月17日) | 最も長く使われていたEDである。映像ソフト未収録。 | |
11 | 今日はデート | かまぼこ | 作詞・作曲・編曲 - けーちゃん | 第353話(2000年4月14日) - 第397話(2001年5月25日) | なし | ここからはデジタル製作。放送時間が6分短縮されると同時に使用が開始されたため、EDの演奏時間が短縮されている。「ママとのお約束条項の歌」までスタッフクレジットがロール式になった。映像は次回予告の本編映像を使用しているため、専用のアニメーションはない。映像ソフト未収録。 |
12 | 全体的に大好きです。 | シェキドル | 作詞・作曲 - つんく 編曲 - 高橋諭一 & つんく |
第398話(2001年6月1日) - SPECIAL 33(2002年9月28日) | 末吉裕一郎 | 放送時間の関係で一部歌詞をカットされていた時期がある。映像は一枚の絵の表示方法の違いで4パターンある。 |
13 | ママとのお約束条項の歌 | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 臼井儀人 & 浅田有理 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 斉藤英夫 |
第452話(2002年11月2日) - SPECIAL 38(2003年9月27日)・SPECIAL 43(2004年10月16日) | なし | 本来はテレビアニメの挿入歌としてつくられた歌。映像は原作からの流用。DVD版では、DVDに収録されているエピソードのワンシーンが使用されている。2004年10月16日のスペシャルではサビの部分のみが使用され、「今日はデート」と同様にED内で次回予告が行われた。放送時間2分短縮に伴い通常放送での使用が終了し、金曜への放送枠移動をもって完全に使用を終了した。2012年9月14日の回にて約8年ぶりに流された。 |
14 | ありの歌 | やなわらばー | 作詞・作曲 - りお 編曲 - パパダイスケ |
第509話(2004年10月22日) - SPECIAL 46(2005年12月16日) | 林静香 | 「スキスキマイガール」以前の形式に戻ったが、この曲を最後に正式なレギュラーEDは流れていない(2020年現在)。ハイビジョン制作。2012年11月9日放送分にて挿入歌として使用。また、2008年12月5日放送分では、ボーちゃんがこの曲を歌った。テレ朝チャンネル、DVD版ではSPECIAL46以降の回でもEDとして流れている。 |
- | ぶりぶりざえもんのえかきうた | ぶりぶりざえもん(神谷浩史) | 作詞 - ムトウユージ 作曲 - 上田靖博 |
第938話(2017年8月4日) - 第942話(2017年9月15日)・第1001話(2019年6月21日)・第1003話(2019年7月5日) | 末吉裕一郎 | 正式なEDでは無く、スタッフロールは流れない。 |
- | 北埼玉ブルース | のはらひろし (藤原啓治) | 作詞 - 臼井儀人・前田耕一郎 作曲 - 荒川敏行 編曲 - 飛沢宏元 |
傑作選SP2(2020年5月2日)[33][34] | なし | 本来はテレビアニメの挿入歌として使用されていた曲であり、藤原の追悼企画のエンディングとして使用。映像は劇場版を含む過去のエピソードの映像を使用しており、専用の映像はない。スタッフロールは下にスクロール。 |
- 特別放送
- あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 - 歌・編曲:サザンオールスターズ 作詞・作曲:桑田佳祐
1997年12月26日放送「クレヨンしんちゃんスペシャル!家族みんなでハワイだゾしかもオラ人魚に恋したゾ」 - 希望の轍 - 歌:稲村オーケストラ 編曲:桑田佳祐&小林武史 作詞・作曲:桑田佳祐
1999年9月3日放送「まつざか先生の恋の決着だゾ」[注 12]
映画主題歌
映画公開時期の前後では劇場版主題歌がオープニングまたはエンディングとして流れることがある。なお2012年以降はエンディングで流れる際はオープニングはカットされる。また、CSの再放送版及びDVD版ではこれらは放送されず、同時期に使用されていたオープニング・エンディングに差し替えられる。
映像は基本的に映画のダイジェストが使われているが、それに加えて新規にアニメーションが作られている年もある。
曲名 | 起用作品 | フォーマット | 歌手 | 放送話数(長さ) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
さよならありがとう | 第8作目 | エンディング | 小林幸子 | 第353話(2000年4月14日)- 第358話(2000年5月26日) | |
元気でいてね | 第9作目 | 第392話(2001年4月13日)- 第397話(2001年5月25日) | |||
二中のファンタジー〜体育を休む女の子編〜 | 第10作目 | ダンス☆マン | SPECIAL32(2002年4月20日) - 第436話(2002年5月18日) | ||
こんな時こそ焼肉がある | 第11作目 | のはら家オールスターズ | 第465話(2003年4月19日) - 第471話(2003年5月31日) | ||
少年よ 嘘をつけ! | 第20作目 | 渡り廊下走り隊7 | 第765話(2012年3月23日) - 第775話(2012年6月29日) | 第772話からは、映画のダイジェストに代わり次回に放送される話がダイジェストで流れた。 | |
RPG | 第21作目 | オープニング | SEKAI NO OWARI | SPECIAL67(2013年3月15日) - 第803話(2013年5月31日) | |
ファミリーパーティー | 第22作目 | きゃりーぱみゅぱみゅ | SPECIAL70(2014年3月7日) - 第831話(2014年5月30日) | 第825話及び第827話では、ダイジェストではなく着ぐるみのしんのすけが曲に合わせて踊る映像が放送された。 | |
OLA!! | 第23作目 | エンディング | ゆず | 第850話(2015年2月6日) - 第862話(2015年5月29日) | アニメになったゆずがしんのすけと踊るアニメーションが映画のダイジェストと共に放送された。 |
友よ 〜 この先もずっと… | 第24作目 | ケツメイシ | SPECIAL74(2016年3月4日) - 第896話(2016年5月27日) | ||
ロードムービー | 第25作目 | 高橋優 | 第921話(2017年2月3日) - 第931話(2017年5月26日) | ||
笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜 | 第26作目 | ももいろクローバーZ | 第954話(2018年2月2日) - 第964話(2018年5月25日) | アニメになったももいろクローバーZがしんのすけとカンフーの動きをするアニメーションが映画のダイジェストと共に放送された。 | |
ハルノヒ | 第27作目 | あいみょん | 第988話(2019年2月8日) - 第998話(2019年5月31日) | ||
ギガアイシテル | 第28作目 | レキシ | 第1028話(2020年3月7日)- 傑作選SP1(2020年4月25日)[35] | 第1027話(2020年2月29日)の放送で最新の予告映像とともに使用され、第1028話(2020年3月7日)以降にはエンディングテーマとなる[36]。 |
挿入歌
- 「ふたば幼稚園の歌」[37]
- 「ぽんぽこちん体操」[38]
- 「アクション仮面の唄」[39]
- 「ひまわり体操」[40]
- 「北埼玉ブルース」[40]
- 「立て! カンタムロボ」[41]
- 「とりあえず、ここはおとなになれば~?」[42]
- 「ハイグレ!スキッ!ドキッ!」[42]
- 「埼玉紅さそり隊」[43]
- 「しんちゃんとあそぼうよ」[44]
- 「ウシからバッテラ」[45]
- 「みんなでオエロビクス」[46]
- 「約束See You!」[47]
- 「風の子ビュンビュン」[48]
- 「魔法をかけてあげる」[49]
- 「せめて今夜だけは」[50]
- 仲井戸麗市「年の瀬'93」[51]
アイキャッチ
2代目と5代目を除きBGMは共通。話によっては省略される場合もある。以下のアイキャッチの他、スペシャル版や長編の一部、20周年アニバーサリー期間等では特別仕様のアイキャッチが使用されている。2012年以降はほとんど使用されていなかったが、放送枠が移動した2019年10月5日放送分からは新たなアイキャッチが放送されている。
- 初代(1992年4月13日 - 1995年10月9日)
- しんのすけが各話終了後に「お」、「おお」、「じゃ」と言う。放送期間中にしんのすけの声質が大きく変わったことに伴い、途中で音声が変更されている。
- 2代目(1995年10月16日 - 1997年9月26日)
- しんのすけが各話終了後に「O」「OH」「Bye2」という。このときのBGMは他の代と違っていた。
- 3代目(1997年10月17日 - 2004年9月4日)
- しんのすけ、ひまわり、シロが丘に座っていて、1話目終了後はひまわりが手前に向かって仰向けになる。2話目終了後はシロが吠える。3話目終了後はしんのすけが「じゃあ」と言い、「じゃじゃじゃ〜ん」と全員で歌う。2話構成の場合は1話目終了時か2話目終了時のアイキャッチが省略される。
- 2002年5月4日のセル画からデジタル彩色制作へ変更の際は、このアイキャッチもデジタル彩色となった上で引き続き使用された。ただし、一時期混在したセル画制作の話では従来のセル画版で放送された。
- 4代目(2004年11月26日 - )
- 線で書かれたしんのすけの顔が、カラー化して「おっ」と言う。線の状態では「おっ」と何回か言う、アハアハ笑う、ぐるぐる回るなどの数パターンあり、ランダムで使用される。
- CSテレ朝チャンネルにて2018年7月6日放送分以降が放送される際は、しんのすけの音声が小林由美子の物に差し替えられて使用されている。
- 5代目 (2019年10月5日 - )
- しんのすけが各話終了後に「お」、「おお!」、「じゃ」と言う。「お」はしんのすけの顔のシルエット、「おお!」「じゃ」は吹き出しの中に表記。BGMは一新された。しんのすけ役が小林由美子となってから初の新作アイキャッチとなる。
各話リスト
サブタイトルは基本的に「〜(だ)ゾ」の形式で、しんのすけがタイトルコールを行う。サブタイトル画面やBGM、タイトルフォントは放送開始以来ほぼ変わっていなかったが、859話のみ丸ゴシック(スーラ体)に変更され、第937話から新しいサブタイトル画面に変更され、画面左下でしんのすけが指で秒読みの合図を送るアニメーション(939話以降は不定期にしんのすけの『3、2、1、どうぞ』の声が入る)、しんのすけ、シロ、ひまわりがケツだけ星人を行いその内の1人が顔を見せるアニメーションのどれかが使用される形となった[注 13]。
また、「シロが行方不明だゾ」(二度目は「行方不明」が平仮名表記)、「赤ちゃんが生まれるゾ」というタイトルは二度使われている。[要出典]
ネット局
地上波では、テレビ朝日系列(クロスネット局を除く)で放送されている。ただし、劇場版公開記念の特別番組は、過去に本番組を放送していたクロスネット局や系列外局(四国放送、新局開局やネットチェンジで終了した局を除く)でも放送される。
現在のネット局
2020年4月より。
放送対象地域 | 放送局 | 放送日時 | 系列 | ネット状況 | 字幕 | 解説 | 連動データ放送 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 (EX) | 土曜 16:30 - 17:00 | テレビ朝日系列 | 制作局 | ○ | ○ | ○ | |
北海道 | 北海道テレビ (HTB) | 同時ネット | ||||||
青森県 | 青森朝日放送 (ABA) | |||||||
岩手県 | 岩手朝日テレビ (IAT) | |||||||
宮城県 | 東日本放送 (KHB) | |||||||
秋田県 | 秋田朝日放送 (AAB) | |||||||
山形県 | 山形テレビ (YTS) | |||||||
福島県 | 福島放送 (KFB) | |||||||
新潟県 | 新潟テレビ21 (UX) | |||||||
石川県 | 北陸朝日放送 (HAB) | |||||||
長野県 | 長野朝日放送 (abn) | |||||||
静岡県 | 静岡朝日テレビ (SATV) | |||||||
中京広域圏 | メ〜テレ (NBN) | |||||||
近畿広域圏 | 朝日放送テレビ (ABC) | [注 14] | ||||||
広島県 | 広島ホームテレビ (HOME) | |||||||
山口県 | 山口朝日放送 (yab) | |||||||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 (KSB) | |||||||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ (eat) | |||||||
福岡県 | 九州朝日放送 (KBC) | |||||||
長崎県 | 長崎文化放送 (NCC) | |||||||
熊本県 | 熊本朝日放送 (KAB) | |||||||
大分県 | 大分朝日放送 (OAB) | |||||||
鹿児島県 | 鹿児島放送 (KKB) | |||||||
沖縄県 | 琉球朝日放送 (QAB) | |||||||
日本全域 | BS朝日 | 金曜 19:30 - 20:00 | BSデジタル放送 | 遅れネット | × | [注 15] | ||
テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ |
月 - 金曜 07:00 - 07:30 月 - 水曜 19:00 - 20:00 木曜 19:00 - 19:30 土曜・日曜 20:00 - 21:00[注 16] |
CS放送 | × | |||||
テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ |
水 - 金曜 06:00 - 06:30 土曜 9:50 - 10:40 |
- 北海道テレビでは土曜放送枠移動後、『HTBカップ国際スキージャンプ競技大会』の中継日は『ドラえもん』とともに後日遅れネットとなる(2020年は1月25日放送分を『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』の順に1月26日〈日曜〉10:00 - 11:00枠で放送、当初局公式ホームページの番組表には連動データ放送の表示がなかったが、当日のyahoo!テレビなどの電子番組表にはデータ放送の表示が追加され、テレビ朝日からの裏送りにより通常通り行われた)。
過去のネット局
系列は現在の系列。◎はテレビ朝日系新局開局やネットチェンジにより終了した局。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 | 脚注 |
---|---|---|---|---|
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | TBS系列 | ◎1996年3月打ち切り 1996年4月から9月までは岩手県では未放送 |
[注 17] |
秋田県 | 秋田放送 (ABS) | 日本テレビ系列 | ◎1992年9月まで | [注 18] |
山形県 | 山形放送 (YBC) | ◎1993年3月29日まで 1993年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 |
[注 19] | |
山梨県 | 山梨放送 (YBS) | 1992年5月17日にネット開始 2006年4月打ち切り |
[注 20] | |
富山県 | 北日本放送 (KNB) | 1993年夏の集中放送を経て[52] 同年9月6日より正式にネット開始[53] 2006年3月27日打ち切り[54] |
||
福井県 | 福井放送 (FBC) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1993年1月26日にネット開始[55] 2009年4月24日以降打ち切り[56] | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送 (BSS) | TBS系列 | 2000年9月打ち切り | |
徳島県 | 四国放送 (JRT) | 日本テレビ系列 | 2004年3月打ち切り | [注 21][注 22] |
愛媛県 | 南海放送 (RNB) | ◎1995年3月まで | [注 23] | |
高知県 | 高知放送 (RKC) | 2002年3月打ち切り | [注 24] | |
宮崎県 | テレビ宮崎 (UMK) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
2015年3月打ち切り | |
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) | TBS系列 | ◎1995年9月まで | [注 25] |
放送時間の変遷
本番組は、改編に伴う時間変動が多く、本番組の移動でアニメ枠が再開または終了することも多い。
放送期間 | 時間 | 脚注 |
---|---|---|
1992年4月13日 - 1996年3月18日 | 月曜 19:00 - 19:30(30分) | [注 26][注 27] |
1996年4月12日 - 2000年3月17日 | 金曜 19:30 - 20:00(30分) | [注 28] |
2000年4月14日 - 2002年3月29日 | 金曜 19:30 - 19:54(24分) | [注 29][注 30] |
2002年4月20日 - 2003年9月27日 | 土曜 19:00 - 19:30(30分) | [注 31][注 32] |
2003年11月8日 - 2004年10月16日 | 土曜 19:00 - 19:28(28分) | [注 33] |
2004年10月22日 - 2019年9月13日 | 金曜 19:30 - 19:54(24分) | [注 34][注 35] |
2019年10月5日 - | 土曜 16:30 - 17:00(30分) | [注 36] |
前述のとおり、24分枠や28分枠で放送されていたときもあれば、現在のように30分枠の時期もあり、放送時間の長さの違いによって、放送1回分の話の本数が3本(30分、28分)や2本(24分)と変動している。
本作品は放送開始から27年半に渡りゴールデンタイムで放送されていた都合上、改編期(毎年3月中旬〜4月上旬、9月中旬〜10月中旬、年末年始)には特番が組まれ3〜4週間ほど休止になる事が多く、2000年代以降は改編期以外でもスポーツ中継によって度々休止になる事もあった。2019年10月の放送枠移動後は年末年始などを除き、休止の頻度は減少している。
また、2002年から2004年までの3年間は「傑作選」として春休み期間の3月に平日午前の再放送枠の11:00 - 11:30にて放送され、2010年・2011年の夏休みは「夏休みアニメ祭り」として、前枠・ドラえもんとのコンプレックスで放送され、その後半枠として扱われたことがあった。また、「傑作選」については、元々2002年の回については「クレしん」放送開始10周年を記念してのものであったが好評のため、2004年まで毎年放送が行われた。放送話は3年間すべてひまわりが登場した直後のものであったが、オープニングは3年間一貫して本放送と異なる「ダメダメのうた」、エンディングは一部歌詞がカットされたうえで「ママとのお約束条項」が使われた。
映像ソフト
テレビ版については、VHSとDVDで「クレヨンしんちゃんTV版傑作選 第○期シリーズ」の名称でバンダイビジュアルより販売されている。傑作選と銘打っているが実際にはほぼすべてのエピソードが収録されていて、主に既成曲が使用された一部のエピソード(C.C.ガールズやサザンオールスターズの曲)が権利上の問題から未収録となっている。
第1期シリーズは当初VHSのみでのリリースであったが、2012年に放映開始20周年を記念して「1年目シリーズ」の名称でDVD化されている[注 37][注 38]。VHS第3期シリーズ以降がDVD化される際は「DVD第◯期シリーズ」としてVHS同様のナンバリングとなっている。また、2011年に1992年度の放送回を収録したメモリアルボックスが限定発売されている。
テレビ版では上記シリーズの他に、テレビのスペシャル回などで放送されたエピソードをまとめた「クレヨンしんちゃんスペシャル」シリーズも販売されている。「TV版傑作選」と「スペシャル」でエピソードの重複収録はない。ひまわり誕生エピソードはスペシャル回放送であったが、前後の通常回との整合性もあり「TV版傑作選」に収録されている。
この他、2011年には「TV版傑作選」と「スペシャル」の中から塩沢兼人が演じたぶりぶりざえもんが登場する話を全て収録した「クレヨンしんちゃん ぶりぶりざえもん ほぼこんぷりーと」、2012年には視聴者投票で選ばれた話をテーマ別に収録した「TVアニメ20周年記念 クレヨンしんちゃん みんなで選ぶ名作エピソード」(全6巻)が発売。 2014年以降はその年の劇場版で活躍したキャラクターもしくはテーマに因んだ話を選んだ「クレヨンしんちゃん きっとベスト☆」が毎年発売されている。
テレビ版のシーズン区切りを以下に示す。
- 第1期:第1話(1992年4月13日放送) - 第83話(1994年1月31日放送)(VHS全24巻)(DVDでは「1年目シリーズ」の名称で展開)
- 第2期:第84話(1994年2月7日放送) - 第169話(1995年12月4日放送)[注 39] (VHS・DVD全24巻)
- 第3期:第170話(1995年12月11日放送) - 第248話(1997年9月26日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第4期:第249話(1997年10月17日放送) - 第330話(1999年8月27日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第5期:第333話(1999年9月17日放送) - 第436話(2002年5月18日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第6期:第437話(2002年5月25日放送) - 第479話(2003年8月2日放送)(VHS・DVD全12巻)
- 第7期:第479話(2003年8月2日放送) - 第517話(2005年1月7日放送)(DVD全12巻)
- 第8期:第518話(2005年1月14日放送) - 第636話(2008年7月18日放送)(DVD全24巻)
- 第9期:第637話(2008年7月25日放送) - 第698話(2010年4月30日放送)(DVD全12巻)
- 第10期:第698話(2010年4月30日放送) - 第764話(2012年3月9日放送)(DVD全12巻)
- 第11期:第764話(2012年3月9日放送) - 第821話(2014年2月7日放送)(DVD全12巻)
- 第12期:第822話(2014年2月14日放送) - 第881話(2015年12月11日放送)(DVD全12巻)
- 第13期:第881話(2015年12月11日放送) -
映画
概要
配給は東宝が行い、1作目のみ東宝洋画系として夏休みに公開され、2作目以降は東宝邦画系としてゴールデンウィーク前[注 40]に公開されている。1作目『アクション仮面VSハイグレ魔王』を公開する際、東宝・東映・松竹の3社からオファーがあり、『ドラえもん』での実績があった東宝に決定した[57]。
内容は主に野原家の面々やかすかべ防衛隊が悪の組織、もしくはそれに準ずる悪人達と敵対するという物が多い。初期の3作品及び28作目は臼井の原作漫画を原案としているが、4作目以降は28作目を除き映画オリジナルストーリーとなっている。初期の3作品のタイトルは臼井が直々に命名した。
5作目から26作目は『劇場版名探偵コナン』(東宝洋画系)と公開日が同一である[注 41]。
邦画アニメ映画では『ドラえもん』『それいけ!アンパンマン』に次ぐ長寿映画シリーズである。また、「1年もブランクがなく、毎年連続して公開している映画」としては、テレビ朝日及びシンエイ動画製作の作品の中では最長寿である。
制作スケジュールが他の映画作品と比べて極端に短いとされているため、初期の作品では脚本と並行して絵コンテから作業を始めていた。第13作『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』以降の作品では、複数の脚本家と絵コンテマンが参加している。
監督は長年、連続で2年以上担当して交代という方式がとられていた(第16作は除く)が、2013年から2019年までは橋本昌和と高橋渉が1年おきに交代で監督を担当するようになっていた。
ゲスト声優として芸能人が起用される事が多い。
オープニングテーマでは第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』のみアニメ版同様のOPを使用していたが、第2作『ブリブリ王国の秘宝』以降は、クレイアニメーターの石田卓也がねんどアニメを制作している。上映される時期にアニメ版で使用されているものが使用されている(ただし、第12作『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』では「オラはにんきもの」が使用された)。なお、「動物園は大変だ」「夢のENDはいつも目覚まし!」「Hey baby!」は使用されていない。
テレビ放送では、2007年に放送された『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』以降、オープニング・エンディングと本編の一部シーンをカットして放送されるようになっていたが、2014年に放送された『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』以降は、本編はノーカットで放送され、オープニングがカットされていた。2015年以降はオープニングもノーカット、エンディングは2014年同様、短く編集して放送されたが、2019年に放送された『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』ではテレビ用に編集カットされて放送された。
2015年から2018年までは『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』内で放送されていた。
第20作『嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス』以降はBD版が発売されているが、それ以前の作品は未発売である。
2009年には、第10作『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を原案とした山崎貴監督の実写映画「BALLAD 名もなき恋のうた」が公開された。
受賞
第10作目『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』は以下の賞を受賞した。
- 第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞[58]
- 2002年度ニフティ映画大賞・邦画部門賞
- 2002年 第7回アニメーション神戸個人賞[59]
- 第57回毎日映画コンクールアニメーション映画賞[60]
- 東京国際アニメフェア2003・劇場部門優秀作品賞
- 東京国際アニメフェア2003・個人賞部門監督賞
- 第22回藤本賞[61]
作品一覧
No | タイトル | 公開日 | オープニングテーマ | エンディングテーマ | 監督 | 脚本 | 興行収入 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アクション仮面VSハイグレ魔王 | 1993年 7月24日 |
「オラはにんきもの」 (歌:野原しんのすけ) |
「僕は永遠のお子様」 (歌:MEW) |
本郷みつる | もとひら了 | 22.2億円 |
2 | ブリブリ王国の秘宝 | 1994年 4月23日 |
「約束SEE YOU!」 (歌:岸恭子) |
本郷みつる 原恵一 |
20.6億円 | ||
3 | 雲黒斎の野望 | 1995年 4月15日 |
「たすけてケスタ」 (歌:杉本幸子) |
14.2億円 | |||
4 | ヘンダーランドの大冒険 | 1996年 4月13日 |
「パカッポでGO!」 (歌:野原しんのすけ) |
「SIX COLORS BOY」 (歌:雛形あきこ) |
12.0億円 | ||
5 | 暗黒タマタマ大追跡 | 1997年 4月19日 |
「年中夢中"I WANT YOU"」 (歌:Puppy) |
「ひまわりの家」 (歌:財津和夫) |
原恵一 | 11.3億円 | |
6 | 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 | 1998年 4月18日 |
「とべとべおねいさん」 (歌:野原しんのすけ&アクション仮面) |
「PURENESS」 (歌:SHAZNA) |
10.6億円 | ||
7 | 爆発!温泉わくわく大決戦 | 1999年 4月17日 |
「いい湯だな」 (歌:野原一家&温泉わくわく'99) |
9.4億円 | |||
8 | 嵐を呼ぶジャングル | 2000年 4月22日 |
「さよならありがとう」 (歌:小林幸子) |
10.7億円 | |||
9 | 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 | 2001年 4月21日 |
「ダメダメのうた」 (歌:LADY Q&野原しんのすけ&野原みさえ) |
「元気でいてね」 (歌:小林幸子) |
14.5億円 | ||
10 | 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 | 2002年 4月20日 |
「二中のファンタジー〜体育を休む女の子編〜」 (歌:ダンス☆マン) |
13.0億円 | |||
11 | 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード (ここからデジタル製作) |
2003年 4月19日 |
「PLEASURE」 (歌:華原朋美) |
「こんな時こそ焼肉がある」 (歌:のはら家オールスターズ) |
水島努 | 水島努 原恵一 |
13.5億円 |
12 | 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ | 2004年 4月17日 |
「オラはにんきもの」 (歌:野原しんのすけ) |
「○(マル)あげよう」 (歌:NO PLAN) |
水島努 | 12.8億円 | |
13 | 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃 | 2005年 4月16日 |
「ユルユルでDE-O!」 (歌:野原しんのすけ) |
「Crayon Beats」 (歌:AI) |
ムトウユージ | ムトウユージ きむらひでふみ |
13.0億円 |
14 | 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ! | 2006年 4月15日 |
「GO WAY!!」 (歌:倖田來未) |
もとひら了 | 13.8億円 | ||
15 | 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾! | 2007年 4月21日 |
「ユルユルでDE-O! 2007クレヨンフレンズVERSION」 (歌:野原しんのすけ&クレヨンフレンズ from AKB48) |
「Cry Baby」 (歌:SEAMO) |
やすみ哲夫 | 15.5億円 | |
16 | ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者 | 2008年 4月19日 |
「ユルユルでDE-O!」 (歌:野原しんのすけ) |
「人気者で行こう!」 (歌:DJ OZMA) |
本郷みつる | 12.3億円 | |
17 | オタケベ!カスカベ野生王国 | 2009年 4月18日 |
「やんちゃ道」 (歌:ジェロ) |
しぎのあきら | 静谷伊佐夫 | 10.0億円 | |
18 | 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 | 2010年 4月17日 |
「ハピハピ」 (歌:ベッキー♪♯) |
「オメデトウ」 (歌:mihimaru GT) |
横手美智子 | 12.5億円 | |
19 | 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 | 2011年 4月16日 |
「T.W.L」 (歌:関ジャニ∞) |
「イエローパンジーストリート」 (歌:関ジャニ∞) |
増井壮一 | こぐれ京 | 12.0億円 |
20 | 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス | 2012年 4月14日 |
「希望山脈」 (歌:渡り廊下走り隊7) |
「少年よ 嘘をつけ!」 (歌:渡り廊下走り隊7) |
9.8億円 | ||
21 | バカうまっ!B級グルメサバイバル!! | 2013年 4月20日 |
「キミに100パーセント」 (歌:きゃりーぱみゅぱみゅ) |
「RPG」 (歌:SEKAI NO OWARI) |
橋本昌和 | 浦沢義雄 うえのきみこ |
13.0億円 |
22 | ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん | 2014年 4月19日 |
「ファミリーパーティー」 (歌:きゃりーぱみゅぱみゅ) |
高橋渉 | 中島かずき | 18.3億円[62] | |
23 | オラの引越し物語 サボテン大襲撃 | 2015年 4月18日 |
「OLA!!」 (歌:ゆず) |
橋本昌和 | うえのきみこ | 22.9億円[63] | |
24 | 爆睡!ユメミーワールド大突撃 | 2016年 4月16日 |
「友よ 〜 この先もずっと…」 (歌:ケツメイシ) |
高橋渉 | 劇団ひとり 高橋渉 |
21.1億円[64] | |
25 | 襲来!!宇宙人シリリ | 2017年 4月15日 |
「ロードムービー」 (歌:高橋優) |
橋本昌和 | 16.2億円 | ||
26 | 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜 | 2018年 4月13日 |
「笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜」 (歌:ももいろクローバーZ) |
高橋渉 | うえのきみこ | 18.4億円 | |
27 | 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜 | 2019年 4月19日 |
「マスカット」 (歌:ゆず) |
「ハルノヒ」 (歌:あいみょん) |
橋本昌和 | うえのきみこ 水野宗徳 |
20.8億円 |
28 | 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 | 2020年 | 「ギガアイシテル」 (歌:レキシ) |
京極尚彦 | 高田亮
京極尚彦 |
海外展開
海外でも単行本販売やアニメ版の放送、劇場版が公開されている。なお、主題歌は一部の国を除いてオープニングは「オラはにんきもの」、エンディングは「パリジョナ大作戦」の吹き替え版が使用されている[注 42][注 43]。
アジア
韓国ではアニメは『짱구는 못말려』(チャングヌンモンマルリョ、和訳:チャングは止められない)というタイトルである。1996年から2005年までビデオやDVDなどで販売され、1999年6月から[65]は声優を総入れ替えしたものをSBSで2007年1月まで放送し、現在はトゥーニバース(テレビシリーズ)やCHAMP TV(劇場版)などで放映されている。番組放送開始前にレイティングによる等級表示が行われ、SBS版では7歳以上、トゥーニバース版は12歳以上視聴可[66]としている。
原作は当初韓国語アニメ版と同様のタイトルだったが、儒教主義勢力からの反発により、過去には単行本は19歳未満視聴不可となっていた(なお、不適切なシーンを修正した12歳以上観覧可も同時並行で発売されていた)。現在は別の出版社により『크레용 신짱』(クレヨンシンチャン)のタイトルで年齢制限なしで出版されている。そのような経緯もあり、アニメ版でも下品なシーンが削除もしくは変更[注 44]に加え、日本語表記部分は消去もしくはハングルに書き換えられ、舞台は韓国の「ソウル」に変更、登場人物は韓国人という設定等の大きな修正が行われた。しんのすけの名前は신짱구(シン・チャング、「しんちゃん」)で、짱구(チャング)は韓国語で「突き出た額」という意味。なお、2006年版の東京書籍発行の英語の教科書「NEW HORIZON 2年」には、韓国版の日本のアニメが掲載され、当作品も対象となった。
劇場版は『爆睡!ユメミーワールド大突撃』までは基本的に日本での公開から約1年後の公開だったが、『襲来!!宇宙人シリリ』からは韓国での輸入や配給会社が変わったためか、日本での公開から約3ヶ月後の公開となった。
野原しんのすけ役の声優はビデオ版は1996年から1998年までイ・ヨンジュ、1999年から2001年までパク・ウンスクが担当しており、テレビ版(SBS版、トゥーニバース版、CHAMP TV版)と劇場公開版はパク・ヨンナムが1999年から現在まで担当。2012年6月に健康上の理由[67]でパク・ヨンナムが一時的に降板した事に伴い2012年7月からはチョン・ソネが担当したが、2013年からはパク・ヨンナムが再び担当している。
2016年からはシンエイ動画制作による韓国限定の新規書き下ろしオープニングが放送されるようになった。
2017年8月には『襲来!!宇宙人シリリ』で監督を務めた橋本昌和が、韓国語版劇場試写会の舞台挨拶の為に来韓し、現地の声優陣と共に登壇した[68]。
中国でも原作単行本が発売され、タイトルは『蠟筆小新』(ラービーシァォシン)で広東語吹き替え版も放送されている。しかし1997年に、地元の企業数社がこの作品の絵柄や中国語名で商標登録を行ったため、2004年に双葉社が中国でキャラクター商品を売り出した際、商標登録の影響で海賊版として撤去された(クレヨンしんちゃん#中国を参照)。
フィリピンでは2002年から放映され、フィリピン語吹き替え版が無検閲で放送されている。しんのすけの声優は、地元のラッパーであるAndrew E.が務めている。
マレーシアでは、原作単行本は『Dik Cerdas』(和訳:才気溢れる少年)に改題されて発売されている。アニメは2002年から放映され、マレー語吹き替え版のアニメでは、しんのすけが「ぞうさん」をしているシーンがすべて削除されている。
インドネシアでは、しんのすけそっくりとも評される風貌をしたインドネシア人の俳優・オニー・シャリアルがしんのすけの声優を務めている。アニメ版は2000年から放映され、映画のレイティングシステムのPG(親の同伴指定)に相当するBOが指定され(初期のみ)、原作単行本は15歳未満の購入を禁止している。テーマ曲は『動物園は大変だ』のインドネシア語バージョンである。
2014年9月22日、テレビ番組を監督している政府の放送委員会 (KPI) はしんのすけが子どもの視聴にふさわしくないと、放送しているテレビ局に改善を求める警告を出し、一部描写の削除や、放送時間を深夜に変えるなどの対応を求めている[出典無効]。
インドでは、2006年6月から[65]ハンガマTVにてヒンディー語吹き替え版が放送されている。ボーちゃんは「スズキ」に変えられ、下品なシーンはカットされる時があった。主題歌はボリウッド映画の曲に変えられているが現在は「オラはにんきもの」のヒンディー語バージョンになっている。2008年12月にインドの情報放送省が「子供に悪影響を与える」と考え、今後インド国内での放送を禁止する方針であると伝えていた[69]が現在は放送が再開されている。
ヨーロッパ
スペインでは、アニメはLUK INTERNACIONALが2001年にライセンスを取得。同年にカタルーニャ語を皮切りに、スペイン語・バスク語・ガリシア語・バレンシア語の吹き替え版が放送されている。日本語表記部分はナレーションで説明し、しんのすけや野原一家などの登場人物の名前や読みは日本と同じで「シロ」[注 45]以外は特に変更はない。
2003年にはスペインのキャラクタービジネス雑誌「Licencias Actualidad」が、関係者のアンケートから選定する「最優秀エンターテインメントキャラクター賞2003」に選ばれている[70][71]。同年には、バルセロナで開かれた『暗黒タマタマ大追跡』の試写会で、当時監督を務めていた原恵一が舞台挨拶に訪問してインタビューを受けた。
2004年以降、 スペイン社会労働党に「恥知らずで教育によくない」という指摘によって放送中止を要求され、一部地方は放送時間の変更、バレンシア地方では放送中止を余儀なくされたが、この年に原作単行本のプロモーションのためにバルセロナを訪問した原作者の臼井はスペインでの人気に感激し、「バルセロナでのエピソードを執筆したい」との意向を示し[72]、原作・アニメ版ともにそのストーリーが掲載・放送され、後にスペインでも放送された(2004年5月29日放送「オーラッ!スペイン旅行だゾ」[注 46] )。
2005年にはゲームボーイアドバンス用のゲームソフト[73]、2007年と2008年にニンテンドーDS、Wii用ソフトのスペイン語版も発売されている。
2011年秋には地元テレビ局主催で「最もしんちゃんらしい家族」の写真を撮る視聴者参加コンテストを開催。優勝した家族は賞品として「日本への旅」がプレゼントされ、優勝で実際に来日した一家は、観光のほかオリジナルである日本版アフレコ現場の見学訪問等が行われた[74]。
イギリスとアイルランドではアメリカのLacey Entertainment社がライセンスを取得し、同社とVitello Productions社が制作した英語吹き替え版のアニメが放送され、主題歌も独自で制作していた。2003年に、この2社とテレビ朝日とのライセンス契約が切れた後は、Phuuz Entertainment社がキャストを一新してアニメを制作したが、2005年末に放送が終了している。
主題歌は現地の曲に変更されていることが多く、独自のBGMを使用している。また、「ゾウさん」をするシーンは削除されたり、モザイクがかけられている。
北アメリカ
アメリカでは単行本はDCコミックス社から発売されている。アニメ版は2006年初め FUNimationが英語吹き替え版のライセンスを取得、カートゥーン ネットワークの深夜枠「アダルトスイム」でテストランとして2006年8月に1か月限定で放送された。また、本放送(シーズン1とシーズン2)も2007年4月18日から8月まで放送された。テレビでの放送に加え「アダルトスイム」のホームページでも一部の回がストリーミング配信されていた(他国では、イタリア、スペイン、ブラジルのカートゥーン ネットワークでも放送されている)。レイティングは「TV14」(14歳未満の視聴を制限)。また、FUNimationより、DVDも2007年5月より順次発売され、同社のホームページでも米国内限定で全シーズン計78話がストリーミング配信されている。これらにおけるレイティングは「TV-MA」(成人向けで、17歳未満の視聴を制限)。
映像は日本語のテロップが書かれているところが英語に書き換えられ、(「げんこつ」は「POW!」)、しんのすけが「ゾウさん」をしている部分にモザイクがつく(例外あり)[75]、一部のセリフで放送禁止用語に使う「ピー音」が付け加えられる等の修正がなされている。しんのすけの声優はローラ・ベイリーが担当。また、キャラクターの名前をアメリカ人の名前で、舞台もアメリカに変更されている。内容は視聴層に合わせて制作されているため、現地の文化や社会情勢などに関する風刺が織り込まれたブラックジョークが多く含まれている。エピソードの順番は日本版に沿っていないため、同じシーズンでも制作手法や舞台設定がバラバラな場合がある。テレビ放送終了後も、2011年春にFUNimationよりシーズン3の制作が開始され、現地のHuluやNetflixで配信された(現在は終了)。DVDは同年7月と9月末に2つのパートに分けて発売。このシーズンをもって、FUNimationによる吹き替え版の制作は終了した。ハワイでは1992年から2001年まで英語字幕付きのアニメ版が放送されていた。
南アメリカ
ラテンアメリカやブラジルでは、吹き替え版がアニマックスで平日に1日3、4回放送されている。
外伝
※以下の4作品は2016年8月3日から2017年8月23日までAmazonプライムビデオで毎週水曜日に独占配信されていたウェブアニメ。本作としては初の連続ドラマ形式である。
- クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ
- クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ
- クレヨンしんちゃん外伝 家族連れ狼
- クレヨンしんちゃん外伝 お・お・お・のしんのすけ
- SUPER SHIRO - 2019年10月14日よりAbemaTV、TELASA(旧・ビデオパス)で配信されているウェブアニメ。シロを主人公にしたスピンオフ作品。アニメーション制作はサイエンスSARUが担当する[76]。
タイトル | 公開日(配信日) | 監督 | シリーズ構成 | キャラクターデザイン | 主題歌 | 話数 |
---|---|---|---|---|---|---|
SHIN-MEN | 2010年11月26日 | 湯浅政明→ムトウユージ | きむらひでふみ | 湯浅政明 | 来て来てSHIN-MEN (歌:杉並自動合唱団) |
各13話 |
クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ | 2016年8月3日 | 三原三千夫 | うえのきみこ | 末吉裕一郎 | オラは人気者 (歌:野原しんのすけ) | |
クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ | 2016年11月9日 | 八鍬新之介 | ||||
クレヨンしんちゃん外伝 家族連れ狼 | 2017年2月22日 | 三原三千夫 | ||||
クレヨンしんちゃん外伝 お・お・お・のしんのすけ | 2017年5月31日 | しぎのあきら | 高橋渉 | 末吉裕一郎 岩永大蔵 | ||
SUPER SHIRO | 2019年10月13日 | 湯浅政明(総監督) 霜山朋久 |
うえのきみこ | 霜山朋久 | SUPER SHIRO (歌:みゆはん) |
48話 |
コラボレーション
- 舞台となる埼玉県は、しんのすけを観光サポーターとしている。2018年7月21日、作中に登場する「サトーココノカドー」のモデルイトーヨーカドー春日部店3階に、しんのすけが埼玉県ゆかりのアニメ作品を紹介する「アニメだ!埼玉 発信スタジオ」を開設した[77]。
- 2005年には公共広告機構(現:ACジャパン)の新聞広告にしんのすけが起用や、2007年には内閣府・気象庁の緊急地震速報の一般情報提供開始の児童向け予告リーフレットに野原一家とかすかべ防衛隊が採用されたりするなど[78]、官公庁や放送関連団体のイメージキャラクターとしても採用された[注 47]。
- 朝日放送(当時)制作の日曜8時30分枠の作品とは、1993年のスペシャル版『春一番!日本一のアニメ祭り』で『スーパービックリマン』のフェニックスと共演[注 48]2006年12月15日のスペシャル版では『ふたりはプリキュア Splash Star』との共演を(着ぐるみ同士)果たした。
- 2007年8月3日の放送では、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』の宣伝で『仮面ライダー電王』の出演者佐藤健・白鳥百合子・秋山莉奈・石丸謙二郎、着ぐるみキャラのモモタロス(声:関俊彦)と果たした。逆に、実写で電王と着ぐるみのしんのすけの共演もあった(仮面ライダー電王+しん王も参照のこと)。2007年12月30日に『電王+しん王』が再放送された際は、佐藤とモモタロスとの再共演を行い、電王の後番組『仮面ライダーキバ』の出演者瀬戸康史、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のメンバーとその後番組『炎神戦隊ゴーオンジャー』のメンバーとも共演している。2012年には『仮面ライダーフォーゼ』とお互いの番組に出演し合った。
- 2010年10月には『映画あたしンち3D』の宣伝を行った。
- 2010年7 - 8月には前枠・ドラえもんとのコラボレーションによる「夏休みアニメ祭り」として放送され、番組中で視聴者プレゼントを行った。
- 番組中の「夏休みアイテム」(キーワードと同等)を見つけて番組終了後の電話応募で両番組の関連グッズを抽選でプレゼントする
- 夏休みアイテムを全10個見つけるとその応募者の通っている学校・幼稚園・保育園にドラえもんかしんのすけが訪れるという企画があった。
- 2011年7 - 8月ではドラえもんはなぞなぞ、クレヨンしんちゃんはしんのすけが間違えた言葉を当てる問題になっており、それ以外は2010年と同様である。
- 2011年以降は両作品の映画公開前である3月・4月に合体特番『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』を放送している。2011年は4月のみ放送され、19:00 - 19:29に『ドラえもん』を、19:29 - 21:48に『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』を初放送した。2012 - 2014年は3月に放送され、19:00 - 19:35に『クレヨンしんちゃん』を、19:35 - 21:48に前年の映画『ドラえもん』を放送した。2015年以降はそれぞれの映画公開前に2回放送されている。
- テレビ朝日系列のバラエティ番組などでしんのすけが(着ぐるみで)特別出演するときがある(『新タイムショック』など)。
- 「藤岡弘、探検シリーズ」のパロディ「野原ひろし探検隊」で藤岡弘、が本人役として出演した。
- 2012年3月には渡り廊下走り隊7とのコラボレーションが行われた。
- スポーツ選手とでは2006年トリノ五輪のシーズン中、上村愛子、今井メロ、皆川賢太郎、佐々木明ら五輪選手と果たした。
- 2007年メルボルン世界水泳直前の2007年3月9日放送「オラ流世界水泳だゾ」では、デュエットの鈴木絵美子・松村亜矢子組らアーティスティックスイミング日本代表と果たした。
- 2010年の南アフリカワールドカップ開幕当日の放送では、サッカー日本代表の中澤佑二と果たした。
- 2011年10月21日放送「オラはプロ野球選手だゾ」でしんのすけが埼玉西武ライオンズのマスコットに起用されていることから、おかわり君こと中村剛也とコラボしている。
- 2005年12月16日放送の「男たちの大和だゾ」では、男たちの大和/YAMATOのロケシーンが扱われ、反町隆史や中村獅童が登場した。
- 2006年7月14日の放送では『ラブ★コン』(映画)とコラボレーションし、藤澤恵麻と小池徹平が劇中の役柄でそのままで出演した。
- 2006年8月11日の放送では「よゐこをプロデュースするゾ」によゐこが本人役で出演した(漫画旧45巻にも掲載)。
- 2008年4月25日の「スシ王子!だゾ」の放送では、『銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜』に出演する堂本光一と中丸雄一が本人役で登場した。
- 2008年9月26日のスペシャル版の放送では映画『フレフレ少女』に主演する新垣結衣と行われ、「フレフレ少女だゾ」で劇中の役で出演した。また、実写で「オラ応援団になったゾ!!」で着ぐるみのしんのすけと帝京中学・高校女子柔道部へ応援に行くという企画が放送された(共演の染谷将太・斎藤嘉樹・柄本時生・永山絢斗が同行)。
- 2012年12月7日には放送終了直前の枠で2012年フィギュアスケートグランプリファイナル大会キャスターの松岡修造と着ぐるみのしんのすけが同大会の告知をスタジオセットの中で行った。
- 2012年12月31日には、『お願い!ランキング』年またぎスペシャル(21:00 - 1月1日1:30)にしんのすけとみさえがCGアニメキャラで登場し、番組キャラの「おねがい戦士」「ナイスラビット」や、ハイジ(『アルプスの少女ハイジ』)・ドロンボー一味(『ヤッターマン』)・アムロ・レイ(『機動戦士ガンダム』)などの懐かしアニメキャラ、更にはCGアニメキャラ化された黒柳徹子(『徹子の部屋』)、加山雄三(『若大将のゆうゆう散歩』)・濱口優(『いきなり!黄金伝説。』)などのテレビ朝日系番組出演者や、『相棒』(season11) の杉下右京(声 - 水谷豊)と甲斐亨(声 - 成宮寛貴)、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(第1シリーズ)の大門未知子(声 - 米倉涼子)と毒島隆之介(声 - 伊東四朗)といったテレビ朝日系ドラマキャラと共演した。
- テレビ朝日のマスコットキャラクター『ゴーちゃん。』とは、キャラクター開発元のサンリオが2013年に実施した「サンリオキャラクター大賞」の企画で第9位にランクインし、公約が「トップ10入りしたら『クレヨンしんちゃん』に出演する」という事から実現となったもので[79]、その後の2014年2月28日放送「ゴーちゃん。が来たゾ」では『ゴーちゃん。』とテレビ朝日アナウンサー・久冨慶子も本人役で出演した[80]。
- 2015年5月29日・6月5日の2週連続で、ドラマ『アイムホーム』とのコラボ企画で、木村拓哉が約1分間のショートアニメと、データ放送企画「東西南北あっちむいてホイ!」で野原家のキャラクターと本人のコラボレーションしたキャラクターで声優を務めた[81]。
- 2015年6月12日には、春日部市出身かつ臼井儀人の高校の後輩に当たる山崎弘也が、本人をモデルとした幼児役でゲスト出演した[82]。
- 2015年11月20日と11月27日の2週にかけ、エンディングのミニコーナーにテレビ時代劇『必殺仕事人2015』とのコラボとして、東山紀之が出演した[83]。
- 2016年4月22日から4月30日までの間、本作とスーパーロボット大戦シリーズ生誕25周年記念、映画最新作公開のコラボとして、『スーパーロボット大戦X-Ω』に期間限定参戦作品として特別参戦した[84]。
- 2016年7月22日には、日本のテレビアニメでは約30年ぶり[注 49]にゴジラとのコラボとして、「しんのすけ対シン・ゴジラだゾ」が放送された[注 50][85]。
- 2017年7月7日には、紀行情報番組『じゅん散歩』とのコラボレーションとして、同番組の散歩人を務める高田純次が本人役でゲスト出演し「じゅん散歩がやってきたゾ」が放送された[86]。また、同日および前日の同番組では春日部を散歩、しんのすけがゲストして登場した。
- 2018年1月7日(日曜)には、『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 2018年冬のアニメ祭り』を放送。ドラえもんを10:00 - 10:58に、クレヨンしんちゃんを10:58 - 11:50に、それぞれ放送。
- 2019年3月21日放送の、『アメトーーク!春の3時間スペシャル』内の「絵心ない芸人」のキャラクターとしんのすけがコラボした模様を放送した。
- 2019年5月10日放送の『キティちゃんVSブリィちゃん』ではハローキティが登場、ゴーちゃん。に続くサンリオキャラクターの出演となる。
- 2019年7月26日放送の1時間スペシャルでは、『ポツンと一軒家』とコラボした。話の内容は「ポツリと一軒家」である。ただし、林修や所ジョージは登場しない。
- 2019年9月29日(日曜)には『ドラえもん&クレヨンしんちゃん お引越し直前アニメ祭り』をスペシャルサンデー枠で放送。ドラえもんを10:00 - 10:58に、クレヨンしんちゃんを10:58 - 11:45に、それぞれ放送。両作とも過去に放送されたエピソードの再放送のみで構成された[注 51]。
- 2019年11月9日放送では、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』とのコラボレーションで、サブタイトルが「私、失敗しないので。-大門末知子おねえさんがアニメで登場!「Doctor-Xだゾ」」となっており、番組最後にアニメ描写で大門先生が園長先生と話し、園長先生が園児達に親しまれる顔に手術してと依頼し、大門末知子が「私に任せて。私、失敗しないので」と言うセリフがある。またスポンサークレジット表記時に大門未知子がしんちゃんと一緒に登場した[87][88]。
- 2019年11月14日放送の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜 season6』第5話では本作とのコラボレーションとして患者の曾孫の少年の名がしんのすけ、彼の犬がシロとなっている。このとき大門としんのすけに交流は無い。またクレヨンしんちゃんにおいてはしんのすけが大原ななこに恋しているのもあやかり、患者の娘である三原奈々子からしんのすけが産まれたという設定にもなっている。三原しんのすけは第3期で大門末知子がオペ中に凍結保存した卵子から産まれたと推定される[89]。
ラジオ番組への出演
1993年、TOKYO FMの当時の人気番組『赤坂泰彦のミリオンナイツ』にしんのすけが出演している。また、2007年4月13日にも同局、赤坂泰彦が司会の別番組『ディア・フレンズ』に出演した。2006年にも、シンエイ動画の所在地である西東京市のコミュニティFM局エフエム西東京の番組にもアニメ15周年の宣伝でしんのすけが出演した。
2001年4月18日放送のTBSラジオ『コサキンDEワァオ!』に、シロを除く野原一家がゲストとして登場した。パーソナリティの関根勤はファンで野原ひろしのモノマネを持ちネタとして度々披露していたこと、原作者の臼井儀人がコサキンの筋金入り超ヘビーリスナーであること、嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲に関根勤と小堺一機がゲスト出演したことから実現したものである。なお、番組内ではゲストトークのコーナーだけでなく、「コサキンコント劇場」(2人によるコントコーナー)において、「野原家に家庭教師が来た」という設定でスペシャルコントが行われた。原作には、頻繁にコサキン番組内でよく使われる用語が引用されることがある。
脚注
注釈
- ^ ただし、そのような長編であっても、各話ごとにみれば従来の1話完結型である。
- ^ しんのすけの台詞は黄色、みさえの台詞は水色、その他のキャラクターの声は白で表示される。
- ^ OPまたはED中に原作、声の出演(しんのすけ役の小林由美子、2018年10月19日放送分以降はしんのすけ以外の野原家3人の声優も含む)、監督、製作がクレジットとして読み上げられる。
- ^ この日の放送をもって、放送開始以来27年半続いてきた当番組のプライムタイムでの放送及び、50年以上続いてきた地上波キー局のプライムタイムのアニメのレギュラーでの放送に幕を閉じた。
- ^ 1998年までは鈴木みえ名義で出演。
- ^ 2014年5月までは寺田はるひ名義で出演。
- ^ 2005年頃からクレジット。681話まではエンディング、682話以降はオープニングにクレジットされている。
- ^ 2004年頃からクレジットされなくなったが、967話以降から再びクレジットされるようになった。
- ^ 表記は「ASATSU」→「ASATSU-DK」→「ADK」(2014年6月6日放送分より現行ロゴ)。ADKエモーションズへの移行後もクレジット上は「ADK」の現行ロゴ表記で継続。
- ^ Groovy Boyfriendsの覆面ユニット
- ^ Bメロの部分を入れなければ「Hey baby!」も同様。
- ^ 原作では単行本24巻収録。
- ^ ただし、矢島が演じるしんのすけが最後の出演である「いつものオラだゾ」(2018年6月30日放送)と土曜日に移動する事を知らせるエピソード「次回から土曜日だゾ」(2019年9月13日)は従来のサブタイトル画面が使われた。
- ^ 2018年3月(本番組の2017年度最終放送日)までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、朝日放送。
- ^ 2020年4月3日より放送開始[8]。
- ^ 木曜夜は2015年7月まで19:00 - 20:00の2話連続放送。土曜・日曜は2016年4月から。過去には金曜 17:30 - 18:30にも放送。
- ^ 岩手朝日テレビ開局準備に伴う打ち切り。1996年10月11日に岩手朝日テレビで半年ぶりに岩手県で放送再開。
- ^ 秋田朝日放送開局前までは日曜11:00 - 11:30で6日遅れのスポンサードネットで放送されていた(ただし、提供クレジットはブルーバックで、エンドカードは自社出し)。
- ^ 山形放送では同時ネットで放送されていた。山形テレビのフジテレビ系からのネットチェンジに伴う放映権移行。
- ^ 当初は日曜朝に放送していたが、火曜16:00-16:30→木曜16:00-16:30を経て、再び日曜朝に戻って放送
- ^ 月曜19:00 - 19:30時代 (1996年3月18日まで) は同時ネット、テレビ朝日系列での枠移行後はそのまま月曜19:00 - 19:30で打ち切りまで遅れネット。
- ^ 番組初回からネットスポンサー付きで放送され、本放送時での提供スポンサーのテロップもそのままの状態で、全てのスポンサーのCMが流れていた。番組末期はスポンサーは一部のみとなり、提供スポンサーもブルーバックに差し替えていた。
- ^ 水曜17:00-17:30に放送。1993年10月時点では半年以上の遅れが生じていた
- ^ 当初は夕方に放送していたが、1997年の時点では水曜5:30 - 6:00に放送。1999年4月以降は土曜5:15 - 5:45に放送
- ^ ネット開始時期はテレビ朝日での放送開始からほぼ1年後の1993年4月からであった
- ^ 30分枠で放送開始。『ピーコック劇場』から長年に渡ってアニメ・特撮を放送してきたテレビ朝日の月曜19時前半枠のアニメは、本作が事実上最後となった。
- ^ 系列外ネット局では四国放送もネットしてきたが、テレビ朝日におけるゴールデンタイムで系列外ネット局も配信する番組はこの番組が最後になった。
- ^ 放送枠を移動。当該枠でのアニメは『宇宙船サジタリウス』以来、8年半ぶり。なお、四国放送はこの時期から2004年3月までも月曜19:00ままの放送だった。
- ^ 『ニュースステーション』のフライングスタートに伴い、次番組『ミュージックステーション』が19:54 - のフライングスタートとなったため、放送枠を6分短縮して24分枠に。なお、『ミュージックステーション』のフライングスタートは2000年9月15日まで続き、10月20日以降は再び20:00からのスタートに戻り、19:54 - 20:00は各局ミニ番組となっている。
- ^ 2001年4月13日 - 5月4日、7月6日 -2002年3月29日放送分は2話へ短縮された。
- ^ 『あたしンち』の放送開始により移動。当該枠でのアニメは『キューティーハニーF』以来、4年半ぶり。
- ^ この時期の土曜19:30からの枠は『クイズ!バーチャQ』→『釣りバカ日誌』を放送。30分枠に戻り、1回2話から3話へ。
- ^ 『釣りバカ日誌』の放送が終了し『ボボボーボ・ボーボボ』が放送開始。ステブレレスのフライングスタートのため2分短縮して28分枠となる。この時期はエンディングテーマが省略された。
- ^ 『スイスペ!』の枠を移動し『ドスペ!』の枠を設けるために時間移動。金曜19時30分枠の『あたしンち』はローカルセールス枠となった。
- ^ 『ミュージックステーション』のフライングスタートにより24分に短縮されたため、2話へ短縮。2000年4月14日 - 2002年3月29日末の放送時間に戻る形に。
- ^ 新作2本〈もしくは1本〉と再放送1本〈もしくは2本〉という編成になっている。再放送ではサブタイトル画面は2017年7月以降使われているものに差し替えられており、一部のキャラの声は新たにアフレコし直したものを放送している。また時間の都合上、一部のシーンがカットされている。ただし、2020年4月25日から3週に渡って放送された傑作選SPでは、キャラの声の差し替えを行わず、本編が放送当時のまま放送された。
- ^ DVD版は1期13巻に収録されていた第43話Cパート「地震がきたゾ」が欠番となっている(DVD発売前に東日本大震災が起きたため)。
- ^ 同時期に、「DVD傑作選」の名称で販売されていた第2期シリーズのDVDも「2年目シリーズ」に改称して再発売されている。
- ^ ただし、第168話(1995年11月27日放送)のみ第3期シリーズでリリースされている。
- ^ 28作目のみ2019新型コロナウイルスの影響で、公開日が延期。
- ^ 第13作および第27作は1週ずれて公開。
- ^ アジア版では、主題歌を現地語に吹き替えか日本語のままであることが多い(韓国は一部除く)。
- ^ ただし、スペインは放送時期によって異なり、OPは「オラはにんきもの」のニューリミックスバージョンで、EDは「DO-して」、「とべとべおねいさん」(日本ではオープニング)などが使われることがあった。ヨーロッパ版ではヨーロッパ各地で共通しており、OPは日本版と大きく変更されている。
- ^ パンツを履いた状態でケツだけ星人をしたり、ぞうさんの部分はぼかし処理をする等。
- ^ シロの名前はスペイン語とガリシア語では「Nevado」、カタルーニャ語では「Nevat」、バスク語では「Elur」と変更され、いずれも「雪」という意味である。
- ^ 「オーラッ」はスペイン語のHolaを指す
- ^ 気象庁の場合、前述のコーナーで着ぐるみのしんのすけが2007年6月に、この宣伝をかねて気象庁へ訪問した。その後、気象庁が全国の学校に配布した「緊急地震速報のお知らせ」には、しんのすけ・みさえ・ひまわりが登場し、しんのすけが緊急地震速報について伝えている。
- ^ なお同番組では、同じ朝日放送作品『クッキングパパ』の荒岩一味とも共演している。
- ^ 『Dr.スランプ アラレちゃん』が先例であり、モスラやキングギドラも登場し、東宝の許可を得たものである。また、劇場アニメでは『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などの先例が存在している。
- ^ 2017年11月10日には、同年11月12日にテレビ朝日系列にて地上波初放送されるのを記念し、再放送された。
- ^ 再放送されたエピソードは『野原家新車を買う』シリーズ全3話と『父ちゃんが丸坊主だゾ(前後編)』。
出典
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関連項目
- テレビ朝日系アニメ
- ファミリー・一般向けアニメ
- ドラえもん - 土曜17時台前半に放送。同じシンエイ動画制作のアニメ。
外部リンク
- クレヨンしんちゃん|テレビ朝日
- クレヨンしんちゃん|BS朝日
- クレヨンしんちゃん★商品情報★バンダイビジュアル
- 映画クレヨンしんちゃん 公式サイト
- シンエイ動画 - クレヨンしんちゃん
- クレヨンしんちゃん公式 (@crayon_official) - X(旧Twitter)
- クレヨンしんちゃん - ABEMAビデオ
テレビ朝日系列 月曜19:00 - 19:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
痛快!いたずらジャジャンボ
(1992年1月6日 - 1992年3月16日) |
クレヨンしんちゃん
(1992年4月13日 - 1996年3月18日) 【この期間のみアニメ枠】 |
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テレビ朝日 金曜19:30 - 19:54枠 | ||
クレヨンしんちゃん(第1期)
(1996年4月12日 - 2002年3月29日) 【ここからアニメ枠】 |
あたしンち
(2002年4月19日 - 2004年9月24日) |
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あたしンち
(2002年4月19日 - 2004年9月24日) 【土曜11:15 - 11:39枠へ移動】 【ローカルセールス枠に降格】 |
クレヨンしんちゃん(第2期)
(2004年10月22日 - 2019年9月13日) 【ここまでアニメ枠】 |
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テレビ朝日 金曜19:54 - 20:00枠 | ||
はなきんデータランド
※19:30 - 19:58 (1989年4月14日 - 1996年3月22日) 天気予報 ※19:58 - 20:00 |
クレヨンしんちゃん
(1996年4月12日 - 2000年3月17日) |
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テレビ朝日系列 土曜19:00 - 19:28枠 | ||
クレヨンしんちゃん
(2002年4月20日 - 2004年10月16日) 【この期間のみアニメ枠】 |
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テレビ朝日系列 土曜19:28 - 19:30枠 | ||
不思議どっとテレビ。これマジ!?
※19:00 - 20:00 (2001年4月14日 - 2002年3月16日) |
クレヨンしんちゃん
(2002年4月20日 - 2003年9月27日) |
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テレビ朝日系列 土曜16:30 - 17:00枠 | ||
クレヨンしんちゃん
(2019年10月5日 - ) 【ここからアニメ枠】 【ここからネットワークセールス枠】 |
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