「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」の版間の差分
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| 作品名 = えいが それいけ!アンパンマン<br />きらめけ!アイスの国のバニラ姫 |
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2020年5月20日 (水) 09:16時点における版
えいが それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫 | |
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監督 | 矢野博之 |
脚本 | 米村正二 |
原作 | やなせたかし |
出演者 |
戸田恵子 中尾隆聖 榮倉奈々 ANZEN漫才(みやぞん・あらぽん) 平野綾 |
音楽 |
いずみたく 近藤浩章 |
主題歌 | 『ドレミファ アンパンマン』 |
配給 | 東京テアトル |
公開 | 2019年11月22日 |
上映時間 | 62分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星 |
次作 | それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国 |
『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』(それいけアンパンマン きらめけ!アイスのくにのバニラひめ)は、2019年6月28日公開の日本のアニメ映画。『それいけ!アンパンマン』映画シリーズ通算第31作[1]。キャッチコピーは『アイスの国が大ピンチ! みんなを救って笑顔を取り戻せ!』[2]。
全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会推薦作品。
概要
原作者であるやなせたかしの生誕100周年記念で、令和最初の公開作品。
本作のキーワードは「笑顔」。バニラ姫がアンパンマンや仲間達と共に「アイスの国」を救うべく奮闘する姿が描かれる。
ゲスト声優として、女優の榮倉奈々、お笑いコンビのANZEN漫才(みやぞん・あらぽん)が出演。榮倉はヒロインのバニラ姫役を、みやぞんはバニラ姫の教育係・ジェラート大臣役を、あらぽんはバイキンメカのバイキンアイスロボ役をそれぞれ演じる[3]。
前作までは土曜日に公開されていたが、本作は劇場版シリーズでは初の金曜日公開となった。
日本におけるウォルト・ディズニー・レコードレーベルの音楽協力は、第1作『キラキラ星の涙』ではコロムビアレコードが、第2作『ばいきんまんの逆襲』から第10作『てのひらを太陽に』まではポニーキャニオンが、第11作『勇気の花がひらくとき』から第30作『かがやけ!クルンといのちの星』まではエイベックス・エンタテインメントがそれぞれ担当していた。そして世界販売網共通化に伴い、2018年6月25日に、ウォルト・ディズニー・レコードレーベルは、ユニバーサルミュージックと新たにライセンス契約を結び、同年10月1日以降音楽ソフトの販売を開始、音楽配信の権利を同社に移行したことから、本作以降の音楽協力はトムス・ミュージックが担当することになった[4]。
また、キッズステーションの主要株主であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、2019年1月11日にインターナショナルプロダクションズの日本代表に、元ワーナー エンターテイメント ジャパン(現・ワーナー ブラザース ジャパン)代表取締役であるウィリアム・アイアトンが就任したため、『それいけ!アンパンマン』劇場版シリーズでアイアトンが関わるのは、本作が初となる[5]。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
魔法のスプーンを使ってアイスを作る「アイスの国」のお姫様・バニラ姫。しかし彼女には「アイスの国の姫なのにアイスが作れない」という悩みがあった。
結果、アイスが無くなった国は寒々しく寂れた地へ変わり果ててしまう。そして、何度練習を重ねてもアイスが作れず堪りかねたバニラ姫は、城を抜け出してしまった。
その道中、アンパンマン、コキンちゃんと出会ったバニラ姫。自分がアイスを作れない理由や自身に足りないものをアンパンマンや仲間達と交流を深める中で学んでいく。
一方、ばいきんまんはバニラ姫がいなくなったアイスの国で大暴れ。果たしてアンパンマン達はアイスの国を救うことが、そしてバニラ姫は自分の力でアイスを作ることができるのか[6]。
登場キャラクター(キャスト)
詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
レギュラーキャラクター
- アンパンマン
- 声 - 戸田恵子
- ばいきんまん
- 声 - 中尾隆聖
- 本作の悪役。序盤からイカロボットの上に乗って登場。
- ジャムおじさん
- 声 - 増岡弘
- 増岡は2019年8月5日に同役降板を発表したため、本作が劇場版最後の担当となった。
- バタコさん
- 声 - 佐久間レイ
- めいけんチーズ
- 声 - 山寺宏一
- ドキンちゃん
- 声 - 冨永みーな
- 終盤での騒動前には帰ってしまったため、強制変身を逃れた。
- ホラーマン
- 声 - 矢尾一樹
- 前作・前々作では登場するたびに退場していた(前者ではばいきんまんの作ったブラックホールに吸い込まれ、後者は登場直後にドキンちゃんに殴り飛ばされたため)が、本作では退場せず通常通りばいきんまん達に同行していた。
- コキンちゃん
- 声 - 平野綾
- 第27作『ミージャと魔法のランプ』以来、メインとなっている。ばいきんまんの仲間だが、バニラ姫の味方をした。
- カレーパンマン
- 声 - 柳沢三千代
- しょくぱんまん
- 声 - 島本須美
- メロンパンナ
- 声 - かないみか
- クリームパンダ
- 声 - 長沢美樹
- みみせんせい
- 声 - 滝沢ロコ
- カバオくん
- 声 - 山寺宏一
- ちびぞうくん
- 声 - 坂本千夏
- ピョン吉
- 声 - 原えりこ
- ウサ子
- 声 - 中村ひろみ
- かびるんるん
- 声 - 藤井恒久
ゲストキャラクター
- バニラ姫
- 声 - 榮倉奈々
- アイスの国のお姫様。最初は、アイスクリームが作れなくて匙を投げたことから、アイスの国を飛び出してアンパンマンワールドにやって来た。途中知り合ったコキンちゃんと仲良くなるが、物語中盤で魔法のスプーンを投げ捨てられたことから口論になってしまう。
- その後終盤でアイスの国に里帰りした後にアイスクリームを作れるようになり、これがばいきんまんとの戦いで勝利するきっかけになった。
- ジェラート大臣
- 声 - みやぞん(ANZEN漫才)
- バニラ姫の執事。
- レインボーアイスクリームアンパンマン
- 声 - 金魚わかな(オレンジアイスアンパンマン)
- イチゴ、オレンジ、バナナ、メロン、グレープの5色のアイスアンパンマン。アンパンマンたちに加勢した。
その他本作の登場キャラクター
- シドロ&モドロ
- 声 - ドリーミング
- 妹の寺田嘉代が2019年1月31日に死去した事に伴い、本作より姉の寺田千代の1人2役となるが[7]、名義は引き続き「ドリーミング」となっている。
- やなせうさぎ
- 本作では複数で登場。オープニングとエンディングに登場。
- ゆきだるまん
- 本作ではアイスの国でアイス運びを手伝う。また、魔法のスプーンから生まれたアイスだけあって、頭にアイス用コーンを被っている。
- チャーハン王子
- ギョーザくん
- 王宮の召使い
- ナキウサギ
- ナキウサギの母
- ストーンマン
エンディングのみ登場したキャラクター
アイスの国から送られたアイスクリームを笑顔で食べている。中には、普段アイスクリームを食べないキャラクターも交ざっている(あかちゃんまん、ゴミラ、アンコラなど)。
- おむすびまん
- こむすびまん
- てんどんまん
- カツドンマン
- かまめしどん
- あかちゃんまん
- ハンバーガーキッド
- かつぶしまん
- 鉄火のマキちゃん
- 鉄火のコマキちゃん
- おくらちゃん
- ゴミラ
- へどろまん
- かぜこんこん
- いわおとこ
- しらたまさん
- ニガウリマン
- ドーナツマン
- ハニー
- アリンコキッド
- らーめんてんし
- アンコラ
- コアンコラ
- ハッパちゃん
- フランケンロボくん
- ドリアン王女
- だいこんやくしゃ
- だいこん座長
用語
- アイスの国
- 雪山の中にある国。アイスクリームで作られた城がそびえ立つ。
乗り物と道具
- アンパンマン号(アンパンマンごう)
- ドキンUFO(ドキンユーフォー)
- ブルーティアーズ号(ブルーティアーズごう)
- 魔法のスプーン
- ジュラート大臣の気球
- ジェラート飛行船
バイキンメカ
- バイキンUFO(バイキンユーフォー)
- バイキンアイスロボ
- 声 - あらぽん(ANZEN漫才)
- アイスの国に現れたばいきんまんのロボットで、相手をアイスクリームやアイスキャンディーに変える光線を発射する。
- 小型ロボ
- 声 - 鈴木琢磨
- 分離して空を飛ぶ。相手をアイスクリームやアイスキャンディーに変える光線を発射する。
- イカロボット
- OPに登場したばいきんまんのロボットで、かつて『恐竜ノッシーの大冒険』で大暴れをした潜水メカと同一の形をしている。本作では、頭部が巨大なミサイルになっている。
- ゴロンゴロ
- もぐりん
- カッパラス
- ジャイアントベアリングロボ
- バイキン山猫ロボ
- 以上が、ばいきんまんの秘密基地にいたロボットで、コキンちゃんに全て壊されてしまった。なお、ジャイアントベアリングロボは、かつて『勇気の花がひらくとき』で破壊された後、前作の『かがやけ!クルンといのちの』でバイスターによって再生されているが、本作に登場したこのジャイアントベアリングロボは、その同一のものかは不明。
- ビックUFO
-
- ジャイアントだだんだん
- ビックUFOから変形ロボットで、相手をアイスクリームやアイスキャンディーに変える光線を発射する。
スタッフ
- 原作 - やなせたかし(フレーベル館刊)
- 監修 - 天野誠
- 制作 - 沢桂一、藤本鈴子、竹崎忠、飯田聡彦、越尾正子、林隆一郎、太田和宏
- プロデューサー - 岩崎和義、高橋雄一
- 脚本 - 米村正二
- 主題歌 - やなせたかし、三木たかし
- 音楽 - いずみたく、近藤浩章
- キャラクターデザイン・作画監督 - 前田実
- 美術監修 - 石垣努
- 美術監督 - 光元博行
- 色彩設計 - 原田幸子
- 撮影監督 - 佐々木明美
- 編集 - 小宅貴史
- 音響監督 - 山田知明
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響効果 - 糸川幸良
- 演出 - 川越淳
- 文芸担当 - 上田菜保子
- アニメーションプロデューサー - 藤吉美那子
- 監督 - 矢野博之
- 配給 - 東京テアトル
- 製作 - アンパンマン製作委員会2019(日本テレビ、トムス・エンタテインメント、バップ、フレーベル館、やなせスタジオ、日本テレビ音楽、東京テアトル)
楽曲
- オープニング『アンパンマンのマーチ』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- エンディング『勇気りんりん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- 挿入歌
- 本作の挿入歌は、ドリーミングがソロユニットとなってからの初レコーディングとなる[8]。
- 『ドレミファアンパンマン』
- 作詞:やなせたかし、作曲:TSUKASA、編曲:TSUKASA & 陶山準、歌:ドリーミング
- 『アイスクリームのうた』
- 作詞:佐藤義美、作曲:服部公一、編曲:佐藤由理、歌:ドリーミング
- 劇場版では珍しく、やなせの関与していない楽曲のカバーを使用している。
脚注
- ^ “やなせたかし生誕100周年、劇場版「アンパンマン」第31弾はアイスの国の物語”. 映画ナタリー (2019年1月11日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ “2019年えいが 『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』公式サイト”. mt.anpan-movie.com. 2019年8月19日閲覧。
- ^ “榮倉奈々、劇場版「アンパンマン」でバニラ姫役「嬉しい有難い×1000な気持ち」”. 映画ナタリー (2019年3月1日). 2019年3月1日閲覧。
- ^ ウォルト・ディズニー・レコーズの日本国内における独占ライセンス契約を締結、ユニバーサルミュージック、2018年6月25日。
- ^ “ソニー・ピクチャーズ インターナショナルプロダクションズの日本代表にウィリアム・アイアトンが就任”. 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. (2019年1月11日) 2019年2月19日閲覧。
- ^ “やなせたかし生誕100周年記念!『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』公開日決定”. AbemaTIMES (2019年1月11日). 2019年1月11日閲覧。
- ^ 島本須美お姉ちゃん&シドロ&モドロ♪ - それいけ!ドリーミング(2019年5月25日)
- ^ ひとりだけどふたりのレコーディング♪ - それいけ!ドリーミング(2019年5月24日)