それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン
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えいが それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン | |
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監督 | 川越淳 |
脚本 | 米村正二 |
原作 | やなせたかし |
出演者 |
戸田恵子 中尾隆聖 上戸彩 岡村隆史 山寺宏一 佐久間レイ 島本須美 柳沢三千代 かないみか 長沢美樹 冨永みーな 平野綾 矢尾一樹 滝沢ロコ 岡本幸輔 二又一成 宮本侑芽 ドリーミング |
音楽 |
いずみたく 近藤浩章 |
配給 | 東京テアトル |
公開 | 2024年6月28日 |
上映時間 | 64分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント |
『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』は、2024年6月28日公開[1]の日本のアニメ映画。『それいけ!アンパンマン』映画シリーズ通算第35作。
概要
[編集]本作はアンパンマンの宿敵・ばいきんまんを主役に据えており、アンパンマンと協力し「絵本の世界」を守るべく活躍する姿を描く。また、ばいきんまんがメインとなっているため、これまでの作品と比べるとアンパンマンとその仲間たちやドキンちゃん・ホラーマンといったレギュラーの出番が少なく、脇役のようなポジションとなっている。
ゲスト声優として、女優の上戸彩[2]、ナインティナインの岡村隆史[3]が出演。上戸は絵本の世界に住む森の妖精・ルルンを、岡村はルルンが守っている大切な森を荒らすすいとるゾウをそれぞれ演じる。
あらすじ
[編集]ある日、一冊の絵本を見つけたばいきんまんは、その絵本から自らを「愛と勇気の戦士」と呼びつつ助けを求める声を耳にする。そしてばいきんまんは、そのまま絵本の中に吸い込まれてしまった。
絵本の世界には、妖精たちが暮らす森が広がっていた。ばいきんまんはその仲間の一人・ルルンと出会う。
森では「すいとるゾウ」が大暴れしており、臆病なルルンはばいきんまんに退治を依頼する。最初は嫌々だったもののすいとるゾウを倒すべく奮闘するばいきんまんの姿に、ルルンはいつしか勇気を与えられる。
しかし、すいとるゾウの脅威を前にばいきんまんもルルンも苦戦を強いられる。絶体絶命の中、ばいきんまんはルルンにアンパンマンを呼ぶよう伝えるのだった。
登場キャラクター(キャスト)
[編集]詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
レギュラーキャラクター
[編集]- アンパンマン
- 声 - 戸田恵子
- OPに登場した後、しばらく出番がなかったが、中盤で再登場し、出番が多くなり、ルルンと共にばいきんまんの救出に向かう。
- ばいきんまん
- 声 - 中尾隆聖
- 本作の主役であり、『よみがえれ バナナ島』と同様にゲストキャラクターを励ましたり、『かがやけ!クルンといのちの星』と同様にアンパンマンと共闘する場面が見られる。
- ジャムおじさん
- 声 - 山寺宏一
- バタコさん
- 声 - 佐久間レイ
- めいけんチーズ
- 声 - 山寺宏一
- ドキンちゃん
- 声 - 冨永みーな
- 突然いなくなったばいきんまんを探すために、コキンちゃんとホラーマンと共にパン工場を訪れる。その後はばいきんまんの居場所を知って安心したのか絵本の世界には同行せず、別荘でかき氷を食べながらばいきんまんの帰りを待っていた。また、しょくぱんまんとの絡みもなく、彼がすいとるゾウによってコゾウに変えられたことは最後まで知らなかった。
- しょくぱんまん
- 声 - 島本須美
- カレーパンマン
- 声 - 柳沢三千代
- メロンパンナ
- 声 - かないみか
- クリームパンダ
- 声 - 長沢美樹
- ホラーマン
- 声 - 矢尾一樹
- コキンちゃん
- 声 - 平野綾
- カバオくん
- 声 - 山寺宏一
- みみせんせい
- 声 - 滝沢ロコ
- かびるんるん
ゲストキャラクター
[編集]- ルルン
- 声 - 上戸彩
- 絵本の世界に広がる大きな森に住む妖精。
- すいとるゾウ
- 声 - 岡村隆史
- 青色の巨大なゾウ。絵本の世界の森で暴れ回り、ばいきんまんとルルンを苦戦させる。
- コゾウ
- 声 - 宮本侑芽
- モックリ&ムックリ
- 声 - 岡本幸輔(モックリ)、二又一成(ムックリ)
- 年老いた姿の森の妖精。ばいきんまんの助けを待ち続けていた。
その他の登場キャラクター
[編集]- 森の妖精たち
- シドロ&モドロ
- 声 - ドリーミング[注 1]
- ちびぞうくん
- ピョン吉
- ウサ子
- ネコ美
- クマ太
- コン太
- たこやきまん
- コーンくん
- どろんこ魔王
- 絵本の絵として登場。
- しらたまさん
- こむすびまん
- かつぶしまん
- ナガネギマン
- ハンバーガーキッド
- やきそばパンマン
- 以上、オープニングに登場。
用語
[編集]- 大きな木の大きな森
乗り物と道具
[編集]- アンパンマン号
- ドキンUFO
バイキンメカ
[編集]- バイキンUFO
- ウッドだだんだん
- だだんだんと同型の木製メカ。すいとるゾウを倒すためにばいきんまんがルルンと協力して完成させた、
スタッフ
[編集]- 原作 - やなせたかし(フレーベル館刊)
- 脚本 - 米村正二
- 主題歌 - やなせたかし、三木たかし
- 音楽 - いずみたく、近藤浩章
- キャラクターデザイン・作画監督 - 前田実
- 監督 - 川越淳
- 制作 - アンパンマン制作委員会2024
楽曲
[編集]- オープニング・挿入歌『アンパンマンのマーチ』
- エンディング『勇気りんりん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- 挿入歌
-
- 『森は枯れても2024』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- 元々は第2作『ばいきんまんの逆襲』の挿入歌として使われた曲で、本作ではこの曲をテンポアップしたものが使われている。
- 『いくぞ!ばいきんまん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:中尾隆聖
- 『アンパンマンたいそう』
- 作詞:やなせたかし・魚住勉、作曲:馬飼野康二、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- 『たましいの歌2021』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 姉・寺田千代の1人2役。
出典
[編集]- ^ 映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』公式サイト|6月28日(金)全国ロードショー!
- ^ “上戸彩が映画「アンパンマン」で妖精ルルン役、「ゾワーと鳥肌が立ちました」(コメントあり)”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2024年2月16日) 2024年2月16日閲覧。
- ^ “岡村隆史が映画「アンパンマン」ゲスト声優に、すいとるゾウのスピンオフを希望(コメントあり)”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2024年2月27日) 2024年2月28日閲覧。
外部リンク
[編集]それいけ!アンパンマン映画作品