「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント」の版間の差分
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2020年8月11日 (火) 04:22時点における版
東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント | |
---|---|
WTA Tour | |
開催国 |
日本 大阪市 |
会場 | 靱テニスセンター |
カテゴリ | プレミア |
サーフェス | 屋外/ハード |
ドロー | 28M/24Q/16D |
賞金総額 | $799,000 |
公式サイト | toray-ppo.com |
東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント(とうレ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント、Toray Pan Pacific Open Tennis Tournament)は、毎年9月に日本で開催されているWTAツアー大会の一つ。日本最大の国際女子プロテニス大会である。略称は東レPPOテニス。大会ランクは「WTAプレミアトーナメント」ランクの内、更に3段階に分けたランクの下部に位置する「プレミア」。
歴史
主催は東レ・パン・パシフィック・テニス実行委員会(ADKマーケティング・ソリューションズ、ADKクリエイティブ・ワン)、特別協賛は東レ株式会社。前身となる大会は1973年より開催された日本初の女子プロテニスサーキット「東レシルックトーナメント」で、この大会は東京12チャンネルで中継されていた。
1984年にアジア初で最大の国際女子公式戦である「東レ・パン・パシフィック・テニス」に生まれ変わり、放送局もTBSに変更となった。最初の2回は年末の12月に行われ、何度かの開催時期変更を経て、1989年からは東京体育館での2月開催に定着し、東京体育館で開催できなかった時期は、横浜アリーナや国立代々木第2体育館などで行われたこともあった。真夏のオーストラリア・メルボルンで行われる全豪オープンから、間もなく真冬の日本へ移動するスケジュールは、この大会に出場する女子選手たちにとってハードな調整が要求された。また、この大会で使用される人工芝コート「東レ・スパックターフ」は世界最速ともいわれるほどの超高速サーフェスであった。
2007年大会では、日本国内の大会では初めて、オンコート・コーチングが実施された。この年までは、全豪オープン終了直後の1月末から2月初頭(第1週)にかけて行われていた。
2008年以降はWTAの決定により、アジアで行われる大会を9月に集中して開催することを決定。これにより9月16日から同月21日まで有明コロシアムでの開催となり、翌年2009年以降も9月の開催となる。
2008年大会では、国内のツアー大会では初めて、ビデオ判定制度「ホーク・アイ」が導入された。大会開催時期も、これまでの1月末-2月初頭から変更されて、全米オープン後の9月中旬に移行した。また、会場も現在の有明コロシアムに移った。さらに、2009年は同じ有明コロシアムで行われる男子・ジャパン・オープン・テニス選手権「楽天オープン」の開催日程の都合で決勝戦がこれまでの日曜日から土曜日に1日繰り上がった。
2014年当初、本大会はWTAツアー日程から外され、同週の大会に武漢で武漢オープンが行われることが決まり、大会の存続が危ぶまれていたが、カールスバッドで開催されていた南カリフォルニア・オープンの権利を借りて2014年度以降も開催されることが決定した。これまでより1週前の9月第3週の開催になり、大会の格付けは1ランク下の「プレミア700(現:プレミア)」に変更された[1]。決勝戦は日曜日に戻っている。
2018年大会は、有明コロシアムが東京オリンピックへ向けた施設改修工事を行っている関係で使用出来ないため、立川市のアリーナ立川立飛で代替開催されることが発表された[2]。さらに2019年には大阪市で開催された。2020年はコロナの影響で中止。
優勝杯
優勝者に贈られるトロフィーは、日本開催の大会にふさわしく蒔絵が施された漆器の皿(シングルス)と羽子板(ダブルス)になっている。(2003年以降)
また、プレゼンターは東レ水着キャンペーンガールが着物姿で務める。
放送
- TV放送はTBSをキー局にJNN系列28局ネットで中継録画していた。
- 2008年までは週末の午後、1時間30分の番組として放送された。(日曜日はほぼ「別府大分毎日マラソン大会」の後に放送した。)
- 2009年以後は土曜日のみ全国ネットの放送となり、「オールスター感謝祭」と並ぶように特番が集中していた。
- 2011年以降は前の「CBCスペシャルドラマ」が別の週の土曜日に移行した。
- 2017年はBS-TBSで準決勝以降を生中継で放送した。またDAZNでも配信されていた。
- 2018年はWOWOWが放映権を取得した為、TBSでは録画放送となった。
- CS放送では2017年までGAORAが準々決勝までを生中継(一部ニアライブになる場合あり)、準決勝以降を録画で放送していた。
大会歴代優勝者
シングルス
ダブルス
脚注
- ^ “規模縮小して大会存続=有明で9月開催変わらず-東レテニス”. 時事ドットコム. (2013年9月27日). オリジナルの2013年10月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2018 東レ パン パシフィック オープンテニスの 開催地が決定!! 東レ パン・パシフィックテニス公式サイト
- ^ a b “Tokyo Indoor Japan Women's Singles” (英語). WTA. 2012年1月9日閲覧。
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- ^ a b “Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2012年1月9日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2012年1月9日閲覧。
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- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2012年10月1日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2013年10月9日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2014年10月10日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2015年10月26日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2016年10月17日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2016年10月17日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2018年10月17日閲覧。
- ^ a b “Toray Pan Pacific Open” (英語). WTA. 2019年10月17日閲覧。
外部リンク
- 東レPPOテニス
- TBS番組サイト
- 東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント - WTAによる大会紹介ページ