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2021年5月21日 (金) 02:29時点における版
生産時期 | 2018年9月から2019年9月まで |
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設計者 | Apple |
アーキテクチャ | ARM AArch64 – ARMv8.3-A |
マイクロアーキテクチャ | Tempest |
コア数 | 2 |
前世代プロセッサ | Apple S3 |
次世代プロセッサ | Apple S5 |
Apple S4は、Apple Watch Series 4に搭載されている統合型コンピュータで、Appleが自社設計したSiPである[1]。S4では、Apple Watchに64ビットARMv8コアが導入された。チップには、A12に見られるエネルギー効率の良いコアであるTempestコアが2つ搭載されている[2][3]。サイズが小さいにもかかわらず、Tempestは3幅のデコード・アウト・オブ・オーダー・スーパースカラーデザインを採用しており、以前のインオーダー・コアよりもはるかに強力なものになっている。
S4には、Core MLを実行できるNeural Engineが搭載されている[4]。サードパーティ製のアプリはwatchOS 6から使えるようになった。
SiPには、加速度センサーとジャイロスコープが搭載されており、ダイナミックレンジが従来の2倍の測定が可能になり、8倍の速度でデータをサンプリングすることが可能になった[5]。また、Metal APIを利用できる新しいカスタムGPUも搭載している。
Apple S4の後継機は、磁力計を内蔵した変型機のApple S5。
関連項目
出典
- ^ “Apple Watch Series 4の分解” (jp). iFixit (2018年9月24日). 2020年11月11日閲覧。
- ^ “r/apple - Comment by u/Wulfgardr on ”Apple Watch S4 SoC Process Node”” (英語). reddit. 2020年11月11日閲覧。
- ^ “Yeah. The S4 Apple watch SoC is actually using Two Tempest (LITTLE) cores. Pret... | Hacker News”. news.ycombinator.com. 2020年11月11日閲覧。
- ^ “watchOS” (英語). Apple Developer. 2020年11月11日閲覧。
- ^ Frumusanu, Andrei. “Apple Announces The Apple Watch 4: Fully Custom SiP”. www.anandtech.com. 2020年11月11日閲覧。