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2021年8月1日 (日) 07:07時点における版

小林俊彦
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岩手県
生年月日 (1965-03-26) 1965年3月26日(59歳)
血液型 B型
騎手情報
所属団体 岩手県競馬組合
所属厩舎 小林義明水沢
勝負服 胴緑・桃星散らし、袖桃
初免許年 1982年
騎手引退日 2015年3月
通算勝利 地方競馬3788勝
中央競馬5勝
調教師情報
初免許年 2015年3月31日
経歴
所属 水沢競馬場
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小林 俊彦(こばやし としひこ、1965年3月26日 - )は地方競馬水沢競馬場所属の調教師、元騎手。岩手競馬の元調教師小林長治は実父。

来歴・人物

水沢市(現奥州市)出身。父が調教師だったこともあり、父の厩舎の所属騎手として1982年10月16日デビュー。デビュー年は未勝利に終わり、その後も20-30勝程度の地味な成績だったが、デビュー7年目の1989年に53勝を挙げると、翌1990年ミタケエルセンで東北優駿を制し重賞初制覇するなど79勝。

翌年からは毎年100勝台に乗せ、アラブの強豪馬やモリユウプリンスの主戦騎手として重賞を勝ちまくり、岩手競馬の顔と言える存在になったが、騎手リーディングは菅原勲の厚い壁に阻まれて2・3位に甘んじていた。

1997年、父であり所属厩舎の調教師である小林長治の死去に伴い、小林義明厩舎へ所属変更。

デビュー17年目の1998年9月12日JRA札幌競馬の2歳500万下にてアプローズラインでJRA初勝利を挙げるなど186勝を上げ、念願のリーディングジョッキーの座に輝き、そこからは菅原勲と毎年、リーディングジョッキーの座の激しい奪い合いが続けられている。

2002年8月10日JRA新潟競馬の瓢湖特別でJRAの特別戦初勝利、続く2002年8月24日のJRA新潟競馬では特別1勝を含む3勝の好成績を挙げるなどJRAでも高い実力を見せている。

また、ダートグレード競走では1997年クラスターカップでユーコーマイケルでハナ差2着など2着3着といった惜しいレースはいくつかあり、なかなか1着が獲れなかったが、2006年10月12日旭川競馬場で行われたエーデルワイス賞パラダイスフラワーで制してダートグレード競走初勝利。この年の年度末に騎手リーディング1位だった菅原勲が欠場、その間に逆転し、2004年から2006年にかけて3年連続リーディングジョッキーの座に輝いた。

2007年12月1日水沢競馬8Rで、地方競馬通算3000勝を達成。2009年12月、日本プロスポーツ大賞功労賞受賞。2011年5月16日盛岡競馬2Rで、地方競馬通算3500勝を達成[1]

2015年、平成26年度第4回調教師免許試験に合格し[2]、同年3月31日付けで調教師に転身した。

騎手としての通算成績は地方18791戦3788勝、中央65戦5勝。

主な主戦馬(サラブレッド)

モリユウプリンス
東北優駿不来方賞シアンモア記念青藍賞みちのく大賞典(2回)、北上川大賞典(2回)
パラダイスフラワー
エーデルワイス賞(旭川)、南部駒賞
オウシュウクラウン
不来方賞、阿久利黒賞ダイヤモンドカップ、南部駒賞
ウツミジョーダン
北上川大賞典、報知オールスターカップ(川崎)、トパーズカップ、ウインターカップ、金杯(水沢)、青藍賞、不来方賞
アテスト
若駒賞全日本2歳優駿(2着)

主な受賞歴

  • 1983年度 岩手競馬新人騎手表彰
  • 1998年度 岩手競馬騎手リーディング1位
  • 2001年度 NARグランプリベストフェアプレイ賞[3]
  • 2002年度 NARグランプリベストフェアプレイ賞
  • 2002年度 岩手競馬騎手リーディング1位
  • 2004年度 岩手競馬騎手リーディング1位
  • 2005年度 岩手競馬騎手リーディング1位
  • 2006年度 岩手競馬騎手リーディング1位
  • 2007年度 NARグランプリ特別賞(3000勝)
  • 2009年度 日本プロスポーツ大賞功労賞

出典・脚注

  1. ^ 小林俊彦騎手(岩手)地方通算3500勝達成”. 地方競馬全国協会 (2011年5月16日). 2020年4月19日閲覧。
  2. ^ 平成26年度 第4回及び第5回調教師・騎手免許試験新規合格者について”. 地方競馬全国協会 (2015年3月17日). 2015年4月12日閲覧。
  3. ^ NARグランプリ歴代表彰馬・表彰者一覧”. 地方競馬全国協会 (2020年4月19日). 2020年4月19日閲覧。

関連項目

外部リンク