コンテンツにスキップ

「FC今治」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
225行目: 225行目:


=== 歴代ユニフォーム ===
=== 歴代ユニフォーム ===
{| class="wikitable collapsible collapsed" style="width:65%; border:double #171C61; {{box-shadow|4px|4px|4px|#FFF100}}"
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="width:65%; border:double #171C61; {{box-shadow|4px|4px|4px|#FFF100}}"
!colspan=3|FP 1st
!colspan=3|FP 1st
|-
|-
241行目: 241行目:
|}
|}


{| class="wikitable collapsible collapsed" style="width:65%; border:double #171C61; {{box-shadow|4px|4px|4px|#FFF100}}"
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="width:65%; border:double #171C61; {{box-shadow|4px|4px|4px|#FFF100}}"
!colspan=3|FP 2nd
!colspan=3|FP 2nd
|-
|-

2021年8月8日 (日) 10:12時点における版

FC今治
原語表記 FC今治
呼称 FC今治
クラブカラー   ブルー[1]
  イエロー[1]
  ホワイト[1]
創設年 1976年
所属リーグ 日本プロサッカーリーグ
所属ディビジョン J3リーグ
クラブライセンス J3
ホームタウン 愛媛県今治市[1]
ホームスタジアム ありがとうサービス. 夢スタジアム[1]
収容人数 5,063[1]
運営法人 株式会社今治.夢スポーツ[1]
代表者 日本の旗 矢野将文[1]
監督 日本の旗 布啓一郎
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社今治.夢スポーツ
Imabari. Yume Sports Inc.[2]
種類 株式会社
本社所在地 794-0084
愛媛県今治市延喜甲604-1[1][3]
設立 2002年5月29日[3]
業種 サービス業
法人番号 5500002019727 ウィキデータを編集
事業内容 スポーツクラブ・スポーツ施設・
文化施設の運営事業他[3]
代表者 代表取締役会長 岡田武史
代表取締役社長 矢野将文[4]
資本金 5,900万円 (2021年1月期)[5]
売上高 8億3,400万円 (2021年1月期)[5]
営業利益 3,700万円 (2021年1月期)[5]
経常利益 5,600万円 (2021年1月期)[5]
純利益 3,600万円 (2021年1月期)[5]
純資産 1億6,400万円 (2021年1月期)[5]
総資産 7億3,600万円 (2021年1月期)[5]
決算期 1月期
主要株主 岡田武史
今治造船
潮冷熱
BEMAC
日本食研ホールディングス
LDH JAPAN
ありがとうサービス[6]
外部リンク https://imabari-yume.me/
テンプレートを表示

FC今治(エフシーいまばり)は、愛媛県今治市をホームタウンとする[1]日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。

概要

1976年に大西サッカークラブとして創設。愛媛FCの下部組織「愛媛FCしまなみ」時代を経て、2012年からFC今治にチーム名を変更した。2014年11月に日本代表元監督の岡田武史が代表に就任。2016年にJリーグ百年構想クラブとして承認され、2020年にJリーグに入会した。ホームスタジアムは今治新都市にあるありがとうサービス. 夢スタジアムである[1]

歴史

前史

1976年、愛媛県越智郡大西町(現:今治市)を拠点として大西サッカークラブ(大西SC)が創設される。

1991年、今治市と越智郡をカバーする地域密着型のサッカークラブにという狙いから今越(いまお[7])フットボールクラブ(今越FC)に改称、2004年に愛媛しまなみフットボールクラブ(愛媛しまなみFC)に改称。

2009年から愛媛FCのアマチュアチームとなり、チーム名を愛媛FCしまなみに変更した[8]

2011年は四国リーグで優勝したが、第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会への出場を辞退した[9]。財政的な問題で来季の活動が不透明なためと高知新聞は報じた[9]

2012年 - 2016年(四国リーグ)

2012年に愛媛FCから独立して、同時にチーム名をFC今治に変更した[10] 。なお、当初は「FC.IMABARI」の表記を用いていた[11]同年の天皇杯の2回戦で、J1サンフレッチェ広島F.Cに勝利した[10]

2014年11月に岡田武史が株式会社今治.夢スポーツの株式の51%を取得し[12]吉武博文大木武眞藤邦彦らがチームスタッフとして加わった[13]2015年は四国リーグで優勝したが、第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会はグループリーグで敗退した。この際、「岡田メソッド」というトップチームから育成まで一貫した型を作ることを目標にし、全カテゴリー同じコンセプトでボールを大切にするサッカーを目指す。また、技術とコンビネーションを前面に出した攻撃的なポゼッションサッカーを目指して、「プレーモデル」を整理して独自のトレーニングメゾットを開発するとしている[14]

2016年、監督に吉武、岡田が代表兼務のCMO(チーフ・メゾット・オフィサー)に就任した。また、グローバル事業部が新設されて中国サッカー・スーパーリーグ杭州緑城と業務提携を結んだ。2月23日、Jリーグ理事会においてJリーグ百年構想クラブとして承認された[15]。また、今治スタジアム(仮称、当時)を建設する計画を発表した(詳細はありがとうサービス. 夢スタジアムを参照)。第52回全国社会人サッカー選手権大会は2回戦で敗れたが、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016で優勝した。12月7日のJFL理事会で2017年度からのJFL入会が承認された[16]

2017年 - 2019年(JFL)

2017年
JFL参入初年度。東京Vから楠美圭史金沢から玉城峻吾、JFL・青森から三田尚希東海1部鈴鹿から小澤司、昨年レンタル移籍で加入していた上村岬磐田から完全移籍で加入、川崎から可児壮隆がレンタル移籍で加入、水谷拓磨のレンタル移籍期間が延長された。また、GKコーチに藤原寿徳、チームアドバイザーにラモス瑠偉が就任。
シーズン中には、今シーズンから加入したレニーが脳震盪の発症リスクが高いことを理由に引退したが、東京Vから中野雅臣京都から牟田雄祐ポルティモネンセSCからブバをレンタル移籍で獲得。山田卓也が2年ぶりに復帰した。
JFLリーグ戦は前期は6位、後期は4位で通算6位の成績。天皇杯は1回戦でFC琉球に勝利したが、2回戦で岡山に敗れた。なお、9月28日にJ3ライセンスの交付を受けた[17]
2018年
金沢のDF太田康介を含む10人を補強[18]。5月20日を終えた時点で、年間順位は5勝2分け3敗の4位(勝ち点17)に位置していた[19]
しかし、シーズン中盤で成績が思うように伸びずにシーズン途中で工藤直人へ監督交代。終盤に連勝して第2ステージ第10節時点で年間順位は6位に浮上。第2ステージ第12節終了時点で、年間通算成績は13勝6分け8敗(勝ち点45)で、J3昇格条件となる4位に浮上した[20]。だが、残り2試合に1分1敗となり、年間総合5位でシーズンを終了。J3昇格はならなかった[21][22]。シーズン終了後、工藤が監督を退任した[23]
2019年
監督に小野剛を迎え、福岡から元日本代表の駒野友一東京Vから橋本英郎札幌から内村圭宏熊本から園田拓也を含む11名が加入した[24][25]
前半の15試合を9勝5分1敗の2位で折り返し、第27節でマルヤスに勝利して、3試合を残してJリーグ昇格の要件となる「JFL4位以内」を確定。11月18日、Jリーグ理事会においてJ3入会が正式に承認された[26][27]
愛媛県サッカー選手権大会決勝では松山大学に敗れ、11年ぶりに天皇杯出場を逃した。

2020年 - (J3)

2020年

Jリーグ参入初年度。昨年指揮を執った小野に変わり、スペイン人のリュイス・プラナグマ・ラモスが監督に就任した。内村圭宏が現役を引退した他、太田康介クラッキ中野雅臣向井章人らが退団。補強面では今治市出身の越智亮介をはじめ林誠道チョン・ハンチョルら6選手が加入した。また、シーズン途中の8月には澤上竜二C大阪からのレンタル移籍、レオ・ミネイロ岡山からの完全移籍でそれぞれ加入した。
新型コロナウイルスの流行によりJ3リーグの開幕が6月まで延期された中、開幕戦の岐阜戦をスコアレスドローで終えたのち、第3節の鹿児島戦でJリーグ初得点、続く第4節の讃岐戦でJリーグ初勝利を挙げた。その後は連敗こそ避けるものの3連勝以上の大型連勝が無く、順位は中位を維持。第24節の鹿児島戦から第28節の熊本戦までを4勝1分とし、順位を6位まで上げるも、昇格争いのライバルである長野に第30節で敗れ、昇格戦線から後退した。その後は初の3連勝を飾るものの第33節で昇格の可能性が消え、ホーム最終戦となった第34節では相模原に1-2で敗戦。勝ち点55の7位でJリーグ1年目のシーズンを終えた。
9月28日、Jリーグより2021年度J2ライセンスを「解除条件付き」ながら交付された。これは2018年末のライセンス交付ルールの改正で「Jリーグが定義する理想的なスタジアムを上位リーグ昇格から5年以内に整備する計画がある」場合に、上位ライセンス基準を充足できなくても「例外規定」を適用したうえでのライセンスの申請・交付ができることを受けたものである[28]が、現在使用しているありがとうサービス夢スタジアムの照明塔はJ2基準の照度を充足していない。照明塔とロッカールームについては「例外規定」の猶予対象にはならず、上位リーグに最初に昇格するシーズン開幕までに設置・充足しなければならないため[29]、2020年度J3において2位以内の成績案件をクリアできずJ3残留となった場合は、短期間での照明塔の改修工事を行わないものとみなし、J2ライセンス失効(J3ライセンスに変更)となる[30]。結果最終順位は7位に終わり、前述のJ2ライセンス解除条件充足となったため、J3ライセンスへの変更となった。

成績

タイトル・表彰

チーム

個人

ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd
  • 2015年シーズンのユニフォームはオフィシャルパートナーであるLDHのアパレルブランド「24karats」が全面協力してユニフォームを作成した[31]
  • 2016年シーズンのユニフォームは、前年ユニフォームを制作したLDHとの相談の結果、色々な対応できるスポーツメーカーの方が良いという結論によりアディダスに変更[31]。そのデザインをLDH所属のGENERATIONSEXILEのメンバーである白濱亜嵐が行った。

チームカラー

  •     ブルー[1]
  •     イエロー[1]
  •     ホワイト[1]

ユニフォームスポンサー

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
ユニ・チャーム unicharm
NOLA&DOLA
2020年 -
鎖骨 NTTぷらら ひかりTV 2019年 - 左側に表記
2017年 - 2018年は背中下部
2017年 - 2020年は「ひかりTV4K」表記
リプロダクションクリニック大阪 Reproduction
Clinic
2019年 - 右側に表記
背中上部 LDH LOVE+
LDH DREAM+
HAPPINESS
2015年 -
背中下部 ザイマックス xymax
ザイマックス
2019年 -
三菱商事 三菱商事 2015年 - 2015年 - 2020年は「DREAM AS ONE.
Mitsubishi Corporation」表記
パンツ前面 今治造船 今治造船 2017年 -
パンツ背面 日本M&Aセンター 日本M&Aセンター 2021年 - [32]

ユニフォームサプライヤー

歴代ユニフォーム

FP 1st
2016 - 2018
2019 - 2020
2021 -
FP 2nd
2016 - 2018
2019 - 2020
2021 -

歴代ユニフォームスポンサー年表

年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2008 ありがとう
グループ
解禁前 とり壱 解禁前 - - 解禁前 asics
2009 ありがとう ITC 今治鐵鋼センター Zボイラ
MIURA
Fuji Mizuno
2010
2011
2012 imabari towel
Japan
- - (今治デパートのロゴ) asics
2013 ありがとう
サービス
2014 les cinq sens
2015 Deloitte. LOVE+
LDH DREAM+
HAPPINESSS
DREAM AS ONE.
Mitsubishi Corporation
ありがとう
サービス
24karats
2016 - adidas
2017 ひかりTV4K 今治造船
2018 -
2019 ひかりTV4K Reproduction
Clinic
xymax
ザイマックス
2020 unicharm
NOLA&DOLA
-
2021 ひかりTV 三菱商事 日本M&Aセンター

下部組織

今治市の少年サッカーチーム「今越FC」を2013年4月に吸収合併する形で運営を引き継ぐ。現在、U-18、U-15(中学生チーム)、U-13(小学生チーム)、キッズチームをFC今治として運営している。また、女子サッカーチームとしてFC今治ひうちレディースがあり、愛媛県女子サッカーリーグに所属している。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n FC今治 (プロフィール欄)”. 日本プロサッカーリーグ. 2021年7月30日閲覧。
  2. ^ Organization”. 日本プロサッカーリーグ (法人). 2021年7月30日閲覧。
  3. ^ a b c 企業情報”. FC今治. 2017年7月23日閲覧。
  4. ^ http://www.fcimabari.com/news/2016/000039.html
  5. ^ a b c d e f g Jクラブ個別経営情報開示資料(2020年度)”. 日本プロサッカーリーグ. 2021年7月30日閲覧。
  6. ^ "【リリース】第三者割当増資のお知らせ" (Press release). FC今治. 18 September 2018. 2020年7月30日閲覧 {{cite press release2}}: |publisher=では太字とイタリック体は使えません。 (説明)
  7. ^ https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201708280007-spnavi
  8. ^ "愛媛しまなみFC(四国リーグ)の来季より愛媛FCのアマチュアチームとしての活動のお知らせ" (Press release). 愛媛FC. 2008-11-28. 2016-12-117閲覧 {{cite press release2}}: |accessdate=の日付が不正です。 (説明)
  9. ^ a b 全国地域リーグ決勝大会出場決定のお知らせ”. llamas高知FC (2011年10月19日). 2016年12月2日閲覧。
  10. ^ a b Match No.45 2回戦”. 日本サッカー協会 (2012年9月8日). 2012年9月27日閲覧。
  11. ^ "愛媛FCしまなみ 移管についてのお知らせ" (Press release). 愛媛FC. 30 December 2011. 2016年12月11日閲覧
  12. ^ 岡ちゃん、FC今治株51%取得!代表監督からクラブ経営へ(スポーツニッポン2014年11月1日 11月2日閲覧)
  13. ^ 今治の『育成メソッド』構築へ、アマクラブに集結する強力布陣”. フットボールチャンネル (2015年1月14日). 2016年12月11日閲覧。
  14. ^ 岡田メソッド FC今治公式サイト
  15. ^ "Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 23 February 2016. 2016年2月23日閲覧
  16. ^ "第19回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!" (Press release). 日本フットボールリーグ. 2016-12-7. 2016-12-7閲覧 {{cite press release2}}: |accessdate=|date=の日付が不正です。 (説明)
  17. ^ "2018シーズン J3クラブライセンス判定結果について (J3入会を希望するクラブ)" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 28 September 2017. 2017年9月29日閲覧
  18. ^ "今治に感じるJ3昇格への自信と重圧 上々の「船出」となったJFL開幕戦" (Press release). スポーツナビ公式サイト. 13 March 2018. 2018年1月27日閲覧
  19. ^ "FC今治、宿願のJ3昇格へ勝負の年" (Press release). 日本経済新聞公式サイト. 28 May 2018. 2019年1月27日閲覧
  20. ^ "JFL 第2ステージ第12節 FC今治快勝 年間順位4位浮上" (Press release). 愛媛新聞ONLINE. 29 October 2018. 2019年1月27日閲覧
  21. ^ "JFL・第2ステージ第10節 FC今治、6位浮上 4得点で快勝" (Press release). 愛媛新聞ONLINE. 15 October 2018. 2019年1月27日閲覧
  22. ^ "FC今治、J3昇格へ来季は失敗許されぬ" (Press release). 日本経済新聞公式サイト. 26 December 2018. 2019年1月27日閲覧
  23. ^ “FC今治監督に小野氏”. 愛媛新聞. (2018年12月12日). https://www.ehime-np.co.jp/article/news201812120050 2019年1月28日閲覧。 
  24. ^ "2019シーズン方針発表会実施のお知らせ" (Press release). 公式サイト. 25 January 2019. 2019年1月28日閲覧
  25. ^ "ホーム満員の試合増が目標 悲願のJ3昇格 達成誓う FC今治新体制" (Press release). 愛媛新聞ONLINE. 26 January 2019. 2019年1月28日閲覧
  26. ^ "Jリーグ入会審査 (J3) 結果について" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 18 November 2019. 2019年11月18日閲覧
  27. ^ FC今治、来季J3昇格が正式決定! 理事会で承認、四国4つめのJクラブに”. FOOTBALL CHANNEL (2019年11月18日). 2019年11月22日閲覧。
  28. ^ 【お知らせ】2021シーズンのJ2クラブライセンス申請について
  29. ^ クラブライセンス交付第一審機関(FIB)決定による2020シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定の概要(24ページ「2-8.例外規定の内容①」参照)
  30. ^ 【お知らせ】2021シーズン J2クラブライセンス判定結果について
  31. ^ a b 【リリース】ユニフォームデザイン変更理由に関するお知らせ(プレスリリース),FC今治
  32. ^ 【リリース】ユニフォームパンツデザインの一部変更について(プレスリリース),FC今治

関連項目

外部リンク